2025年12月期第3四半期決算短信[日本基準](連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。第3四半期累計の進捗は良好で「概ね会社予想通り」。市場コンセンサスとの差異は資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 5,421百万円、前年同期比 +5.0%/営業利益 1,494百万円、前年同期比 +40.3%)。
  • 注目すべき変化:戦略事業の売上が大幅増(1,109百万円、前年同期比 +44.4%)で、CPAソリューション事業は売上微減(4,312百万円、前年同期比 △1.9%)だが収益性改善によりセグメント利益は増加(CPAセグメント利益 2,917百万円、前年同期比 +16.9%)。
  • 今後の見通し:通期予想に修正なし。第3四半期終了時点の進捗率は売上高72.9%、営業利益76.6%、親会社株主純利益78.8%で、通期予想の達成は可能性が高いと判断できる(ただし下期の事業環境次第)。
  • 投資家への示唆:主力のA8.net等を中心としたCPA事業でコスト最適化が進み、戦略事業での成長投資(WAND子会社化等)が売上拡大に寄与。キャッシュ/自己資本比率は高水準で財務余力はあるが、ゲームカテゴリの減速や外部環境(為替・広告需要)の影響は継続的リスク。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ファンコミュニケーションズ
    • 主要事業分野:デジタルマーケティング(アフィリエイト広告「A8.net」、CPIサービス「A8app」ほか)、インフルエンサーマーケティング、ファンマーケティング、ゲームパブリッシング等
    • 代表者名:代表取締役社長 二宮 幸司
    • URL:https://www.fancs.com/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月10日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計・連結)
    • 決算説明資料・決算説明会:いずれも有
  • セグメント:
    • CPAソリューション事業:アフィリエイト広告「A8.net」、CPI「A8app」等(主力)
    • 戦略事業:ファンマーケティング、インフルエンサーマーケティング、LINEマーケティング、ゲームパブリッシング等(従来「新規事業」→名称変更)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):66,265,429株(2025年12月期3Q時点)
    • 期中平均株式数(四半期累計):66,248,989株
    • 自己株式消却:2025年3月14日に自己株式10,681,603株を消却(取締役会決議に基づく)
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 次の決算発表/株主総会等:資料記載なし(通期発表日は通例)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高:実績 5,421(前年同期比 +5.0%)。通期会社予想 7,440 に対する進捗率 72.9%(良好)
    • 営業利益:実績 1,494(前年同期比 +40.3%)。通期会社予想 1,950 に対する進捗率 76.6%(良好)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績 1,009(前年同期比 +1.3%)。通期会社予想 1,280 に対する進捗率 78.8%(良好)
  • サプライズの要因:
    • 営業利益の大幅改善(+40.3%)は、CPA事業でのコスト低下・生産性向上が主因(A8appのゲームカテゴリ売上は減少したが、コスト削減で収益性改善)。
    • 戦略事業は売上が大幅増(+44.4%)で、nend撤退の減収を上回る成長を確保。
    • 特別損益として投資有価証券評価損(9,994千円)等あり。法人税等が増加(法人税等合計 535,103千円)し税負担が重くなっている。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。第3Q時点の進捗は上振れ余地を残す水準(営業利益・純利益の進捗いずれも約75~79%)で、現状では通期予想達成の可能性が高い。ただし下期の広告需要やA8appのゲームカテゴリ回復程度、為替等に注意。

財務指標

(表示は主に百万円・%、前年同期比は必ず記載)

  • 財務諸表(主要項目、2025年9月30日現在)
    • 総資産:22,549(前期末 23,357、△3.5%)
    • 純資産:17,231(前期末 18,060、△4.6%)
    • 負債合計:5,318(前期末 5,297、+0.4%)
    • 自己資本比率:76.3%(前期末 77.1%)(安定水準;目安 40%以上)
    • 現金及び預金:14,055(前期末 16,918、△16.9%)
    • 投資有価証券:3,935(前期末 1,141、+244.9%)
  • 収益性(第3四半期累計)
    • 売上高:5,421(百万円)、前年同期比 +5.0%(+258)
    • 営業利益:1,494(百万円)、前年同期比 +40.3%(+430)
    • 営業利益率:27.6%(1,494 / 5,421)※業種平均と比較する場合はデジタル広告業界で高水準
    • 経常利益:1,510(百万円)、前年同期比 +40.6%(+437)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,009(百万円)、前年同期比 +1.3%(+13)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):15.23円(前年同期 15.03円)
  • 収益性指標(目安)
    • ROE(簡易):通期会社予想ベース:1,280 / 17,197 ≒ 7.45%(目安8%未満でやや低め)。第3Q累計ベース:1,009 / 17,197 ≒ 5.87%
    • ROA(簡易):通期予想ベース:1,280 / 22,549 ≒ 5.68%(目安5%以上で良好)
    • 営業利益率:27.6%(高め、デジタル広告業界では良好)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:72.9%(5,421 / 7,440)
    • 営業利益進捗率:76.6%(1,494 / 1,950)
    • 純利益進捗率:78.8%(1,009 / 1,280)
    • 過去同期間との比較:前年同期間は売上進捗等の表示なしだが、前年同期比は増収増益で業績改善ペースは速い
  • キャッシュフロー(注:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は本資料で作成していないため以下は貸借対照表等からの要点)
    • 営業CF:–(資料に四半期CF未作成のため数値なし)
    • 投資CF:–(同上)
    • 財務CF:–(同上)
    • フリーCF:–(同上)
    • 現金同等物残高の推移:現金及び預金は14,055百万円(前期末 16,918百万円で△2,863百万円)
    • 備考:投資有価証券が増加(+2,794百万円)している点は投資活動の増加を示唆
  • 四半期推移(QoQ):資料は累計比較主体で直近四半期単体のQoQは明示なし
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 76.3%(安定:目安40%以上)
    • 負債比率(負債合計 / 純資産)=5,318 / 17,231 ≒ 30.9%(低め)
    • 流動比率(流動資産 17,220 / 流動負債 5,206)=約330.8%(流動性は非常に高い)
  • 効率性:
    • 減価償却費(第3Q累計):68,826千円(前年同期 98,505千円、減少)
    • のれん償却額:92,565千円(前年同期 30,855千円、増加→WAND子会社化によるもの)
  • セグメント別(第3Q累計)
    • CPAソリューション事業:売上 4,312(百万円、構成比 79.5%)、セグメント利益 2,917(百万円、前年同期比 +16.9%)
    • 戦略事業:売上 1,109(百万円、構成比 20.5%、前年同期比 +44.4%)、セグメント損失 △504(百万円、前年同四半期は △691)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 事業譲渡益 3,000千円、その他(新株予約権戻入益等)計 44,705千円(合計)
  • 特別損失:
    • 投資有価証券評価損 9,994千円(第3Q累計)
    • 固定資産除却損は前年に計上(当期は計上なし)
  • 一時的要因の影響:
    • のれん償却の増加(92,565千円)等、M&Aに伴う非継続的要素が収益に影響
    • 投資有価証券評価損は変動要素。一時的要因を除いても営業面の改善が収益拡大を牽引
  • 継続性の判断:
    • のれん償却は今期発生しており中期的には継続的負担となる可能性あり。投資評価損益は市場変動による不確実性あり。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(第2四半期末):8.00円(2025年)
    • 期末配当(予想):19.00円(2025年予想)
    • 年間配当予想:27.00円(2025年、注:直近公表から修正無し)
    • 配当利回り:–(株価情報無しのため算出不可)
    • 配当性向:通期予想ベースで計算すると 1,280百万円の純利益に対して配当総額 ≒ 66, [計算補足](配当金総額は資料未記載のため配当性向は–)
  • 特別配当の有無:無し(資料記載なし)
  • 株主還元方針:自己株式の消却を実施済(2025年3月に10,681,603株消却)、継続的な株主還元を実施している旨

