2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期予想の修正はなし。中間期(上期)業績は会社の通期見通しに対して利益進捗が良好で、実績は「やや上振れ寄り」と評価できる(通期想定に対する達成進捗は売上高約50.9%、営業利益約76.4%、当期純利益約83.2%)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高3,885百万円、前年同期比+5.2%/営業利益122百万円、前年同期は営業損失48百万円の改善)。
  • 注目すべき変化:前年同期は営業損失・経常損失・純損失であったが、今期は各段階で黒字に転換。特にセグメント利益の改善(工業用ゴムの利益大幅改善、医療・衛生用ゴムの堅調な伸長)が寄与。
  • 今後の見通し:会社は通期予想(売上7,643百万円、営業利益160百万円、親会社株主帰属当期純利益107百万円)を据え置き。上期の利益進捗が良く、現時点では通期達成の可能性は高いが、RFID向け等の受注前倒し影響や為替・原材料・需要動向など下期の不確実性があるため注意。
  • 投資家への示唆:上期で利益を確保し利益進捗が高い点はポジティブ。ただし自己資本比率は低下(52.5%→49.4%)しており、在庫増加や借入金の増加(有利子負債22.38億円)など財務動向も合わせて注視が必要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社 朝日ラバー
    • 主要事業分野:工業用ゴム事業、医療・衛生用ゴム事業(光学・医療・機能・通信領域向けのゴム製品開発・製造)
    • 代表者名:代表取締役社長 渡邉 陽一郎
    • URL:https://www.asahi-rubber.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月11日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結:2025年4月1日~2025年9月30日
  • セグメント:
    • 工業用ゴム事業:自動車向け内装部品、精密用ゴム製品、RFIDタグ用ゴム、卓球ラバー等
    • 医療・衛生用ゴム事業:採血用・薬液混注用ゴム栓、逆止弁、ガスケット、手技シミュレータ等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:4,618,520株(自己株式含む)
    • 期末自己株式数:55,645株
    • 期中平均株式数(中間期):4,562,875株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月11日(提出済)
    • 配当支払開始予定日:2025年12月5日
    • 株主総会/IRイベント:–(本短信に具体日程なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社の「通期」予想に対する中間実績の達成率)
    • 売上高:実績3,885百万円/通期予想7,643百万円 → 進捗率 50.9%
    • 営業利益:実績122百万円/通期予想160百万円 → 進捗率 76.4%
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:実績89百万円/通期予想107百万円 → 進捗率 83.2%
  • サプライズの要因(上振れ寄与)
    • 売上増加:工業用ゴム(+2.8%)・医療・衛生用ゴム(+13.3%)で販売増。
    • 粗利益の改善:売上総利益が増加(718.5→941.4百万円)し、販管費増を吸収。
    • 特別損益の差:前年同期に計上された減損や偶発損失の計上が大きかったため、今期は特別損失が縮小(23.0→5.8百万円)し利益押上げに寄与。偶発損失引当金戻入等の一時的要因も存在。
  • 通期への影響
    • 会社は通期予想を修正していない。上期の利益進捗は高水準であるが、RFID関連の上期生産前倒しによる下期受注減少見込みやマクロリスク(為替・原材料)により下期の不確実性あり。現時点では通期予想達成の蓋然性は高いが、供給・受注の動向を注視する必要あり。

財務指標

  • 財務諸表要点(百万円未満切捨て)
    • 売上高:3,885,202千円(前年同期比+5.2%)
    • 営業利益:122,231千円(前年同期は△48,995千円 → 大幅改善)
    • 経常利益:119,068千円(前年同期は△57,882千円 → 黒字化)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:89,095千円(前年同期は△86,210千円 → 黒字化)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):19.53円(前年同期 18.90円、増加)
    • 総資産:9,775,822千円(前期末 9,299,013千円、+4.8%)
    • 純資産:4,833,630千円(前期末 4,880,443千円、−0.9%)
    • 自己資本比率:49.4%(前期末 52.5%)→ 49.4%(安定水準だが低下)
  • 収益性指標
    • 売上高増減:+5.2%(金額差 190,361千円)
    • 営業利益率:122,231/3,885,202 = 3.15%(参考:業界平均は–)
    • ROE:≈1.8%(中間純利益89,095千円 ÷ 平均自己資本約4,857,036千円)→ 目安8%以上に比べ低い
    • ROA:≈0.91%(89,095千円 ÷ 総資産9,775,822千円)→ 目安5%以上に比べ低い
  • 進捗率分析(中間期ベース)
    • 通期売上進捗率:50.9%(通常は50%前後が目安)
    • 通期営業利益進捗率:76.4%(上期で利益を多く確保)
    • 通期純利益進捗率:83.2%(上期でほぼ通期利益を確保)
    • 過去同期間との比較:前年同期は損失計上のため、著しい改善
  • キャッシュフロー(千円)
    • 営業CF:443,523(前年同期 146,850)→ 大幅改善(主に税金等調整前利益の改善、仕入債務増等)
    • 投資CF:△341,677(前年同期 △439,758)→ 有形固定資産取得支出383,886千円等(設備投資は継続)
    • 財務CF:251,594(前年同期 247,308)→ 長期借入れ600,000千円等による収入、返済も実行
    • フリーCF(営業−投資):約 +101,846千円(443,523 − 341,677)
    • 現金同等物残高:1,511,298千円(前中間 1,395,586千円、増加)
    • 営業CF/純利益比率:443,523/89,095 ≈ 4.98(1.0以上で健全)
  • 四半期推移(QoQ):四半期単位詳細は非記載/中間累計のみ
  • 財務安全性
    • 自己資本比率49.4%(安定水準、但し前年から低下)
    • 有利子負債残高:22億3,800万円(会社注記)→ 負債増加傾向あり
    • 流動比率:流動資産5,482,635 ÷ 流動負債3,033,730 ≈ 180.7%(流動性は良好)
  • 効率性
    • 総資産回転率(中間累計ベース):売上3,885,202 ÷ 総資産9,775,822 ≈ 0.40回(年換算等で比較必要)
  • セグメント別
    • 工業用ゴム:売上 2,937,437千円(前年同期比+2.8%)、セグメント利益 140,267千円(前年同期 19,408千円、大幅改善)
    • 医療・衛生用ゴム:売上 947,765千円(前年同期比+13.3%)、セグメント利益 100,430千円(前年同期 70,286千円、増益)
    • 報告セグメント合計利益 240,698千円 − 全社費用118,466千円 = 営業利益122,231千円

