2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し。第2四半期(中間期)実績は「会社予想に対して大きな修正材料はないが、利益はやや想定を下回る(上振れ/下振れの明確な市場予想は不明)」と整理できる。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+21.4%、営業利益は前年同期比△2.1%)。
- 注目すべき変化:半導体(メモリ)分野と金融分野での新規受注拡大により売上が大きく伸長した一方、従業員処遇改善・教育、拠点新設・拡張、子会社(株式会社セプト)子会社化に伴う一時的コストの増加で営業利益は前年同期を下回った。のれん(※子会社取得に伴う発生のれん)3.73億円を計上。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上16,860百万円、営業利益1,180百万円、当期純利益845百万円)に対する中間進捗は売上で約52%、営業利益で約41%、純利益で約40%と、売上の進捗は概ね順調だが利益進捗がやや遅い。会社は通期予想の修正を行っていない。
- 投資家への示唆:成長投資(人材・技術投資、M&Aによるリソース強化)により売上拡大の兆しが出ているが、短期的には統合・投資フェーズのコストが利益率を圧迫している。通期での利益回復(統合効果・採算改善)が確認できるかが注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社クエスト(Quest)
- 主要事業分野:情報サービス事業(システム開発、インフラ等を一体化して「情報サービス事業」として報告)
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 鎌田 智
- URL:https://www.quest.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結、2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明資料の作成:有(証券アナリスト向け説明会あり)
- セグメント:
- 報告セグメント:情報サービス事業(単一セグメントに変更)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):5,487,768株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):5,362,403株
- 自己株式数:106,741株(期末、2026年3月期中間期)
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:証券アナリスト向け説明会を2025年11月28日に開催予定(説明資料は配布後にウェブ・TDnet掲載)
- IRイベント等:上記説明会ほか随時(詳細は同社IR参照)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社発表の通期予想に対する中間実績の達成率)
- 売上高:中間実績 8,785百万円 / 通期予想 16,860百万円 → 達成率 約52.1%
- 営業利益:中間実績 486百万円 / 通期予想 1,180百万円 → 達成率 約41.2%
- 親会社株主に帰属する当期純利益(中間純利益):335百万円 / 通期予想 845百万円 → 達成率 約39.6%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:主要領域(半導体メモリ、金融)の新規受注拡大、完全子会社化した株式会社セプトの寄与により売上が大幅増加(前年同期比+21.4%)。
- 下振れ要因:従業員処遇改善や教育強化、拠点投資、創立60周年関連費用、セプトのPMIや内部統制強化に伴う一時的コストが発生し営業利益率を圧迫。
- 通期への影響:
- 会社は当期計画に一時的費用を織り込んでおり、通期予想に修正は無し。売上進捗は良好だが利益の進捗がやや遅めのため、今後の統合コストの状況や期後半の利益率回復が通期達成の鍵。
財務指標
- 財務諸表(主要項目、単位:百万円)
- 売上高(中間):8,785(前年中間 7,235 → 前年比 +21.4% / +1,551百万円)
- 売上原価(中間):7,284(前年 5,877)
- 売上総利益:1,501(前年 1,358)
- 営業利益(中間):486(前年 497 → 前年比 △2.1% / △10百万円)
- 経常利益:511(前年 535 → △4.5%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:335(前年 356 → △5.8%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):62.60円(前年 66.54円)
- EBITDA:611百万円(前年中間 616百万円)/ EBITDAマージン:7.0%(前年中間 8.5%)
- 収益性指標:
- 営業利益率(中間):486 ÷ 8,785 = 約5.5%(業種平均との比較は業種により異なるが、情報サービスでは中程度)
- ROE(目安):通期予想で試算すると 845 ÷ 7,308 ≒ 11.6%(良好、10%以上で優良)
- ROA(目安):通期予想で試算すると 845 ÷ 10,140 ≒ 8.3%(良好、5%以上)
- 注:上記ROE/ROAは通期予想をベースに期末純資産・総資産で概算した値。参考値として提示。
- 進捗率分析(中間進捗)
- 売上高進捗率:約52.1%(中間で通期の半分超。好調)
- 営業利益進捗率:約41.2%(利益進捗は売上より遅い)
- 純利益進捗率:約39.6%(更に進捗低下)
- 過去同期間との比較:売上は大幅改善、EBITDAマージンは低下(8.5%→7.0%)
- キャッシュフロー(単位:千円 → 百万円換算で記載)
- 営業CF:△94,807千円(△94.8百万円) ← 前中間は営業CF +292,481千円(+292.5百万円)から大幅悪化(売上債権・契約資産の増加が要因)
- 投資CF:△89,578千円(△89.6百万円) ← 子会社取得による支出 151.7百万円が主因(連結範囲の変更を伴う子会社株式取得)
- 財務CF:△533,866千円(△533.9百万円) ← 配当支払 309.5百万円、子会社の長期借入金返済等
- フリーCF(営業CF−投資CF):△184.4百万円(中間期間でマイナス)
