2026年2月期 第2四半期 決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: デジタルリスク事業(内部脅威検知等)をコア事業に据え、経営資源を集中投下して高収益化を図る。株主価値向上を目的に社内「アクティビストチーム」を組成しIR強化・資本効率改善に取り組む。年内にさらなる経営方針の詳細を開示予定。
- 業績ハイライト: 2026年2月期第2四半期累計は連結売上高4,119百万円(前年同期比+21.4%:好材料)、EBITDA317百万円(+61.6%:好材料)、営業利益92百万円(前年同期▲61 → +154百万円改善:改善)。通期見通し(売上8,200百万円、営業利益380百万円)は進捗率50.2%/24.3%で概ね計画どおり。
- 戦略の方向性: デジタルリスク事業をコアに据え、サービス標準化・AI判定精度向上・マーケティング強化でARR/ID基盤拡大を図る。周辺領域でのM&Aも視野。グループ全体で収益性指標(ROE、営業利益率、EPS)向上を重視。
- 注目材料:
- デジタルリスク事業への経営資源集中(全社費用の一部をDR事業へ移管)→短期的にDR事業の営業利益計算上の減少が発生しているが、実態は収益性向上を狙う施策。
- DX推進事業と自治体案件の売上計上が4Qに偏重する見通し(4Q単体での営業利益大幅積み上げ見込み)。
- IR体制強化(専属グループ設立、副社長を責任者に配置)と投資家コミュニケーション拡充。
- 一言評価: 事業ポートフォリオの「選択と集中」を明確化し、サブスクリプション基盤の成長投資を強める一方、下期への収益偏重とセグメント内の会計配賦変更による比較性に留意。
基本情報
- 企業概要: 株式会社エルテス(証券コード 3967)
- 主要事業分野(簡潔): デジタルリスク事業(内部脅威検知/Webリスクモニタリング等)、AIセキュリティ事業(警備DX・警備保障)、DX推進事業(自治体・事業会社向け)、スマートシティ事業(不動産管理・プロパティマネジメント等)
- 代表者名: 代表取締役 菅原 貴弘
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年10月14日(決算説明資料の日付)
- 説明会形式: –(資料は提示。開催形式の明記なし)
- 参加対象: 投資家・アナリスト等(想定)
- 説明者:
- 主な経営陣(資料中に登場): 代表取締役 菅原 貴弘(経営方針・株主対応)、取締役副社長 伊藤 豊(事業戦略/新規事業)※資料を基に要旨をまとめた。発表の詳細な登壇者リストは明記なし。
- 発言概要: 戦略転換(デジタルリスクをコア)と株主価値向上、IR強化、各事業の進捗説明、下期偏重(DX案件)による4Qの積上げ見込み。
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2026年2月期 第2四半期(2Q累計)
- セグメント(名称と概要):
- デジタルリスク事業(DR事業): 内部脅威検知サービス(IRI)・Webリスクモニタリング。サブスクリプション比率高(ストック収益中心)。
- AIセキュリティ事業(AIS事業): 警備DXプロダクト(AIKシリーズ)と警備保障サービス。
- DX推進事業: 自治体DX(DX-Pand等)・事業会社向けDX(SES/ラボ型開発)。
- スマートシティ事業(SC事業): 不動産管理DX、プロパティ・マネジメント等。
業績サマリー
- 主要指標(単位:百万円、前年同期比は資料記載のものを使用):
- 売上高: 4,119(+725、+21.4%)→ 進捗率 50.2%(通期8,200) (良い)
- EBITDA: 317(+120、+61.6%)→ 進捗率 42.3%(通期750) (良い)
- 営業利益: 92(前年同期▲61 → +154)→ 営業利益率 ≒ 2.2%(92/4,119) (改善だが水準は低め)
- 経常利益: 55(前年同期▲65 → +121) (改善)
- 純利益: 13(前年同期▲94 → +108) (改善)
- 1株当たり利益(EPS): –(未開示)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率(第2四半期累計):
- 売上高進捗率 50.2%(通期8,200に対し) → 計画通り・好調
- 営業利益進捗率 24.3%(通期380に対し) → 下期偏重要因あり(DX推進事業の4Q集中)
- EBITDA進捗率 42.3%(通期750に対し)
- サプライズ: グループの多くの事業が保守的計画を上回って推移しており、通期見通しの達成ラインを維持しつつ、DR事業への成長投資を前倒し実施(想定より積極投資)。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗率(上記参照)
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中期KPI(DR売上10→50億目標など)は別途計画段階で、現時点は施策初動。ARR・ID数は積み上げ中(下記)。
- 過去同時期との進捗比較: 売上・EBITDAは前年同期間比で改善(売上+21.4%、EBITDA+61.6%)。
- セグメント別状況(第2四半期累計実績/通期予想/進捗率/前年同期増減):