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:偶発損失引当金戻入額 10,947千円(当中間期)
  • 特別損失:固定資産除却損 5,756千円(当中間期)
  • 前年同期との比較:前期は受取保険金13,720千円や偶発損失引当金繰入13,395千円、減損損失3,300千円等が計上されており、特別項目の差が利益増に寄与
  • 実質評価:特別損益の縮小と偶発引当金の戻入は一時的要因の側面があり、基礎的な営業利益改善(粗利増)と合わせて評価する必要あり
  • 継続性判断:偶発的な引当金戻入などは継続性が低いため、今後も営業利益ベースの持続性を確認することが重要

配当

  • 中間配当:10円(実施済)
  • 期末配当(予想):10円(変更なし)
  • 年間配当予想:20円(会社予想据え置き)
  • 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
  • 配当性向(予想):年間配当20円 ÷ 通期EPS23.45円 ≈ 85.3%(高め/注意)
  • 特別配当:なし
  • 株主還元方針:自社株買いに関する記載なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(当中間期の有形固定資産取得による支出):383,886千円(前年同期 478,372千円、減少)
  • 減価償却費:233,673千円(前年同期 238,084千円)
  • 研究開発費:明細記載なし(全社費用やSG&Aに含まれる旨の記載)→ R&D費用は –(個別金額不明)
  • 主な投資内容:工場間改善・合理化投資、新事業分野への研究開発投資(会社文言)

受注・在庫状況

  • 受注状況:具体的な受注高・受注残は開示なし。ただしRFID向けは上期に前倒し生産したため下期受注は減少見込みとの注記あり
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:506,485千円(前期比増)
    • 仕掛品:492,575千円(前期比増)
    • 在庫増加が認められ、棚卸資産の増加が営業CFの変動要因となっている(棚卸資産増加 218,551千円は営業CF調整項目)

セグメント別情報(要点)

  • 工業用ゴム事業:
    • 売上高:2,937,437千円(前年同期比+2.8%)
    • セグメント利益:140,267千円(前年同期 19,408千円、大幅増益)
    • 背景:精密用ゴム製品受注増、卓球ラバー好調、RFIDは上期前倒し生産の反動に注意
  • 医療・衛生用ゴム事業:
    • 売上高:947,765千円(前年同期比+13.3%)
    • セグメント利益:100,430千円(前年同期 70,286千円、増益)
    • 背景:採血用ゴム栓、逆止弁、プレフィルドシリンジ関連が堅調
  • 地域別(当中間期合計売上3,885,202千円):
    • 日本:3,007,664千円、アジア:794,462千円、北米:71,188千円、欧州:11,887千円

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:AR-2030VISION(2030年目標)に向けた第14次三ヵ年中期経営計画の最終年度
  • 進捗:上期の売上増・黒字転換は短期的には計画に沿う動き。設備投資・研究開発投資を継続しており、計画実行は継続中だが中長期KPIの詳細進捗は開示資料を参照のこと

競合状況や市場動向

  • 会社コメント:インフレ、円安、米国通商政策などにより事業環境は不透明
  • 競合比較:同業他社との相対比較データは開示なし(–)
  • リスク要因:為替変動、原材料価格変動、特定顧客・製品への依存、受注の季節性・前倒し影響(RFID)等

今後の見通し

  • 業績予想:通期予想に変更なし(2026年3月期通期:売上7,643百万円、営業利益160百万円、当期純利益107百万円)
  • 会社予想の前提:詳細前提(為替・原材料価格等)は添付資料参照(本短信に詳細数値なし)
  • 予想の信頼性:上期の進捗は利益面で高く、通期達成の可能性は高いとみられる一方、上期に前倒し生産した案件の下期反動や外部環境変化がリスク
  • 主なリスク:為替・原材料価格上昇、需要変動、輸出貿易環境、受注タイミングの変動

重要な注記

  • 会計方針の変更・重要事項:会計基準改正に伴う会計方針変更の記載あり(詳細は注記参照)。中間決算はレビュー対象外。
  • その他:中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理(税効果の見積り等)を適用

(補足)

  • 不明な項目は「–」としてあります。中間決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外である点に留意してください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5162
企業名 朝日ラバー
URL http://www.asahi-rubber.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 自動車・輸送機 – ゴム製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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