2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の通期修正は無し。中間決算の業績は「概ね予想通り」で、通期見通しに対する進捗は売上49.6%、営業利益48.1%、親会社株主に帰属する中間純利益53.1%とほぼ均等分配(上振れ/下振れの明確なサプライズは無し)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+8.8%、営業利益+29.0%、経常利益+25.5%、親会社株主に帰属する中間純利益+22.5%:前年同期比)。
- 注目すべき変化:在庫(商品及び製品)が大幅増(27,001→35,444百万円、+31.3%)し、短期借入金が大幅増加(7,776→20,989百万円)。これが営業CFの大幅なマイナス(△9,440百万円)主因。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上135,000百万円、営業利益3,300百万円、当期純利益2,500百万円)に修正はなし。中間の進捗は概ね順調だが、在庫と短期借入の増加がキャッシュ面でリスク。
- 投資家への示唆:営業利益は改善しているが、在庫増と短期借入増が財務・キャッシュフロー面の注目ポイント。消費者需要や原料相場の変動により下期で収益・資金繰りが変動し得るため、在庫推移・借入動向・下期の販売回収を注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ニチモウ株式会社
- 主要事業分野:水産(漁業関連)、水産加工・流通、食品、海洋(漁業資材・船舶)、機械、資材、バイオティックス、物流、不動産賃貸等
- 代表者名:代表取締役社長 青木 信也
- URL:http://www.nichimo.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結 2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明資料作成の有無:有
- 決算説明会の有無:有(機関投資家・アナリスト向け)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 配当支払開始予定日:2025年12月1日
- セグメント(報告セグメント:概要)
- 食品事業:すり身、鮮凍水産物、助子、加工食品等(加工・流通含む)
- 海洋事業:漁網・漁具資材、船舶・機械、養殖関連資材等
- 機械事業:業務用・外食向け設備などの販売・設置
- 資材事業:化成品(フィルム等)、包装・農畜資材等
- バイオティックス事業:健康関連、通信販売、医療関連向け製品等
- 物流事業:物流サービス(選択と集中を推進)
- その他:不動産賃貸、人材派遣等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):9,008,800株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):8,355,405株
- (自己株式数)期末自己株式:607,211株
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定:
- 次回決算発表(通期): 2026年3月期通期の発表は期末(期末日:2026年3月31日)に向けて予定
- 株主総会:–(資料に記載無し)
- IRイベント:中間決算説明会実施(機関投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期のみ。進捗率を記載)
- 売上高:中間 67,022百万円。通期予想135,000百万円に対する進捗率49.6%(達成率ベース)。通期予想に対して概ね順調。
- 営業利益:中間 1,586百万円。通期予想3,300百万円に対する進捗率48.1%(概ね均等配分)。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:中間 1,327百万円。通期予想2,500百万円に対する進捗率53.1%。
- サプライズの要因:
- ポジティブ要因:全体として売上増(主に食品、海洋、機械等の寄与)、機械事業の大幅増益などで営業利益が大きく改善。
- ネガティブ要因:すり身・加工食品部門やカニ部門の製造コスト上昇で一部セグメントの利益は圧迫。物流事業は労務・物流コスト上昇で赤字化。加えて在庫増や売上債権の動きが営業CFを圧迫。
- 通期への影響:
- 現時点で会社は通期予想を変更しておらず、進捗はおおむね均等配分で達成可能性はあるが、在庫水準と短期借入金の増加が下期の資金運用や金利負担に影響するリスク要素。為替・原料相場・消費動向が下期業績に影響。
財務指標(中間連結:単位 百万円 / △はマイナス)
- 主要損益(中間、前年同期比較)
- 売上高:67,022(+8.8%、前年 61,607 → 増加額 +5,415)
