2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想(修正無し)に対して、第3四半期累計の進捗は概ね上振れ(売上・営業利益ともに通期予想に対する進捗率が高い)。市場予想との比較は資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+9.0%、営業利益+8.7%)。親会社株主に帰属する四半期純利益は+55.2%(前年の特別損失影響の反動含む)。
  • 注目すべき変化:ファミリーケア事業が高成長(売上+21.0%、セグメント利益+27.1%)で全体を牽引。一方エデュケア事業は売上は増加したが利益は減少(セグメント利益△13.2%)し、構造的な人件費上昇・閉園の影響が出ている点が重要。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上33,000百万円、営業利益1,700百万円、当期純利益1,000百万円)は変更なし。第3四半期累計の進捗(売上進捗77.6%、営業利益78.1%、純利益85.3%)からは達成可能性は高いが、人手不足や人件費上昇、研修収益の計上タイミング等の変動要因に注意。
  • 投資家への示唆:高収益のファミリーケア事業が拡大し利益基盤を強化。助成金(公定価格改定)の寄与が大きく、助成金動向と人材確保(採用コスト)の動きが業績変動の主要因となる。

基本情報

  • 企業名:株式会社ポピンズ(Poppins)
  • 証券コード:7358、上場取引所:東(東証)
  • 主要事業分野:ファミリーケア事業(ナニー、ベビーシッター、シルバーケア等)、エデュケア事業(保育所・学童児童館等の運営)、プロフェッショナル事業(研修受託等)、その他(人材派遣・紹介等)
  • 代表者:代表取締役社長 グループCEO 轟 麻衣子
  • 問合せ先責任者:取締役専務執行役員CFO 田中 博文(TEL 03-6625-2753)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月12日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(第3四半期累計、連結、日本基準)
    • 決算補足資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、オンライン開催)
  • セグメント:
    • ファミリーケア事業:ナニー、ベビーシッター、シルバーケア等
    • エデュケア事業:保育施設・学童児童館等の運営(直営・委託)
    • プロフェッショナル事業:国内外研修の受託等
    • その他:人材派遣・紹介、新規事業等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):10,177,300株
    • 期末自己株式数:418,372株
    • 期中平均株式数(四半期累計):9,750,308株
    • 時価総額:–(資料未記載)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会(機関投資家・アナリスト向け):2025年11月12日(オンライン)
    • 株主総会、IRイベント等:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較は「通期予想に修正無し」のみ記載)
    • 売上高(累計):25,628百万円(前年同期比+9.0%)→ 通期予想33,000百万円に対する進捗率 25,628/33,000 = 77.6%
    • 営業利益(累計):1,327百万円(前年同期比+8.7%)→ 通期予想1,700百万円に対する進捗率 1,327/1,700 = 78.1%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:853百万円(前年同期比+55.2%)→ 通期予想1,000百万円に対する進捗率 853/1,000 = 85.3%
    • 達成率:第3四半期時点の進捗は全体的に高く、会社予想の達成可能性は高いと見られる。ただし下期に偏重する要素(プロフェッショナル事業等)のタイミング次第で変動。
  • サプライズの要因:
    • プラス:ファミリーケア事業の急拡大(ベビーシッター、シルバーケアの価格改定・報酬改定が寄与)、令和6年度の公定価格改定に伴う助成金収入増(今回で1,071百万円の増加)。
    • マイナス:エデュケアの人材不足による補助金獲得遅延や園児増加の遅れ、非正規雇用増加による人件費単価上昇、閉園(過去1年で19施設)による減収。
    • 比較上の特殊要因:前年同期に計上された減損損失363百万円が今年は計上されておらず、純利益の大幅増(55.2%)に寄与。
  • 通期への影響:業績予想は修正無し。第3四半期進捗は良好で予想達成の可能性は高いが、人的リソースと採用コスト、助成金の確実性に注意。

