2026年3月期 第2四半期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 第2四半期はメディア(認知)と購買(クラシルリワード→レシチャレ)ともに堅調で、通期見通しに対して概ね上振れ着地。HR(クラシルジョブ)はPoCの結果、サービス終了を判断し資源配分を見直す。
- 業績ハイライト: 2Q単体売上高は40.3億円(YoY +42.0%)、2Q単体のNon‑GAAP営業利益は8.45億円(YoY +77.2%)。2Q累計ベースでも売上高78.4億円(YoY +34.3%)、Non‑GAAP営業利益16.39億円(YoY +21.9%)と堅調。
- 良い目安:高い二桁〜三割台の売上成長、営業利益(Non‑GAAP)も二桁増。
- 戦略の方向性: 購買領域(オフラインの「レシチャレ」含む)を成長の主軸に据え、外部アプリ向けの「クラシルリテールネットワーク」展開でスケールを目指す。メディアのPV/単価維持、ライブ(その他事業)育成も継続。M&Aは販促領域のシナジー重視。
- 注目材料:
- レシチャレ(旧クラシルリワード)プロダクトへの集中(名称変更、オフライン比率上昇方針)。
- 2025年8月以降、Yahoo! Japanアプリ/SmartNewsアプリへの導入開始(クラシルリテールネットワーク)。本格寄与は来期以降見込み。
- HR(クラシルジョブ)の停止(2025/11/30予定)—PoC段階で影響は限定的。
- 一言評価: 成長シフトが鮮明になり、購買領域の拡張で売上構成の変化が進行中(安定化・拡大フェーズ)。
基本情報
- 企業概要:
- 会社名:クラシル株式会社(Kurashiru, Inc.)/東証グロース:299A
- 主要事業分野:メディア(レシピ動画プラットフォーム「クラシル」)、購買(ポイント/販促プラットフォーム:旧クラシルリワード→「レシチャレ」)、エンターテインメント(LIVEwith)等
- 代表者名:堀江 裕介
- 説明者: 発表資料内に経営陣構成は記載(代表取締役社長/CEO 堀江裕介、取締役/CFO 戸田翔太 等)。説明会の個別発言者は明示なし。Q&Aの回答は経営陣としての公式見解を反映。
- セグメント:
- メディア:クラシルを中心とした認知系広告・タイアップ広告・有料課金等
- 購買:オンラインショッピング、オフラインショッピング(レシチャレ)等(クラシルリワード→レシチャレ)
- その他:ライブ配信(LIVEwith)等
業績サマリー
- 主要指標(2Q単体/2Q累計、金額は百万円→億円で注記)
- 売上高
- 2Q単体:4,032百万円(約40.3億円)、前年同期比 +42.0%(良い:高成長)
- 2Q累計:7,841百万円(約78.4億円)、前年同期比 +34.3%(良い)
- 売上総利益
- 2Q単体:1,902百万円(約19.0億円)、前年同期比 +41.6%
- 2Q累計:3,724百万円、前年同期比 +23.4%
- 売上総利益率(2Q単体):47.2%(ほぼ前年水準:やや安定)
- 営業利益 / Non‑GAAP営業利益*
- 営業利益(2Q単体):806百万円、前年同期比 +84.0%
- Non‑GAAP営業利益(2Q単体):845百万円、前年同期比 +77.2%(良い:高い増益率)
- 2Q累計 Non‑GAAP:1,639百万円、前年同期比 +21.9%
- Non‑GAAP営業利益率(2Q単体):21.0%
- 当期純利益 / Non‑GAAP当期純利益
- 当期純利益(2Q単体):570百万円、前年同期比 +122.7%
- Non‑GAAP当期純利益(2Q単体):607百万円、前年同期比 +107.5%
- 1株当たり利益(EPS)
- FY26/3(通期予想) EPS(Non‑GAAP)59.13円(前年同期比 +32.9%)、EPS(会計)55.57円(前年同期比 +35.7%)
- 予想との比較:
- 会社予想に対する進捗率(2Q累計)
- 売上高進捗率:45.7%(通期171.4億円に対する進捗)→進捗は順調(45〜50%台は上期偏重では想定内)
- Non‑GAAP営業利益進捗率:46.5%(通期35.2億円に対する進捗)→順調
- サプライズ:全体的に会社当初見通しを若干上回る着地。Q&Aでも「若干上振れ」とコメント。
- 進捗状況:
- 通期予想に対する進捗(上記)45.7%(売上)/46.5%(Non‑GAAP営業利益)=良好
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率:スライド上は通期ガイダンスをベースに上期で約46%とされ、現時点で計画通りの進捗。
- 過去同時期との比較:YoYは高成長(売上+34.3%累計、単体+42.0%)。
- セグメント別状況(2Q単体、金額=百万円)
- メディア:売上 1,968(YoY +16.8%)、売上総利益率イメージ 60〜65%(高マージン、良)
- 購買:売上 1,357(YoY +116.7%)、粗利率イメージ 40〜45%(成長寄与大、良)
