2025年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期予想の修正なし。第2四半期の数値に関して「大きな上振れ/下振れのサプライズ」は確認できず(市場予想は提供無しのため比較不可)。会社予想に対する進捗は売上高45.6%、営業利益36.2%、親会社株主に帰属する当期純利益41.6%。
  • 業績の方向性:増収微増(売上高61,607百万円、前年同期比+0.4%)、営業利益はほぼ横ばいで微減(1,230百万円、同△1.2%)、純利益もほぼ横ばいで微減(親会社株主に帰属する中間純利益1,083百万円、同△2.1%)。
  • 注目すべき変化:棚卸資産の大幅増加(商品及び製品 24,778→33,659百万円、+8,881百万円)が総資産増(81,092→90,949百万円、+12.2%)の主因。これに伴い短期借入金や社債の増加で負債が拡大、自己資本比率は34.9%→31.7%に低下。
  • 今後の見通し:通期予想は据え置き(売上135,000百万円、営業利益3,400百万円、当期純利益2,600百万円)。半期進捗からは営業利益の進捗がやや弱く、達成には下期の利益回復が必要。会社は予想修正を行っていない。
  • 投資家への示唆:売上は安定している一方で、在庫増加とそれに伴う資金調達(短期借入・社債増)が財務の流動性に影響。営業キャッシュフローが大幅なマイナスである点(中間期で-13,466百万円)は注視ポイント。下期の在庫処分・営業CF改善が通期業績達成の鍵。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ニチモウ株式会社
    • 主要事業分野:水産(水産物の加工・流通)、海洋・漁具関連、機械(食品加工機械等)、資材(化成品・包装・農畜資材)、バイオティックス、物流、不動産賃貸等
    • 代表者名:代表取締役社長 青木 信也
    • URL:http://www.nichimo.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年11月8日
    • 対象会計期間:2025年3月期 第2四半期(中間期)=2024年4月1日~2024年9月30日(日本基準・連結)
    • 決算説明会資料:作成あり。機関投資家・アナリスト向け説明会開催あり。
  • セグメント(報告セグメント):
    • 食品事業:すり身、鮮凍水産物、加工食品等
    • 海洋事業:漁網・漁具、船舶・機械、養殖資材等
    • 機械事業:食品加工機械等(国内・海外)
    • 資材事業:化成品、包装資材、農畜資材等
    • バイオティックス事業:健康食品素材・OEM等
    • 物流事業:物流サービス
    • その他:不動産賃貸等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):9,008,800株
    • 期中平均株式数(中間期):8,332,526株
    • 自己株式数(期末):676,351株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 中間報告書提出予定日:2024年11月14日
    • 配当支払開始予定日:2024年12月2日
    • その他IRイベント:決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想に対する進捗)
    • 売上高:61,607百万円 → 通期135,000百万円に対する進捗率 45.6%
    • 営業利益:1,230百万円 → 通期3,400百万円に対する進捗率 36.2%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,083百万円 → 通期2,600百万円に対する進捗率 41.6%
  • サプライズの要因:
    • 売上高はほぼ計画通り(中間で約45.6%)。営業利益の進捗が低めなのは、食品一部(助子等)で販売数量減少等があり、また海洋・機械で利益が圧迫されたため。セグメントでは食品事業が収益を下支えしているが、在庫増加等により営業CFが悪化。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想を修正していないが、営業利益の進捗(36%台)を見ると下期での利益回復(販売数量回復、在庫処理、販管費抑制等)が必要。短期的には在庫・資金繰り動向が通期達成可否の重要ファクター。

財務指標

  • 中間(2024/4/1–9/30)主要数値(単位:百万円、前年同期対比は資料記載)
    • 売上高:61,607(+0.4% / +274)
    • 営業利益:1,230(△1.2% / △15)
    • 経常利益:1,436(△0.1% / △1)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:1,083(△2.1% / △22)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):130.06円(前中間:134.05円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:1,230 / 61,607 = 2.0%
    • 中間期ベースの簡易ROE(年換算・概算):(1,083×2) / 自己資本(期末28,852) ≒ 7.5%(年換算・概算。目安:8%超が良好)
    • 中間期ベースの簡易ROA(年換算・概算):(1,083×2) / 総資産90,949 ≒ 2.4%(目安:5%超が良好)
    • 注記:上記ROE/ROAは中間純利益を単純年換算した概算値。参考値として提示。
  • 進捗率分析(通期予想に対する)
    • 売上高進捗率:45.6%(通常ペースだが年度下期寄りの季節性等による想定あり)
    • 営業利益進捗率:36.2%(進捗が遅い)
    • 純利益進捗率:41.6%
    • 過去同期間との比較:前年同期とほぼ同水準の売上・利益推移(わずかな減益)
  • キャッシュフロー(中間)
    • 営業CF:△13,466百万円(前中間 △7,399百万円)→ 大幅悪化(主因:棚卸資産増加、売上債権の増加等)
    • 投資CF:△765百万円(前中間 △564百万円)→ 固定資産取得等
    • 財務CF:+12,402百万円(前中間 +9,476百万円)→ 短期借入金の純増、長期借入金、社債発行等で資金調達
    • フリーCF(営業CF−投資CF):△14,231百万円(中間で大幅マイナス)
    • 営業CF/純利益比率:△13,466 / 1,085 ≒ △12.4(目安1.0以上が健全 → 大きく未達)
    • 現金同等物残高:期末5,795百万円(期首7,658百万円、減少)
  • 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細は短信に四半期列示なし。中間累計での比較結果を提示。
  • 財務安全性
    • 総資産:90,949百万円(前期末81,092百万円、+12.2%)
    • 総負債:62,082百万円(前期末52,743百万円、+17.7%)
    • 純資産:28,867百万円(前期末28,349百万円、+1.8%)
    • 自己資本比率:31.7%(前期末34.9%)→ 目安40%以上で安定だがやや低下
    • 流動比率(概算):流動資産65,650 / 流動負債45,102 ≒ 146%(短期支払能力は一応確保)
    • 有利子負債(概算):短期借入 22,566 + 長期借入 4,808 + 社債 9,798 = 37,172百万円 → 自己資本に対して高め(負債依存の増加)
  • 効率性:総資産回転率等の詳細数値は在庫増加等の影響で低下が懸念される

