2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に変更はなく(修正無し)、四半期決算自体からの開示上のサプライズは無し。ただし為替差損の改善で経常・当期益が前年同期比で大幅改善(経常▲→+28.3%、親会社株主四半期純利益+58.6%)。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比で減収(90,457百万円、△22.7%)だが、経常利益・四半期純利益は増益(経常利益7,035百万円、+28.3% / 親会社株主に帰属する四半期純利益6,372百万円、+58.6%)。営業利益は減少(5,109百万円、△20.3%)。
- 注目すべき変化:受注高が大幅増(132,789百万円、前年同期比+449.3%)となり、特に石油・石油化学分野の海外受注(中東)が寄与。完成工事高は大型案件の完工影響で減少(90,457百万円、△22.7%)。
- 今後の見通し:通期予想(売上高370,000百万円、営業利益16,000百万円、親会社株主当期純利益15,000百万円)に変更なし。Q1の進捗率は売上高24.5%、営業利益31.9%、純利益42.5%で、純利益の進捗は比較的良好だが、EPC事業の季節性・案件進行に左右されやすく最終判断は期中の進捗次第。
- 投資家への示唆:受注は回復・拡大方向(特に海外で大型受注)だが自己資本比率は低位(6.9%)のまま。為替影響やプロジェクトの契約改定・最終化(例:Golden Passの契約改定交渉)に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:千代田化工建設株式会社
- 主要事業分野:エンジニアリング事業(EPC:LNGプラント、石油・石油化学、環境・新エネルギー、医薬・生化学などの設計・調達・建設)
- 代表者名:代表取締役社長 太田 光治
- URL:https://www.chiyodacorp.com/
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月4日(四半期短信)
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期連結累計期間(2025年4月1日〜2025年6月30日)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会開催:有
- セグメント:
- エンジニアリング事業(報告セグメントは同一で、その他セグメントの重要性は乏しいため省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):260,324,529株
- 期中平均株式数(四半期累計):259,122,394株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- レビュー報告書添付の四半期決算短信開示予定:2025年8月7日(予定)
- その他(株主総会・IRイベント等):–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想に対するQ1進捗)
- 売上高:90,457百万円、通期予想370,000百万円に対する進捗率 24.45%
- 営業利益:5,109百万円、通期予想16,000百万円に対する進捗率 31.93%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:6,372百万円、通期予想15,000百万円に対する進捗率 42.48%
- サプライズの要因:
- 経常利益・純利益増加の主因は為替差損の改善(前年同期の為替差損3,588百万円 → 当期378百万円へ大幅縮小)。営業面では完成工事高減少が営業利益減に影響。
- 受注高の大幅増(中東の石油・石油化学案件など)が将来の収益基盤強化に寄与する可能性。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。Q1の純利益進捗は高水準だが、EPCのプロジェクト進捗・契約最終化(例:Golden PassのTrain2&3契約改定交渉)や地政学・為替変動次第で業績は変動しやすい。
財務指標(要点)
- 要約(当第1四半期:2025年6月30日時点、単位:百万円)
- 売上高(完成工事高):90,457(前年同期117,019、△22.7%)
- 営業利益:5,109(前年同期6,413、△20.3%)
- 経常利益:7,035(前年同期5,484、+28.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:6,372(前年同期4,016、+58.6%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):22.57円(前年同期13.48円)
- 総資産:433,103(前期末461,034、△6.1%)
- 純資産:31,696(前期末25,456、+24.5%)
- 自己資本(会社注記):29,874百万円 → 自己資本比率6.9%(安定性目安40%以上には遠い)
- 収益性指標
- 営業利益率:5.65%(5,109 / 90,457)。前年同期は約5.48%(6,413 / 117,019)→ わずかに上昇
- 単純ROE(当四半期純利益 / 期末自己資本を用いた単純計算):6,372 / 29,874 = 21.3%(四半期ベース)。年率換算すると参考値で約85%相当となるため、季節性・計算方法に注意。
(注)上記は簡易計算。通常は年率・平均自己資本で算出すべきで、本四半期単独の高率は一時的要因および分母の自己資本水準が低いため影響を受けやすい。 - 単純ROA(四半期ベース):6,372 / 433,103 = 1.47%(年率換算で約5.9%)
- 進捗率分析(通期予想に対するQ1進捗)
- 売上高進捗率:24.5%(通期370,000に対して)
- 営業利益進捗率:31.9%
- 純利益進捗率:42.5%(進捗は純利益が相対的に良好)
- 過去同期間との比較:前年同期は受注・完成工事高の構成が異なり、今期は受注が急増した点が特徴
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし主要項目:
- 現金及び預金:149,232百万円(前期末153,340、△4,108百万円)
- 短期貸付金(資産)70,006百万円(ほぼ横ばい)