- その他(ライブ等):売上 706(YoY +34.1%)、粗利率イメージ 20〜25%(事業育成段階)
業績の背景分析
- 業績概要: メディアはデジタル広告市況の追い風でPV数・単価ともに堅調。購買はオフライン(レシチャレ)案件獲得が順調で大幅増収。その他(ライブ)はライバー数・単価が増加。広告宣伝投資等を実施しながらも売上総利益の拡大によりNon‑GAAP利益が増加。
- 増減要因:
- 増収の主因:メディアのPV/単価改善、購買(レシチャレ)案件増とMAU増(クラシルリワード関連MAU:267万、前Q比+24万)。外部アプリ展開(Yahoo!, SmartNews)による案件供給拡大期待。
- 増益の主因:売上総利益増(+559百万円の寄与)を販管費投資(広告宣伝、人件費、業務委託等)で一部相殺するも、Non‑GAAPで増益着地(2Q単体 +368百万円増)。
- 減益要因:オンライン広告(とくに金融案件)における出稿主の方針変更によるボラティリティ、上期からの積極投資(広告宣伝費約3.3億円四半期レベル)や採用費の増加。
- 競争環境: 食品・飲料ナショナルブランドとの強いリレーション(カバー率93%)、店舗提携約3.3万店などオフライン販促での優位性を強調。競合は大手広告プラットフォームや決済系データ保有企業だが、レシートベースで商品単位のオフライン購買データを取得・成果報酬で可視化できる点を差別化要素としている。
- リスク要因: オンライン出稿主の方針変化による売上ボラティリティ、インフレや消費動向の変化、外形標準課税等の税負担増、サプライチェーンやパートナー導入の遅延、サービス(HR)の撤退リスク及び新規事業のPoC失敗リスク。
戦略と施策
- 現在の戦略: 「メディアで集めたユーザーデータ」を起点に購買(レシチャレ)へ領域拡大し、オフライン購買データの可視化と成果報酬型販促(高ROAS可視化)でTAMを獲得。中長期的にはM&Aで機能補充・商材拡張。
- 進行中の施策:
- レシチャレ(クラシルリワード)を「レシチャレbyクラシル」へプロダクトアップデート(11月予定)し、オフライン比率向上でボラティリティ低減と拡大を目指す。
- 「クラシルリテールネットワーク」:2025年8月以降に外部アプリ向けの仕組み提供を開始(Yahoo! Japan、SmartNews導入)。本格貢献は来期以降見込み。
- 広告投資:上期より積極投資(広告宣伝費四半期約3.3億円)でユーザー基盤・案件拡充を図る。
- セグメント別施策:
- メディア:ADNWやタイアップでPV増・単価維持。3rd Partyディスプレイの市場影響を保守的に織り込む運用。
- 購買:オフライン(レシチャレ)でリテールパートナー開拓(既に5社参画例)、ブランド/小売向けクロスセルで案件拡充。オンラインは価格比較等の機能追加でUX向上。
- その他(LIVEwith):高収益ライバー育成、ライブコマース支援サービス開始。
- 新たな取り組み: レシチャレの外部提供(クラシルリテールネットワーク)と集英社コラボなどブランド施策、HR領域は撤退(クラシルジョブ停止)するが中長期での新たなHR展開を模索。
将来予測と見通し
- 業績予想(FY26/3 通期ガイダンス、スライド43)
- 売上高:17,140百万円(171.4億円、前期比 +30.8%) — 良い:高成長目標
- Non‑GAAP営業利益:3,529百万円(35.29億円、前期比 +25.3%)/率 20.6%(前期21.5%→-0.9pt)
- 営業利益:3,374百万円(+26.7%)
- 当期純利益:2,295百万円(+35.7%)
- Non‑GAAP EPS(通期):59.13円(+32.9%)
- 予想の前提条件: 明示的な為替前提等は資料に記載なし。重要な前提として「購買領域の成長加速」「クラシルリテールネットワークの来期以降の本格寄与」「3rd Partyディスプレイ市場影響は保守的に織り込む」との記載。
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 売上成長は購買領域(レシチャレ)拡大とメディアの単価・PV維持を根拠。進捗(上期で約45%)は計画に整合。経営陣のトーンは「やや強気/実行重視」で、投資(広告等)を継続しつつ成長と収益性のバランスを図る姿勢。
- 予想修正: 今回の資料で通期見通しの修正は開示されていない(現時点で継続見込み)。
- 中長期計画とKPI進捗: 中期の重点は購買領域へのシフト、Flywheel(ユーザー増→案件増→ユーザーエンゲージ向上)の構築。主要KPI:MAU(クラシル全体合算で約3,700万、クラシルリワード関連MAU 267万)、提携店舗数約3.3万。進捗は上期でMAU増。
- 予想の信頼性: 過去の実績(FY25実績 売上131.0億、Non‑GAAP営業利益28.17億)から見て、今回のガイダンスは成長継続を前提とした設定。過去の達成傾向は安定的だが、オンラインの出稿ボラティリティ等で上下しうる。
