2026年8月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想の修正は無し(発表済の通期・第2四半期累計予想からの修正なし)。四半期単独で「想定外の大きなサプライズなし」と判断できる(市場予想は提示なし)。
  • 業績の方向性:売上高は減収(前年同期比△4.2%)だが、営業損失から営業黒字へ改善(営業利益化)。一方で経常損失・親会社株主に帰属する四半期純損失は継続。概ね「売上減、営業改善、経常/当期は赤字」の混合状況。
  • 注目すべき変化:営業利益は前年同期の営業損失17.3百万円から営業利益6.5百万円へ転換。横須賀店の一部区画買収とラウンドワンとの定期賃貸借締結による固定費削減および将来の賃料収入増が寄与(注記あり)。
  • 今後の見通し:通期(2026年8月期)予想に変更は無し。第2四半期(上期)累計予想に対する進捗は売上で約44.7%(第2四半期累計2,300百万円に対して第1四半期1,028.6百万円)。ただし年末向け受注の一部(お歳暮等 売上82百万円、営業利益/経常利益各21百万円)が12月計上となる点で第1四半期の数値はやや保守的に見える。
  • 投資家への示唆(情報提示に留意):営業改善は確認できるが、自己資本比率が低く(6.5%)、短期流動負債が大きく現預金等の流動性には注意が必要。金利負担・借入金の償還スケジュール(1年内返済予定の長期借入金が大きい点)を継続して確認する必要あり。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社さいか屋
    • 主要事業分野:百貨店事業、テナント事業、不動産事業(金地金買取事業等も併存)
    • 代表者名:代表取締役社長 山野井 輝夫
    • URL: https://www.saikaya.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月14日
    • 対象会計期間:2026年8月期 第1四半期(2025年9月1日~2025年11月30日、連結)
  • セグメント:
    • 百貨店事業:売上の大部分を占める中核事業(藤沢店・横須賀店・川崎店等)
    • 不動産事業:賃貸・アパート事業等(規模は小さい)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):4,970,314株
    • 期末自己株式数:16,306株
    • 期中平均株式数(四半期累計):4,954,008株
    • 時価総額:–(提示無し)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:無(本決算短信記載)
    • 株主総会、IRイベント等:–(提示無し)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(第1四半期実績 vs 会社の通期/第2四半期累計予想)
    • 売上高:1,028.6百万円(前年同期比△4.2%)。会社発表の第2四半期累計予想2,300百万円に対する進捗は約44.7%(第1四半期単体での会社Q1予想は未提示)。
    • 営業利益:6.48百万円(前年同期は△17.31百万円で、前年との比較で黒字化)。第2四半期累計(上期)予想営業利益40百万円に対する進捗は16.2%。
    • 純利益(親会社株主帰属):△7.02百万円(前年同期38.52百万円)。通期予想(120百万円)に対する進捗は約▲5.85%(赤字のため進捗は参考値)。
  • サプライズの要因:
    • 営業改善:横須賀店の区画取得に伴う固定費削減、賃貸スペース増加(ラウンドワンとの賃貸契約)等の効果。
    • 会計上/認識の時期差:お歳暮・おせち等の受注で11月時点未出荷分(売上82百万円、営業利益/経常利益それぞれ21百万円)が12月計上となるためQ1実績は一部繰り延べ。
    • 金融費用増:支払利息が増加(21.78百万円)し経常利益にマイナス影響。
    • 特別要因:前期は固定資産受贈益70.47百万円があったため前期の経常利益が突出して高かった(前年比較を歪める要因)。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想を据え置き。Q1の営業黒字化は良い材料だが、経常・純損失が続いている点、借入金・利息負担、流動性の脆弱性を踏まえると通期達成には下期(特に年末商戦)での挽回が必要。年末売上計上のタイミング(12月)や賃料収入の増加見込みが達成に寄与する想定。

財務指標(要点)