- フリーCF等の詳細:–(四半期CF未開示)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未開示)
- 四半期推移(QoQ):–(第4Q等の直近前期四半期比較データは本資料に限定的)
- 財務安全性
- 自己資本比率:6.9%(目安40%以上で安定、現状は低位)
- 流動比率(簡易):流動資産409,946 / 流動負債375,704 = 約1.09(流動性は最低限確保)
- 長短借入金合計(貸借対照表から):短期返済予定1,202、長期22,397 → 計約23,599百万円(利息負担は開示項目より支払利息210百万円)
- 効率性:総資産回転率など詳細は四半期単独のため参考値に留める(受注→完成のタイミングで変動が大きい)
- セグメント別(主要)
- 受注高:132,789百万円(前年同期24,172、+449.3%)※エンジニアリング事業のみ
- 完成工事高:90,302百万円(エンジニアリング事業内)
- 受注残高(バックログ):770,582百万円(前期末950,568→注:表の前期との比較参照。注記で「前連結会計年度末比 +4.2%」と明記)
- 地域比率(当第1Q):国内37,612(28.3%)/海外95,177(71.7%)→ 海外比率高
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当第1四半期に特別利益の計上無し(前年同期は退職給付制度終了益207百万円)。
- 特別損失:当期該当なし。
- 一時的要因の影響:為替差損の縮小が経常利益および当期純利益を押し上げた一時要因として重要(継続性は為替動向次第で変動)。
- 継続性の判断:為替影響は継続的リスク要因。Golden Pass等の契約改定・最終化が今後のコスト/収益反映に影響する可能性あり。
配当
- 配当実績・予想:
- 直近:2025年3月期は期末配当0.00円(中間・期末ともに無し)
- 2026年3月期:現時点で未定(会社注記:配当予想は未定)
- 直近の配当予想修正:無し
- 配当利回り:–(配当未定のため算出不可)
- 配当性向:–(期中のため年次想定に依存)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買い等の記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(本四半期短信に明確数値の記載なし)
- 減価償却費:当第1四半期累計で759百万円(前年同期905百万円)
- 研究開発費(R&D):–(開示なし)
- 主な投資内容:–(開示なし)
受注・在庫状況
- 受注状況:
- 当第1四半期受注高:132,789百万円(前年同期比+449.3%)
- 受注残高(バックログ):770,582百万円(前連結会計年度末比+4.2%)
- Book-to-Bill(受注/完成工事高)概算:132,789 / 90,457 = 約1.47(この期は新規受注が完成工事を上回る)
- 在庫状況(棚卸資産):–(具体的棚卸資産金額は開示項目に該当せず)
- 在庫回転日数:–(開示なし)
セグメント別情報
- 報告セグメントはエンジニアリング事業のみ(細分類で分野別の受注/完成工事高が開示)
- LNGプラント関係:受注1,891 / 完成工事50,266 / 受注残429,408(完成工事は引き続き大口案件が中心)
- 石油・石油化学関係:受注95,508(大幅増)、完成工事7,264、受注残125,142
- 環境・新エネルギー・インフラ関係:受注30,488、完成工事16,041、受注残100,170
- 医薬・生化学・一般化学関係:受注2,441、完成工事14,006、受注残76,006
- 地域別:海外受注/完成/受注残比率が高く、受注は海外(71.7%)主導
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:経営計画2025を進行中。重点取組の一つは海外プロジェクト受注方針改革(リスク管理強化を含む)。
- 進捗:受注面で海外案件獲得が進んでいる点は中計方針と整合。ただし自己資本比率改善や安定的なキャッシュ創出の課題は継続。
競合状況や市場動向
- 市場動向:世界的にLNG・石油化学分野の設備投資計画が動き始め、受注機会が増加。地域(中東、北米等)で大型案件が発生している。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは本資料に無し。EPC企業として大型海外案件の受注獲得が競争力の重要指標。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正なし):売上高370,000百万円(△19.0%)、営業利益16,000百万円(△34.5%)、経常利益19,000百万円(△41.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益15,000百万円(△44.4%)
- 会社が示す想定条件(詳細は添付資料参照):為替その他の前提条件に関する注記あり(本短信P.3の該当箇所参照)
- 予想の信頼性:通期計画は据え置き。Q1の純利益進捗は良好だが、EPC特有の案件進捗・契約条項の最終化・為替変動により変動しやすい点に留意。
- リスク要因:
- 為替変動(四半期で為替差損益の変動が業績に直結)
- 大型海外プロジェクトの契約交渉/コスト配分(例:Golden Passの契約改定交渉の最終化・履行リスク)
- 地政学リスクや資材・人件費の変動
- 自己資本比率の低さに伴う財務面の脆弱性
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 継続企業の前提:該当事項無し
- 四半期連結財務諸表のレビュー:レビュー報告書は2025年8月7日に添付して開示予定(本短信時点では未添付)
- その他:四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
(備考)
- 数値は会社開示(単位:百万円)。不明項目は「–」と表記。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6366 |
| 企業名 | 千代田化工建設 |
| URL | https://www.chiyodacorp.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。
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