2025年10月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想の修正は無し。第3四半期累計の実績は概ね会社計画と整合(市場予想は提示なし)。大きな上振れ/下振れは確認できず。
- 業績の方向性:増収減益(売上収益14,188百万円、前年同期比+5.0%、営業利益1,320百万円、同△3.6%)。
- 注目すべき変化:直営美容室運営事業のセグメント利益が大幅に悪化(25百万円、前年同期比△77.7%)し、固定費・新規店コストやインフレ影響が効いている点が最重要。フランチャイズ事業は増収増益(セグメント利益871百万円、同+4.5%)。
- 今後の見通し:通期予想(売上収益19,939百万円、営業利益2,070百万円、親会社帰属当期利益1,261百万円)に変更なし。Q3時点の進捗は売上約71%、営業利益約64%、当期利益約63%で、通期達成は現状「可能性があるが営業利益・当期利益は予算に対してやや遅れ気味」。
- 投資家への示唆(助言ではない):直営店舗の利益改善(固定費吸収とコストコントロール)が今後の業績回復の鍵。M&A(Arose完全子会社化等)やフランチャイズの拡大が成長ドライバーだが、のれん・買収関連の評価や費用化リスクを注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社AB&Company
- 主要事業分野:直営美容室運営、フランチャイズ支援(ロイヤリティ等)、インテリアデザイン(美容室内装等)
- 代表者名:代表取締役社長 市瀬 一浩
- 連結範囲の重要な変更:新規連結子会社 1社(株式会社est)を追加
- 報告概要:
- 提出日:2025年9月12日
- 対象会計期間:2025年10月期 第3四半期連結累計(2024年11月1日〜2025年7月31日)
- 決算補足説明資料:有(TDnet及び当社ウェブサイト)、決算説明会:有(動画配信のみ)
- セグメント:
- 直営美容室運営事業:直営店舗での美容サービス提供
- フランチャイズ事業:加盟店への経営指導、教育、PB販売、仕入等支援
- インテリアデザイン事業:美容室等の内装デザイン・施工手配等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):15,247,114株(2025年7月31日)
- 期中平均株式数(第3四半期累計):14,191,678株
- 期末自己株式数:1,001,055株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算補足説明資料の公開:完了(TDnet掲載・動画配信)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想からの修正は無し)
- 売上収益:14,188百万円(通期予想19,939百万円に対する進捗率71.2%)
- 営業利益:1,320百万円(通期予想2,070百万円に対する進捗率63.8%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益:798百万円(通期予想1,261百万円に対する進捗率63.3%)
- サプライズの要因:
- 売上は新規直営・フランチャイズ出店により増加(出店効果)。
- 営業利益は直営店舗の固定費増やインフレ(原材料・エネルギーコスト)で減益(特に直営セグメントで利益率悪化)。
- 投資活動では子会社株式取得(後段のArose取得は注記)等が発生。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想の修正を行っていない。売上は順調だが、利益面は直営店舗のコスト構造改善が必要で、最終的な通期達成はコスト動向次第。
財務指標(要点)
- 損益(第3四半期累計、百万円)
- 売上収益:14,188(+5.0%、前年13,511)
- 売上原価:7,456(+5.1%、前年7,092)
- 売上総利益:6,732(+4.9%、前年6,418)
- 販管費:5,477(+7.0%、前年5,117)
- 営業利益:1,320(△3.6%、前年1,369)
- 税引前利益:1,227(△2.3%、前年1,255)
- 四半期利益:798(△7.8%、前年865)
- 基本的1株当たり四半期利益:56.23円(前年60.72円)
- 財政状態(七月期末、百万円)
- 資産合計:25,456(前期末24,747、+708)
- 資本合計:8,901(前期末8,472、+429)
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):35.0%(安定性目安40%以上にはやや不足)
- 収益性指標(計算値)
- 営業利益率:9.30%(1,320 / 14,188)— 業種平均との比較は業種に依存(美容サービス業では概ねシーズン・モデル差あり)。
- ROE(簡易):約8.96%(798 / 8,901)— 目安8%以上で「良好」水準に近い。
- ROA(簡易):約3.14%(798 / 25,456)— 目安5%未満でやや低め。
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計進捗)
- 売上高進捗率:71.2%(通常ペース:第3Q時点で約75%前後が理想だが業種・期ズレに依存)
- 営業利益進捗率:63.8%(やや遅れ)
- 純利益進捗率:63.3%(やや遅れ)
- コメント:売上は好調だが利益率の低下により利益進捗は販売進捗を下回る
- キャッシュフロー(第3四半期累計、百万円)
- 営業CF:+1,869(前年同期 +2,331)
- 投資CF:△359(前年同期 △678)
- 財務CF:△1,347(前年同期 △1,626)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):+1,510(良好)
- 営業CF/純利益比率:約2.34(1.0以上で健全)
- 現金及び現金同等物残高:2,403百万円(前期末2,241、+162)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期別の詳細QoQは短信に単四半期数値の一覧がないため表記省略。季節性については明確な言及なし(美容業は季節変動あり得る)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:35.0%(目安40%以上に対してやや低め)
