2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)は修正なし。第1四半期の実績は会社見通しと整合しており、特段の上振れ/下振れは無し(概ね予想通り)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 5,037百万円、前年同期比+23.2%、営業利益 582百万円、同+79.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益 388百万円、同+103.0%)。
  • 注目すべき変化:情報システムの受注高急増(受注高 16,249百万円、前年同期比+341.4%)により受注残高が324.70億円(前年同期比+139.1%)と大幅積上げ。電子機器も売上・損益が回復(電子機器売上 1,017百万円、同+36.5%、セグメント利益は▲188→+27百万円へ転換)。
  • 今後の見通し:会社は通期予想(売上高 22,500百万円等)を維持。第1四半期の進捗は売上で22.4%、営業利益で18.2%、純利益で17.6%。受注残の積み上げを考慮すると通期達成の見通しは現状では維持可能と会社は説明。
  • 投資家への示唆:受注残の大幅積上げや電子機器セグメントの損益改善がポジティブ材料。一方、運転資本増で現金が減少(現金及び預金の減少や短期借入増)しており、短期の資金動向と自己株買い(公開買付け)実施の影響は注視が必要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 日本アビオニクス株式会社
    • 主要事業分野: 情報システム(防衛用システム製品、宇宙用電子部品、産業用電子機器)および電子機器(接合機器、赤外線機器/センシングソリューション)
    • 代表者名: 代表取締役執行役員社長 竹内 正人
    • その他: URL https://www.avio.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年8月1日
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第1四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年6月30日)
  • セグメント:
    • 情報システム:防衛、宇宙、産業向けのシステム・電子部品。第1Q売上比率約79.8%。
    • 電子機器:接合機器、赤外線・センシング機器等。第1Q売上比率約20.2%。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式): 16,764,810株(自己株式含む)
    • 期末自己株式数: 1,374,013株
    • 期中平均株式数(四半期累計): 15,390,820株
  • 今後の予定:
    • IRイベント: 取締役会で自己株式の取得及び公開買付けを決議(2025年8月1日付公表)。詳細は該当リリース参照。

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社通期予想との比較、単位:百万円)
    • 売上高: 第1Q 5,037 / 通期予想 22,500 → 進捗率 22.4%(通常の単純月割25%と比較してやや低め)
    • 営業利益: 第1Q 582 / 通期予想 3,200 → 進捗率 18.2%(25%目安より低い)
    • 純利益(親会社株主帰属): 第1Q 388 / 通期予想 2,200 → 進捗率 17.6%
  • サプライズの要因:
    • ポジティブ要因:情報システムの大口受注増(受注高+341%)と電子機器の販路拡大による売上・利益改善。
    • ネガティブ要因:特段の業績下振れ要因は無し。現金預金は減少(運転資本の増加など)が見られる。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据置。受注残の大幅積増が今後の売上につながるため、現時点では予想達成の可能性は保たれていると判断。ただし、第1Qの営業利益進捗はやや低い点、運転資本の増加と短期借入の増加は注視要因。

財務指標

  • 財務諸表の要点(単位:百万円)
    • 総資産: 26,940(前期末 26,913)
    • 純資産: 14,240(前期末 13,958)
    • 自己資本比率: 52.9%(前期末 51.9%、安定水準)
  • 収益性(第1四半期累計)
    • 売上高: 5,037(前年同四半期 4,087、前年同期比 +23.2% = +950百万円)
    • 営業利益: 582(前年同 325、前年同期比 +79.1% = +257百万円)
    • 経常利益: 563(前年同 308、前年同期比 +82.8% = +255百万円)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 388(前年同 191、前年同期比 +103.0% = +197百万円)
    • 1株当たり四半期純利益(調整後): 25.22円(前年同 11.45円)※株式5分割考慮済
  • 収益性指標(参考:通期予想ベース)
    • 通期予想ROE(概算): 2,200 / 14,240 = 約15.4%(優良目安:10%以上)
    • 通期予想ROA(概算): 2,200 / 26,940 = 約8.2%(良好目安:5%以上)
    • 営業利益率(第1Q): 582 / 5,037 = 11.6%(前年同期 325/4,087 = 8.0%、改善)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第1Q進捗)
    • 売上高進捗率: 22.4%(前年同期間の進捗比較: –)
    • 営業利益進捗率: 18.2%
    • 純利益進捗率: 17.6%
    • コメント: 売上はほぼ四半期分(25%)に近いが、利益はやや下回る。年度通期での季節性等により許容範囲とも考えられるが、第2四半期以降の利益率改善が重要。
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は添付せず(作成していない)。ただし貸借対照表上の変動で確認:
    • 現金及び預金: 1,934 → 1,119(△815百万円)
    • 受取手形、売掛金及び契約資産: 12,881 → 13,266(+384百万円)
    • 棚卸資産: 4,246 → 4,727(+481百万円)
    • 短期借入金: 2,830 → 3,845(+1,015百万円)
    • フリーCF: 明示されていないが、運転資本の増加で現金減少、短期借入増加が見られる点は留意。
    • 営業CF/純利益比率: 計算不可(営業CF未提示)。一般に営業CFが純利益を上回るか確認が望ましい(目安1.0以上)。
  • 四半期推移(QoQ)
    • 本資料は第1Qのみの比較。前年同期比では増益増収。QoQ(直前期=2025年3月期末)との比較詳細は資料に記載無し。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率: 52.9%(安定水準、目安:40%以上で安定)
    • 流動負債合計: 8,541百万円、流動資産合計: 19,556百万円(流動比率は概ね良好)
  • 効率性
    • 減価償却費(第1Q): 140百万円(前年同期 68百万円、増加)
  • セグメント別(第1Q)
    • 情報システム: 売上高 4,019百万円(構成比79.8%、前年同期比+20.3%)、セグメント利益 554百万円(前年同期 513百万円、+41百万円)
    • 電子機器: 売上高 1,017百万円(構成比20.2%、前年同期比+36.5%)、セグメント利益 27百万円(前年同期▲188百万円→黒字転換)
  • 財務の解説
    • 受注の急増(特に情報システム)は今後の売上・利益の下支えになる一方、受注に伴う前払・在庫積増しや売掛増で運転資本が拡大。これが現金減少および短期借入増の背景と推定される。

