2026年3月期 第2四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 第2四半期(2025年9月末)時点で通期計画どおりに推移しており、創立60周年関連費用や子会社化に伴う一時コストは期初計画に織り込んでいるため、期初公表の通期業績予想を維持する旨を表明(発表者:取締役 上席執行役員 経営企画管理・経理担当 小泉 裕)。
  • 業績ハイライト: 売上高は前年同期比+21.4%で87.85億円(良い目安)、営業利益は同-2.1%で4.86億円(やや悪い目安、営業利益率5.5%)と増収減益。EBITDAは611百万円(同-0.8%)。
  • 戦略の方向性: 中期経営計画(2024–26)に沿い「既存ビジネスの深耕」と「ソリューション(高付加価値)拡大」の両立を目指す。セプト連結によるシナジー創出、半導体分野での拠点強化(岩手北上市新設、四日市事業所拡張)、データ・AIやSOC(セキュリティ)サービスの強化を推進。
  • 注目材料: セプトの連結効果で重点強化分野および安定成長分野の受注が拡大。半導体分野(メモリ)の大型案件増加、データ/生成AIやコードリファクタリング等ソリューション案件の具体実績、SOCのサービスリニューアル(Q‑SOC)。配当方針は連結配当性向35%超、DOE4.0%超を目安に継続。2026年3月期の予想配当は1株当たり55円(普通配当で2円増配予定)。
  • 一言評価: 受注・売上は拡大しており成長投資を続けつつ通期計画を維持。短期では一時コストや人材投資で利益率が圧迫されているフェーズ。

基本情報

  • 企業概要: 会社名 株式会社クエスト(東京証券取引所スタンダード:2332)。主要事業分野:ITソリューション(システム開発・運用、クラウド型マネージドサービス、データ/AIソリューション、セキュリティ運用等)。設立 1965年5月。資本金 4億91百万円。直近売上高(2025年3月期)149億円。連結従業員数 1,111名(2025年9月末時点)。主要関係会社:株式会社エヌ・ケイ(完全子会社)、株式会社セプト(完全子会社)。
  • 説明者: 小泉 裕(取締役 上席執行役員 経営企画管理・経理担当)=資料説明・業績進捗および戦略説明。
  • セグメント: 顧客産業別の分類(資料上の事業ポートフォリオ)
    • 重点強化領域(半導体・製造 等)— 高付加価値案件拡大対象
    • 安定成長領域(金融+エンタメ+情報通信 等)— 継続受注・安定収益
    • 社会課題解決領域(公共・社会・移動・物流・ヘルスケア等)— インフラ系や社会ソリューション
    • その他(小規模カテゴリ)
      (注)資料では「コアサービス(安定収益)」と「ソリューションサービス(高付加価値)」という事業軸でも整理。

業績サマリー

  • 主要指標(連結、単位:百万円。前年同期比は必ず%表記)
    • 営業収益(売上高):8,785 百万円(=87.85億円)、前年同期比 +21.4%(良い)
    • 営業利益:486 百万円(=4.86億円)、前年同期比 -2.1%(やや悪い)、営業利益率 5.5%(前年同期 6.9%、-1.4ポイント)
    • 経常利益:511 百万円、前年同期比 -4.5%(やや悪い)、経常利益率 5.8%(前年 7.4%、-1.6ポイント)
    • 純利益:335 百万円、前年同期比 -5.8%(やや悪い)
    • EBITDA:611 百万円、前年同期比 -0.8%、EBITDA/売上高 7.0%(前年 8.5%、-1.5ポイント)
  • 予想との比較:
    • 会社通期予想に対する上期進捗率:売上高 52.1%(通期予想 16,860 百万円)、営業利益 41.2%(通期予想 1,180 百万円)。会社は「計画通りであり通期公表値を維持」と明言。
    • サプライズの有無:通期予想の下方修正はなし。サプライズは特になし。上期は売上で強く進捗、利益は一時要因でやや未達傾向。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗率(上期):売上 52.1%(過去5年平均 49.5% → 良)、営業利益 41.2%(過去5年平均 49.6% → 劣後)
    • 中期経営計画(2024–26)に対する達成度:資料では主要数値(売上高168億、EBITDA等)を前倒し達成見込みと記載(セプト連結寄与)。進捗は概ね前向き。
    • 過去同時期との比較:売上は前年同期比+21.4%で拡大。利益面は微減。
  • セグメント別状況(顧客産業別・領域別):
    • 重点強化領域(半導体等):売上が拡大(例:39.2億→39.8億等、資料の数値参照)/半導体(メモリ)でシステム開発案件の規模拡大(成長寄与)。
    • 安定成長領域(金融・情報通信等):金融分野でシステム開発案件受注増、情報通信→半導体・製造へのリソースシフトで維持・増加。
    • 社会課題解決領域(公共・移動・物流等):インフラサービス案件拡大が寄与。
    • セプト連結(2025.9より含む)により金融・情報通信分野の売上が増加し、3社連結で87億円の上期売上構成となる。