設備投資・研究開発

  • 設備投資:明細なし(四半期CF未作成のため金額は資料に記載なし)
  • 減価償却費(第3Q累計):68,826千円(前年同期 98,505千円)
  • 研究開発(R&D):資料に明確なR&D費の個別開示なし。戦略事業では「サービス機能強化のための開発投資」を継続との記載あり

受注・在庫状況

  • 受注・在庫:該当資料なし(広告・プラットフォーム事業のため一般的に在庫該当なし)
  • 主な運営指標:
    • A8.net 稼働広告主ID数:3,215(第3Q末、前年同期 3,536)
    • A8.net 登録パートナーサイト数:3,600,008(第3Q末、前年同期 3,526,706)

セグメント別情報(要約)

  • CPAソリューション事業:
    • 売上 4,312百万円(構成比 79.5%)、前年同期比 △1.9%(A8appゲームカテゴリの鈍化による減収)
    • セグメント利益 2,916.5百万円、前年同期比 +16.9%(生産性向上でコスト低下)
  • 戦略事業:
    • 売上 1,109百万円(構成比 20.5%)、前年同期比 +44.4%(nend撤退のマイナスをWANDやN-INE等がカバー)
    • セグメント損失 △503.9百万円(前年同期 △691.2百万円→損失縮小)
  • 地域別売上:記載なし(国内主体の事業構成)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2025~2027年度):当該期間を初年度とする中期計画を公表済み(2025年2月10日)。第3Qでは顧客ネットワーク拡大、営業利益拡大、ROE向上に向けた施策を推進。
  • KPI進捗:売上・営業利益は増加、戦略事業の投資が売上成長に寄与。ROE(通期予想ベース約7.45%)は目標水準(8%)にやや届かないが改善方向。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:デジタルマーケティング市場は拡大基調。アフィリエイトやインフルエンサーマーケティングは企業の採用拡大が続く。
  • 競合比較:同業他社との詳細比較データは本資料に記載なし。営業利益率・自己資本比率は相対的に良好で、財務体質は堅いと評価できる(ただし業界ベンチマークは個別確認推奨)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(会社公表、2025年12月期):
    • 売上高 7,440百万円(通期予想増減率 +6.9%)
    • 営業利益 1,950百万円(+22.2%)
    • 経常利益 1,940百万円(+16.2%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益 1,280百万円(△9.8%)
    • 1株当たり当期純利益(予想)19.32円
    • 予想修正:直近公表の予想から修正なし
    • 会社予想の前提:資料内に詳細前提あり(為替・広告単価等の前提は添付資料参照)
  • 予想の信頼性:第3Qまでの進捗は概ね良好。過去の予想達成傾向は資料に明示なし(過去実績参照推奨)。
  • リスク要因:
    • 広告需要の変動(景気・広告主予算の影響)
    • A8appのゲームカテゴリ鈍化(既に影響を受けている)
    • 為替変動、資源価格の変動、地政学リスク等
    • 投資有価証券やM&A関連の評価損益(市場変動・のれん償却)

重要な注記

  • 会計方針:第1四半期より「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の適用があり、四半期連結財務諸表への影響はなしと記載。
  • その他重要点:
    • 自己株式10,681,603株を2025年3月14日付で消却(利益剰余金と自己株式をそれぞれ4,779,247千円減少させた)。
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は当第3四半期累計期間において作成していない(CF詳細は不明)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2461
企業名 ファンコミュニケーションズ
URL http://www.fancs.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.10)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。