2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信補足説明資料
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社発表の期初計画に対して概ね順調。売上高は期初2Q計画を上回る(第2四半期で約103.1%の達成)、一方で営業利益は2Q計画にやや届かず(2Qで約96.2%の達成)。市場予想は資料に記載なし。
- 業績の方向性:増収増益(上期:売上高67,022百万円+8.8%、営業利益1,586百万円+29.0%)。
- 注目すべき変化(前年同期比):食品事業は売上増だが原料高等で営業減益(売上42,157百万円+8.7%、営業利益772百万円△11.9%)。機械・海洋・資材の主要3事業は増収増益で業績を牽引(機械 営業利益+375百万円等)。
- 今後の見通し:通期予想の修正なし(売上135,000百万円+0.8%、営業利益3,300百万円+9.9%)。上期進捗は売上49.6%、営業利益48.1%で期初計画に整合。食品事業は下期の年末商戦で挽回を目指す。
- 投資家への示唆:食品事業の原料相場変動が業績に影響するため、食品事業のマージン動向と在庫(在庫積増し→年末に向け消化見込み)の推移、短期借入増加(流動負債の短期債務増)をチェック。主要3事業の堅調さが全体業績を支えている点も注目。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ニチモウ株式会社(証券コード 8091、プライム市場)
- 主要事業分野:水産・食品事業(鮮凍水産物、加工食品、すり身等)、海洋事業(養殖・漁具・船舶関連)、機械事業(食品加工設備等)、資材事業(包装材・建材用フィルム等)、バイオティックス、物流、その他(不動産賃貸等)
- その他:コーポレートスローガン「浜から食卓まで」を前面にブランディング強化(2025年11月よりテレビCM放映)
- 報告概要:
- 提出日 / 発表資料日:2025年11月7日(決算短信補足説明資料)
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月~2025年9月相当)
- 決算説明会:2025年11月17日に第2四半期決算説明会の動画配信予定(IRサイト掲載)
- セグメント:
- 食品事業:鮮凍水産物、加工食品、すり身等
- 海洋事業:養殖(生簀・飼料等)、漁網・漁具資材、船舶・機械
- 機械事業:食品製造設備等(国内外向け)
- 資材事業:印刷用フィルム・包装資材、農畜資材
- バイオティックス、物流、その他(不動産賃貸等)
- 発行済株式等:
- 今後の予定:
- 第2四半期決算説明会(動画配信):2025年11月17日
- 株主総会等:別途開示(本資料に記載なし)
- IRイベント:随時実施(資料内に記載あり)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(単位:百万円、会社の期初計画に対する進捗)
- 売上高:実績67,022(前年同期比+8.8%)、期初計画に対する上期進捗率49.6%(第2四半期単体では期初計画比103.1%の水準)→売上は若干上振れ。
- 営業利益:実績1,586(同+29.0%)、期初計画に対する上期進捗率48.1%(第2四半期単体では期初計画比96.2%)→営業利益はやや下振れ(第2四半期ベースで計画未達)。
- 純利益(親会社株主に帰属する中間純利益):実績1,327(同+22.5%)、期初計画に対する進捗率53.1%→進捗良好。
- サプライズの要因:
- 売上上振れの主因:食品事業の中国向け凍魚販売の大幅拡大、機械・海洋・資材の増収。
- 営業利益が一部下振れの主因:食品事業で原料高(各原料の高騰)が利幅を圧迫し、食品セグメント全体の営業減益が発生(売上増も採算悪化)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正なし。上期の業績は通期計画に概ね整合。食品の下期回復(年末商戦)と他セグメントの増益で通期目標の達成を見込む旨を表明。ただし原料相場・国際情勢(米国関税政策、中東情勢)など外部リスクは継続。
財務指標
- 損益計算書(上期:2026年3月期第2四半期実績、単位:百万円)
- 売上高:67,022(前年同期比+8.8%/+5,415)
- 売上総利益:6,283(売上総利益率 9.4%、前年同期 5,687・9.2%、増加+10.5%)
- 販売費及び一般管理費:4,696(同+5.4%)
