2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正はなし(市場予想との差分は提示なし)。第1四半期は概ね想定内だが、経常利益・当期純利益は前年同期比で減少(想定よりやや弱めの項目あり)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比 +4.8%、営業利益は +2.1%、ただし経常利益は △8.3%(減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は △25.5%(減少))。
- 注目すべき変化:国内(日本)セグメントの売上が堅調で全体増収を牽引している一方、海外(特に欧州、北米、アジア)の耐火物需要低下により各地域の利益率が悪化。特にアジアのセグメント利益は前年同期比で大幅減(△58.5%)。
- 今後の見通し:通期予想は据え置き(2026年3月期 通期売上 29,710百万円、営業利益 3,570百万円、親会社株主当期純利益 2,640百万円)。第1四半期の進捗は売上:27.6%、営業利益:30.3%、当期純利益:30.6%と、概ね期初想定を下回らない進捗(単純按分25%を上回る)で、通期達成可能性は現時点では維持されていると会社説明。
- 投資家への示唆:国内需要は堅調だが、海外の需要減速が利益面に影を落としている。通期予想は修正されていないため、今後の為替・地政学リスクや主要顧客(鉄鋼業界)の粗鋼生産動向を注視する必要がある。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社TYK(東京窯業株式会社)
- 主要事業分野:耐火物関連事業(製鋼用耐火物、ファインセラミックス等の素材技術、環境関連製品等)
- 代表者名:代表取締役社長 牛込 伸隆
- URL: https://www.tyk.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(連結、2025年4月1日~2025年6月30日)
- セグメント:
- 日本:国内の耐火物関連販売(主力セグメント)
- 北米:耐火物販売(北米地域)
- ヨーロッパ:耐火物販売(欧州地域)
- アジア:耐火物販売(アジア地域)
- その他:環境関連製品、窯業機械器具、建築、修繕、運輸等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株含む):45,477,000株
- 期末自己株式数:1,045,085株(2026年3月期1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):44,431,996株(2026年3月期1Q)
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表(次回):通期・中間のスケジュール等は資料に明記なし(会社IRで確認要)
- 株主総会・IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想に変更なし」のみ公表。四半期単体の会社予想達成率は以下の通り)
- 売上高:8,210百万円。通期予想29,710百万円に対する進捗率 27.6%(第1四半期としてはやや順調)
- 営業利益:1,082百万円。通期予想3,570百万円に対する進捗率 30.3%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:807百万円。通期予想2,640百万円に対する進捗率 30.6%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:国内(日本)セグメントの売上堅調により売上高は増加。
- 下振れ要因:為替差益の減少や海外セグメントの需要減(特に欧州・北米・アジア)が経常利益・純利益を押し下げた。前年同期に大きな投資有価証券売却益(2024年度Q1で225,785千円)が計上されており、これが今回の経常・純利益の減少幅を拡大している(特別利益の不在/縮小が影響)。
- 通期への影響:会社は業績予想を据え置き。第1四半期の進捗は売上・利益ともに単純按分(25%)を上回っており、現時点で通期達成の可否については「事業環境の変化(海外需要、地政学リスク等)を注視」の段階。
財務指標
(単位は原則として百万円、前年同期比は必ず%表記)
- 財務諸表の要点(連結・第1四半期累計、2025/4/1–2025/6/30)
- 売上高:8,210百万円(前年同期比 +4.8%/前年 7,836百万円)
- 営業利益:1,082百万円(前年同期比 +2.1%/前年 1,059百万円)
- 経常利益:1,360百万円(前年同期比 △8.3%/前年 1,483百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:807百万円(前年同期比 △25.5%/前年 1,083百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):18.16円(前年同期 24.45円、△25.7%)
- 収益性指標:
- 営業利益率:1,082 / 8,210 = 約13.2%(業種平均との比較は事業特性に依存。耐火物製造業としては比較的高水準)
- ROE(四半期ベース、単純計算):親会社株主純利益807 / 自己資本41,309 = 約1.95%(四半期値)。年率換算(単純×4)で約7.8%(目安:8%以上で良好→年率換算でぎりぎりやや低め)
- ROA(四半期ベース):807 / 総資産60,099 = 約1.34%。年率換算で約5.36%(目安: 5%以上で良好→年率換算だと概ね良好水準)
- (注)上記ROE/ROAは四半期の単純年率換算であり、季節性や一時項目の影響があるため参考値。
- 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期の進捗)
- 売上高進捗率:27.6%(8,210 / 29,710)
- 営業利益進捗率:30.3%(1,082 / 3,570)
- 純利益進捗率:30.6%(807 / 2,640)
- 比較コメント:四半期としては按分(25%)を上回り、上期偏重の決算構造ではないが順調な進捗。
- キャッシュフロー(注:会社は第1四半期の連結キャッシュ・フロー計算書を作成していない)
- 現金及び預金:流動資産内で増加(15,865 → 17,219 百万円、増加分は約1,353百万円)。営業CF等の詳細は未提示(四半期CF未作成)。
- 減価償却費:240,092千円(当第1四半期累計)
- フリーCF等:–(四半期CFが未作成のため詳細は不明)
- 財政状態(貸借対照表)
- 総資産:60,099百万円(前期末 59,169百万円、増加)
- 純資産:47,878百万円(前期末 47,371百万円、増加)