- 現金同等物残高:2,813百万円(前期末 3,531百万円 → 減少718百万円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△94.8) ÷ 中間純利益(335.7) ≒ △0.28(目安1.0以上が望ましいため低い)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの明細は非掲載(中間累計の比較で示した)。
- 財務安全性:
- 総資産:10,140百万円(前期末 9,819百万円、+321百万円)
- 純資産:7,308百万円(前期末 7,253百万円、+54百万円)
- 自己資本比率:72.1%(前期末 73.9%)→ 安定水準(目安:40%以上)
- 流動負債:2,355百万円、固定負債:477百万円(負債合計 2,832百万円)
- 効率性:
- 総資産回転率や売上高営業利益率の過去推移は限定的情報のため詳細算出は控えるが、売上伸長に比して営業利益率は低下し効率性は一時的に低下。
- セグメント別:
- 単一セグメント報告(情報サービス事業)。従来の「システム開発」と「インフラサービス」を統合。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 1,175千円等(小額)。
- 特別損失:保険解約損 1,756千円、投資有価証券売却損 12千円 等(小額)。
- 一時的要因の主因:株式会社セプトを完全子会社化したことに伴うデューデリジェンス費用(34,211千円)、マネジメント引継ぎや内部統制強化に関連する一時的費用、創立60周年関連費用など。これらは一時的コストとして扱われ、会社は通期予想に織り込んでいると説明。
- 継続性の判断:子会社統合関連の一時コストは今期に集中する見込みだが、のれんは10年間で均等償却(のれん372,761千円)。
配当
- 中間配当:0.00円(2026年3月期 中間)
- 期末(予想):55.00円(通期合計 見込み 55.00円)
- 前期実績:期末58.00円(内訳:普通配当53円+記念配当5円)
- 配当予想の修正:無し(会社発表)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため割愛)
- 配当性向:–(通期ベースで計算可能だが、会社記載なしのため省略)
- 株主還元方針:自己株式取得実施(2025年10月2日に254,000株、取得額379,476千円。目的は資本提携解消による市場影響緩和と資本効率向上)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出):有形固定資産取得による支出 2.89百万円(中間)。連結子会社取得が大きな投資支出(子会社株式取得 151.7百万円)。
- 減価償却費:減価償却費 21.0百万円、顧客関連資産償却 21.0百万円、のれん償却 56.9百万円(中間累計)。
受注・在庫状況(該当情報)
- 在庫(棚卸資産):期末 26,453千円(前期末 3,853千円、増加)/在庫回転日数の記載無し。
セグメント別情報
- セグメント:単一セグメント(情報サービス事業)。従来の2セグメントを統合したため、前期との比較は表示省略。
- セグメント戦略:Quest Vision2030の下、ソリューションサービス比率を2030年度までに売上比率30%に引上げることを目標に、エンジニアリング・サプライチェーン・データ・クラウド型マネージドサービス等に注力。
- 地域別売上:記載無し。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2024-2026年度の中期経営計画に基づく活動を継続(Quest Vision2030)。今回のセプト子会社化はエンジニアリソース強化の一環で整合的。
- KPI進捗:ソリューション比率向上や収益性改善が中期のKPIの一部だが、現時点では売上増は確認できるものの利益率改善の確認が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:IT投資は継続的に高水準(クラウド化、生成AI、セキュリティ強化等)。半導体や金融向け案件が堅調。
- 競合比較:同業と比較した詳細は資料無し → 一般論として、リソース(エンジニア)確保とソリューション型サービス移行が競争力の鍵。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正無し):売上 16,860百万円(+12.9%)、営業利益 1,180百万円(+11.8%)、経常利益 1,240百万円(+11.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 845百万円(+10.1%)。1株当たり当期純利益 157.32円(通期予想)。
- 会社は予想の前提条件等を別添資料に記載(為替や大幅な外部ショック等は留意が必要)。
- 予想の信頼性:会社は中間での一時費用を織り込み済みと説明。過去の予想達成傾向は資料に詳細なし → 実績進捗からは売上は順調、利益は回復が条件。
- リスク要因:主要顧客集中(半導体・金融分野)、統合リスク(子会社のPMI)、受注・納品遅延、売上債権増加によるキャッシュフロー圧迫、労働市場でのエンジニア確保競争、外部環境(関税・為替・資本市場変動)等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し。中間連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用:無し。
- セグメントの変更:当第1四半期より「システム開発事業」「インフラサービス事業」の2セグメントから「情報サービス事業」単一セグメントへ変更(事業実態をより適切に反映するため)。
- 企業結合:株式会社セプトの完全子会社化(取得日 2025年4月15日、取得価額 現金 370,000千円、発生のれん 372,761千円、のれんは10年均等償却)。
- 監査/レビュー:第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外と明記。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2332 |
| 企業名 | クエスト |
| URL | http://www.quest.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。
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