- 営業利益:1,586(前年同期比+29.0%、営業利益率 2.4% ← 前年同期 2.0%)
- 経常利益:1,803(前年同期比+25.5%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,327(前年同期比+22.5%)
- EPS:–(資料に記載なし)
- 収益性指標(資料内数値・計算・目安)
- 営業利益率:上期2.4%(業種平均は業種に依存。資料では過去最高更新を目指す計画)
- ROE:–(資料に記載なし)
- ROA:–(資料に記載なし)
- 進捗率分析(上期→通期)
- 通期売上高見通し135,000百万円に対する上期進捗率:49.6%(通常は上半期で約46%の前年実績→やや進捗良好)
- 通期営業利益見通し3,300百万円に対する上期進捗率:48.1%(前年上期は41.0%であり、進捗は良好)
- 通期当期純利益見通し2,500百万円に対する上期進捗率:53.1%
- 貸借対照表(要約、単位:百万円、期末=2026年3月期2Q末)
- 資産合計:92,661(前期末比+9,562)
- 流動資産:64,855(+8,354)
- 現金及び預金:6,364(+407)
- 受取手形及び売掛金等:16,280(△1,130)
- 商品及び製品(在庫):35,444(+8,442) ← 在庫積増し
- 固定資産:27,679(+1,228)
- 負債合計:60,610(=流動負債38,988+固定負債21,621、負債合計は資産–純資産で算出)
- 流動負債:38,988(+6,902)
- 支払手形及び買掛金:11,901(△2,190)
- 短期債務:23,262(+10,384) ← 短期借入増加
- 純資産(総額):32,051(+1,822)
- 株主資本:26,263(+972)
- その他包括利益累計額:5,769(+848)
- 自己資本比率(純資産/資産合計):約34.6%(32,051 / 92,661)(目安:40%以上が安定水準→現状はやや低め)
- 流動比率(流動資産/流動負債):約166%(64,855 / 38,988)(健全水準)
- キャッシュフロー(2025/4-9、単位:百万円)
- 営業活動によるCF:△9,440(前年同期 △13,466 → 改善+4,025。主因:売上債権減少+1,036、棚卸資産増加 △9,125 等)
- 投資活動によるCF:△458(前年 △765 → 改善+307。主な投資:有形・無形固定資産への投資△491)
- フリーキャッシュフロー:△9,898(前年 △14,232 → 改善+4,333)
- 財務活動によるCF:+10,329(前年 12,402 → 減少△2,072。主に短期借入金の調達+13,224、長期借入金調整△2,076)
- 現金及び現金同等物の期末残高:5,927(前年同期 5,795 → +132)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△9,440)/中間純利益(1,327)=負(1.0以上が健全目安だが、季節的在庫積増しの影響で負の状況)
- QoQ/季節性:
- 同社は年末商戦に向けて上期で在庫積増しを実施。例年通り3Qから4Qにかけて在庫は消化される見通し(季節性有)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:約34.6%(安定にはやや不足感)
- 流動比率:約166%(良好)
- 短期借入金の増加が見られる点は留意(短期債務+10,384百万円)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:–(資料に記載なし)
- 特別損失:–(資料に記載なし)
- 一時的要因の影響:上期は在庫積増し(年末商戦向け)により棚卸資産が大幅増加。原材料高騰が食品セグメントの利幅を一時的に圧迫している。これらは季節性・市場要因によるものとして会社は通期での回復を想定。
- 継続性の判断:原料相場高騰は外部要因で継続するリスクがあるため、食品セグメントの利益は変動しやすい。
配当
- 中間配当:1株当たり50円(今回決定)
- 期末配当(予想):1株当たり50円(期初想定から変更なし)
- 年間配当予想:合計100円(中間50円+期末50円、前期比+3円)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:過去の推移あり(資料に年度別配当性向のグラフ)。中期経営計画の目標は最終年度(2028年3月期)配当性向35%以上(累進配当政策実質)/中長期(~2035年)で配当性向40%以上、DOE 4.0%以上を視野。