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 3百万円(小額)
  • 特別損失:該当なし(当中間期)
  • 一時的要因の影響:当期業績に対する特別項目の影響は軽微。主要な注目点は一時的というより運転資金(在庫)増加。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当(第2四半期末):45円(支払予定日 2024/12/2)
    • 期末配当(予想):45円
    • 年間配当予想:90円(変更なし)
    • 注:2024/1/1に株式分割(1株→2株)実施のため表示調整あり
  • 配当性向:通期予想に対する配当性向は資料に明示なし(通期当期純利益予想2,600百万円、配当総額は資料未提示のため比率は–)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの言及なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出):有形及び無形固定資産の取得による支出 905百万円(中間、前年中間666百万円)
  • 減価償却費:500百万円(中間)
  • 研究開発費(R&D):明示記載なし(セグメント別説明に研究テーマの記載はなし)

受注・在庫状況

  • 棚卸資産(商品及び製品):24,778 → 33,659百万円(+8,881百万円、前年同期末比大幅増)
  • 在庫回転日数等:記載なし
  • 受注高/受注残高:該当記載なし(機械事業の受注は国内で堅調との記述あり)

セグメント別情報(中間累計:2024/4–9)

(数値は単位:百万円。外部売上高・セグメント利益)

  • 食品事業:売上高 38,768(前年38,377、+391百万円)、セグメント利益 876(前年740、+136百万円)
    • すり身部門は値上げで販売低調だが原料相場上昇で利益増。鮮凍(カニ、北方凍魚)や加工食品が好調。
  • 海洋事業:売上高 11,051(前年11,137、△86百万円)、セグメント利益 450(前年551、△101百万円)
    • 漁具・船舶機器販売が減少。養殖は売上増も気象等で利益減。
  • 機械事業:売上高 6,009(前年6,072、△63百万円)、セグメント利益 391(前年558、△167百万円)
    • 国内受注は堅調だが工期長期化の影響で利益横ばい〜減少。海外は減収減益。
  • 資材事業:売上高 4,406(前年4,262、+144百万円)、セグメント利益 190(前年179、+11百万円)
    • 化成品・農畜資材が増収増益。包装資材はほぼ横ばい。
  • バイオティックス事業:売上高 134(前年139、△5百万円)、セグメント利益 0(前年0)
  • 物流事業:売上高 1,182(前年1,288、△106百万円)、セグメント利益 54(前年△92 → 黒字化)
  • その他(不動産等):売上高 54、セグメント利益 44
  • 全社:報告セグメント合計の営業利益は1,964百万円。全社費用等調整後、連結営業利益は1,230百万円。

中長期計画との整合性

  • 同社は「第137期中期経営計画(Toward the next stage)」の最終年度。中間では事業横断で「浜から食卓まで」をベースに展開。中期目標の具体的進捗数値は短信に詳細記載なし。通期予想は据え置きで中期計画と整合している旨。

競合状況や市場動向

  • 事業説明では国内のインバウンド回復や外食・観光堅調を背景に需要は回復基調。ただし物価高・実質賃金減少、地政学リスク等で先行きは不透明。
  • 競合比較:短信に同業他社との詳細比較はなし。

今後の見通し

  • 業績予想:通期予想は据え置き(135,000百万円、営業利益3,400百万円、当期純利益2,600百万円、1株当たり当期純利益313.46円)。前提条件等の詳細は添付資料参照。
  • 予想の信頼性:中間の営業利益進捗がやや低いため、下期での回復が前提。会社は現時点で修正を行っていない。
  • リスク要因:在庫増加による資金繰り悪化、短期借入金・社債の増加による金利負担、原料価格変動・為替・海況の影響、機械事業での納期遅延や海外事業の回復遅れ等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する会計基準)の適用があり、短信への影響はないと明記。
  • 第2四半期決算短信は監査法人のレビュー対象外。
  • 不明項目や市場予想との比較など短信に情報が無い項目は「–」とした。

(補足)本まとめは提供された決算短信の内容に基づく事実整理・数値の簡易計算を含みます。投資助言や推奨は行っておりません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8091
企業名 ニチモウ
URL http://www.nichimo.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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