2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場予想は不明(–)。会社の通期予想に対する中間進捗は、売上高・営業利益ともにほぼ計画通り(進捗約49〜50%)でサプライズはなし。中間配当と通期配当予想は上方修正(中間:15→20円、通期予想:30→40円)。
- 業績の方向性:増収ほぼ横ばい(中間売上高 497,220 百万円、前年同期比 +0.4%)、営業利益は微増(19,974 百万円、同 +0.9%)、ただし親会社帰属中間純利益は大幅減(11,033 百万円、同 △41.6%)。
- 注目すべき変化:前年同期に計上された負ののれん(5,448 百万円、特別利益)が今回にはなく、それが中間純利益の大幅減少の主要因。また、税金等の増加や持分法利益の減少も純利益を押し下げた。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上 1,005,000 百万円、営業利益 40,000 百万円、当期純利益 24,000 百万円)を据え置き。中間の進捗は売上・営業利益ともに概ね50%で達成ペースにあり、通期予想の達成可能性は現時点で「概ね整合的」と見えるが、純利益は中間の進捗(46.0%)がやや低く、特別項目や税金の影響で下振れリスクは注意が必要。
- 投資家への示唆(助言ではない簡潔な着目点):
- 中間ベースで営業力は維持されており、セグメントでは軟包装・板紙が好調。一方で欧州を中心とした海外事業の採算悪化が懸念材料。
- 期中に生じた会計・連結範囲の変更(子会社追加等)が業績数値に影響している点、ならびに負ののれんなど一時要因の有無を剥がして評価する必要あり。
- 湘南工場敷地の土地収用(受取補償金 約148億円)については収益計上時期が未定であり、今後の業績に大きく影響し得る点に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:レンゴー株式会社
- 主要事業分野:板紙・紙加工、段ボール、紙器、軟包装、重包装、海外関連事業などの総合包装事業(「ゼネラル・パッケージング・インダストリー」)
- 代表者名:代表取締役社長兼COO 川本 洋祐
- URL:https://www.rengo.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月6日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日〜2025年9月30日)
- 決算説明会資料作成:有(投資家・アナリスト向け説明会あり)
- セグメント(報告セグメント):
- 板紙・紙加工関連事業:板紙、段ボール等
- 軟包装関連事業:軟包装材(旧三井化学東セロの連結化等)
- 重包装関連事業:重量物包装等
- 海外関連事業:海外拠点での包装関連事業
- その他:不織布、紙器機械製造・運送・保険代理等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):271,056,029 株
- 期中平均株式数(中間期):247,936,747 株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 配当支払開始予定日:2025年12月3日
- 決算説明会:有(投資家・アナリスト向け)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が公表している通期予想に対する中間累計の達成率)
- 売上高:中間実績 497,220 百万円、通期予想 1,005,000 百万円、達成率 49.5%
- 営業利益:中間実績 19,974 百万円、通期予想 40,000 百万円、達成率 49.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績 11,033 百万円、通期予想 24,000 百万円、達成率 46.0%
- サプライズの要因(上振れ/下振れの主因)
- 売上・営業利益はほぼ横ばいで通期想定と整合。軟包装・板紙・重包装での製品価格改定や増販売が寄与。
- 親会社株主に帰属する中間純利益が前年同期比で大幅減(△41.6%)の主因は、前中間期に計上された負ののれん(5,448 百万円、特別利益)が今回にないことと、法人税等の増加、持分法利益の減少(1,605→586 百万円)等。
- 海外関連事業は欧州での自動車産業低迷等により採算悪化(売上高・営業利益とも減少)。
- 通期への影響
- 会社は通期計画を据え置き。売上・営業利益は中間進捗で概ね計画線上。ただし純利益は中間の進捗がやや弱く、特別利益の有無や税負担、海外採算性の改善等が通期達成の鍵となる。
