2024年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する修正はなし(予想は据え置き)。ただし、第3四半期累計で親会社株主に帰属する四半期純利益32,981百万円は通期予想32,000百万円を既に上回っており(進捗率103.1%)、実績面では上振れ感あり。
- 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計 売上高691,742百万円:前年同期比+7.2%、営業利益42,748百万円:同+81.0%、親会社株主帰属四半期純利益32,981百万円:同+88.9%)。
- 注目すべき変化:製品価格改定が寄与し、特に板紙・紙加工関連事業で営業利益が大幅改善(30,849百万円、前年同期比+238.3%)。一方、重包装事業は石油化学関連需要低下で減収減益(売上33,614百万円、同98.2%)。
- 今後の見通し:通期業績予想は据え置き(売上930,000百万円、営業利益47,000百万円、当期純利益32,000百万円)。ただし利益面では既に通期純利益目標を上回っており、通期達成の可能性は高いと見える(営業利益も進捗率約91%)。会社は不確定要素を理由に予想を変更せず。
- 投資家への示唆:価格改定が収益改善の主因であり、需給面(販売量)や海外の固定費増加、重包装分野の需要動向が今後の収益性に影響する。現時点での注目点は(1)通期利益目標の上振れ余地、(2)海外子会社の連結拡大に伴う固定費負担、(3)原材料(石化製品)市況の行方。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:レンゴー株式会社(Rengo Co., Ltd.)コード 3941
- 主要事業分野:板紙・紙加工、軟包装、重包装、海外関連事業、紙器機械等(紙・包装資材製造・販売および関連機械・サービス)
- 代表者名:代表取締役社長兼COO 川本 洋祐
- 連絡先:執行役員 財経本部長 山崎 宏信 TEL 06-6223-2371
- URL: https://www.rengo.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2024年2月6日(四半期決算短信)
- 対象会計期間:2024年3月期 第3四半期累計(2023年4月1日~2023年12月31日)
- 四半期報告書提出予定日:2024年2月14日
- セグメント(報告セグメント):
- 板紙・紙加工関連事業:箱・紙器等の板紙製造・紙加工(第3Q累計売上391,895百万円、営業利益30,849百万円)
- 軟包装関連事業:フィルム等の軟包装(売上92,093百万円、営業利益3,957百万円)
- 重包装関連事業:重包装材料(売上33,614百万円、営業利益834百万円)
- 海外関連事業:海外製造販売(売上148,021百万円、営業利益5,922百万円)
- その他:不織布、紙器機械、運送、保険代理等(売上26,118百万円、営業利益1,018百万円)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):271,056,029(自己株式含む)
- 期中平均株式数(四半期累計):247,700,652
- 自己株式数(期末):23,355,127
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(2024/02/06)にて第3四半期短信
- IRイベント/決算説明会:四半期決算補足資料・説明会の有無は記載なし(※四半期決算説明会の有無欄:未記載)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較、単位:百万円)
- 売上高:第3Q累計 691,742。通期予想 930,000 に対する達成率 74.4%(691,742/930,000)
- 営業利益:第3Q累計 42,748。通期予想 47,000 に対する達成率 91.0%(42,748/47,000)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:第3Q累計 32,981。通期予想 32,000 に対する達成率 103.1%(32,981/32,000)
- サプライズの要因:
- 主因:製品価格の改定(値上げ)が売上・利益を押し上げたこと。特に板紙・紙加工、軟包装で寄与。
- 海外:連結子会社数増加により売上は増加したが、固定費増加等で海外セグメントは減益化。
- 重包装:石油化学関連需要の減少が売上・利益を圧迫。
- 通期への影響:
- 純利益は既に通期目標を上回っており、通期達成(上振れの可能性)は高い。ただし会社は依然として不確定要素を理由に業績予想の修正を行っていないため、慎重に見守る必要あり。
財務指標
(数値は原則として百万円、%は前年同期比や比率を示す)
- 損益要点(第3四半期累計:2023/4/1–2023/12/31)
- 売上高:691,742(前年同期比+7.2%、前年 645,294)
- 売上総利益:137,824(前年 110,913)
- 販売費及び一般管理費:95,075(前年 87,296)
- 営業利益:42,748(前年同期比+81.0%、前年 23,616)
- 経常利益:45,089(前年同期比+73.3%、前年 26,017)
- 四半期純利益(親会社株主帰属):32,981(前年同期比+88.9%、前年 17,463)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):133.15円(前年同期 70.51円)
- 財政状態(貸借対照表要点、期末 2023/12/31)
- 総資産:1,166,436(前連結会計年度末 1,053,138、増加 113,298)
- 純資産:437,335(前連結会計年度末 385,732、増加 51,603)
- 自己資本比率:36.3%(前期末 35.4%)=36.3%(安定水準:40%目安にやや下回るが改善)
- 自己資本(参考):423,282
- 収益性指標(参考計算)
- 営業利益率:42,748 / 691,742 = 6.18%(業種平均との比較は–。一般に5%超は堅調)
- 単純ROE(Q3累計純利益 / 期末自己資本):32,981 / 423,282 = 7.79%(目安:8%以上が良好 → やや未達)
- 単純ROA(Q3累計純利益 / 総資産):32,981 / 1,166,436 = 2.83%(目安:5%以上で良好 → 低め)
- 注:上記ROE/ROAは第3四半期累計利益を期末資本で割った単純指標(年率化等の調整は行っていない)。
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:74.4%(通常の進捗ペースかは季節性要因で判断が必要。利益の進捗が高い点が特徴)
