2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:四半期(中間)実績に関して市場コンセンサスは不明だが、会社は通期業績予想を2025年7月発表値から上方修正(売上+1.5%、営業利益+10.3%、当期純利益+10.0%)。中間実績は通期予想に対して概ね「50%前後」で、特段の下振れは見られない(サプライズは通期上方修正)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高+5.1%、営業利益+13.7%、親会社株主に帰属する中間純利益+14.2%、対前年中間期)。
  • 注目すべき変化:ロボマシン部門(ロボドリル・ロボカット等)が前年比+11.5%と高成長。サービス部門はやや弱め(-1.3%)。包括利益が大幅増(+49.0%)で通期収益以外の要因も改善。
  • 今後の見通し:通期予想は上方修正済み(2026/3 通期:売上818,800百万円、営業利益175,900百万円、当期純利益157,300百万円)。中間実績の通期進捗は概ね半分程度で、修正後の通期達成可能性は高いと想定される(通期前提は為替140円/USD、165円/EUR)。
  • 投資家への示唆:高い営業利益率・豊富な現金(現預金+有価証券の規模)を背景に配当(中間を上方修正)や自己株式政策の柔軟性が示唆される。が、地政学・為替・関税等の外部リスクは引き続き留意が必要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ファナック株式会社
    • 主要事業分野:ファクトリーオートメーション(CNCシステム、サーボモータ、CNC応用商品等)の開発・製造・販売(単一事業セグメント扱い)
    • 代表者名:代表取締役社長 山口 賢治
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月31日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結:2025年4月1日〜2025年9月30日
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会:有
  • セグメント:
    • 表示は単一セグメント(FA)だが社内では実務上、以下部門で事業展開:
    • FA部門(CNCシステム等)─ 売上 103,867百万円(前年同期比+4.5%)
    • ロボット部門 ─ 売上 172,599百万円(前年同期比+5.8%)
    • ロボマシン部門 ─ 売上 63,482百万円(前年同期比+11.5%)
    • サービス部門 ─ 売上 67,620百万円(前年同期比-1.3%)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):982,383,493株(2026年3月期中間期)
    • 期末自己株式数:49,223,306株
    • 中間期中平均株式数:933,145,200株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月1日
    • その他IRイベント:決算説明会あり(詳細は別資料参照)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較は「通期」について上方修正が有り。中間期単独の会社公表予想は提示なし)
    • 売上高(中間実績):407,568百万円(前年同期比+5.1%)
    • 営業利益(中間実績):85,964百万円(前年同期比+13.7%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:79,820百万円(前年同期比+14.2%)
  • サプライズの要因:
    • 部門別ではロボマシンとロボットが成長を牽引。中国やインドでの需要堅調が寄与。FA部門は地域差(欧州・国内弱め、中国堅調)。
    • コストコントロールや為替前提の影響も寄与している可能性。
  • 通期への影響:
    • 会社は2025年7月の予想を修正して通期を上方(売上+1.5%、営業利益+10.3%等)に改定。中間の進捗率は概ね50%前後で、通期予想達成の基礎は整っていると見える(下方リスクは外部環境に依存)。

財務指標(要点)

(単位:百万円、%は前年同期比等)

  • 損益(中間・2025/4/1〜9/30)
    • 売上高:407,568(+5.1% / +19,606)
    • 売上総利益:155,608(売上総利益率 38.18%)
    • 販管費:69,644(販管費率 17.10%)
    • 営業利益:85,964(+13.7% / +10,376)/営業利益率 21.10%(高め)
    • 経常利益:107,905(+13.8%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:79,820(+14.2%)/中間純利益率(親会社ベース) 19.59%
    • 1株当たり中間純利益(EPS):85.54円(前年 74.17円)
  • 進捗率(通期予想に対する中間実績)
    • 通期売上予想 818,800 に対する進捗率:49.8%
    • 通期営業利益予想 175,900 に対する進捗率:48.9%
    • 通期親会社当期純利益予想 157,300 に対する進捗率:50.8%
    • → 半期比でほぼ50%ラインにあり、通期目標との整合性は良好
  • 財政状態(貸借対照表・中間末 2025/9/30)
    • 総資産:1,981,029
    • 自己資本(参考):1,770,428
    • 純資産合計:1,785,886
    • 自己資本比率:89.4%(安定水準;目安:40%以上で安定)
    • 流動資産:1,143,446/流動負債:154,606 → 流動比率 ≒ 739%(流動性非常に高い)
    • 負債合計:195,143(資産に対する負債比率が低い)
  • 収益性指標(中間ベース)
    • ROE(中間純利益 / 自己資本):4.51%(中間ベース)・年率換算約9.02%(参考:8%以上で良好)
    • ROA(中間純利益 / 総資産):4.03%(中間ベース)・年率換算約8.06%(参考:5%以上で良好)
    • 営業利益率:21.10%(業界平均と比較する場合は業種により差あり)
  • キャッシュフロー(中間)
    • 営業CF:127,918(前年同期147,294、対前年-19,376)
    • 投資CF:△46,723(前年△99,056、投資キャッシュアウトは減少)
    • 財務CF:△59,747(前年△84,491、自己株買い等が減少)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):81,195
    • 現金及び現金同等物期末:529,374(前期末比+27,283)
    • 営業CF/親会社中間純利益比率:127,918 / 79,820 ≒ 1.60(目安:1.0以上で健全)
  • 在庫・流動性
    • 商品・仕掛・原材料合計:292,574(前期 306,439 → △13,865 百万円、△4.52%)
    • 棚卸資産はやや減少傾向
  • 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細数値は当資料の中間累計のみ。季節性は通年ベースでの確認が必要。