※単位:百万円(千円表記の元データを百万円換算)。前年同期は2025年8月期第1四半期。

  • 損益:第1四半期(2025/9/1–11/30)
    • 売上高:1,028.60 百万円(前年同期 1,074.02 百万円、前年同期比 △4.2% / 差額 △45.42 百万円)
    • 売上総利益:519.18 百万円(前年 528.64 百万円)
    • 販管費:512.70 百万円(前年 545.96 百万円)
    • 営業利益:6.48 百万円(前年は営業損失△17.31百万円 → 営業改善・黒字化)
    • 経常利益:△10.92 百万円(前年 41.06 百万円、前年同期比:―(前期は黒字のため変化率非適用))
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:△7.02 百万円(前年 38.52 百万円、前年同期比:―(前期は黒字のため変化率非適用))
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):△1.42 円(前年 7.78 円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:6.48 / 1,028.60 = 約0.63%(業種平均は企業/規模により異なるが小売業としては低水準)
    • ROE(四半期ベース):親会社帰属四半期純損失△7.02 / 自己資本782.62 = 約△0.90%(四半期ベース、負のため低下)
    • ROA(四半期ベース):△7.02 / 総資産12,101.83 = 約△0.058%
    • 目安コメント:ROEは8%以上が良好、10%以上が優良という目安に対して大幅に下回る(マイナス)。
  • 進捗率分析(通期・第2四半期累計予想との比較)
    • 第2四半期累計(上期)売上目標:2,300 百万円に対する進捗:1,028.6 / 2,300 = 44.7%(第1四半期でほぼ上期の半分に達するペース)
    • 通期売上目標:4,800 百万円に対する進捗:1,028.6 / 4,800 = 21.4%
    • 通期営業利益目標:150 百万円に対する進捗:6.48 / 150 = 4.3%(低い。下期に利益集中の想定)
  • キャッシュ・フロー:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず未提示。減価償却費は88.266 百万円(当第1四半期)。
  • 貸借対照表(主要項目、当第1四半期末 2025/11/30)
    • 総資産:12,101.83 百万円(前期末 11,894.02 百万円、増加207.81 百万円)
    • 流動資産:1,945.55 百万円(現金及び預金 1,139.90 百万円)
    • 固定資産:10,156.29 百万円(土地 5,261.56 百万円、建物等 2,599.11 百万円)
    • 負債合計:11,319.21 百万円(前期末 11,102.03 百万円、増加 217.18 百万円)
    • 流動負債:9,684.48 百万円(うち「1年内返済予定の長期借入金」8,005.90 百万円)
    • 固定負債:1,634.73 百万円
    • 純資産合計:782.62 百万円(自己資本比率 6.5%(低水準、安定目安40%以上))
  • 流動性・安全性
    • 流動比率(流動資産/流動負債):1,945.55 / 9,684.48 = 約0.201(20.1%)(非常に低い。短期支払余裕に注意)
    • 自己資本比率:6.5%(安定水準40%以上を下回る)
    • 有利子負債の規模および1年内償還の存在(8,005.9百万円)が大きく、金利上昇局面や資金繰りリスクに敏感。
  • セグメント別(第1四半期)
    • 百貨店事業:売上 1,026.48 百万円(構成比ほぼ100%)、セグメント利益129.32 百万円
    • 不動産事業:売上 2.13 百万円、セグメント利益0.82 百万円
    • 百貨店が圧倒的主力で、テナント収入等を含むが事業分散は限定的。

