2025年12月期第3四半期決算説明会資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 第3四半期までの進捗は良好で、戸建・防水での受注増により通期計画達成に向けて収益性改善や施工効率向上の施策を継続している旨(施工力強化、等級6対応、気密測定の標準化、まるっとアクアフォームの展開等)。
  • 業績ハイライト: 売上高24,288百万円(前年同期比+16.7%:良い)、売上総利益5,391百万円(+15.4%:良い)、経常利益1,753百万円(+13.3%:良い)。通期予想達成度は売上70.7%(良好)、経常利益57.3%(中立〜やや良好)。
  • 戦略の方向性: ZEH基準強化(GX ZEH、2027年適用)を追い風に高断熱・高気密製品の比重拡大、施工力(自社工務・認定施工店・技能実習生)の増強、断熱ボード市場(仕入・販売)への進出、集合住宅・非住宅・国家的重要施設など大型案件の拡大。
  • 注目材料: 1) 2027年のZEH基準引き上げ(断熱等級6、BEI≦0.65)→上位仕様需要増、2) 防水部門の大型・非住宅案件の急拡大(3Q累計:1,111百万円、前年+155.0%)、3) 「まるっとアクアフォーム」展開(2026年本格化予定)、4) 原料価格の米ドル・ナフサ感応度が高く(米ドル感応度 0.898、ナフサ 0.763)、原料価格変動リスク。
  • 一言評価: 顧客基盤拡大と製品・施工の上位化で売上拡大が鮮明。進捗は良好だが、設計変更や着工判断遅れ、原料価格・為替の感応度、施工人員運用のリスクに注意。

基本情報

  • 企業概要: 会社名 株式会社 日本アクア(Nippon Aqua Co., Ltd.)、主要事業 建築断熱用硬質ウレタンフォームの開発・製造・販売・施工および住宅省エネ関連部材の開発・製造・販売、代表者名 代表取締役社長 中村 文隆。
  • 説明者: 発表者(役職)と発言概要 — 資料中の個別説明者表記は省略のため詳細は不明(代表取締役社長のコメントを中心に資料作成)。
  • セグメント:
    • 戸建部門: 注文戸建向け断熱施工・販売(アクアフォーム等)
    • 建築物部門: データセンター、工場、集合住宅等の断熱施工(アクアフォームNEO等)
    • 防水部門: アクアハジクン等の超速硬化防水、非住宅・集合住宅の防水施工
    • 原料販売: 断熱・防水の原料販売(仕入・販売)
    • 副資材・機械・その他: 吹付機械・副資材販売、リサイクル関連等

業績サマリー

  • 主要指標(単位:百万円/前年同期比%)
    • 売上高(3Q累計): 24,288 百万円(+16.7%:良い) ※会社通期予想 34,360 百万円(進捗率 70.7%:良い)
    • 売上総利益(3Q累計): 5,391 百万円(+15.4%:良い) 売上総利益率 22.2%(前年22.4%、会社予想22.7%。若干の予想下振れ)
    • 営業利益(3Q累計): 1,740 百万円(+14.4%:良い) 営業利益率 ≒7.2%
    • 経常利益(3Q累計): 1,753 百万円(+13.3%:良い) 会社通期予想 3,062 百万円(進捗率 57.3%:中立〜良い)
    • 当期純利益(3Q累計): 1,186 百万円(+13.7%:良い) 会社通期予想 2,067 百万円(進捗率 57.4%)
    • 1株当たり利益(EPS): –(資料に直接の記載なし)
  • 予想との比較:
    • 会社発表の3Q実績は売上で予想比△93百万円(△0.4%:ほぼ予想並み)、売上総利益は予想比△137百万円(△2.5%:やや下振れ)、経常利益は予想比△186百万円(△9.6%:やや弱い)。サプライズは特段の大幅上振れなし。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗率(3Q累計/通期予想): 売上 70.7%(前年3Q比で改善)、営業利益 57.9%、経常利益 57.3%、当期純利益 57.4%。全体として通期計画達成へ良好な進捗。
    • 過去同時期比較: 売上の進捗率はFY2024の67.1%→FY2025の70.7%(改善:良い)、経常利益進捗は49.9%→57.3%(改善:良い)。
  • セグメント別状況(3Q累計、前年同期比):
    • 戸建部門 売上 11,299 百万円(+16.7%:良い)、売上総利益 2,480 百万円(+8.5%)。通期目標 14,435 百万円(進捗率78.3%:良い)。要因:広域展開ビルダーや大口顧客受注増、施工数増。
    • 建築物部門 売上 7,211 百万円(+11.7%:良い)、売上総利益 1,629 百万円(+10.0%)。通期目標 11,881 百万円(進捗率60.7%)。要因:データセンターや工場需要は堅調だが一部大型案件で設計変更・着工遅延あり。
    • 防水部門 売上 1,111 百万円(+155.0%:非常に良い)、売上総利益 148 百万円(前年は赤字→黒字化)。要因:非住宅改修案件・新築集合住宅の防水施工増、国家的重要施設の採用。
    • 原料販売 売上 1,420 百万円(△0.8%:横ばい)、売上総利益 281 百万円(+10.7%)。通期計画とのタイミングズレあり(着工遅れの影響)。
    • 副資材・機械・その他 売上 3,246 百万円(+15.4%:良い)、売上総利益 851 百万円(+29.8%:良い)。戸建施工数増に伴い好調。