特別損益・一時的要因

  • 会計方針等の変更:無し
  • 特別損益の主項目:該当大きな特別利益/損失の記載なし(中間損益計算書参照)。
  • 包括利益関連:持分法適用会社に対する持分相当額が当中間期で△11,995百万円となり、前年同期(+17,296百万円)から変動。結果としてその他の包括利益がプラス転換(当中間期 +13,228百万円、前年中間期 △8,332百万円)。これは一時的要因の影響が大きく、継続性は個別要因次第。

配当

  • 中間配当:51.33円(前期中間 44.51円 → 増額、注記: 直近発表配当予想の修正あり)
  • 期末配当:未定(「公表可能になった時点で開示」)
  • 年間配当予想:未確定(期末配当未定)
  • 配当利回り:–(株価情報なし)
  • 配当性向:中間のみでは算出不可(通期純利益予想に対する配当性向は期末配当確定後に算出)
  • 株主還元:自己株式の取得実績と消却の動きあり(自己株式13,035,392株を消却し自己株式残高減少)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(キャッシュフロー上の有形固定資産取得による支出):10,151百万円(当中間期、前年同期21,361百万円)
  • 減価償却費:22,601百万円(中間)
  • 備考:投資活動のキャッシュアウトは前年同期より縮小(定期預金払戻の影響含む)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:120,416(前期116,143)
    • 仕掛品:78,004(前期83,219)
    • 原材料及び貯蔵品:94,154(前期107,077)
    • 棚卸資産合計は前期比で減少(△13,865百万円、△4.52%)

セグメント別情報

  • セグメントは単一(FA)。内部的にはFA/ロボット/ロボマシン/サービスの各部門で業績把握。
    • FA部門:103,867百万円(+4.5%)
    • ロボット部門:172,599百万円(+5.8%)
    • ロボマシン部門:63,482百万円(+11.5%)
    • サービス部門:67,620百万円(-1.3%)
  • 地域別:説明文では中国・インドが堅調、欧州・国内は一部低調。為替・関税等の地域リスク言及あり。為替影響の通期前提は140円/ドル、165円/ユーロ。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の進捗に関する直接言及は限定的だが、通期上方修正・高い利益率・強いキャッシュ創出力は中長期目標との整合性を支持する材料。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:米国の関税、世界経済・為替・地政学リスクが不透明要因。中国・インドの需要が相対的に強い点を強調。

今後の見通し

  • 通期業績予想(2025/4/1〜2026/3/31、修正後)
    • 売上高:818,800百万円(前期比+2.7%)
    • 営業利益:175,900百万円(前期比+10.7%)
    • 経常利益:214,300百万円(前期比+8.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:157,300百万円(前期比+6.6%)
    • 1株当たり当期純利益:168.57円
    • 直近発表からの修正:有(2025年7月25日予想比で上方)
    • 為替前提:平均 140円/USD、165円/EUR
  • 予想の信頼性:中間の進捗率が概ね50%であり修正後目標への到達可能性は高いが、外部環境(関税・為替・需給変化)に左右される旨を会社も注記。
  • リスク要因:為替変動、関税・貿易規制、地域別需要のばらつき(欧州・国内の弱さ)、主要顧客の投資動向など。

重要な注記

  • 会計方針変更等:無し
  • 連結範囲の変更:無し
  • 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外である点は注記あり
  • 自己株式の消却(2025/4/23決議に基づき13,035,392株消却)による株主資本の変動が発生

(注)本資料は開示情報の要約であり、投資助言を目的とするものではありません。記載の数値は原資料(百万円単位)に基づく。記載のない項目は「–」としてあります。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6954
企業名 ファナック
URL https://www.fanuc.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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