2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:増収(中間売上高は前年同期比+18.2%)だが損失拡大(営業損失は△298,904千円、前年同期△269,080千円)。増収減益の局面。
  • 注目すべき変化:開発パイプラインで複数の臨床試験(SPM-011)において主要評価項目や有意差を確認、承認申請に向けた協議を開始。事業面は前進。一方、海外顧客(鵬博(海南))の自然災害影響や製造委託先の製造停止により、通期売上見込みが減少(▲629百万円)し、追加の供給確保費用等で通期損失見通しが拡大。
  • 今後の見通し:会社は通期予想を公表済(最新値:売上377百万円、営業損失△922百万円、当期純損失△911百万円)で、今回の中間実績からは売上進捗は良好だが損失の進捗は小さく(営業損失の進捗約32%)、下期に向けた不確実性(海外販売再開時期、製造体制再構築コスト)が残る。
  • 投資家への示唆:臨床進捗(承認申請に向けた局面)はポジティブ。だが短中期では製造・販売面の外部リスク(海外得意先の設備停止、委託製造の停止)と資金・キャッシュの見通しが重要。臨床マイルストーンと製造・販売の実行性(回収・供給の確保)を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:ステラファーマ株式会社
    • 主要事業分野:BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)用ホウ素医薬品(SPM-011等)の研究開発・販売、受託研究等(単一セグメント中心)
    • 代表者名:代表取締役社長 上原 幸樹
    • 上場市場・コード:東証 4888
    • URL:https://www.stella-pharma.co.jp
  • 報告概要
    • 提出日:2025年11月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)=2025年4月1日~2025年9月30日(日本基準、非連結)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、資料あり、開催予定日2025年11月27日)
  • セグメント
    • 医薬品事業:BNCT用ホウ素製剤の開発・製造・販売、受託研究等(決算短信上は単一セグメント扱い)
  • 発行済株式
    • 期末発行済株式数(自己株含む):34,034,100株(中間期末)
    • 期中平均株式数(中間期):34,026,190株
    • 自己株式数:9,107株(中間期末)
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
    • 中間決算説明会:2025年11月27日(資料は当日HP掲載予定)
    • 株主総会等:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析(会社予想との比較/達成率)

  • 会社予想(通期)との比較(進捗=中間実績÷通期予想)
    • 売上高:200,193千円(中間)/377,000千円(通期予想)=達成率 約53.1%(進捗良好)
    • 営業利益:△298,904千円(中間)/△922,000千円(通期)=達成率 約32.4%(損失の進捗は低め)
    • 純利益:△307,915千円(中間)/△911,000千円(通期)=達成率 約33.8%
  • サプライズの要因(上振れ/下振れ)
    • 売上増は情報提供活動の成果等で前年同期比増(+18.2%)。
    • 下振れ(通期での減収見込み)は主に海外得意先(鵬博(海南))側の自然災害による治療施設稼働遅延および資金事情、加えて製造委託先の製造停止による出荷見送り・供給再構築の影響。これにより通期で売上▲629百万円、営業損失等は拡大見込み。
  • 通期への影響
    • 会社は既に2025年10月14日に通期予想を修正(本短信はその後の修正なし)。現時点で通期見通しは維持されているが、海外得意先の復旧状況と製造委託先の再構築の進捗が通期実績達成の鍵。

財務指標(主要数値は単位:千円、比較は前年同期間)

  • 損益(中間累計)
    • 売上高:200,193千円(+18.2%/前年169,394千円)
    • 売上総利益:165,911千円(前年147,211千円)
    • 営業利益:△298,904千円(営業損失、前年△269,080千円)
    • 経常利益:△306,463千円(前年△267,279千円)
    • 中間純利益(損失):△307,915千円(前年△268,720千円)
    • 1株当たり中間純利益:△9.05円(前年△8.21円)
  • 収益性指標(簡便算出)
    • 営業利益率:△298,904 / 200,193 = △149.3%(マイナス。通常は正値)
    • ROE(当中間期:中間純損失/期末自己資本):△307,915 / 2,899,570 = △10.61%(負の値;目安8%以上が良好)
    • ROA(当中間期:中間純損失/総資産):△307,915 / 4,924,055 = △6.25%(負の値;目安5%以上が良好)
    • 注:上記ROE/ROAは中間損失ベースの簡易計算。年度ベースの評価は通期決算で精査必要。
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:約53.1%(通常、上期で50%前後なら標準)
    • 営業利益進捗率:約32.4%(損失の進捗が売上より小さく、下期に損失が偏る可能性)
    • 純利益進捗率:約33.8%
  • 貸借対照表(中間末、2025年9月30日)
    • 総資産:4,924,055千円(前期末5,417,104千円→△493,049千円)
    • 純資産:2,899,570千円(前期末3,207,485千円→△307,915千円)
    • 自己資本比率:58.9%(安定水準。前年59.2%)
  • キャッシュフロー(当中間期)
    • 営業CF:△320,766千円(前年同期は+545,793千円)→資金使用(大幅改善要因:前年の預り保証金受領が無かった)
    • 投資CF:△9,004千円(前年+88,185千円)
    • 財務CF:△79,320千円(前年+865,559千円)→主に長期借入金返済79,320千円
    • フリーCF(営業CF-投資CF):△329,770千円(資金流出)
    • 現金及び現金同等物残高:2,752,380千円(前期末3,161,471千円、△409,091千円)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF(△320,766千円)÷税引前中間純損失(△306,463千円) ≒ 1.05(目安1.0以上で健全だが、数値はマイナスベースのため解釈注意)
  • 流動性・安全性
    • 流動資産:4,774,039千円、流動負債:287,199千円 → 流動比率 ≒ 4,774,039 / 287,199 ≒ 1,663%(非常に高く、短期支払余力は高い)
    • 長期借入金:528,820千円(前期末608,140千円→返済で減少)
    • 負債合計:2,024,484千円、純資産2,899,570千円 → 負債/純資産比 ≒ 0.70