- 営業利益:1,586(+29.0%、前年 1,230 → 増加額 +356)
- 経常利益:1,803(+25.5%、前年 1,436 → 増加額 +367)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,327(+22.5%、前年 1,083 → 増加額 +244)
- 1株当たり中間純利益(EPS):158.92円(前年 130.06円)
- 収益性指標(中間)
- 営業利益率:1,586 / 67,022 = 2.37%(業種特性に依存。一般に高めが望ましい)
- ROE:–(期中の年率換算が必要だが、自己資本比率と純資産での計算は通期ベースで要注意)→ 表示値なし(資料記載なし)
- ROA:–(資料に記載なし)
- 財政状態(貸借対照表ハイライト、期末:2025/9/30)
- 総資産:92,661(前連結年度末 83,098、+11.5%)
- 純資産:32,051(前 30,229、+6.0%)
- 自己資本比率:34.6%(前 36.4%)(目安:40%以上で安定;同社はやや低下)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:49.6%
- 営業利益進捗率:48.1%
- 純利益進捗率:53.1%
- 過去同期間との比較:進捗はほぼ均等配分。特段の着地乖離は無し。
- キャッシュフロー(中間)
- 営業CF:△9,440百万円(前年 △13,466百万円 → 改善したが依然マイナス)。主因は棚卸資産の増加(△9,125百万円)。
- 投資CF:△458百万円(前年 △765百万円 → 投資抑制または売却増で改善)。有形無形固定資産の取得支出 約491百万円。
- 財務CF:+10,329百万円(前年 +12,402百万円)。短期借入金の純増(+13,224百万円)が主因。
- フリーCF(営業CF – 投資CF):△9,440 – (△458) = △8,982百万円(マイナス)
- 営業CF/純利益比率:△9,440 / 1,327 = △7.11(目安1.0以上が健全 → 大きく劣る)
- 現金同等物残高:5,927百万円(前中間 5,795百万円、増加 +132百万円)
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期ごとの詳細数値は中間累計のみ提示。売上増加は継続。季節性の影響は食品・水産品で想定されるが資料に詳細季節性分析は無し。
- 財務安全性:
- 短期借入金が20,989百万円へ急増(前期末7,776百万円)。流動負債合計38,988百万円に対し流動資産64,855百万円で流動比率は良好だが、短期借入比率の上昇は注視。
- 自己資本比率 34.6%(40%未満だが直ちに不安定とは言えないが低下傾向)
- 効率性:
- 総資産回転率等の詳細は資料に無し(–)
- セグメント別(中間)
- 食品事業:売上 42,157(+8.7%)、セグメント利益 772(△11.9%)
- 海洋事業:売上 12,227(+10.6%)、セグメント利益 659(+46.4%)
- 機械事業:売上 6,670(+11.0%)、セグメント利益 766(+95.9%)
- 資材事業:売上 4,612(+4.7%)、セグメント利益 192(+1.1%)
- バイオティックス事業:売上 142(+6.0%)、損益 0(ほぼ横ばい)
- 物流事業:売上 1,158(△2.0%)、セグメント損失 △1(前年は+54)
- セグメント合計:セグメント利益計 2,388(前年 1,964)
- 財務の解説:
- 売上増は複数セグメントの寄与によるが、食品セグメントでは売上増の一方で原料や製造コスト上昇により利益率低下。機械・海洋事業の利益改善が全体の増益を牽引。棚卸資産積増しと売上債権の動きにより営業CFはマイナスだが、財務活動で借入を積み増しているため短期的な資金は確保されている。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 6百万円(当中間期)
- 特別損失:固定資産売却損 2百万円、固定資産除却損 6百万円、合計 9百万円
- 一時的要因の影響:特別損益は金額的に小さいため、業績全体への影響は限定的。実質的業績は通常の営業損益で評価可能。
- 継続性の判断:該当特別項目は一時的であり、継続性は低いと判断。
配当
- 中間配当:50.00円(2026年3月期 中間実施)
- 期末配当(予想):50.00円
- 年間配当予想:100.00円(前回予想から変更無し)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向は資料に直接記載無し。中間時点の単純計算は不可(参考:通期当期純利益予想2,500百万円、年間配当総額は中間・期末合わせて100円×発行済株式数で算出可能だが資料に株主構成の影響あるため算出は割愛。)