- 湘南工場敷地の収用補償(約148億円)は将来の利益に影響する可能性があるが、収益計上の時期・会計処理は未定であり、現時点で通期予想への反映は未実施。
財務指標
- 貸借対照表(要点)
- 総資産:1,267,095 百万円(前期末 1,243,116 百万円、+23,979 百万円)
- 負債合計:763,225 百万円(前期末 742,872 百万円、+20,353 百万円)
- 純資産合計:503,870 百万円(前期末 500,244 百万円、+3,626 百万円)
- 自己資本(参考):466,572 百万円(自己資本比率 36.8%、前期末 37.3% → 0.5pt低下)
- 損益計算書(主要項目)
- 売上高:497,220 百万円(前年同期 495,134 百万円、+0.4%/+2,086 百万円)
- 売上総利益:92,919 百万円(前年同期 91,604 百万円)
- 販売費及び一般管理費:72,944 百万円(前年同期 71,805 百万円)
- 営業利益:19,974 百万円(前年同期 19,798 百万円、+0.9%)
- 経常利益:20,037 百万円(前年同期 21,871 百万円、△8.4%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:11,033 百万円(前年同期 18,883 百万円、△41.6%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):44.50 円(前年同期 76.20 円、△41.6%)
- 収益性指標
- 営業利益率:4.02%(19,974 / 497,220。業種平均との比較は業種別に差があるため個別判断)
- ROE(簡便計算=親会社中間純利益 / 自己資本):11,033 / 466,572 = 約2.37%(目安:8%以上良好 → 低位)
- ROA(簡便計算=親会社中間純利益 / 総資産):11,033 / 1,267,095 = 約0.87%(目安:5%以上で良好 → 低位)
- 注:中間期利益での単純算出のため通年換算等を行う場合は数値は変動。
- 進捗率分析(中間期→通期予想比較)
- 売上高進捗率:49.5%
- 営業利益進捗率:49.9%
- 純利益進捗率(親会社):46.0%
- いずれも中間期での標準的な進捗(約50%)に近いが、純利益はやや下振れ。
- キャッシュフロー
- 営業CF:–(中間CF明細は開示資料に記載なし)
- 営業CF/純利益比率:–(データ不足)
- 現金及び預金残高:81,075 百万円(前期末 80,563 百万円、+0.6%)
- 四半期推移(QoQ)
- 財務安全性
- 自己資本比率:36.8%(目安:40%以上で安定 → やや低め)
- 流動負債:386,877 百万円(流動資産 487,955 百万円 → 流動比率 ≒ 126%(計算例:487,955 / 386,877))
- 負債の内訳では社債が増加(95,000 → 125,100 百万円)し長期借入金も増加。
- 在庫・債権等
- 受取手形及び売掛金:285,003 百万円(前期末 270,404 百万円、+5.4%)
- 商品及び製品:57,365 百万円(前期末 56,066 百万円、+2.3%)
- 原材料及び貯蔵品:42,512 百万円(前期末 41,266 百万円、+3.0%)
特別損益・一時的要因
- 前中間期(比較対象)に計上された主な特別利益:負ののれん発生益 5,448 百万円(特別利益)→ 当中間期には該当なし。これが前年同期比での純利益大幅減の主因。
- 当中間期の特別利益・損失:特別利益合計 449 百万円、特別損失合計 782 百万円(固定資産売却益等小幅)。
- 一時的要因の影響:負ののれんの有無により前年との比較が歪んでいるため、特別損益を除いたベースでの営業力やセグメント別の実績を見ることが重要。
- 継続性の判断:負ののれん等は一過性。一方、為替や欧州市況悪化は継続的リスクとなり得る。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(支払済/今回):20.00 円(2026年3月期 中間/前期は15.00円)
- 期末配当(予想):20.00 円
- 年間配当予想(修正後):40.00 円(前期実績 30.00 円)
- 配当利回り:–(株価の記載なし)
- 配当性向(会社予想ベース):年間配当 40.00 円 ÷ 1株当たり当期純利益 96.76 円(通期予想EPS)= 約41.3%(高めの配当性向)
- 特別配当:なし
設備投資・研究開発
