2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:売上高は会社予想(前回357,000百万円→今回修正377,000百万円)に対して上振れ修正(+20,000百万円)。営業利益・当期利益は予想据え置き。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上収益178,375百万円、前年同期比+13.9%/営業利益18,272百万円、前年同期比+0.8%)。親会社帰属中間利益は12,007百万円(前年同期比△1.5%)。
- 注目すべき変化:インフォコム㈱を2025年7月1日に子会社化(取得対価55,088百万円、のれん28,432百万円)し、連結範囲の拡大が売上増(H1で約6,959百万円寄与)に大きく影響。
- 今後の見通し:通期売上予想を上方修正(377,000百万円、前回比+5.6%)する一方、営業利益予想は43,000百万円で据え置き。中間期の進捗は売上が約47.3%、営業利益は約42.5%で概ね均衡しているが、営業CFがマイナスになっており通期達成にはキャッシュ面管理が鍵。
- 投資家への示唆:成長投資(M&A・アセット化)で売上拡大を図る一方、買収に伴うのれん・無形資産の増加と短期のキャッシュ流出(税金支払・買収支出等)に留意。配当方針は連結配当性向50%目安で、通期予想配当は80円(中間40円、期末40円、修正なし)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日鉄ソリューションズ株式会社
- 主要事業分野:情報サービス事業(情報システム企画、ソフトウェア開発、システム運用・保守等。単一報告セグメント)
- 代表者名:代表取締役社長 玉置 和彦
- 上場市場:東証(東・名・福)
- URL:https://www.nssol.nipponsteel.com
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明資料作成:有(アナリスト向け決算説明会あり)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月7日
- 配当支払開始予定日(中間):2025年12月1日
- セグメント:
- 単一セグメント「情報サービス事業」。社内開示上は「ビジネスソリューション」「コンサルティング&デジタルサービス」等の分野別記載あり(内部管理区分)。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):183,002,000株
- 期中平均株式数(中間期):182,977,157株
- 自己株式数:20,595株(中間期末)
- 時価総額:–(資料未記載)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出:2025年11月7日
- 決算説明会:実施(日時は別途案内)
- 株主総会:期末開催予定(詳細は別途)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較)
- 売上高(累計中間期):178,375百万円。通期予想377,000百万円に対する進捗率:178,375 / 377,000 = 47.3%
- 営業利益(累計中間期):18,272百万円。通期予想43,000百万円に対する進捗率:18,272 / 43,000 = 42.5%
- 親会社帰属中間利益:12,007百万円。通期予想29,200百万円に対する進捗率:12,007 / 29,200 = 41.1%
- サプライズの要因:
- 売上高の増加は主に(1)インフォコム㈱の新規連結(取得日2025/7/1)による寄与、(2)産業・鉄鋼、流通分野、クラウド・セキュリティなどの好調に拠る増収。
- 営業利益は販売費及び一般管理費の増加(ビジネスモデル変革投資)で押し下げられたが、売上総利益率の改善でほぼ横ばいを維持。
- 通期への影響:
- 売上予想は上方修正(+20,000百万円)したが、利益面は据え置きのため、収益性維持・コスト管理が課題。現状の進捗率は概ね均衡だが、営業CFのマイナス化(中間で△12,299百万円)や買収支払による投資CFの大幅マイナスが通期の資金繰り・実行投資に影響する可能性あり。
- 会社は業績予想を修正(売上のみ上方)しており、現時点で更なる予想修正は発表されていない。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 資産合計:405,320百万円(前期末421,302百万円、△15,982百万円)
- 負債合計:130,379百万円(前期末151,487百万円、△21,107百万円)
- 親会社所有者帰属持分:266,031百万円(前期末261,173百万円、+4,858百万円)
- 親会社所有者帰属持分比率:65.6%(前期末62.0%)(自己資本比率の目安:40%以上で安定、65.6%は良好)