- 連結全体: 売上 4,119(+725)/通期8,200(進捗50.2%)、営業利益 92(+154)/380(進捗24.3%)
- デジタルリスク(DR): 売上 1,355(+133)/通期2,800(48.4%)/セグメント営業利益 505(+97)/1,050(48.2%) → ストック寄与で収益性高(良い)
- AIセキュリティ(AIS): 売上 1,044(+275、+35.9%)/通期1,800(58.0%)/営業利益 18(+51)/20(93.9%) → 大型イベント等で好調(良い)
- DX推進: 売上 850(+99、+13.2%)/通期1,800(47.3%)/営業利益 ▲120(▲76→悪化)/通期10 → 自治体案件の4Q集中により通期では黒字見込み
- スマートシティ(SC): 売上 932(+223、+31.5%)/通期1,800(51.8%)/営業利益 14(+73)/0 → 不動産売買が寄与(良い)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト):
- グループ全体で費用管理と収益性把握を徹底した結果、営業利益が前年同期比で+1.5億円に改善。
- 下期(特に4Q)にDX推進事業と自治体案件の売上計上が集中する見込みで、通期で大きく積み上げる計画。
- 増減要因:
- 増収の主因: デジタルリスク事業の継続的ARR積み上げ、AISの大型イベント需要、スマートシティでの不動産売買/仲介の計上、DXの案件増加(納期の偏重あり)。
- 増益の主因: コスト管理強化(全社費用の移管・削減)、単体エルテスの事業別ROI意識による収益性改善、警備DXのコンシェルジュ案件等でセグメント利益拡大。
- 一時的要因: 全社費用のうち事業推進関連費用の移管により、会計上セグメント利益の変動が発生(DRに負担移管)。
- 競争環境:
- 内部脅威検知(IRI)は大企業を中心に需要追い風(IPA等のレポートでも内部不正/情報漏洩は上位脅威)。
- 競合との具体比較は資料になし。強みは大手エンタープライズ顧客比率と高いストック収益率(約90%)。
- リスク要因:
- 下期の売上・利益が4Qに偏重 → 納期遅延や政府自治体の承認リスクで業績変動。
- MRR(サブスク)積み上げの鈍化(資料でも言及)→継続収益成長の不確実性。
- 人材確保(アナリスト等)の難航、技術・AI対応の遅れ、競合や価格競争。
- マクロ要因: 地政学リスク、規制強化、サプライチェーンや顧客投資環境の変化など。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- デジタルリスク事業をコアに据え、オーガニック成長とデジタルリスク周辺でのM&Aを強化。ROE・営業利益率・EPSの継続成長を重視。
- 財務政策の見直し(資本コスト意識、最適資本構成、負債縮減等)。
- IR強化と投資家対話の徹底(専属チーム設置、IR資料刷新、副社長が責任者)。
- 進行中の施策:
- サービス標準化・品質向上(開発体制強化、カスタマイズ受け入れルール、AIによる判定精度向上、CS機能立ち上げ)。
- 営業・マーケティング強化(展示会出展、広告投資増、アナリストブログなどで認知獲得)。
- オフィス増床と提供環境拡充、アナリスト採用と教育強化。
- シャドーAI(従業員の生成AIによる機密情報アップロード)検知機能を実装。
- セグメント別施策:
- DR事業: 提供案件数300件を視野に標準化、ARR増加施策、営業マーケティング強化。
- AIS事業: コンシェルジュ案件強化、外国人採用ソリューション拡大、東和警備拠点拡大。
- DX推進: 自治体向け防災機能の営業、提携自治体拡大、SES人月の稼働増で貢献。
- SC事業: 不動産プロモーション強化、MRR向上を下期に期待。
- 新たな取り組み:
- 社内アクティビストチームによる株主価値向上施策の実行。
- 「AIシールド構想」等の新規事業(新規事業開発室設立の示唆)。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社の通期予想: 2026年2月期):
- 売上高: 8,200百万円
- EBITDA: 750百万円
- 営業利益: 380百万円
- 当期純利益: 170百万円
- 予想の前提条件: DX推進事業の売上は4Q偏重(3Q単体:約40M、4Q単体:約250M想定)。為替やその他マクロ前提は資料に明記なし。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: グループ事業は保守的見積りを上回って推移しており、通期達成に自信を示す一方、下期偏重の変動要因は明示。全体として「計画通りで、かつ保守的」とのトーン。
- 予想修正:
- 第2四半期時点での通期予想修正は資料に記載なし(通期見通し維持)。ただし、実績が計画を上回って推移しているため投資前倒しの方針を表明。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期目標例: デジタルリスク事業 売上高 10億円→50億円へ(目標レンジ)。2030年までに時価総額100億円超を目指すという目標設定。
