2026年3月期 第1四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 購買(クラシルリワード/レシチャレ)を中核に成長を加速。クラシルリテールネットワークの外部展開と業界初の「AIレシート」で購買データを強化し、下期にかけて販促需要で拡大させる方針。
  • 業績ハイライト: 売上高は3,808百万円(前年同期比 +27.1%:良い)、Non-GAAP営業利益は794百万円(前年同期比 -8.5%:※広告投資等の積極投資による減益)。購買事業が大幅成長(購買売上 1,274百万円、前年同期比 +171.6%:良い)。
  • 戦略の方向性: 購買領域の拡大(オンライン/オフライン)、クラシルリテールネットワークによる外部アプリ連携、AIレシートによる購買データの精緻化、ライブコマース(TikTok Shop経由でMCN事業)での新収益化。
  • 注目材料:
    • クラシルリテールネットワーク:外部toCアプリとの契約進展、8月から初期案件開始予定(新しい流通チャネル・レベニューシェア)。
    • 業界初の「AIレシート」リリース:全流通・全カテゴリのレシート解析で精緻なターゲティングが可能に(データ競争力向上)。
    • TikTok ShopのCAP/TAP認定(ライブコマースの本格化)。
  • 一言評価: 成長投資を先行させつつ購買で収益化フェーズへ移行中(成長投資フェーズ)。

基本情報

  • 企業概要: dely株式会社(東証グロース:299A)、主要事業:レシピ動画メディア「クラシル」および購買支援サービス「クラシルリワード」等(代表取締役社長 / CEO:堀江 裕介)。
  • 説明者: 発表文書(スライド)上の主要役員:堀江 裕介(代表取締役社長/CEO)ほか財務説明は戸田 翔太(取締役/CFO)等。発言概要:事業成長・購買領域への注力、外部展開・技術導入の進捗説明。
  • セグメント:
    • メディア(クラシル等): 認知獲得/広告収益・タイアップ、PV基盤。
    • 購買(クラシルリワード/レシチャレ等): オンライン/オフラインの購買支援、成果報酬型。
    • その他: ライブ配信(LIVEwith)、人材等。

業績サマリー

  • 主要指標(FY26/3 1Q 実績)
    • 売上高: 3,808百万円(前年同期比 +27.1%:良い)
    • 営業利益: 755百万円(前年同期比 -8.9%:注意)、営業利益率 19.8%(前年同期比 -7.9pt)
    • Non-GAAP営業利益: 794百万円(前年同期比 -8.5%:※広告投資等の影響)、Non-GAAP営業利益率 20.8%(前年同期比 -8.1pt)
    • 経常利益: –(資料上は営業利益・当期純利益等を掲載、経常利益は明記なし → –)
    • 純利益(当期純利益): 520百万円(前年同期比 -2.1%:小幅減)
    • 1株当たり利益(EPS): 四半期EPSは資料に明示なし(FY26/3通期予想EPS:55.57円、Non-GAAP EPS:59.13円)
  • 予想との比較
    • 会社予想に対する達成率(FY26通期ベースとの単純比較): 売上 3,808 / 17,140 = 約22.2%(進捗率。ただし下期集中のため季節性考慮が必要)(達成率20%超は一見良好だが下期集中想定のため評価は留保)。
    • サプライズ: 売上高・売上総利益は当初想定を上回る着地(会社コメント)。Non-GAAP営業利益は前年同期比減少だが、これは期初から計画していた広告宣伝投資の実行が主因。
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗率(概算): 売上進捗 約22.2%(FY26予想171.4億に対してQ1 38.08億)。Non-GAAP営業利益進捗 約22.5%(794/3,529)。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: FY26見通しはFY25本決算時公表値から不変、現時点では進捗は概ね計画線。ただし下期に販促需要集中の想定。
    • 過去同時期との進捗比較: 売上は前年同期比 +27.1%で成長、購買の寄与が大きい。
  • セグメント別状況(FY26/3 1Q)
    • メディア: 売上 1,888百万円(前年同期比 -6.4%:単価低下が影響、PVは堅調)、構成比 約49.6%(下降、注意)
    • 購買: 売上 1,274百万円(前年同期比 +171.6%:大幅成長、構成比 約33.5%:良い)
    • その他: 売上 646百万円(前年同期比 +26.4%:ライブ等の成長)