- 自己資本比率:68.7%(前期末 69.1% → 安定水準)
- 流動負債:8,100百万円、短期借入金:3,366百万円
- 負債合計:12,221百万円(資本比率が高く財務は保守的)
- 効率性:
- 総資産回転率(単四半期のため参考値):売上高 / 総資産 = 8,210 / 60,099 = 約0.137(年率換算等は省略)
- セグメント別(売上高と利益の要点)
- 日本:売上 5,798百万円(前年同期比 +10.2%)、セグメント利益 1,020百万円(前年同期比 △2.0%)
- 北米:売上 1,028百万円(前年同期比 △1.2%)、セグメント利益 59百万円(前年同期比 △21.1%)
- ヨーロッパ:売上 1,082百万円(前年同期比 △11.1%)、セグメント利益 74百万円(前年同期比 △20.6%)
- アジア:売上 218百万円(前年同期比 △5.1%)、セグメント利益 20百万円(前年同期比 △58.5%)
- その他:売上 83百万円(前年同期比 △3.3%)、セグメント利益 41百万円(前年同期比 +60.6%)
- 地域別売上構成(概算):日本 70.6%(5,798/8,210)、北米 12.5%、欧州 13.2%、アジア 2.7%、その他 1.0%
- 財務の解説:
- 総じて自己資本比率が高く安全性は良好。海外需要減少の影響はあるが営業利益率は高めを維持。キャッシュは増加しているが、四半期CF詳細が未提供のため営業CFの継続性は注視が必要。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当第1四半期は特別利益合計 1,242千円(主な内訳:固定資産売却益等、金額は小幅)
- 特別損失:特別損失合計 3,010千円(固定資産廃棄損等)
- 一時的要因の影響:前年同期に大きな投資有価証券売却益(225,785千円)が計上されており、比較上今回の経常・当期利益が減少して見える面がある。今回の特別損益は金額的に小さく、実質的な業績評価では営業利益や為替影響、海外需要動向を重視する必要あり。
- 継続性の判断:今回の特別利益は継続性のある項目ではない(小口の固定資産売却等)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績):年間配当 21.20円(第1四半期末/中間/期末等の内訳は資料参照)
- 2026年3月期(予想):年間配当 17.90円(第1四半期末:—、第2四半期末(中間) 9.00円、期末 8.90円)
- 直近資料での配当予想修正:記載なし(ただし、前年実績から減配の水準)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:–(通期利益予想 2,640百万円に対する配当総額の記載なしのため算出不可)
- 株主還元方針:特別配当、自社株買いの記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:具体的な設備投資額の四半期開示はなし(固定資産合計は前期末から増加し、投資有価証券の購入・時価評価による増加が主因と記載)。
- 減価償却費:240,092千円(当第1四半期累計)
- 研究開発費:–(資料に明確な数値記載なし)
- 備考:固定資産は窯炉・機械装置の純額が増加しており設備は維持・更新が行われている様子。
受注・在庫状況(該当する業種)
- 受注状況:–(受注高・受注残高の明細開示なし)
- 在庫状況:
- 製品及び外注品:4,890百万円(前期末 4,783百万円、増加 +2.3%)
- 仕掛品:1,996百万円(前期末 1,903百万円、増加)
- 原材料及び貯蔵品:3,432百万円(前期末 3,558百万円、減少)
- コメント:在庫全体は大きな増減はなく、期中の販売や生産状況に応じた変動。
セグメント別情報
- セグメント別状況(第1四半期)
- 日本:売上高 5,798百万円(+10.2%)、セグメント利益 1,020百万円(△2.0%) — 国内需要が堅調で売上拡大、販売構成変化で利益率低下。
- 北米:売上高 1,028百万円(△1.2%)、セグメント利益 59百万円(△21.1%) — 需要軟化で利益減。
- ヨーロッパ:売上高 1,082百万円(△11.1%)、セグメント利益 74百万円(△20.6%) — 需要減が顕著。
- アジア:売上高 218百万円(△5.1%)、セグメント利益 20百万円(△58.5%) — 利益が大幅減。
- その他:売上高 83百万円(△3.3%)、セグメント利益 41百万円(+60.6%)
- 戦略・見通し:国内での需要取り込みと生産性向上を継続する一方、海外地域での需要低迷が続けば現地販売戦略やコスト構造の見直しが必要。
中長期計画との整合性
- KPI達成状況:–(開示なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向:主要取引先である国内鉄鋼業の粗鋼生産量が前年同期比で減少(△5.1%)しており、世界的にも中国経済の停滞や地政学リスクが需要下振れリスクとなっている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(会社)に変更なし:売上 29,710百万円(+7.0%)、営業利益 3,570百万円(+20.7%)、経常利益 4,100百万円(+18.5%)、親会社株主当期純利益 2,640百万円(+15.7%)、EPS 59.42円
- 第2四半期累計(会社予想):売上 14,855百万円(+5.0%)、営業利益 1,785百万円(+16.5%)、親会社株主当期純利益 1,320百万円(+13.0%)
- 会社の前提条件(為替・原油等)の詳細は添付資料参照(本資料中の詳細説明に言及あり)。
- 予想の信頼性:会社は通期予想を維持。過去の予想達成傾向は資料内に履歴なし(評価は保留)。
- リスク要因:
- 鉄鋼需要の低迷(主要顧客の粗鋼生産量動向)
- 地政学的リスク(ウクライナ、中東等)
- 為替変動(海外売上比率あり)
- 原材料費の変動および大口顧客の需給変化
重要な注記
- 会計方針:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更がある旨の注記(詳細は添付資料7ページ参照)。
- 四半期レビュー:四半期連結財務諸表に対する監査法人による期中レビューあり(結論:重要な点での不適正事項はなし)。
- その他:四半期連結キャッシュフロー計算書は作成していない旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5363 |
| 企業名 | 東京窯業 |
| URL | http://www.tyk.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。
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