- 収益性(中間期=2025/4/1–2025/9/30)
- 売上収益:178,375百万円(前年同期156,612百万円、+13.9%/+21,762百万円)
- 売上原価:132,242百万円(前年同期118,241百万円)
- 売上総利益:46,132百万円(前年同期38,371百万円)
- 販売費及び一般管理費:28,042百万円(前年同期20,289百万円)
- 営業利益:18,272百万円(前年同期18,125百万円、+0.8%/+147百万円)
- 営業利益率:18,272 / 178,375 = 10.24%(業種平均確認が必要だが、10%前後は高めの水準)
- 税引前中間利益:18,848百万円(前年同期18,157百万円、+3.8%)
- 親会社に帰属する中間利益:12,007百万円(前年同期12,186百万円、△1.5%)
- 1株当たり中間利益(EPS, 基本):65.62円(前年同期66.60円)
- 収益性指標(概算、年換算による目安)
- ROE(年換算概算)=(中間利益×2)/ 親会社所有者持分 = (12,007×2) / 266,031 ≒ 9.0%(目安:8%以上で良好)
- ROA(年換算概算)=(中間利益×2)/ 資産合計 = 24,014 / 405,320 ≒ 5.9%(目安:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:47.3%(通常ペース:期によるが通期半分を超えており堅調)
- 営業利益進捗率:42.5%(少し遅れ)
- 純利益進捗率:41.1%(やや遅れ)
- 過去同期間との比較:売上は大幅増(+13.9%)だが利益率は横ばいで、費用増加が効いている。
- キャッシュフロー
- 営業CF:△12,299百万円(前年同期+23,975百万円、主因:法人税等支払の増加△30,369百万円、和解金支払5,000百万円、営業債権増加の影響)
- 投資CF:△56,716百万円(前年同期+72,334百万円。主因:子会社株式取得支出△54,397百万円(インフォコム等))
- 財務CF:△10,749百万円(前年同期△8,274百万円。主に配当支払△6,861百万円、リース返済)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):△68, (計算) 営業△12,299 − 投資△56,716 = △69,015百万円(大幅マイナス、買収が主因)
- 営業CF/純利益比率:△12,299 / 12,616 ≒ △0.97(目安1.0以上で健全 → 目標未達。税金支払い等の一時要因あり)
- 現金及び現金同等物残高:112,927百万円(前期末192,931百万円、△80,003百万円)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細数値は記載省略(要該当表参照)。季節性の影響は限定的だが、上半期は大口税支払やM&A支出の影響でCFが悪化。
- 財務安全性
- 親会社所有者帰属持分比率:65.6%(安定水準、目安40%以上)
- 流動資産/流動負債(当中間末):253,614 / 93,018 = 2.73(流動比率273%で良好)
- 負債比率(負債合計130,379 / 資本合計274,940)=0.47(47%)
- 効率性
- 総資産回転率(中間期ベース)= 売上収益 / 資産合計 = 178,375 / 405,320 ≒ 0.44(年間換算で0.88程度)
- 売上高営業利益率は約10.2%で推移(業種平均との比較は別途確認を推奨)
- セグメント別(主要2分野)
- ビジネスソリューション:売上収益135,072百万円(前年116,554百万円、+15.9%/+18,517百万円)— インフォコムの連結が寄与
- コンサルティング&デジタルサービス:売上収益43,302百万円(前年40,058百万円、+8.1%/+3,244百万円)
特別損益・一時的要因
- 取得関連費用:インフォコム取得に関するアドバイザー等報酬821百万円(うち当中間期に704百万円を販管費計上)。
- 和解金支払:当中間期に和解金支払5,000百万円(営業CFに影響)。
- のれん・無形資産:のれん28,432百万円、識別可能無形資産(顧客関連等)計26,963百万円を計上。取得対価の配分は暫定処理中。
- 一時的要因の影響:買収関連支出(現金支出55,088百万円、連結での子会社株式取得支出53,001百万円)と法人税等の大型支払いが営業CFマイナスの主因。これらは一時的要因としての側面が強いが、買収後の統合・のれんの将来の減損リスクは注視必要。
- 継続性の判断:和解金は一時性、買収関連支出は戦略的な成長投資の一環で継続的ではないが、買収後の費用や投資は今後も発生し得る。
配当
- 中間配当:40.00円(支払予定日2025/12/1)
- 期末配当(予想):40.00円
- 年間配当予想(修正なし):80.00円(前年74.00円)