- 営業利益進捗率:91.0%(進捗高。価格改定の影響で早期に利益化)
- 純利益進捗率:103.1%(通期見通しを超過)
- 現金及び預金残高:109,180(前連結会計年度末 72,532、増加)
- 流動性・負債関連:
- 流動負債合計:387,002(前期末 368,231)
- 固定負債合計:342,099(前期末 299,174)
- 長短借入金合計(短期借入金 130,836 + 長期借入金 187,312)=318,148
- 社債(社債含む利子負債):95,060
- 金利負債合計(短期+長期借入金+社債)=413,208(現金109,180を差し引くとネット有利子負債 ≒ 304,028)
- 流動比率、負債比率:具体値は計算要素はあるが流動比率は流動資産489,478 / 流動負債387,002 ≒ 126.5%(健全域)、自己資本比率36.3%(安定水準に近いが40%未満)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 3,631(前年期 793)、その他小額
- 特別損失:合計 1,166(固定資産除売却損 724 等)
- のれん:第1四半期に取得したティム・パッケージング・システムズ社(新社名:トライコー・パッケージング・システムズ社)の持分取得に伴い、のれん6,427百万円を計上(前期末に取得原価配分完了)
- 一時的要因の影響:特別損益は小幅で、本業(価格改定)による利益改善が主因。のれん計上は今後の償却・減損リスクに留意。
配当
- 配当実績・予想:
- 2023年3月期:年間配当 24.00円(中間12.00円、期末12.00円)
- 2024年3月期:中間(第2四半期末)既払 12.00円、通期予想 年間 30.00円(うち期末に創業115周年記念配当3円を含む)。注:配当予想は修正あり(通知:2024/02/06「配当予想の修正に関するお知らせ」参照)
- 配当利回り:–(株価に依存するため記載なし)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向は–(会社は配当性向明示していない)。記載数値が必要な場合は通期予想当期純利益32,000百万円と年間配当総額(計算要素:発行済株式数等)で算出可能だが、短信に直接の配当性向記載はなし。
- 株主還元方針:期末に記念配当を実施。自社株買いについての記載は今回短信内に無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(短信に明確な設備投資金額の記載なし)
- 減価償却費:貸借対照表に減価償却累計額の増加は確認可能だが、損益計算書上の減価償却費の明示はなし(のれん償却 2,671百万円は計上)。
- 研究開発費(R&D):–(記載なし)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:–(記載なし)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品及び製品):44,014(前期末 43,293、ほぼ横ばい)
- 仕掛品:5,501(前期末 5,980)
- 原材料及び貯蔵品:36,196(前期末 37,980)
- 在庫回転日数等:–(記載なし)
セグメント別情報(第3四半期累計)
- 板紙・紙加工関連事業:売上 391,895(同+6.8%)、営業利益 30,849(同+238.3%)→ 価格改定が主要因。販売量は減少するも価格でカバー。
- 軟包装関連事業:売上 92,093(同+5.9%)、営業利益 3,957(同+151.3%)→ 価格改定が寄与。
- 重包装関連事業:売上 33,614(同98.2%)、営業利益 834(同91.1%)→ 石油化学関連需要減により減収減益。
- 海外関連事業:売上 148,021(同+12.9%)、営業利益 5,922(同97.9%)→ 連結子会社増加で売上増、固定費増で利益減。
- その他:売上 26,118(同+0.6%)、営業利益 1,018(同+6.3%)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信内に中期計画進捗の定量的評価は記載なし(ただし海外M&Aによる事業拡大は進行中)。
- KPI達成状況:会社は通期予想を据え置いており、主要利益指標(特に純利益)は既に通期目標を上回っている点が短期KPIの達成状況を示唆。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との詳細比較は短信に記載なし(–)。
- 市場動向:石油化学(重包装向け)の需要減退が重包装事業に影響。価格改定はパッケージ業界全体のコスト転嫁動向の一部。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2023/4/1–2024/3/31)会社予想(据え置き):売上 930,000(+9.9%)、営業利益 47,000(+81.1%)、経常利益49,000(+70.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益32,000(+56.7%)、1株当たり当期純利益129.19円。
- 会社コメント:現時点で不確定要素が多いため、2023年5月12日公表の業績予想を変更していない。
- 予想の信頼性:第3Q累計の利益進捗は高く、通期の上振れ余地あり。ただし海外固定費や需給変動(特に重包装分野)など不確定要素が残るため会社は慎重。
- リスク要因:原材料価格(石化製品等)、為替変動、海外事業の固定費負担、需要変動、M&A後の統合リスク等。
重要な注記
- 会計方針:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更等の特記事項はなし。四半期連結財務諸表は四半期レビューの対象外(公認会計士等によるレビュー対象外)。
- 連結範囲の変更:第1四半期にティム・パッケージング・システムズ社(新社名:トライコー・パッケージング・システムズ社)の持分取得により同社および子会社を連結。これが海外セグメント資産の増加要因(セグメント資産は前期末比+76,895百万円)。
- その他重要事項:期末配当予想の修正(創業115周年記念配当3円を含む)については2024/02/06の別途公表参照。
※不明な項目は「–」と記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3941 |
| 企業名 | レンゴー |
| URL | http://www.rengo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – パルプ・紙 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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