2024年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が5月に公表した通期業績予想は修正せず(未改定)。四半期実績は会社予想との明確な修正はなし。ただし、上期の進捗は通期直線目標に対しやや上振れ(下記進捗率参照)。
- 業績の方向性:増収増益(第2四半期累計:売上高452,874百万円、前年同期比+9.5%。営業利益25,675百万円、同+65.3%)。
- 注目すべき変化:海外関連事業の連結子会社増加等により海外売上が大幅増(海外売上97,723百万円、前年同期比+26.3%)。製品価格改定が板紙・軟包装セグメントの利益改善に寄与。
- 今後の見通し:通期予想は未修正。上期進捗率は売上約48.7%、営業利益約54.7%、親会社株主に帰属する当期純利益約57.5%で、利益面は通期達成に向け順調な進捗。
- 投資家への示唆:価格改定とM&Aを通じた収益改善が確認できる一方、段ボール等の需要減や石油化学関連需要の低迷リスクも継続。通期予想は現時点で維持されているが、景気・需要動向と為替・原材料動向に注意。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:レンゴー株式会社
- 主要事業分野:段ボール・板紙、紙器、軟包装、重包装および関連の包装資材・加工、海外事業、運送等(「ゼネラル・パッケージング・インダストリー(GPI)」を標榜)
- 代表者:代表取締役社長兼COO 川本 洋祐
- コーポレートURL:https://www.rengo.co.jp/
- 報告概要
- 提出日:2023年11月2日(四半期報告書提出予定日 2023/11/14)
- 対象会計期間:2024年3月期 第2四半期連結累計期間(2023年4月1日~2023年9月30日)
- 四半期決算説明会:記載なし(該当欄空欄)
- セグメント(報告上の区分)
- 板紙・紙加工関連事業:段ボール、板紙等の製造・販売および紙加工
- 軟包装関連事業:フィルム等の軟包装材料・加工
- 重包装関連事業:重量物向け包装資材等
- 海外関連事業:海外子会社・グループの包装資材事業等
- その他:不織布、紙器機械の製造・販売、運送事業、保険代理、リース、不動産等
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):271,056,029株(2024年3月期2Q)
- 期末自己株式数:23,354,596株(2024年3月期2Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):247,700,425株(2024年3月期2Q)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定
- 決算短信提出日:2023年11月2日(本資料)
- 株主総会、IRイベント等:–(本資料に記載なし)
- 配当支払開始予定日:2023年12月1日
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は5月公表分から未修正)
- 売上高:452,874百万円(通期予想930,000百万円に対する進捗率 48.7%)
- 営業利益:25,675百万円(通期予想47,000百万円に対する進捗率 54.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:18,409百万円(通期予想32,000百万円に対する進捗率 57.5%)
- コメント:会社予想の修正はなし。上期の利益進捗は通期の線形達成ペースを上回っており、利益面では通期達成の可能性が高いことを示唆。
- サプライズの要因(上振れ要因)
- 製品価格改定が板紙・軟包装で寄与し、売上高増と利益率改善。
- 海外子会社の連結範囲拡大による増収(海外関連事業の増加)。
- 通期への影響
- 会社は現時点で業績予想を修正していない。上期の利益進捗は良好だが、下期の需給動向(段ボール需要、石油化学関連需要)や為替・原材料価格による変動リスクが残るため、引き続き注視が必要。
財務指標(第2四半期累計:2023/4/1~2023/9/30)
- 主要損益(百万円)
- 売上高:452,874(前年同期 413,506、前年同期比+9.5%)
- 売上総利益:88,051(前年同期 71,552、+23.0%)
- 営業利益:25,675(前年同期 15,528、+65.3%)
- 経常利益:27,461(前年同期 17,849、+53.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:18,409(前年同期 12,041、+52.9%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):74.32円(前年同期 48.62円)