- 配当性向目安:連結配当性向50%を目安(会社方針)
- 配当利回り:–(株価情報未提供のため算出不能)
- 特別配当:なし
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出)
- 有形固定資産及び無形資産の取得:1,691百万円(当中間期、前年中間期2,033百万円)
- 減価償却費:6,367百万円(当中間期)
- 研究開発:
- R&D費用:資料上明示なし(–)
- 主な開発テーマ:製造業向け生産管理パッケージ「PPMP」、クラウド「CloudHarbor」、デジタルツイン「Geminant」、AI製品群(Delifit AI、NS Craft AI Factory、Nestorium/NSDevia)等を推進。
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:明示なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:33,135百万円(前期末32,083百万円、+1,052百万円、+3.3%)
セグメント別情報
- 単一報告セグメント(情報サービス事業)だが、事業内で下記分野を管理:
- ビジネスソリューション:135,072百万円(前年116,554百万円、+15.9%)
- コンサルティング&デジタルサービス:43,302百万円(前年40,058百万円、+8.1%)
- 各セグメントの成長要因:
- ビジネスソリューション:インフォコム連結化、産業・鉄鋼・流通分野の需要好調
- コンサルティング&デジタル:クラウド、セキュリティ、AI関連の引き合い増
- 地域別売上:明示なし(国内外比率は記載なし。ただしインドネシア子会社取得の記載あり)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2025–2027):「NSSOL 2030ビジョン」に基づき事業収益モデル変革(TAM型:T/A/Mモデル)を推進。
- 進捗:M&A(インフォコム等)やアセット化、クラウド/AIプロダクト展開で中期方針と整合。のれん・無形資産の増加は計画の一環。
競合状況や市場動向
- 市場動向:DX投資ニーズは継続的に堅調。クラウド・セキュリティ・AI需要の拡大が追い風。
- 競合・相対評価:同業他社比較は資料に記載なし(–)。ただし営業利益率やROEは業界内で競争力のあるレベル(営業利益率約10%、ROE年換算約9%)と評価できるが、詳細比較は同業他社データ参照が必要。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)連結予想:売上収益377,000百万円(+11.4%)、営業利益43,000百万円(+11.7%)、税引前利益43,700百万円(+11.8%)、親会社帰属当期利益29,200百万円(+7.9%)、EPS159.58円
- 直近の修正:売上のみ上方修正(357,000→377,000百万円)、利益予想は据え置き
- 会社側前提:インフォコム連結化の影響を反映(詳細の為替・原材料前提は明示なし)
- 予想の信頼性:直近は売上のみ修正。過去の予想達成傾向については資料に言及なし(–)。M&Aに伴うのれんや統合作業の進捗が予想達成に影響する可能性あり。
- リスク要因:
- のれん減損リスク(取得のれんが大きい)
- キャッシュフローの一時悪化(税支払、買収支払、和解金等)
- マクロリスク(地政学・為替・顧客のIT投資動向)
- 統合リスク(インフォコムやその他子会社とのシナジー実現度合い)
重要な注記
- 会計方針:IFRS適用、当中間期での会計方針変更なし。会計上の見積り変更なし。
- 連結範囲の変更:当中間期にインフォコム㈱を含む新規連結6社の追加(詳細は添付注記参照)。
- 開示上の留意点:当中間期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外。
- その他:取得対価の配分は暫定処理。のれん等の最終配分は確定前。
(注)
- 本まとめは開示資料(2026年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕連結、提出日2025/10/30)に基づく要約です。不明項目は–と表記しています。
- 数値は百万円単位で資料記載値を使用。比率・進捗等は資料値から筆者計算。ROE/ROAは中間利益を単純に年換算した概算値であり、実際の通期値とは差があり得ます。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2327 |
| 企業名 | 日鉄ソリューションズ |
| URL | https://www.nssol.nipponsteel.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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