- 自社株買い等:記載なし
設備投資・研究開発
- 投資計画(中期経営計画に基づく、単位:億円)
- 設備投資+M&A枠合計:120億円(中計枠)
- 設備投資合計:60億円(うち食品加工強化、養殖事業、全社システム等)
- M&A枠:60億円(主に食品・機械事業関連を想定)
- 全社システム等(DX投資):20億円、事業投資(例:水産物加工・養殖)40億円などの内訳表記あり
- 半年の動き:M&Aの具体的成果はなし(候補選定は継続)。設備投資は「養殖事業」と「全社システム投資」で具体的進捗あり。
- 陸上養殖システム内製化の取り組み開始:年度内に岩手県久慈市に試験プラント設置予定(陸上養殖の設計~建設~運用~メンテナンスの一貫体制構築を目指す)。
- 全社システム(DX)体制の抜本的再構築を開始。
受注・在庫状況(該当部分)
- 受注状況:具体的な受注高/受注残高の数値は資料に記載なし。機械分野では中小型案件を積み増して大型受注獲得を狙う方針。
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品):35,444百万円(前期末比+8,442百万円)— 年末商戦やインバウンド需要に備えた積増し。
- 在庫は例年通り3Q以降で販売・回収される見通し。
セグメント別情報
- セグメント別上期実績(単位:百万円)
- 食品:売上42,157(+3,389)、営業利益772(△104) → 中国向け凍魚の増収が寄与するも、原料高等で利幅悪化
- 海洋:売上12,227(+1,175)、営業利益659(+208) → 養殖関連(飼料・海苔相場高)が好調
- 機械:売上6,670(+660)、営業利益766(+375) → 国内外の設備投資需要が回復、量販店向け改修案件等で増益
- 資材:売上4,612(+206)、営業利益192(+1) → 包装材・建材用フィルムは前年並みで推移、環境配慮商材展開
- バイオティックス、物流、その他:売上・利益ともに小幅変動
- 各セグメント戦略・見通し:
- 食品:下期の年末商戦で挽回を狙う。高付加価値商品への注力で収益性改善を目指す。
- 海洋:養殖ビジネス拡大、関連サービスの提供強化。
- 機械:中小型案件を積み上げつつ大型案件獲得を図る。
- 資材:海洋との連携による環境配慮商材の拡大。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:設備投資・M&Aを併せた投資枠で成長領域(養殖・環境開発・ホタテ・機械)を強化。中期での配当方針(配当性向・DOE目標)も明示。
- KPI・進捗:設備投資のうち養殖・全社システムで具体的進捗(陸上養殖試験プラント、DXの体制構築)が確認されており中計の実行が進行中。
競合状況や市場動向
- 競合他社比較:本資料に同業他社との直接比較データはなし。機械・資材分野は設備投資回復の恩恵を受け、食品は原料市況に左右されやすい構造。
- 市場動向:
- 外部リスク:米国関税政策の動向、中東の軍事衝突など国際情勢が不透明要因。
- 為替:円安は輸出・海外事業にとって追い風の面あり(機械の海外需要増に寄与)。
- 消費:インバウンド需要は回復基調だが、国内個人消費は物価上昇等により弱含み。
今後の見通し
- 業績予想(通期、会社見通し、単位:百万円)
- 売上高:135,000(前期比+0.8%)
- 営業利益:3,300(同+9.9%)
- 経常利益:3,500(同△2.8%)
- 当期純利益:2,500(同△6.3%)
- 予想の信頼性:期初見通し・前提条件は変更なしと発表。上期の進捗からは現時点で達成可能との姿勢だが、食品部門の原料相場や国際リスクが不確実性要因。
- リスク要因:
- 原材料価格の変動(食品事業の業績感度が高い)
- 海外の通商政策・地政学リスク
- 国内の人手不足による機械納入遅延リスク(納入時期の長期化)
- 為替変動(円安は追い風、急変は影響)
重要な注記
- 会計方針の変更や特別項目の開示は資料内に言及なし。
- 本資料の業績見通しは外部要因により変動する旨の注意書きあり。
- 不明項目は「–」で記載した。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8091 |
| 企業名 | ニチモウ |
| URL | http://www.nichimo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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