特別損益・一時的要因

  • 特別利益/損失:該当する大きな特別損益の計上なし(決算短信上の明記なし)→実質的な業績は営業損失中心。
  • 一時的要因:海外得意先の自然災害影響による出荷延期・売掛金回収遅延リスク、製造委託先の製造停止による供給再構築費用(約80百万円の追加研究開発費・委託費見込み)が中期業績に影響。
  • 継続性の判断:これらは外部事象(自然災害、委託先事情)に起因するため短中期的に継続する不確実性あり。なお、売掛金については保証金(1,000百万円)が存在し、現時点で回収損失は発生していないと会社は説明。

配当

  • 中間配当:0.00円(支払無し)
  • 期末配当(予想):0.00円(予想)
  • 年間配当予想:0.00円(変動なし)
  • 配当利回り:–(株価情報なしのため計算不可)
  • 配当性向:–(純利益が赤字のため算出不能)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動支出):有形固定資産取得による支出9,004千円(当中間期)
  • R&D費用:決算短信本文で製造体制再構築に伴う追加の開発委託費等として約80百万円の計上見込みを明示(通期見通し反映)。R&Dの詳細数値(対売上比)は明示なし。
  • 主な研究開発テーマ:SPM-011関連の複数臨床試験、PVAを用いた新規BNCT製剤の共同研究(東京大学・京都大学等)など。

受注・在庫状況(該当部分)

  • 受注状況:–(決算短信に受注高・受注残の明細なし)
  • 在庫(棚卸資産):製品 84,989千円(前期119,271千円)、仕掛品 1,132,653千円(前期1,108,524千円)、原材料及び貯蔵品 33,391千円(前期2,933千円)
    • 在庫増減は仕掛品増・製品減など、製造工程や出荷タイミングの影響と推定。

セグメント別情報

  • セグメント開示:単一セグメント(医薬品事業)中心で、受託研究収入は小額(当中間期1,054千円)。
  • セグメント戦略:BNCT用薬剤の臨床開発推進と商業化(国内の症例増加や海外展開を目指す)。製造安定性確保が当面の重点課題。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:『中期経営計画2027』を開始し、BNCTの事業拡大と経営基盤強化を掲げる。臨床の肯定的な結果は中期目標に整合。
  • KPI進捗:臨床試験における主要評価項目達成やASCO/ESMO等での発表はポジティブ。ただし製造・販売の実行性(供給体制・海外拡販)が計画達成の鍵。

競合状況や市場動向

  • 競合他社比較:同業他社との直接比較データは資料に記載なし(–)。BNCTは新興領域で市場拡大余地はあるが規模と技術競争、規制が鍵。
  • 市場動向:国内医薬品業界は薬価改定などで圧力が強く、コスト競争力と戦略的事業展開が求められると会社が説明。

今後の見通し(会社予想等)

  • 業績予想(通期:2025/4/1–2026/3/31、会社公表の最新値)
    • 売上高:377百万円(通期、前期比△60.7%)
    • 営業損失:△922百万円(通期)
    • 経常損失:△908百万円(通期)
    • 当期純損失:△911百万円(通期)
    • 1株当たり当期純損失:△26.80円
    • 注:2025年10月14日に既に通期予想を修正(売上▲629百万円、営業損失等は増加)。本決算短信ではその後の修正はなし。
  • 会社予想の前提条件:国内BNCTの症例数は堅調。海外販売は鵬博側の復旧と製造供給体制の再構築が前提。為替等の具体前提は資料に簡潔記載(詳細は添付資料参照)。
  • 予想の信頼性:臨床進捗はポジティブだが、海外顧客の稼働遅延と製造委託先停止といった実需面の不確実性が予想達成リスク。過去の予想達成傾向は資料で明示なし(–)。
  • リスク要因(主なもの)
    • 海外パートナーの稼働遅延・資金事情による売上回復遅延・回収リスク(ただし保証金1,000百万円により現時点で損失発生は限定と会社)
    • 製造委託先の停止による安定供給体制再構築コストと遅延リスク
    • 規制(承認審査)や臨床試験の結果による承認リスク
    • 医療制度や薬価改定による収益性圧迫

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 中間財務諸表は公認会計士・監査法人のレビューの対象外である旨を注記。
  • 売掛金の一部回収遅延等の事情については会社は保証金による保全を説明しているが、回収スケジュールは未確定であり今後の影響に留意が必要。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4888
企業名 ステラファーマ
URL https://stella-pharma.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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