業績の背景分析

  • 業績概要: 全体は増収(+27.1%)だが、Non-GAAP営業利益は広告宣伝等の先行投資で前年同期比減。購買事業(クラシルリワード・レシチャレ)が牽引し売上構成がシフト。
  • 増減要因:
    • 増収の主要因: 購買事業の拡大(クラシルリワードのMAU増加=243万MAU、レシチャレ案件増)、外部パートナーとのリテールネットワーク契約進展。
    • 減収(セグメント): メディアは広告単価の低下で前年同期比減(PVは堅調だが単価が下振れ)。
    • 増益/減益の主要因: Non-GAAPでの減益は主にクラシルリワードの広告宣伝投資約3.2億円相当の実施、その他に上場対応による業務委託費等増加。前四半期比では粗利増・税負担の季節要因等で改善。
  • 競争環境: オンライン広告市場の単価変動(3rd Partyディスプレイの市場影響)や、オフライン販促のデジタル化を競う企業(決済系・データ事業者等)。delyの競争優位は大規模なMAU・1st party購買データと小売/ナショナルブランドとの関係性(食品ナショナルブランドカバー率 90%、全国小売提携店数 約3万店舗)。
  • リスク要因: 広告単価の下落、販促市場の景況変動(下期に集中するため季節性リスク)、外部パートナーとの連携・案件獲得の実行リスク、データ利活用に係る規制・プライバシーリスク、上場後コスト増(外形標準課税等)。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 購買領域の加速(オンラインでのEC機能改善、オフラインでの小売アカウント拡大)、クラシルプラットフォームを軸にフルファネルでユーザーを誘導、M&Aで機能拡張・シナジーを追求。
  • 進行中の施策:
    • クラシルリテールネットワーク:レシチャレの仕組みを外部アプリへ提供(8月から初期案件開始予定)、レベニューシェアモデル。
    • AIレシート:ユーザーがアップロードする全レシートをAI解析し購買データを全流通・全カテゴリで取得、ターゲティング販促・LTV分析に活用。
    • ライブコマース(TikTok Shop):CAP/TAP認定を取得しMCN事業を本格化(PoC→拡大)。
    • LIVEwithの高収益ライバー育成とライブコマース支援サービスの提供開始。
  • セグメント別施策:
    • メディア: クラシルリワードのADNWによるPV増、広告単価は保守的見積りで運営。
    • 購買: ECの価格比較機能実装、オフラインは小売アカウント増加へ注力、外部連携で案件大量仕入れ。
    • その他: ライブ配信の収益化とライブコマース支援。
  • 新たな取り組み: 外部アプリ向けのリテールネットワーク提供、AIレシート、TikTok Shopを活用したMCN型ライブコマース。

将来予測と見通し

  • 業績予想(FY26/3 通期:会社予想)
    • 売上高: 17,140百万円(前年同期比 +30.8%:成長想定)
    • Non-GAAP営業利益: 3,529百万円(前年同期比 +25.3%)、Non-GAAP営業利益率 20.6%(-0.9pt)
    • 当期純利益: 2,295百万円(前年同期比 +35.7%)
    • 予想の前提条件: 下期に販促需要が集中する季節性、メディア単価は3rd Party表示市場影響を保守的に織り込む等。
    • 経営陣の自信度: 見通しは前年度本決算開示から不変で、購買領域成長に対して一定の自信を示す(中立〜やや強気)。
  • 予想修正: 今回の資料では通期見通しに修正なし(FY25本決算時開示と不変)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期的にはセールスミックス変化が小さくなることで原価率上昇が抑制され、オペレーティングレバレッジでNon-GAAP営業利益率を上昇させる計画。
    • 目標(通期FY26)に対するQ1進捗は売上・非GAAP利益ともに約22%(ただし下期集中のため四半期比較は限定的)。
  • 予想の信頼性: 会社はFY25本決算時の数値を維持しており、Q1はおおむね当初想定を上回る着地。過去の四半期変動は大きく、季節性と販促スケジュールに左右される。
  • マクロ経済の影響: 広告市場の景況(広告単価)、消費(販促需要)、小売業界動向、デジタル広告市場の構造変化(3rd Party cookie等の影響)が主な影響要因。

配当と株主還元

  • 配当方針: 中長期の投資優先(事業投資/M&A)を優先し、内部留保確保の上で株主還元を検討する方針(スライド記載)。
  • その他株主還元: 自社株買い等の記載なし(方針上は将来の余剰資金で検討と留保)。

