2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期・第2四半期累計ともに未修正)からの修正は無し。ただし第1四半期は営業・経常・親会社株主帰属の当期損失を計上しており(営業損失176百万円、経常損失283百万円、親会社株主帰属四半期純損失459百万円)、市場コンセンサスは不明のため「市場予想との差異」は不明。会社想定との整合性では「通期予想への進捗が乏しい(下振れ色)」。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比減収(▲3.9%)で、利益は減益(営業損失→前年は営業利益)。分類としては「増収減益/減収減益」に該当(今回は減収・減益)。
- 注目すべき変化:海外主力製品(北米向け成分献血用回路、中国向け血液透析関連)の減収と為替の不利影響(為替差損144百万円)が利益悪化の主要因。セグメントではドイツ・その他地域で増収だが、シンガポール・中国・フィリピンが低調。
- 今後の見通し:会社は業績予想の修正を行っておらず、通期予想(売上高68,000百万円、営業利益900百万円)を据え置き。第1四半期の進捗(売上高進捗率:22.9%)はまだ通期見通し達成の余地はあるが、利益面はマイナスであるため為替や海外需要の動向が鍵。
- 投資家への示唆:短期的には海外需要(成分献血回路、透析関連)と為替の回復が業績改善の要。配当方針は据え置き(年間17.00円)で株主還元は維持。ただし利益の不確実性は高く、通期見通しの信頼性は海外市況と為替動向次第。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社JMS
- 主要事業分野:輸液・栄養、透析、外科治療、血液・細胞領域の医療機器・医療消耗品の開発・生産・販売
- 代表者名:代表取締役社長 桂 龍司
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(連結、2025年4月1日~2025年6月30日)
- 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会:無
- セグメント(報告セグメント):
- 日本:国内販売(薬剤調製・投与クローズドシステム、摂食嚥下関連用品等)
- シンガポール:北米向け等の生産拠点(成分献血用回路等)
- 中国:血液透析装置・AVF針等
- フィリピン:輸液セット、血液バッグ等(生産拠点)
- ドイツ:欧州向け事業(AVF針、血液バッグ等)
- その他:米国、韓国、タイ等の現地法人・国内子会社
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):24,733,466株(第1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):24,503,443株(第1Q)
- 時価総額:–(記載無し)
- 今後の予定:
- 次回決算発表/株主総会等:–(記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社公表の業績予想との比較)
- 売上高:第1四半期売上高 15,546百万円。通期予想68,000百万円に対する進捗率 22.9%(良否の目安:第1四半期単独での比率としては中立〜やや低め)。第2四半期累計見込み33,800百万円に対する進捗(Q1/上期見通し)46.0%。
- 営業利益:第1四半期 営業損失176百万円。通期予想900百万円に対する進捗はマイナス(未達)。第2四半期累計見込み350百万円に対しても未達。
- 純利益:第1四半期 親会社株主帰属四半期純損失459百万円。通期予想当期純利益200百万円に対してマイナス。第2四半期累計見通し100百万円にも未達。
- サプライズの要因:
- 主因は海外主要製品の減収(北米向け成分献血回路、中国向け透析関連の落ち込み)と為替の不利影響(為替差損144百万円)による営業外費用の増加。加えて国内では医療用手袋の販売減少、販売費の増加(営業活動費用)や労務・電力費の上昇が営業損失に寄与。
- 通期への影響:
- 会社は現時点で通期見通しを修正していない。第1四半期の結果を踏まえると利益面の回復には海外需要の持ち直しと為替改善、あるいは販売費抑制等が必要。進捗は利益面で不十分なためリスクは存在。
財務指標(要点)
- 損益(第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30、単位:百万円)
- 売上高:15,546(前年同期16,177、前年同期比▲3.9%/▲631百万円)
- 売上総利益:3,551(前年同期3,635、▲84百万円)
- 販管費:3,727(前年同期3,592、増加)
- 営業利益:△176(前年同期 +42 → 大幅悪化)
- 経常利益:△283(前年同期 +194)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△459(前年同期 △92 → 損失拡大)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△18.76円(前年同期 △3.77円)
- 収益性指標
- 営業利益率:△176 ÷ 15,546 = △1.13%(マイナス、低下)
- ROE:–(開示なし;第1Q純損失のため年間化で負の値となる見込み)
- ROA:–(開示なし)
- 財政状態(2025/6/30)
- 総資産:80,332百万円(前連結会計年度末81,432百万円、▲1,100百万円)
- 純資産:39,986百万円(前期末40,927百万円、▲941百万円)
- 自己資本比率:49.7%(前期末50.1%、0.4ポイント低下。目安:40%以上で安定)
- 流動性・負債
- 流動資産:45,609百万円、流動負債:25,751百万円 → 流動比率 ≒ 177%(健全)