- 株主還元方針:直近の配当方針に基づき配当予想維持。自己株式の取得・処分は期中売却142百万円、取得支出53百万円の記録あり(限定的)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出)
- 有形及び無形固定資産の取得による支出:約491百万円(当中間期)
- 前年同期は905百万円
- 減価償却費:605百万円(前年中間 500百万円)
- 研究開発:
- R&D費用:–(決算短信中に明確な金額記載無し)
- 主なテーマ:資料に明記無し(–)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高・受注残高等の記載無し(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品+仕掛品+原材料等の合算の増加が顕著)
- 商品及び製品:27,001 → 35,444百万円(+8,443百万円、+31.3%)→ 在庫回転・資金効率に影響(在庫増が営業CFの大幅マイナス要因)
- 在庫回転日数:資料に記載無し(–)
- 在庫の内訳:商品及び製品、仕掛品、原材料等の増減は貸借対照表に記載の通り
セグメント別情報(主要点)
- 食品事業:売上は増(42,157百万円、+8.7%)だが、すり身やカニの原料・製造コスト上昇でセグメント利益は減少(772百万円、△11.9%)。
- 海洋事業:漁具・船舶・養殖関連が堅調で売上・利益とも増加(売上12,227百万円、利益659百万円、+46.4%)。
- 機械事業:国内外で設備受注が拡大し、売上・利益共に大幅増(売上6,670百万円、利益766百万円、利益+95.9%)。
- 資材事業:比較的小幅増(売上4,612百万円、利益192百万円)。
- バイオティックス:売上小幅増、損益はほぼ横ばい。
- 物流事業:人手不足・物流コスト上昇で売上減少・赤字化(売上1,158百万円、損失1百万円)。
- 地域別売上:資料に明確な地域別内訳無し(国内/海外比率の詳細はセグメント記載の範囲で一部言及のみ:機械事業等は海外販売拡大)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「第140期中期経営計画(Breaking Through Toward 2028)」の初年度。パーパスは「浜から食卓までを網羅し、挑戦の歩みを未来へ」。
- 進捗状況:初年度として複数事業で売上・利益増を確保しており、機械・海洋事業が計画寄与。だが在庫積増しと短期借入の増加は財務面での課題となる可能性。
- KPI達成状況:具体的KPI数値は資料に記載無し(–)。
競合状況や市場動向
- 競合他社比較:同業他社との比較データは資料に無し(–)。
- 市場動向:国内は消費に弱さが見られる一方、インバウンド回復や外食需要の伸長が機械事業などに寄与。原料相場の不安定と物価上昇長期化が消費者の購買意欲を抑制するリスクとして指摘。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し):売上135,000百万円(+0.8%)、営業利益3,300百万円(+9.9%)、経常利益3,500百万円(△2.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,500百万円(△6.3%)、1株当たり当期純利益300.03円
- 次期予想:資料に記載無し(–)
- 会社予想の前提条件:詳細は添付資料(「当中間期決算に関する定性的情報」参照)に記載。為替・原料価格等の前提は明示参照(資料内該当箇所参照)。
- 予想の信頼性:中間の進捗は概ね均等配分で通期予想に整合。過去の予想達成傾向についての記載は無し(–)。
- リスク要因:原料相場変動、海水温上昇等の漁業リスク、急激な物価上昇による消費低迷、物流・人件費上昇、在庫の適正化失敗による資金繰り悪化、短期借入増加に伴う金利負担上昇等。
重要な注記
- 会計方針の変更:当中間期における会計方針の変更・見積り変更・修正再表示は無し。
- 連結範囲の変更:無し。
- 審査:第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外。
- その他:中間連結財務諸表の注記事項に継続企業の前提に関する該当事項無し。
(注記)
- 本要約は提供された決算短信資料に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。数値は百万円単位で四捨五入等により端数処理されている場合があります。不明箇所は「–」としました。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8091 |
| 企業名 | ニチモウ |
| URL | http://www.nichimo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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