2025年10月期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する比較は該当情報なし(期中の会社予想は未提示)。市場コンセンサスは開示資料に記載なし(–)。よって“サプライズ”判定は保留。
  • 業績の方向性:増収減益。売上収益は19,378百万円(前年同期比+6.6%)で増収、営業利益は1,630百万円(同△6.3%)で減益。
  • 注目すべき変化:直営美容室運営事業は出店・M&Aで売上増(15,746百万円、同+6.1%)も、コスト上昇や固定費増によりセグメントは前年の139百万円利益→当期は△20百万円の損失に転落。フランチャイズ事業は堅調に利益拡大(セグメント利益1,190百万円、同+8.5%)。
  • 今後の見通し:2026年10月期予想は売上22,897百万円(同+18.2%)、営業利益2,400百万円(同+47.1%)と強めの増益見込み。前提はM&Aでの店舗取り込み、直営/フランチャイズの店舗数・KPI想定に依存。達成可能性はM&A統合とKPI(来店数・顧客単価等)の前提に左右される。
  • 投資家への示唆:売上成長はM&Aと出店による量的拡大が主因だが、直営の収益性回復(固定費コントロール、郊外小型店の採算管理)が鍵。配当方針は「配当性向50%基準と1株60円の高い方」で、当期は60円(配当性向95.4%)を実施。配当維持のための利益確保とキャッシュ創出状況を注視すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社AB&Company
    • 主要事業分野:直営美容室運営、フランチャイズ事業、インテリアデザイン事業(美容室の内装設計・施工手配等)
    • 代表者名:代表取締役社長 市瀬 一浩
    • その他:2020年10月期からIFRS適用
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年12月15日
    • 対象会計期間:2024年11月1日~2025年10月31日(2025年10月期/通期、連結)
    • 決算補足資料作成:有(同日TDnetおよび会社Webに掲載)、決算説明会:有(動画配信のみ)
  • セグメント:
    • 直営美容室運営事業:直営店舗の美容サービス運営
    • フランチャイズ事業:加盟店への経営指導、ロイヤリティ収受、各種代行サービス等
    • インテリアデザイン事業:店舗内装デザイン・施工手配等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):15,247,114株(2025年10月期)
    • 期中平均株式数:14,205,384株(2025年10月期)
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会予定日:2026年1月29日
    • 配当支払開始予定日:2026年1月30日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年1月27日
    • 決算補足説明資料:既開示(TDnet・Web)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 会社予想との比較:通期(当期)に関する事前の会社予想は開示なし → 比較不可(達成率:–)
    • 市場予想との比較:資料に市場コンセンサス記載なし(達成率:–)
  • 実績(主要項目)
    • 売上収益:19,378百万円(前年18,183百万円、+6.6%)
    • 営業利益:1,630百万円(前年1,740百万円、△6.3%)
    • 当期利益:893百万円(前年1,076百万円、△17.0%)
  • サプライズの要因:
    • 売上は出店・M&A効果で増加。一方、直営セグメントでの固定費増・インフレによるコスト上昇等が営業利益を圧迫。
    • 法人所得税費用は、子会社の繰延税金資産の回収可能性の見直しによる取り崩しで増加(法人税費用+90百万円)。これが当期利益を圧迫。
    • 投資(子会社取得:支出929百万円)に伴うのれん増(1,225百万円)等でバランスシートが拡大。
  • 通期への影響:
    • 2026年10月期はM&A取り込みや出店を前提に増収増益見込み。達成可能性はM&A統合(収益化)と店舗KPIの達成、及びコスト(原材料・人件費)の動向に依存。
    • 当期実績からは、直営の収益性回復が課題であり、これが実現できなければ予想達成は困難となるリスクあり。

財務指標(主要数値)

(単位:百万円、%は前年同期比)

  • 売上収益:19,378(+6.6%/前期18,183、増加額1,194)
  • 売上原価:10,223(+6.6%)
  • 売上総利益:9,154(+6.6%)
  • 販管費:7,570(+8.0%)
  • 営業利益:1,630(△6.3%)
  • 税引前利益:1,489(△5.9%)
  • 当期利益:893(△17.0%)
  • 基本的1株当たり当期利益(EPS):62.91円(前期75.65円、△17.0%)
  • 営業利益率:8.4%(1,630/19,378。目安:業種平均参照)
  • ROE:10.2%(会社表記/目安:8%以上良好、10%以上優良)
  • ROA(参考、期中平均総資産ベース):約3.4%(当期利益893 ÷ 平均資産25,912 ≒ 3.45%。目安:5%以上で良好 → 今回は低め)
  • 進捗率分析(四半期決算該当外):通期開示のため季節進捗率の適用は該当外(–)
  • 貸借対照表 要点(期末)
    • 資産合計:27,077(前期24,747、+2,329)
    • 流動資産:4,370(+345)
    • 現金及び現金同等物:2,263(+21)
    • 営業債権:1,280(+194)
    • 棚卸資産:344(+167)
    • 非流動資産:22,706(+1,983)
    • のれん:9,713(+1,225、M&Aによる増加)
    • 使用権資産:5,392(+474)
    • 繰延税金資産:823(+184)
    • 負債合計:18,080(前期16,275、+1,804)
    • 借入金(流動+非流動):7,977(2,138+5,839、前期7,200、増加)
    • リース負債合計:5,499(1,837+3,662、増加)
    • 親会社所有者に帰属する持分合計:8,997(前期8,472、+524)
    • 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):33.2%(前期34.2%、目安:40%以上で安定 → やや低め)
  • キャッシュフロー(連結)
    • 営業CF:+2,879(前年+3,411、減少)
    • 投資CF:△1,244(前年△700、子会社取得支出929を含む)
    • 財務CF:△1,614(前年△2,794)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):+1,635(良好)
    • 営業CF/当期純利益比率:約3.22(2,879/893)→ 1.0以上で健全(今回は良好)
  • 四半期推移(QoQ):当資料は通期決算のため四半期推移の細目掲載なし(決算補足参照)
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:33.2%(安定性指標の目安40%未満で留意)
    • 負債増加:借入金・リース負債が期中増加、資金調達と返済のバランス確認が必要
  • 効率性:総資産回転率等の詳細は開示なし(–)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:該当の明示なし(主要は通常営業の項目)
  • 特別損失:該当の明示なし。ただし法人所得税費用の増加(+90百万円)の要因は子会社の繰延税金資産の回収可能性の見直しによる取り崩し(会計上の一時的要因に近い)。
  • 一時的要因の影響:税務関連の取り崩しは当期利益を押し下げており、恒常的か否かは子会社の業績回復見通しに依存。M&A関連の一時的費用は投資CFで子会社取得支出(929百万円)として発生。
  • 継続性の判断:繰延税金資産の取り崩しは今後の回復次第だが、恒常化の可能性は低いと考えられるが注視が必要。