- 短期借入金:5,813百万円(前期末5,072百万円、増加)
- 長期借入金:11,645百万円(前期末11,793百万円、減少)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF/投資CF/財務CFの詳細は未提示。ただし現金及び預金は増加(6,196百万円 ← 5,511百万円)。
- 減価償却費:932百万円(前年同期984百万円)
- 在庫・債権
- 受取手形及び売掛金:17,052百万円(前期18,636百万円、減少=回収改善)
- 商品及び製品(棚卸資産):11,204百万円(前期10,913百万円、増加)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細は今回資料にQoQ推移図の開示無し。第1四半期は季節要因等により各四半期で比率差あり。
- 財務安全性の目安:
- 自己資本比率49.7%(安定水準)
- 流動比率 ≒177%(短期支払能力は良好)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 2百万円(小額)
- 特別損失:固定資産廃棄損 1百万円(小額)
- 一時的要因の影響:当期の主因は営業外の為替差損(144百万円)および販売費増加・海外製品の減収であり、特別項目自体は小さい。為替要因は持続性あり得るため注意が必要。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期:中間 8.50円、期末 8.50円、年間 17.00円
- 2026年3月期(予想):中間 8.50円、期末 8.50円、年間 17.00円(修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報の記載無し)
- 配当性向:–(通期予想純利益等に基づく算出情報無し)
- 株主還元方針:現状は配当据え置き。自社株買いの記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(第1四半期の設備投資金額は不記載)
- 減価償却費:932百万円(のれん償却含む無形もあり)
- 研究開発費:–(明細記載なし)
受注・在庫状況(該当情報が限定的なため要点)
- 受注高/受注残高:–(記載無し)
- 在庫(棚卸資産):商品及び製品 11,204百万円(前年同期比 +2.7%)
セグメント別情報(第1四半期の主な数値・前年同期比)
(外部顧客への売上高、前年同四半期比)
- 日本:売上高 9,725百万円(▲1.5%)/セグメント利益 121百万円(▲52.0%)
- 薬剤調製・投与クローズドシステム、摂食嚥下関連用品は増収だが、医療用手袋や一部透析関連が低調。労務費・電力費・販売費増加が利益を圧迫。
- シンガポール:売上高 2,810百万円(▲1.7%)/セグメント損失 248百万円(前年は利益)
- 北米向け成分献血用回路の販売減少、為替の不利(為替差損計上)。
- 中国:売上高 437百万円(▲8.7%)/セグメント利益 1百万円(前年は損失→改善)
- 血液透析装置・AVF針が低調。原材料・労務費上昇だが為替が有利に作用。
- フィリピン:売上高 8百万円(▲7.8%)/セグメント損失 150百万円(ほぼ前年並み)
- 日本向け輸液セット増だがアジア向け販売減で稼働率低下、労務費増。
- ドイツ:売上高 1,079百万円(+15.1%)/セグメント利益 129百万円(+73.9%)
- 欧州向けAVF針・血液バッグ好調。
- その他:売上高 1,483百万円(+28.8%)/損失 43百万円(損失拡大)
- 北米向けAVF針が好調だが利益化は限定的。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の進捗:資料に中期計画の数値進捗は明示なし。第1Qは売上で通期見通しの約23%の進捗だが、利益面のプラス転換は未達。
- KPI達成状況:–(明確なKPIの記載無し)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:同業他社比較データは開示無し。医療機器・消耗品分野では為替や地域別需要が業績に大きく影響する点は共通。
- 市場動向:成分献血・血液透析分野の需要変動、医療用手袋等消耗品の需要回復状況、為替変動が短中期の業績に影響。
今後の見通し(会社発表ベース)
- 業績予想:
- 第2四半期累計(通期前半)予想:売上高 33,800百万円(▲0.1%)、営業利益 350百万円(+125.3%)
- 通期予想:売上高 68,000百万円(▲2.5%)、営業利益 900百万円(+3.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 200百万円(+123.4%)
- 会社は第1Q後も予想を修正していない(据え置き)。
- 予想の前提条件:為替等の前提は明示なし(通期見通しは各種前提に依存すると注記)。
- リスク要因:為替の不利推移、主要海外製品の需要低迷、原材料・労務・電力費の上昇、地域ごとの市場環境変化。
重要な注記
- 会計方針の変更、連結範囲の変更:無し
- 四半期連結財務諸表のレビュー:添付四半期連結財務諸表に対する公認会計士または監査法人によるレビューは無し
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:第1四半期は作成していない(CFの詳細は未提示)
- 開示されていない項目は「–」で表示
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7702 |
| 企業名 | JMS |
| URL | http://www.jms.cc/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。
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