業績の背景分析

  • 業績概要: 売上は重点領域・社会課題領域を中心に増加。一方で人材投資、ソリューション開発投資、社内DX推進費用、本社機能強化、創立60周年関連の一時費用、セプト連結に伴う内部統制強化費用(のれん償却含む)が営業利益を圧迫。
  • 増減要因:
    • 増収の主要因:半導体(メモリ)における大型システム開発、金融分野の受注増、セプト連結による顧客基盤拡大と売上寄与。
    • 減益の主要因:人材投資(教育・採用・マネジメント強化)、ソリューション開発投資、社内DX投資、本社機能強化費用、創立60周年記念費用や一時的な統合関連費用。
  • 競争環境: 市況に応じたリソース配分・ポートフォリオマネジメントを標榜。一次請け案件比率が高く顧客基盤は強い(一次請け比率90%超、継続案件比率約70%)。競合他社との明確な比較データは資料内に限定的。
  • リスク要因: 半導体など顧客産業のサイクル変動、統合時の想定超のコスト発生、採用・育成の遅れ、為替等マクロ影響(資料では明示的言及少ない)。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 中期経営計画(2024–26)で「高収益体質への変革」「未来投資(成長投資)」「基盤構築」を実行。Quest Vision2030に向け、既存ビジネスの深耕と新規・強化領域(ソリューションサービス)育成を両立。売上高目標:FY26 168億円、FY30 200億円超。企業価値目標:FY26 約250億円超長期目標。
  • 進行中の施策:
    • セプトのグループ化によるグループ内受注、商流変更・管理業務集約での収益性向上と間接業務効率化。
    • 半導体分野の拠点新設(岩手北上市、2025年8月)・四日市事業所拡張(2025年10月)によるリソース強化。
    • データ/AI共創案件(生成AI環境、部材在庫可視化、コードリファクタリング&仕様自動生成)をソリューション化。
    • SOC(Q‑SOC)サービスのリニューアルで伴走型セキュリティ運用支援を提供。
  • セグメント別施策:
    • 重点強化(半導体等):拠点拡充、ジョブチャレンジ制度で人材流動化・配置最適化。
    • ソリューション(データ/AI、インフラ・セキュリティ):共創案件の体系化・製品化。
    • 安定成長領域(金融等):セプト連結を通じた販売チャネル強化。
  • 新たな取り組み: セプト統合に伴う商流・管理業務の再設計、Q‑SOCのラインナップ化、生成AIの顧客共創事例をソリューション化。

将来予測と見通し

  • 業績予想(会社公表、通期2026年3月期):
    • 売上高 16,860 百万円(168.6億円)
    • 営業利益 1,180 百万円
    • 経常利益 1,240 百万円
    • EBITDA 1,439 百万円(EBITDA率目安 8.5%)
    • 予想の前提条件:創立60周年関連費用・子会社化一時コストは織り込み済。為替等の具体前提は資料中明示なし(→)。
    • 経営陣の自信度:現時点で通期予想を維持、進捗を踏まえた自信の表明(中立~前向き)。
  • 予想修正: 通期予想の修正は無し(維持)。理由としては上期実績が期初想定内であり、一時コストを織り込んでいるため。
  • 中長期計画とKPI進捗: 中期(2024–26)目標(売上168億等)はセプト連結等で前倒し達成見込みと記載。主要KPI(売上高・EBITDA)について当初計画比で前倒し進捗の見込み。ROEや配当性向の具体数値目標は配当方針(配当性向35%以上、DOE4%以上)として提示。
  • 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向について資料での詳細言及は少ないが、上期進捗と連結拡大を根拠に保守的ではなく達成可能性を示唆。
  • マクロ経済の影響: 顧客業界の需要動向(特に半導体市況)やサプライチェーン、為替は業績に影響するリスク要因として想定されるが、資料には為替前提等の明示なし。