- 流動比率(簡易):流動資産4,361 / 流動負債5,394 = 約80.9%(短期流動性は注意点、目安100%超が望ましい)
- 負債合計:16,554(資本より大きい構成)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易):売上14,188 / 総資産25,456 = 0.56回(業種基準で評価)
- セグメント別(第3四半期累計、百万円、前年対比)
- 直営美容室運営事業:売上収益11,593(+4.3%)、セグメント利益25(△77.7%) — 固定費増・インフレが利益を圧迫
- フランチャイズ事業:売上収益2,198(+9.0%)、外部収益1,360(+13.8%)、セグメント利益871(+4.5%) — 安定成長かつ高貢献
- インテリアデザイン事業:売上収益1,614(△8.9%)、外部収益1,234(+2.7%)、セグメント利益38(△54.8%) — 一部顧客構成変化で影響
特別損益・一時的要因
- 特別利益:記載なし(該当項目は無し/–)
- 特別損失:記載なし(該当項目は無し/–)
- 一時的要因の影響:直営事業の利益悪化は恒常的コスト増(出店固定費・インフレ)に起因しており、単発要因のみではない可能性がある。
- 継続性の判断:インフレや人件費上昇は継続リスクがあるため、直営店の収益性回復が持続的に図れるか注視が必要。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2025年10月期)
- 期末(予想):28.07円(2025年10月期)
- 年間配当予想:28.07円(2025年10月期、直近公表から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報が必要)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自社株買いは今回無し(期中自己株式取得は無し、過去に取得実績あり)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CF内訳)
- 有形固定資産取得支出:341百万円(前年同期603→減少)
- 無形資産取得支出:4百万円(前年同期56→大幅減少)
- 減価償却費:1,738百万円(前年同期1,641、+97)
- 研究開発費:該当記載なし(–)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:該当記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:249百万円(+73、前年176百万円)
- 在庫回転日数:記載なし(–)
セグメント別情報(要点まとめ)
- 直営美容室:売上は増加しているが、出店に伴う固定費とインフレで利益率が大幅に低下(セグメント利益25百万円、同△77.7%)。
- フランチャイズ:外部収益・セグメント利益とも堅調でグループ利益の主力となっている(セグメント利益871百万円、同+4.5%)。
- インテリアデザイン:売上減少・利益大幅減(セグメント利益38百万円、同△54.8%)、顧客構成の変化が背景。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信中に特定の中期計画数値やKPIの詳細記載なし(–)。
- KPI達成状況:売上拡大は進んでいるが、直営の収益性低下は中長期目標達成には調整が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内消費回復と美容業界の需要堅調が追い風。ただし国際情勢・円安による原材料・エネルギーコスト高止まりはリスク。
- 競合比較:同業他社との詳細比較は短信に記載なし(–)。フランチャイズモデルは収益の安定化に寄与している点は相対優位。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正:無し(2024年12月13日公表の予想を維持)
- 通期(2025年10月期)予想:売上収益19,939百万円(+9.7%)、営業利益2,070百万円(+18.9%)、親会社帰属当期利益1,261百万円(+17.1%)、1株当たり当期利益88.59円
- 会社の前提:特段の為替・原油前提の明示なし(–)
- 予想の信頼性:Q3時点で売上進捗は良好だが利益進捗はやや遅れ。過去の予想達成傾向に関する記載は無し(–)。
- リスク要因:
- インフレ・エネルギー・原材料コストの上昇(継続リスク)
- 消費者マインド変動による来店数・単価の変動
- M&Aによるのれん計上・買収条件に伴う追加負担(Arose取得の条件付対価あり)
- 流動性指標(流動比率約81%)や自己資本比率35.0%による財務構造上の注意
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 重要な後発事象:2025年8月1日付で株式会社Arose(直営8店舗)を取得し完全子会社化(取得対価 現金95百万円、条件付対価の可能性あり)。のれん及び取得関連の詳細は未確定。取得関連費用(概算)29百万円計上。
- 添付の決算補足資料・説明会動画はTDnetおよび当社ウェブサイトで入手可能。
(注)本資料は提供された決算短信の内容に基づく事実整理です。投資助言や特定の売買推奨は行いません。不明な項目は「–」で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9251 |
| 企業名 | AB&Company |
| URL | https://ab-company.co.jp/jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.10)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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