業績の背景分析

  • 業績概要: 戸建・副資材の施工数増、防水の大型案件獲得が売上増と収益拡大を牽引。建築物部門では一部大型案件の設計変更や着工判断遅れが発生したが、追加工事獲得や仕様対応で収益性を改善。
  • 増減要因:
    • 増収の主要因: 戸建での広域展開ビルダー・新規大口顧客からの受注増、防水で非住宅改修・集合住宅案件増。
    • 増益の主要因: 付加価値高い仕様(等級6、アクアフォームNEO等)へのシフト、追加工事・仕様変更対応による粗利拡大、販管費の範囲内での売上増。
    • 減益圧力/着目点: 設計変更・着工判断遅れによる原料販売タイミングのズレ、為替・ナフサ等原料価格変動の影響(米ドル感応度0.898、ナフサ0.763)。
  • 競争環境: 市場(断熱・防水)は上位等級・気密性ニーズの高まりで差別化が図れる局面。施工力(自社+認定施工店)と原料開発・リサイクルの一貫体制が競争優位。主要競合との直接比較は資料に限定表記のみ。
  • リスク要因: 為替・原料価格変動、設計変更・着工遅延による売上タイミングの変動、技能実習生の一時帰国要件(技能実習法)、施工人員の採用・定着課題、ZEH基準変化に伴う価格・仕様転換リスク(ただし長期では追い風)。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 中期経営計画(最終年度 2026年)目標 売上高 37,000 百万円、売上総利益率 23.2%、経常利益 3,405 百万円、1株配当36円。戦略の柱は断熱等級6対応(GX ZEH)による上位仕様比率向上、まるっとアクアフォーム本格化、施工力強化、断熱ボード市場への進出。
  • 進行中の施策: 認定施工店と自社工務の増員(2023年以降、認定施工店+社員で年間100名増を目指す)、気密測定の標準化、等級6の標準化、アクアモエンNEO比重拡大、集合住宅・非住宅案件の獲得拡大。
  • セグメント別施策:
    • 戸建: 「まるっとアクアフォーム」提供でワンストップ断熱、気密測定サービス拡大(2025年は全施工数の約20%目標)。
    • 建築物: アクアフォームNEO比重拡大、コールドチェーン/データセンター等重点市場への展開。
    • 防水: FUKUGEN工法やアクアハジクンの提案で非住宅改修・集合住宅を強化。
    • 原料販売/副資材: 建築物着工のタイミング調整に合わせた販売戦略。
  • 新たな取り組み: 断熱ボード市場への参入(仕入・販売)、不燃断熱材の拡大、国家的重要施設での仕様採用の拡大。