- 収益性指標
- 営業利益率:25,675 / 452,874 = 5.67%(前年同期 15,528 / 413,506 = 3.76%)→ 改善(業種平均は分野依存だが、一般目安として数%台)
- 親会社株主に帰属する当期純利益率:18,409 / 452,874 = 4.06%
- ROE(簡易算出:親会社株主に係る株主資本ベース):18,409 / 320,521 = 約5.74%(目安:8%以上で良好→現状は改善余地あり)
- ROA(簡易算出):18,409 / 1,131,787 = 約1.63%(目安:5%以上が良好→現状は低め)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:48.7%(通常の上期=50%前後が目安→ほぼ順調)
- 営業利益進捗率:54.7%(利益面は順調)
- 純利益進捗率:57.5%(利益面は順調)
- 判定:利益は上振れ気味で通期達成に向け良好だが、需給・マクロ変動で下振れもあり得る
- 貸借対照表の要点(百万円)
- 総資産:1,131,787(前連結会計年度末 1,053,138、+78,649)
- 純資産:425,350(前連結会計年度末 385,732、+39,618)
- 自己資本(注記ベース):411,636(自己資本比率36.4%、前期末35.4%)→ 36.4%(安定水準:目安40%以上がより安定だが改善)
- 流動資産合計:457,897(主な増加項目:受取手形及び売掛金の増加)
- 流動負債合計:376,298、固定負債合計:330,138、負債合計:706,436(負債増加)
- キャッシュフロー
- 現預金残高:86,321百万円(前期末 72,532百万円)→ 増加
- 営業CF、投資CF、財務CF、フリーCF:–(本資料抜粋に明示的数値なし)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF数値の記載なし)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細表は補助資料参照だが、本資料は累計ベースの開示中心のためQoQ数字は限定的。季節性:段ボール等は需要変動あり(本文の需給記載参照)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:36.4%(前期末35.4%)(目安:40%以上で安定→やや改善しているが目標未達)
- 流動比率・負債比率:流動資産457,897 / 流動負債376,298 ≒ 121.7%(短期支払能力は確保)。その他詳細負債比率は資料に直接の注記なし。
特別損益・一時的要因
- 特別利益合計(第2Q累計):462百万円(前年同期 4,261百万円)
- 内訳例:固定資産売却益247百万円、受取保険金154百万円 等
- 特別損失合計(第2Q累計):689百万円(前年同期 3,855百万円)
- 内訳例:固定資産除売却損494百万円 等
- のれん関連:海外関連事業(ティム・パッケージング等)の子会社取得に伴うのれん6,427百万円を計上(取得原価配分完了に伴う処理)
- 一時的要因の影響:特別損益は金額的に小さく、業績の増益は主に営業面(価格改定・海外拡大等)によるものと判断される。これら特別項目は継続性低い。
配当
- 配当実績・予想(円)
- 第1四半期末(中間):12.00(実績)
- 第2四半期末(期中):12.00(実績)→ 中間12円(支払予定日 2023/12/1)
- 期末(予想):12.00
- 年間配当予想(未修正):24.00円(前期合わせ24.00円と同額)
- 配当性向(目安)
- 通期予想EPS:129.19円(会社予想)に対する配当24円 → 配当性向 ≒ 18.6%(保守的~中立)
- 特別配当・自社株買い:特別配当なし。自社株買いの記載:–(資料に記載なし)
設備投資・研究開発
- 設備投資・M&A等の動向(定性的)
- 積極的な設備投資・M&Aにより事業拡充を推進(例:サン・トックスおよび三井化学東セロのパッケージソリューション事業統合子会社化、朋和産業の水性フレキソ印刷事業統合、富士包装紙器と丸福の合併等)
- 海外ではトライコーの新工場建設決定、トライウォールの中国新会社が稼働開始
- 環境対応投資:金津工場を2026年、丸三製紙を2027年に燃料LNGへ転換(石炭使用ゼロ目標)
- 設備投資額/減価償却費:–(数値明示なし)
- R&D費用:–(数値明示なし)
受注・在庫状況