- KPI(2Q末): ARR 24.6億円(前年同期比+0.5%:やや横ばい)、内部脅威検知サービスID数 287,000 ID(▲8,000 ID YoY:弱含み)。資料中に26.4億円等の目標値も示唆あり。
- KPI達成可能性: 提供体制強化・マーケ投資によりARR拡大を狙うが、MRR積上げ鈍化のリスクあり。
- 予想の信頼性: 過去の実績では業績が計画を上回ることが多い旨コメント(資料中)。ただし下期偏重のため四半期単位の不確実性は高い。
- マクロ経済の影響: 地政学リスクや規制(経産省のサイバー対策強化等)、自治体予算やイベント需要に依存する部分があるため、外部環境変化の影響を受けやすい。
配当と株主還元
- 配当方針: 「株主総利回りを重視」しつつ成長投資を優先する方針を表明。明確な配当金額や配当性向目標は資料に未設定。
- 配当実績:
- 中間配当、期末配当、年間配当: –(未開示)
- 特別配当: なし(記載なし)
- その他株主還元: 自社株買い・株式分割に関する記載なし。IR強化や投資家向け情報開示の強化を推進。
製品やサービス
- 製品(主要・新製品):
- 内部脅威検知サービス(IRI): PCログ等横断分析で内部不正・情報持ち出し等を検知するサブスク型サービス(主力)。
- Webリスクモニタリング: SNS等からのレピュテーション監視・初動対応コンサル。
- AIKシリーズ(警備DX)等のDXプロダクト。
- DX-Pand(自治体向け)等、自治体向けプロダクト(防災機能搭載の営業開始)。
- サービス(提供エリア・顧客層):
- 大手エンタープライズ中心の導入実績が豊富(顧客ロゴ多数掲載)。
- 自治体案件は全国展開を目指し、2自治体と連携協定締結(徳島市、静岡県藤枝市)。
- 協業・提携:
- 出典にエストニアのサイバネティカ社との連携等、販売パートナー(CTC等)との協業あり。
- 成長ドライバー:
- 内部脅威(情報持ち出し・シャドーAI)対策需要の高まり、経済安全保障の注目、企業のDX推進とサブスク移行。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの詳細: 資料にQ&Aの記載なし → 重要なやり取りの記録は提供されていない。
- 経営陣の姿勢(資料から読み取れる点): 投資家目線での説明強化、率直な課題認識(粗利率低下・過去のポートフォリオ課題)と改善施策を明確に提示する姿勢。
- 未回答事項: Q&Aでの追加確認事項(EPS、配当、具体的M&A方針、短期のキャッシュ見通し等)は資料では言及なし → 実際の説明会での確認が必要。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中〜強気。戦略転換(コア事業集中)とIR強化を強調し、通期見通しの達成に自信を示す一方で、下期偏重のリスクは認識している。
- 表現の変化: 過去の「多領域での展開」から「デジタルリスク事業の集中投下」へ明確な転換(戦略の方向性がより選択と集中へ移行)。
- 重視している話題: デジタルリスク事業の収益性・ARR拡大、IR/株主対応、資本効率(ROE等)。
- 回避している話題: 詳細な配当額や将来のM&Aターゲットの具体名、EPS数値などは未開示で詳細を避ける姿勢。
投資判断のポイント(情報整理)
- ポジティブ要因:
- ストック型収益(ARR比率高)を基盤に売上・EBITDAが増加。
- DR事業の顧客基盤は大手中心で継続需要が見込みやすい。
- コスト管理と全社体制の見直しで利益率改善の兆し。
- IR強化と経営方針の明確化で投資家との対話強化を図る姿勢。
- ネガティブ要因:
- 下期(特に4Q)偏重の収益構造による短期ボラティリティ。
- MRR積み上げの鈍化やID数の横ばい・減少リスク。
- セグメント間の会計配賦変更により比較性が劣る短期的な利益変動。
- 人材確保(分析人材)・技術対応の遅れや競合。
- 不確実性:
- 自治体案件や大型DX案件の納期・認可のタイミング、政策・予算動向に依存。
- シャドーAI対応等の技術トレンドと法規・規制の変化。
- 注目すべきカタリスト:
- 年内の経営方針(詳細)の追加開示
- 4Qの売上・営業利益実績(DX推進事業の計上状況)
- ARR・MRR・ID数の四半期推移(DR事業の成長指標)
- M&Aの具体発表(対象・規模)や大口契約の受注発表
- IR活動・アナリスト向け情報の公開頻度増加
重要な注記
- 会計方針・セグメント取扱:
- 全社費用の一部をデジタルリスク事業へ変更(事業別収益性をより実態に即して管理するための配賦変更)。これによりセグメント別の比較性に影響(短期的にDRの営業利益計上が変動)。
- リスク要因(特記事項):
- 下期偏重の事業構造(DX推進の売上4Q集中)に伴う業績変動リスク。
- ARR・MRRの積み上げ鈍化はストック収益モデルの成長性に直結するリスク。
- その他:
- 不明な項目は「–」で記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3967 |
| 企業名 | エルテス |
| URL | https://eltes.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。
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