将来予測と見通し

  • 業績予想(会社公表・通期):
    • 売上高 34,360 百万円、売上総利益 7,843 百万円、経常利益 3,062 百万円、当期純利益 2,067 百万円、1株当たり配当金(予想)35.0円。
    • 予想の前提条件: 為替・原料価格等の明示的な前提は資料に詳細記載なし。ただし原料価格の感応度を公表(米ドル0.898、ナフサ0.763)。
    • 経営陣の自信度: 第3四半期の進捗を踏まえ通期計画達成に向けた改善策を継続している点から中立〜慎重に前向き。
  • 予想修正: 資料内に通期予想の下方/上方修正の公表は明記されていないため“修正なし(据え置き)”と解釈される(通期数値は資料で示されている)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期経営計画(最終年度 2026年)目標:売上370億円、経常利益34億円、1株当たり配当36円。
    • 進捗(売上): 2025年3Q累計で24,288百万円、通期見込み34,360百万円。中期目標の達成度は現在進捗ベースで段階的な拡大が必要。
    • その他KPI: 配当性向目標50%以上(継続)、累進配当制度導入(2024年度より)。
  • 予想の信頼性: 過去の業績推移をみると成長は継続しているが、四半期ごとのばらつき(大型案件の着工タイミング等)および原料・為替変動で実績が変動する傾向あり。
  • マクロ経済の影響: 為替・ナフサ(原油系)価格、建築着工動向、新築戸数の地域差、自治体の省エネ施策や補助金が業績に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 配当性向目標は50%以上を継続、2024年度より累進配当制度を導入。
  • 配当実績: 2025年12月期予想 1株当たり配当金 35.0円(前年2024年実績 34.0円 → 増配:良い)。配当性向(2025年予想/実績の表記): 資料で配当性向53.2%(2025年の数字は配当性向目標継続の旨)。配当利回り: –(資料に記載なし)。
  • 特別配当: なし(資料に記載なし)。
  • その他株主還元: 自社株買い等の表記は資料に記載なし。

製品やサービス

  • 製品: アクアフォーム(戸建向け)、アクアフォームLITE、アクアフォームNEO(建築物向け)、アクアモエンNEO(不燃断熱材)、アクアハジクン(超速硬化防水)、アクアバリア(防火コート)等。新製品・サービスとして「まるっとアクアフォーム」を展開(2026年本格販売予定)。
  • サービス: 施工(自社+認定施工店)、気密測定サービス、リサイクル(アクアブロー)など全国45拠点の販売・施工ネットワーク。顧客層はハウスビルダー、ゼネコン、商社等。
  • 協業・提携: 建築資材OEM先や素原料メーカー等との調達ネットワーク(資料に詳細契約は記載なし)。
  • 成長ドライバー: ZEH基準引上げによる上位仕様需要、集合住宅・非住宅(データセンター、コールドチェーン等)需要、防水大型案件の獲得、断熱ボード市場参入。

Q&Aハイライト

(資料にQ&Aの記載はなし)

  • 経営陣の姿勢: 資料内容からは「施工力とシェア拡大、上位仕様への対応」を重視し、現場対応・受注拡大に前向き。
  • 未回答事項: 原料価格の想定レート・期末の見通し、詳細な人員計画(認定施工店の内訳・地域別展開)などは資料に限定的なため不明。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜やや強気。受注増や製品展開の進捗を強調しつつ、設計変更や着工遅れ等のリスクは素直に認めている。
  • 表現の変化: 前回説明会との比較情報は資料に記載なしのため言及不可。
  • 重視している話題: 施工力強化(人員・認定施工店)、ZEH等級対応(等級6)、まるっとアクアフォームや断熱ボード市場への進出、防水の大型案件獲得。
  • 回避している話題: 為替・原料価格の具体的な前提(数値)や詳細なQ&Aは限定的。

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因: 売上・利益とも前年超過、戸建・防水の成長、施工力拡大による受注対応力、ZEH基準強化による上位仕様需要。
  • ネガティブ要因: 建築物部門での大型案件の設計変更・着工遅延、原料価格と為替の影響が収益に直結(感応度が高い)、技能実習生の制度上の一時帰国等で人員供給リスク。
  • 不確実性: 原料(ナフサ)価格・米ドル為替動向、公共事業や大型案件の着工スケジュール、自治体の省エネ政策の実行速度。
  • 注目すべきカタリスト: 2027年のZEH基準適用(GX ZEH)、まるっとアクアフォームの本格展開(2026年)、防水部門の大型案件の着工タイミング、四半期決算での通期予想に対する修正(あれば)。

重要な注記

  • 会計方針: 資料内での会計方針変更の言及なし(–)。
  • リスク要因(資料中の特記事項): 技能実習生の一時帰国(技能実習法)による人員影響、原料価格・為替の感応度(米ドル 0.898、ナフサ 0.763)、着工判断遅れによる売上タイミングのズレ。
  • その他: 本資料は将来見通しを含み、実績は様々な要因で変動する旨の免責事項あり。

(注)本まとめは提供資料に基づく情報整理であり、投資勧誘を目的とするものではありません。数値は資料記載値を優先して記載しましたが、不明な項目は“–”としています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1429
企業名 日本アクア
URL http://www.n-aqua.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 建設業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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