- 在庫(貸借対照表)
- 商品及び製品:45,307百万円(前期末 43,293、+4.6%)
- 仕掛品:6,214百万円(前期末 5,980、+3.9%)
- 原材料及び貯蔵品:35,384百万円(前期末 37,980、▲6.9%)
- 受注高・受注残:–(明示なし)
- 在庫回転日数:–(明示なし)
セグメント別情報(第2四半期累計)
- 板紙・紙加工関連事業
- 売上高:255,001百万円(前年同期比+6.7%)
- 営業利益:17,956百万円(前年同期比+98.3%)
- コメント:販売量は減少したが製品価格改定で増収増益。生産量(板紙製品)1,221千t(同93.8%)。段ボール製品は段ボール2,128百万㎡(同96.5%)。
- 軟包装関連事業
- 売上高:60,311百万円(前年同期比+6.1%)
- 営業利益:2,282百万円(前年同期比+43.5%)
- コメント:価格改定が寄与。軟包装は生産量は前年を上回る。
- 重包装関連事業
- 売上高:22,422百万円(前年同期比▲1.4%)
- 営業利益:619百万円(前年同期比▲0.8%)
- コメント:石油化学関連需要減少で減収減益。
- 海外関連事業
- 売上高:97,723百万円(前年同期比+26.3%)
- 営業利益:4,201百万円(前年同期比+19.1%)
- コメント:連結子会社が増加したこと等で大幅増収増益。セグメント資産は子会社取得で前期末比大幅増。
- その他
- 売上高:17,415百万円(前年並み)
- 営業利益:502百万円(前年同期比▲26.8%)
- コメント:運送事業の採算悪化等で減益。
中長期計画との整合性
- 中期方針:GPI(General Packaging Industry)として営業強化、設備投資、M&Aで業容拡大と収益力向上を推進。ESG目標として2030年度にCO2排出量を2013年度比46%削減(石炭使用ゼロに向け燃料転換等)。
- KPI進捗:M&Aによる海外拡大・のれん計上などで海外セグメントの拡大を確認。CO2削減に向けた設備投資計画を示しているが、定量的な進捗(数%など)は開示なし。
競合状況や市場動向
- 市場動向(会社コメントより)
- 段ボール需要は減少・輸出低迷で国内生産量は前年下回る。食品・通販・宅配分野は堅調も幅広い分野で需要低迷。
- 紙器はギフト等需要減で減産。軟包装は食品中心に底堅く増産。重包装は石油化学関連需要減で減産。
今後の見通し
- 業績予想(通期、会社予想:2023/4/1~2024/3/31)
- 売上高:930,000百万円(前期比+9.9%)
- 営業利益:47,000百万円(前期比+81.1%)
- 経常利益:49,000百万円(前期比+70.8%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:32,000百万円(前期比+56.7%)
- 1株当たり当期純利益(通期予想):129.19円
- 予想の信頼性:会社は未修正。ただし需給(段ボール等)、為替・原材料・エネルギー価格、景気動向がリスク要因。
- リスク要因(主なもの)
- 段ボール需要のさらなる落ち込みや輸出低迷
- 石油化学需要低下による重包装の下押し
- 為替変動・原材料費上昇・エネルギー価格変動
- M&Aの統合リスクやのれん減損リスク(現時点では大きな減損計上なし)
重要な注記
- 会計方針の変更:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更あり(注記あり)。その他の主要な会計上の見積り変更・修正再表示は記載なし。
- 四半期レビュー:本四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外。
- 開示の補足:業績予想の前提等の詳細は添付資料(P.4)参照との注記あり。
注記・留意点
- 本要約は開示資料(2024年3月期 第2四半期決算短信)に基づく整理であり、投資助言や推奨を目的とするものではありません。市場コンセンサスや時価情報等は本資料に含まれていないため「–」と記載した項目があります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3941 |
| 企業名 | レンゴー |
| URL | http://www.rengo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – パルプ・紙 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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