製品やサービス

  • 製品/サービス:
    • クラシル(レシピ動画メディア): MAU合算で約3,900万、認知度 58.1%(女性 76.4%)。
    • クラシルリワード(購買支援/ポイント還元): APP MAU 243万(FY26/3 1Q)、レシチャレ(オフライン購買の成果報酬型販促)。
    • AIレシート: 全レシート解析で購買データ化・ターゲティング強化。
    • LIVEwith / ライブコマース支援: ライバー数・単価は増加、TikTok Shop経由でMCN展開。
    • その他: 店頭サイネージ等の店頭施策連携。
  • 協業・提携: 小売チェーン(店頭サイネージ)、三菱食品等との連携や外部toCアプリとのクラシルリテールネットワーク契約。
  • 成長ドライバー: 購買データ獲得(AIレシート)、クラシル経済圏の拡大(MAU・SNS基盤)、外部アプリ展開による案件拡大、オフライン販促のデジタル化。

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答:
    • Q: 1Qの当初見通しとの着地は? A: 購買事業の伸長により売上高・売上総利益は当初想定を上回る着地。Non-GAAPは広告投資で減益だが計画どおり。
    • Q: クラシルリテールネットワークの今後の展開は? A: 8月から本格展開見込み、既に複数外部パートナーと契約、具体的連携先は調整のうえ随時開示。
    • Q: ライブコマースの立ち上がりは? A: 2025年7月よりTikTok Shop経由で開始、PoC段階で体制構築中。ライバー確保は順調。
    • Q: 購買事業の粗利率改善要因は? A: 「食べちゃれ」等の高粗利企画が寄与、販売規模拡大で粗利率改善。
  • 経営陣の姿勢: 成長投資(販促・広告)に積極的で購買領域の拡大にコミット。Q&Aでは外部連携の具体名や定量KPIは慎重に扱う傾向。
  • 未回答事項: 外部パートナーの具体企業名や短期的な定量KPI(各チャネル別の期待売上寄与の詳細)は時期を見て案内との回答(詳細は未提示)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜やや強気(購買成長・プラットフォーム力拡大に自信を示しつつ、広告単価の市場影響等は保守的見積り)。
  • 表現の変化: 前回説明会と比較して「購買領域の外部展開」と「AIレシート」等、実装・外部展開フェーズの説明に時間を割く傾向。
  • 重視している話題: 購買事業(クラシルリワード/レシチャレ)、クラシルリテールネットワーク、AIレシート、ライブコマース。
  • 回避している話題: 短期的な広告単価の具体的回復見通しや外部パートナーの詳細条件等は深掘りを避ける傾向。

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因:
    • 購買事業の大幅成長(QoQ/YoYともに強い伸び、購買の売上比率が上昇)。
    • 大規模なユーザーベース(MAU約3,900万)と高い認知度・1st partyデータ。
    • AIレシート等で得られる差別化された購買データ(商品単位でのオフライン購買把握)。
    • 手元現預金・短期有価証券で約89億円の潤沢な資金(投資・M&A余力)。
  • ネガティブ要因:
    • メディア単価低下による構成上の利益圧迫リスク。
    • 下期に販促需要が集中する季節性(四半期ごとの変動リスク)。
    • 外部パートナーとの連携実行・案件獲得の運用リスク。
    • 広告投資等による短期的な利益圧迫(Non-GAAP減益)。
  • 不確実性: AD市場の動向(3rd Party広告影響)、AIレシートの精度と企業側への導入効果、ライブコマースの収益化速度。
  • 注目すべきカタリスト:
    • クラシルリテールネットワークの外部展開(8月以降の初期案件の実績)。
    • FY26/3 2Q決算(2025/10/31発表予定):2Qは前年同期対比で大幅増収増益見込み。
    • AIレシートの企業向けサービス導入状況と購買データ提供の実績。
    • TikTok Shop(ライブコマース)による売上寄与の実績公表。
    • M&Aによる機能拡張・シナジー発表。

重要な注記

  • 会計方針: Non-GAAP指標は「のれん償却費および契約関連無形資産償却費」を営業利益に加算して算出。Non-GAAP当期純利益は税金調整あり(P45参照)。
  • リスク要因: 資料免責にあるとおり、将来見通しは不確実性を伴い、国内外経済・業界動向等で実績は変動する可能性がある(詳細は免責事項参照)。
  • その他: 手元流動性は現金59.3億円+有価証券(満期3か月CP)29.9億円=約89.2億円(Q1末)。FY26通期見通しはFY25本決算時の開示内容から不変。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 299A
企業名 クラシル
URL https://kurashiru.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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