財務指標

  • 損益の要点(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高:25,628(+2,112、+9.0%)
    • 売上総利益:5,492(+558、+11.3%) → 売上総利益率 21.4%(前年 21.0%)
    • 販管費:4,164(+451、+12.2%)
    • 営業利益:1,327(+106、+8.7%) → 営業利益率 5.2%(前年同率5.2%)
    • 経常利益:1,306(+65、+5.3%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:853(+303、+55.2%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):87.59円(前年 56.58円)
  • 財政状態(連結、単位:百万円)
    • 総資産:15,950(前期末16,714、△764)
    • 純資産:8,972(前期末8,506、+465)
    • 自己資本比率:56.2%(前期末50.9%、+5.3ポイント) → 56.2%(安定水準、目安:40%以上で安定)
    • 現金及び預金:7,286(前期末8,373、△1,087) — 配当支払い・借入返済等による減少
    • 流動負債:4,720(前期末5,467、△747)
    • 長期借入金:1,324(前期末1,835、△511)
  • 収益性指標(資料に明示無し)
    • ROE:–(資料未記載)
    • ROA:–(資料未記載)
    • 営業利益率:5.2%(同業比較は業種に依存、目安:業種平均を参照)
  • 進捗率分析(通期予想比、第3四半期累計)
    • 売上高進捗率:77.6%
    • 営業利益進捗率:78.1%
    • 純利益進捗率:85.3%
    • 過去同期間との比較:前年同期比では増収増益で、進捗は良好。
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず詳細は無し。注記からは営業CFはプラス(四半期純利益増)、現金は前期末比で減少(配当支払389百万円等)、借入金返済あり。
    • フリーCF:–(資料未記載)
    • 営業CF/純利益比率:–(資料未記載)
  • 四半期推移(QoQ):第3四半期単独(7–9月)データあり
    • 第3四半期単独売上高:8,416(前年同期7,791、+8.0%)
    • 第3四半期単独営業利益:388(前年510、△23.8%) — 単四半期では販管費増等により営業利益が前年同期割れ。ただし累計では増益。
    • 季節性:プロフェッショナル事業の研修は下半期偏重だが、今年は研修実施時期の前倒しにより計上時期が変動。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 56.2%(安定。目安:40%以上で安定)
    • 負債総額:6,978(前期末8,208、減少)
    • 流動比率:流動資産11,409 / 流動負債4,720 ≒ 242%(健全:目安100%以上)
  • 効率性:総資産回転率等は資料未記載で算出不可(–)
  • セグメント別貢献(累計、第3四半期)
    • ファミリーケア:売上 5,938(+21.0%)、セグメント利益 1,288(+27.1%) — 高収益化により全体利益寄与大
    • エデュケア:売上 19,095(+5.9%)、セグメント利益 1,165(△13.2%) — 人件費増・閉園の影響で利幅低下
    • プロフェッショナル:売上 433(+36.7%)、セグメント利益 66(前年は△37) — 受注・実施タイミングの前倒しで増収増益
    • その他:売上 298(△16.7%)、利益 5(黒字化)
  • 財務の解説:助成金収入増(公定価格改定)とファミリーケアの価格改定が収益性を押上げ。一方で人材関連コストの上昇と施設閉園がエデュケアの利益を圧迫。借入金は返済で減少しバランスシート改善。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 3百万円(当第3四半期累計)
  • 特別損失:前第3四半期累計に減損損失363百万円(前年比較で当期純利益が大きく改善している主因)
  • 一時的要因の影響:前年の減損が比較ベースを悪化させていたため、単純な増益幅は一時要因の反動を含む。営業利益ベースでは増益だが、純利益の伸びには一時要因の影響が大きい。
  • 継続性の判断:減損は前年特有の項目で継続性は低い。助成金収入は公定価格改定に依存し、将来の政策変動で変わる可能性あり。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 中間配当(2025年):0.00円(実績)
    • 期末配当(予想):40.00円
    • 年間配当予想:40.00円(前回予想から修正無し)
  • 配当金総額(資料注記):期中に剰余金の配当389百万円(支払実績)
  • 配当性向(予想):年間配当総額389百万円 / 通期当期純利益予想1,000百万円 ≒ 38.9%
  • 配当利回り:–(株価情報が資料に無いため算出不可)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載無し(現時点では無し)

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:当第3四半期累計で183百万円(前第3四半期201百万円)
  • 設備投資額(当期の明示):–(資料未記載)
  • 研究開発費(R&D):–(資料未記載)
  • 主な投資内容:直営保育所等の開園準備費用の減少が売上原価/販管費に影響(詳細は資料参照)

受注・在庫状況(該当業種では限定情報)

  • 受注・受注残:–(資料未記載)
  • 在庫:該当なし(サービス業のため棚卸資産は小額、資料に記載なし)

セグメント別情報(要点)

  • ファミリーケア事業:ベビーシッター売上が自治体・国の利用助成拡大を追い風に拡大(既存シッター稼働促進、採用投資、拠点常設化)。価格・報酬改定(2025年4月)により売上・利益拡大。
  • エデュケア事業:直営・委託施設の閉園(過去1年で19施設)により施設数は減少。補助金獲得や園児増の遅れ、採用費増加でセグメント利益は減少。一方、助成金増加や既存開園施設の2年目効果はプラス。
  • プロフェッショナル事業:自治体向け研修の受託が進捗し、研修実施の前倒しで第3四半期に計上が進んだ。営業利益は黒字化し、例年の下期偏重傾向は平準化の見込み。
  • 地域別:資料に主要地域別売上は記載無し(国内中心との記載あり)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に明確な数値目標の記載なし(–)
  • KPI達成状況:セグメント別でファミリーケアは好調、エデュケアは人材・施設最適化の進捗が課題。中期の人材確保施策の進捗が鍵。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社比較データは資料に記載無し(–)
  • 市場動向:自治体・国の利用助成制度や公定価格改定が需要と収益に直接影響。労働市場の逼迫が人材採用コストの上昇という逆風を生んでいる。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2025年1月1日~2025年12月31日)予想:売上高33,000百万円(+4.1%)、営業利益1,700百万円(+8.0%)、経常利益1,700百万円(+6.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,000百万円(+28.8%)、1株当たり当期純利益102.75円
    • 予想修正:直近公表の業績予想からの修正無し(2025年2月13日公表値を維持)
    • 会社予想の前提:主に公定価格/助成金の反映、人件費等の想定(詳細は決算説明資料の前提を参照)
  • 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は良好で達成可能性は高いが、人的要因・助成金動向・研修実施タイミングの変動がリスク。
  • リスク要因:人材確保難・採用コスト上昇、助成金(公定価格)変動、施設閉園と需要変化、政策・自治体予算の影響。

重要な注記

  • 会計方針の変更:第1四半期より「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」を適用(四半期連結財務諸表への影響は無し)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(CFの詳細は未提示)。
  • 添付資料(決算説明資料)と決算説明会が開催されるため、詳細の数値・前提は同資料を参照のこと。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7358
企業名 ポピンズ
URL https://www.poppins.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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