特別損益・一時的要因

  • 特別損失: 固定資産除却損 9百万円(小額)
  • 特別利益: 該当なし
  • 一時的要因の影響: 特別損失は小さいため業績の本質的評価には大きな影響なし。
  • 継続性の判断: 一時的な除却損であり継続的影響は限定的と判断される。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期(実績): 年間合計 6.00(株式分割後表示)
    • 2026年3月期(会社予想): 年間合計 10.00(中間 0.00、期末 10.00 と記載)※2024年10月の5分割を考慮した表示
  • 配当性向: 通期予想ベースで計算すると 2,200(当期純利益)に対し年間配当額(総額)は期中公表値から算出不可のため –。(参考:1株当たり当期純利益(予想)142.94円に対し年間配当10円 → 配当性向約7.0%程度の見積り)
  • 株主還元方針: 自己株式の取得(公開買付けを含む)を取締役会で決議。自己株買いはEPS向上や株主還元の一環。

設備投資・研究開発

  • 減価償却費: 第1Qで140百万円(前年同期 68百万円、増加)
  • 研究開発:
    • 主なテーマ: 「新製品やソリューションを生み出す研究開発力」の強化を言及(詳細は開示無し)

受注・在庫状況

  • 受注状況(単位:百万円)
    • 当第1Q受注高 合計: 17,624(前年同 4,666、前年同期比大幅増)
    • 受注残高 合計: 34,339(前年同 15,015、前年同期比+128.8%)
    • 情報システム受注高:16,249(前年同期 3,681、+341.4%)、受注残 32,470(前年同期 13,577、+139.1%)
    • 電子機器受注高:1,374(前年同期 985、+39.5%)、受注残 1,868(前年同期 1,437、+30.0%)
    • Book-to-Bill: 第1Q合計受注高17,624に対し売上高5,037 => 高い受注水準
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産: 4,727百万円(前期末 4,246、+481百万円)
    • 在庫回転日数等の詳細は開示なし

セグメント別情報

  • 情報システム:
    • 売上高 4,019百万円(構成比79.8%、前年同期比+20.3%)
    • セグメント利益 554百万円(前年同期 513百万円、増益)
    • 受注高急増により受注残が大幅増(32,470百万円)
  • 電子機器:
    • 売上高 1,017百万円(構成比20.2%、前年同期比+36.5%)
    • セグメント利益 27百万円(前期は▲188百万円→黒字転換)
    • 受注・売上共に増加、製品拡販の効果が出ている
  • 地域別売上:
    • 海外売上高 第1Q: 691百万円(連結売上高に占める割合 13.7%)

中長期計画との整合性

  • KPI達成状況: 受注残増加は中期的な売上確保に資するが、R&D・設備投資の進捗指標は不明。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 防衛予算の高水準継続が情報システム事業を下支え。世界的な地政学リスクや米国の関税政策など不確実性は存在。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)予想(会社公表): 売上高 22,500百万円(+11.8%)、営業利益 3,200百万円(+14.4%)、経常利益 3,100百万円(+14.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 2,200百万円(+12.0%)、1株当たり当期純利益 142.94円
    • 予想の修正: 第1Q発表時点で修正なし
    • 会社予想の前提: 特段の明示為替前提等は記載無し。防衛関連需要の継続等を見込む旨。
  • 予想の信頼性: 第1Qの受注残の積上げは下期の売上確保に資するため、会社見通しは現時点で裏付けられているが、受注の履行・納期・コスト管理および国際情勢や関税の影響がリスク。
  • リスク要因: 為替・原材料価格の変動、関税政策、地政学リスク、受注の集中度、運転資本管理(在庫・売掛増)による資金繰り。

重要な注記

  • 会計方針: 当該四半期における重要な会計方針変更等の記載なし(会計基準等の改正に伴う変更は記載なし)。
  • その他重要事項:
    • 自己株式の取得および公開買付けを取締役会で決議(詳細は同日公表の別資料参照)。
    • 四半期連結CF計算書は作成していない(提出資料に記載無し)。

注記:

  • 不明な項目は「–」で記載しています。
  • 数値は決算短信(百万円未満切捨て)より引用。
  • 本資料は情報整理を目的とした要約であり、投資助言を行うものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6946
企業名 日本アビオニクス
URL http://www.avio.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 電機・精密 – 電気機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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