配当と株主還元

  • 配当方針: 連結配当性向35%超、DOE(株主資本配当率)4.0%以上を目安に、成長投資と備えのバランスを考慮した安定的かつ継続的な配当を目指す。
  • 配当実績:
    • 2025年3月期:1株当たり 58円(普通配当53円、創立60周年記念配当5円)
    • 2026年3月期(予想):1株当たり 55円(普通配当で2円増配予定)→ 記念配当不在のため前年(総額)比では減るが、普通配当は増配(良い/中立)
    • 配当利回り・配当性向:配当性向目安は35%以上。具体の配当利回りは株価依存のため資料からは算出不可(→)。
  • 特別配当: 2025年3月期は創立60周年の記念配当(5円)があった。2026年は記念配当無し。
  • その他株主還元: 自社株買いや株式分割に関する言及は資料上なし(–)。

製品やサービス

  • 製品: 主要はシステム開発、クラウド型マネージドサービス、セキュリティ(Q‑SOC)等。新たに生成AIインフラやコード自動生成ツール等をソリューション化中。
  • サービス: 一次請け中心の開発・運用サービス、SOC(監視+運用)型セキュリティ、データエンジニアリング、ERP/CRM関連等。提供エリアは国内複数拠点(7拠点)+グローバル運用実績。顧客層は半導体、製造、金融、情報通信、公共・社会インフラ等。
  • 協業・提携: アライアンスパートナーとの共創案件を複数提示(部材在庫可視化、生成AI環境、リファクタリング等)。セプト連結によるチャネル/人材協業。
  • 成長ドライバー: 半導体分野の大型案件(メモリ)、データ/AIソリューションの商用化、SOC等マネージドセキュリティの拡張、セプト連結による顧客基盤拡大。

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答: Q&A記載なし(–)。
  • 経営陣の姿勢: 質問への応答やQ&Aは提示資料に含まれないが、説明内容からは「計画に沿った実行」「成長投資継続」「株主還元重視」の姿勢が見える(強気~中立寄り)。
  • 未回答事項: 為替前提、EPS数値、詳細なセグメント別収益(金額ベースの完全内訳)、将来のM&A方針の詳細等は資料上不明(–)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立~前向き。通期計画の維持表明、セプト統合効果や拠点投資の成果を強調。
  • 表現の変化: 前回説明会との比較資料は提示なし(–)。
  • 重視している話題: セプト連結によるシナジー、半導体分野の拡大、データ/AI・SOC等ソリューション化、配当政策。
  • 回避している話題: 為替等のマクロ前提、詳細な利益感度分析、Q&A未提示のためリスク感度の深掘りは控えめ。

投資判断のポイント(判断助言ではなく材料整理)

  • ポジティブ要因: 売上高の高成長(上期 +21.4%)、セプト連結による早期のトップライン拡大、半導体分野での大型案件獲得、データ/AIおよびSOC等ソリューションの具現化。従業員数増(1,242名)でリソース拡大。
  • ネガティブ要因: 利益率低下(営業利益率5.5%、前年同期比-1.4pt)、創立60周年費用や統合関連の一時コスト、投資フェーズによる短期的な利益圧迫、特定業界依存(半導体サイクルリスク)。
  • 不確実性: 半導体市況の変動、統合シナジーの実現速度、採用・育成の実効性、外部環境(需給・為替等)。
  • 注目すべきカタリスト: セプト統合による次期決算での収益寄与進展、半導体向け大型案件の継続受注、データ/AIソリューションの商用化拡大、Q‑SOCの販売拡大、四日市・北上拠点の稼働効果。

重要な注記

  • 会計方針: 2021年度までは単体、2022年度以降は連結ベースでの経営指標開示に切り替え(資料注記)。のれん償却等統合関連費用が発生。
  • その他: EPSや詳細なセグメント別損益(数値)は資料に限定的にしか記載されておらず不明な点があるため(→)。不明項目は「–」で表記。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2332
企業名 クエスト
URL http://www.quest.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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