- マクロ経済の影響: インフレ(外食高騰)は自炊ニーズを押し上げるためクラシル/クラシルリワードに追い風。一方、広告需要や消費者支出の変化が広告・購買収益に影響するリスクあり。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料に明確な配当方針の変更は記載なし。キャッシュアロケーション方針では「将来成長に必要な投資を優先し、内部留保確保の上で還元を検討」との記載あり。
- 特別配当: なし(記載なし)
製品やサービス
- 製品: 主要はレシピ動画プラットフォーム「クラシル」。購買向けは「クラシルリワード(今後レシチャレ)」、ライブ関連は「LIVEwith」。集英社コラボ等でコンテンツ強化。
- サービス提供エリア・顧客層: 国内中心(大手食品・飲料メーカーや小売企業との取引多数、ナショナルブランドカバー率93%、全国小売提携約3.3万店舗)。ユーザーは幅広く、女性比率が高い(クラシル認知度 58.1%、うち女性76.4%)。
- 協業・提携: Yahoo! Japanアプリ、SmartNewsへのレシチャレ導入、リテールパートナー(例:Welcia、ツルハ等/スライドに社ロゴ)。集英社とのコンテンツコラボ。
- 成長ドライバー: レシチャレ(オフライン成果報酬モデル)、外部アプリへのレシチャレ提供(クラシルリテールネットワーク)、広告収益拡大、M&Aによる機能拡張。
Q&Aハイライト
- 注目の質問と回答:
- 「2Qの着地は会社見通しに対して?」 → メディア好調・購買・その他も伸長し全体で若干上回る着地。Non‑GAAPも上振れだが採用遅延の影響あり。
- 「メディア好調の背景?」 → 各種施策によりPV数・単価が堅調。
- 「クラシルリテールネットワークの立ち上がり感触は?」 → Yahoo!(8月)、SmartNews(9月)導入で想定範囲内。業績本格寄与は来期以降。
- 「リテールパートナーと一般小売の違い?」 → リテールパートナーはメーカー向け拡販を後押しする役割。一般小売はメーカーとクラシルの対話で販売実行。
- 経営陣の姿勢: 成長に対して投資(広告・採用)を継続し、購買領域の拡大に注力する姿勢。保守的な点としてはオンラインの単価リスクを織り込む発言。
- 未回答事項: 詳細な通期前提(例えば定量的なARPU成長率、外部アプリ経由の収益寄与率等)は明確な数値開示なし(→詳細は–)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 強気寄りだが実行重視(成長投資を継続しつつ、ボラティリティ対策を明言)。
- 表現の変化: 前回説明会との直接比較は資料単体では難しいが、購買(レシチャレ)への注力がより明確化。
- 重視している話題: 購買領域の拡大(レシチャレ/クラシルリテールネットワーク)、メディアの単価維持、ユーザー基盤拡大。
- 回避している話題: 配当・株主還元の具体的数値、HR事業の詳細損益(停止は説明されたが細部は限定的)等。
投資判断のポイント(助言は行わず、考慮点を列挙)
- ポジティブ要因:
- 高い売上成長率(2Q単体 +42%)と増益(Non‑GAAP +77%)の両立。
- 購買(オフライン)領域の拡大と外部アプリ展開でスケール拡大余地。
- 強力なブランド力・顧客リレーション(ナショナルブランド93%カバー、提携店舗数3.3万)。
- ネガティブ要因:
- オンライン広告(金融案件等)に起因する売上のボラティリティ。
- 広告宣伝投資や採用費の増加による短期的な利益圧迫リスク。
- 新施策(レシチャレ外部提供等)が短期で期待通りに寄与しない可能性。
- 不確実性:
- レシチャレのARPU成長と外部導入からの収益化速度は見通しに依存。
- マクロ(消費動向、広告市場)や税制(外形標準課税増加)による影響。
- 注目すべきカタリスト:
- クラシルリテールネットワークの外部アプリでの利用拡大/収益実績(来期以降の貢献度)。
- 3Q以降のADNW(広告配信)の単価動向および金融出稿の復調有無。
- レシチャレのARPU増加・案件数拡大の定量的進捗。
- M&Aの実行(販促領域でのシナジーある案件)。
重要な注記
- 会計方針: Non‑GAAP指標は「買収によるのれん償却費及び契約関連無形資産償却費」を営業利益に加算して算出。Non‑GAAP当期純利益は税効果調整あり(P45参照)。
- リスク要因(資料記載の主旨): 将来見通しは不確実性を含む旨の免責記載あり。主要リスクとして業界変動・経済情勢の変化等を挙げている。
- その他: HR事業(クラシルジョブ)廃止のスケジュール(2025年11月30日予定)、第3四半期決算発表予定日:2026年2月3日 15:30以降。
注記/不明項目は「–」で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 299A |
| 企業名 | クラシル |
| URL | https://kurashiru.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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