特別損益・一時的要因

  • 前年同四半期は固定資産受贈益70.47百万円を計上(特別利益)しており、前年の経常利益が突出していた。これが比較上の差異拡大要因。
  • 当第1四半期は固定資産売却益5.12百万円を計上(特別利益)。
  • 一時的要因の影響:前年の受贈益が継続的要因ではないため、前年比較での経常利益差は一時要因を考慮する必要あり。今期の営業改善は基礎的施策(不動産賃料収入の拡大、固定費削減)による継続性が期待されるが、特別利益の有無で純利益は上下する。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 2025年8月期(実績):期末 0.00 円(年間合計 0.00 円)
    • 2026年8月期(予想):期末 5.00 円、年間合計 5.00 円(中間は無配の想定)
    • 直近公表配当予想からの変更:無
  • 配当性向(予想ベース):年間配当5.00円 ÷ 通期1株当たり当期純利益予想24.22円 = 約20.6%(参考)
  • 配当利回り:–(株価情報が提示されていないため算出不可)
  • 株主還元方針:配当再開の検討を表明(経営方針として配当再開を検討し資本構造の健全化を進める旨の記載あり)。自社株買いは記載無し。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:当第1四半期の設備投資額の明細は記載無し。固定資産売却益5.12百万円を計上。減価償却費は88.266百万円。
  • 研究開発:R&D費用の記載無し。

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注:11月末時点で受注済だが未出荷の年末商品(お歳暮・おせち等)売上82百万円が12月計上予定(営業利益・経常利益各21百万円が12月実績に加算)。
  • 在庫:商品棚卸金額178.66百万円(前連結会計年度末180.49百万円)。

セグメント別情報(ポイント)

  • 百貨店事業が売上の約99.8%を占める(第1四半期)。百貨店事業の営業利益は129.32百万円(前年同期比ほぼ横ばいで、全社の営業黒字化の主力)。
  • 不動産事業は小規模だが黒字化(営業利益0.82百万円)。横須賀店の区画取得・貸付契約が今後の賃料収入に寄与する見込み。

中長期計画との整合性

  • 中期計画:添付資料等での明確な数値目標は本短信内に記載無し。だが「配当再開の検討」「資本構造の見直し」を掲げており、資産活用(不動産)による収益性改善を進める方針。
  • KPI達成状況:当四半期は営業黒字化を果たしたが、自己資本比率等の財務健全化指標は依然課題。中期での改善が必要。

競合状況や市場動向

  • 競合との比較・市場トレンド:百貨店業界は引き続き消費動向やEC競争の影響を受ける。さいか屋は不動産活用やテナント戦略で収益改善を図る方向。業界平均や主要競合との詳細比較データは本資料に無し。

今後の見通し

  • 業績予想:2026年8月期通期予想(据え置き)
    • 売上高:4,800 百万円(前期比 +3.6%)
    • 営業利益:150 百万円(前期比 +30.7%)
    • 経常利益:140 百万円(前期比 +3.2%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:120 百万円(前期比 +8.8%)
    • 1株当たり当期純利益(予想):24.22 円
  • 予想の信頼性:会社は予想を据え置き。Q1は年末商戦の売上計上時期や賃貸収入増加の効果が下期に寄与すると見込んでいるため、下期の実績次第で実現可能性が左右される。過去はV字回復の実績あり(2023年8月期黒字転換、2025年8月期まで3期連続黒字)だが、借入金負担・流動性の観点はリスク要因。
  • リスク要因(主なもの):短期流動性不足、1年内返済予定の長期借入金の存在、大きい有利子負債・金利上昇、消費環境の悪化による百貨店売上への影響、特別利益に依存した過去実績の比較リスク。

重要な注記

  • 会計方針:重要な変更無し(会計方針・見積りの変更等は無)。
  • 継続企業の前提に関する注記:該当事項無し(ただし流動性・自己資本比率は投資家注視ポイント)。
  • その他:
    • 11月末の受注済未出荷分(82百万円売上、21百万円営業利益等)が12月に計上される点に留意。
    • 前期の固定資産受贈益70.47百万円が前年経常利益を押し上げていた点を考慮して比較すること。

(注)

  • 不明項目は「–」で記載しています(時価総額、配当利回り等)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 8254
企業名 さいか屋
URL http://www.saikaya.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。