- 設備投資額(当中間期の明示値):資料中に明確な合計設備投資額は記載なし(建設仮勘定は増加 36,219 → 45,651 百万円を計上)。→ 設備投資合計は資料上は明示なし(–)。
- 減価償却費:貸借対照表上の減価償却累計増加等は確認できるが、損益計算書上の減価償却費の明示はなし(–)。
- 研究開発費:資料に明示なし(–)。
受注・在庫状況(該当する場合)
- 受注高/受注残高:資料記載なし(–)。
- 在庫状況:商品製品・原材料は小幅増(前述)。在庫回転日数等の記載はなし(–)。
セグメント別情報
- 板紙・紙加工関連事業
- 売上高:259,841 百万円(同 +1.3%)
- 営業利益:12,552 百万円(同 +5.1%)
- コメント:価格改定の寄与で増収増益。段ボール製品の生産量は概ね前年並み(段ボール 2,118 百万㎡、段ボール箱 1,809 百万㎡)。
- 軟包装関連事業
- 売上高:96,491 百万円(同 +8.1%)
- 営業利益:5,356 百万円(同 +263.1%)
- コメント:製品価格改定と販売量増、また連結範囲拡大(子会社取得)により大幅増益。前期の負ののれん等の影響除くと比較注意。
- 重包装関連事業
- 売上高:23,290 百万円(同 +1.5%)
- 営業利益:1,088 百万円(同 +25.6%)
- コメント:電気材料分野の好調等で増収増益。
- 海外関連事業
- 売上高:98,305 百万円(同 △9.9%)
- 営業利益:147 百万円(同 △96.4%)
- コメント:欧州の自動車産業低迷等で採算悪化。海外セグメントの収益性低下が目立つ。
- その他
- 売上高:19,291 百万円(同 +10.8%)
- 営業利益:630 百万円(同 △9.2%)
- コメント:子会社増加で増収だが運送事業等の労務費上昇で減益。
中長期計画との整合性
- 中期ビジョン:Vision120(2030年を基礎固め期、2029年創業120周年を最終年度)を公表。グループの成長基盤強化、M&A、設備投資を進める方針。
- 進捗:軟包装の連結化やM&A等で事業拡大を進めているが、海外の採算悪化やコスト上昇が短期的な課題。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内の板紙・段ボール生産は全体として前年並みかやや下回る。消費者マインド弱含みや輸出低調が影響。段ボールは日用品・通販分野の需要は下支え。
- 競合比較:同業他社との定量比較は資料にないため –。ただしレンゴーは国内最大級の包装・紙系総合企業としてM&Aや製品価格改定で対応中。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想は据え置き(売上 1,005,000 百万円、営業利益 40,000 百万円、経常利益 40,000 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 24,000 百万円)。
- 会社は「現時点では不確定要素が多いため」当初予想を変更していない。
- 予想の信頼性:中間の進捗は売上・営業利益で概ね50%と整合的。ただし前年に存在した一時的な特別利益が今回ない点、税負担や海外採算の変動、原材料・労務・物流コストの上昇等は通期業績に影響を与える可能性あり。
- リスク要因:
- 原材料・労務・物流コストの上昇
- 海外事業(特に欧州)の需要低迷
- 為替変動(為替換算方法を期首から期中平均に変更)
- 土地収用に係る会計処理・計上タイミング(湘南工場の一部収用、補償金約148億円)
重要な注記
- 会計方針の変更:在外子会社等の収益および費用の換算方法を「期末直物相場」から「期中平均相場」へ変更(期首から適用、影響は軽微のため遡及適用せず)。
- 連結範囲の変更:当中間期に新規連結 4社追加、3社除外(連結範囲の変化により当期比較留意)。
- 重要な後発事象:湘南工場敷地の一部収用に伴い、神奈川県から受取補償金約148億円を受領することについて合意。収益計上の時期および会計処理は現在検討中で、2026年3月期への影響は精査中。
(不明な項目は — と記載しています。投資助言は行っていません。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3941 |
| 企業名 | レンゴー |
| URL | http://www.rengo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – パルプ・紙 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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