配当

  • 当期配当実績:
    • 中間配当:0.00円
    • 期末配当:60.00円
    • 年間配当:60.00円(合計)
    • 配当金総額:854百万円(連結)
    • 配当性向(連結):95.4%(前年37.1% → 大幅上昇)
    • 親会社所有者帰属持分配当率:9.8%(目安:–)
  • 次期(2026年10月期)予想:年間60.00円(中間0、期末60)
  • 特別配当:なし
  • 株主還元方針:配当は「配当性向50%を基準に算出した額と1株当たり60.00円の高い方」を基本方針。今期は60円の方が高く適用された。
  • 注記:配当性向が高くなっており、配当維持は業績・キャッシュ創出力に依存。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出)
    • 有形固定資産の取得による支出:407百万円(前年663)
    • 子会社の取得による支出:929百万円(前年0)
    • 減価償却費及び償却費:2,330百万円(前年2,205)
  • 研究開発:該当記載なし(R&D費用:–)

受注・在庫状況(該当する場合)

  • 受注状況:該当記載なし(受注高・受注残:–)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:344百万円(前年176、+167)
    • 在庫回転日数:記載なし(–)
    • 在庫の内訳:記載なし(–)

セグメント別情報

  • 売上収益(外部収益):
    • 直営美容室運営事業:15,746百万円(+6.1%)
    • フランチャイズ事業:1,831百万円(+14.2%の外部収益増、全体で2,945百万円計上)
    • インテリアデザイン事業:1,800百万円(外部収益は+3.9%だが、セグメント合計では2,243百万円、全体で△6.2%)
  • セグメント利益:
    • 直営:△20百万円(前年+139百万円 → 採算悪化)
    • フランチャイズ:1,190百万円(+8.5%)
    • インテリア:67百万円(△40.9%)
  • 主な要因:
    • 直営はM&Aで売上が増えたが固定費・インフレで採算が悪化(人件費・賃料等)。
    • フランチャイズは店舗数増加・ロイヤリティ増で利益拡大。
    • インテリアは他業種向け受注増があるが、直営/フランチャイズ向け売上減で利益圧迫。
  • 地域別:国内売上が大部分のため地域別詳細は省略。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料では「店舗数・スタイリスト数・顧客数・顧客単価」等をKPIとする成長戦略を継続。フランチャイズ拡大と直営のM&Aによるスケール拡大が中期方針。
  • KPI進捗:直営・フランチャイズともに出店で店舗数は増加(ただし直営は来期想定で純減前提の区域別調整)。採算改善が中期目標の重要ポイント。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:個人消費回復基調の中、美容業界は堅調。ただし原材料・エネルギーコスト高や人件費上昇がマイナス要因。円安等の外部要因もコスト圧迫材料。
  • 競合比較:同業他社との相対位置は決算短信に比較データなし(–)。直営店舗の採算性低下は競合環境下でのコスト転嫁難易度を示唆。

今後の見通し

  • 2026年10月期業績予想(会社予想)
    • 売上収益:22,897百万円(+18.2%)
    • 営業利益:2,400百万円(+47.1%)
    • 税引前利益:2,230百万円(+49.7%)
    • 親会社の所有者に帰属する当期利益:1,471百万円(+64.6%)=EPS 103.55円
  • 予想の前提(主なもの):
    • 直営:M&Aで112店舗(非Agu系)を取り込む前提。直営KPIは店舗数で7店純減の想定(郊外小型店舗増でスタイリスト数微減、顧客単価微増)。
    • フランチャイズ:72店舗純増前提、ロイヤリティ料率5%等を前提。
    • インテリア:他業種向け受注の伸長想定。
  • 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の言及は限定的。今回の大幅増益見込みはM&Aの収益化とフランチャイズ拡大に依存するため、前提が実行されるかが鍵。
  • リスク要因:
    • 原材料・エネルギー・人件費上昇による採算悪化
    • M&A統合の遅延・想定超の費用発生
    • 為替等の外部要因(円安等)
    • 繰延税金資産の評価見直し等会計上のリスク

重要な注記

  • 会計方針の変更:該当なし
  • 会計上の見積りの変更:該当なし
  • 連結範囲の変更:有(新規3社:株式会社est、株式会社Arose、株式会社SENSEを連結)
  • 監査:本決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外である旨記載あり
  • その他:決算補足説明資料に詳細あり(TDnet/会社Web)

(注記)

  • 不明箇所・未開示項目は“–”と記載しています。
  • 本まとめは提供された決算短信のみを基にした事実整理であり、投資助言や特定の価値判断を行うものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9251
企業名 AB&Company
URL https://ab-company.co.jp/jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.10)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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