2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)は修正なし。第1四半期の実績は売上・営業利益が会社予想の四半期按分で上振れ/下振れの明確比較資料はないが、通期進捗としては売上進捗率が比較的順調。ただし営業利益進捗は低い(詳細は「決算サプライズ分析」参照)。
- 業績の方向性:増収増益ではなく「減収減益(売上高・営業利益は前年同期比で大幅減)」だが、親会社株主に帰属する四半期純利益は持分法利益等の影響で増加(前年同期比+35.7%)。
- 注目すべき変化:売上高は4,989百万円(前年同期6,443百万円、△22.6%)に減少する一方、持分法による投資利益・持分変動利益などの営業外/特別利益の計上により当期純利益が増加。連結子会社の取扱い変更(三甲アメリカが持分法適用会社へ移行)による会計上の影響が大きい。
- 今後の見通し:5月に公表した通期予想(売上22,000百万円、営業利益600百万円、当期純利益400百万円)に変更なし。第1四半期の進捗は売上で約22.7%、営業利益で約10.7%、当期純利益で約55.3%と、当期純利益進捗が高いのは一時的要因の影響によるもの。通期達成の可否は今後の営業収益回復と一時項目の再発生有無に依存。
- 投資家への示唆:営業面は自動車向けなど需要回復を見込むが、Q1は売上減・営業益圧迫。純利益は一時要因で底上げされているため、継続的な収益力評価は営業利益・営業CFを重視する必要あり。三甲アメリカ関連の持分変動(7/10実施の第三者割当増資に伴う持分比率低下)による今後の損益影響にも注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:天昇電気工業株式会社
- 主要事業分野:成形関連事業(日本・中国)、不動産関連事業(賃貸建物・土地等)
- 代表者名:代表取締役社長 藤本 健介
- URL:https://www.tensho-plastic.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日、連結)
- セグメント:
- 日本成形関連事業:自動車向けなど成形部品の製造販売
- 中国成形関連事業:中国拠点での成形製品(物流資材・機構品等)
- 不動産関連事業:相模原の賃貸建物、二本松の土地等
- その他:三甲アメリカの連結範囲変更に伴い取扱い変更(持分法適用会社へ)
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株含む):17,014,000株
- 期中平均株式数(四半期累計):17,013,914株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会:–(決算短信に「開催の有無」欄空欄)
- 株主総会/IRイベント:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との直接比較は通期のみ提示のため進捗で評価)
- 売上高:4,989百万円(前年同期比△22.6%) 通期予想22,000百万円に対する進捗率 22.68%
- 営業利益:64百万円(前年同期比△57.0%) 通期予想600百万円に対する進捗率 10.67%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:221百万円(前年同期比+35.7%) 通期予想400百万円に対する進捗率 55.25%
- サプライズの要因:
- 売上・営業利益の下振れは主に販売減・原価構成等(前年同期比で売上が大幅減少し、販売費および一般管理費はほぼ同水準のため営業利益率が低下)。
- 四半期純利益が増加した主因は「持分法による投資利益(61百万円)」および「持分変動利益(98百万円)」等の非継続的な収益計上(会計上の持分法適用・持分比率変動による影響)。
- 通期への影響:
- 現時点で通期予想の修正はなし。だが第1四半期の営業利益進捗が低いため、通期達成には後続四半期での営業回復が必要。純利益の進捗は一時項目の影響で高いため、営業ベースの回復が確認できるかがキー。
財務指標
- 財務諸表の要点(単位:百万円)
- 売上高(Q1):4,989(前年6,443、△22.6%)
- 営業利益(Q1):64(前年150、△57.0%)
- 経常利益(Q1):145(前年259、△43.7%)
- 四半期純利益(親会社株主):221(前年162、+35.7%)
- 総資産:22,168(前期末22,118、+50)
- 純資産:10,499(前期末10,624、△125)
- 自己資本比率:47.4%(安定水準、前期48.0%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):12.99円(前年9.57円)
- 収益性指標
- 営業利益率(Q1):64/4,989 = 1.28%(低水準、業種平均との比較要注意)
- 想定ROE(通期予想ベース):400/10,499 = 約3.8%(目安:8%以上で良好のため低い)
- 想定ROA(通期予想ベース):400/22,168 = 約1.8%(目安:5%以上で良好のため低い)
- 進捗率分析(通期予想に対するQ1進捗)
- 売上高進捗率:22.7%(通期22,000百万円に対しQ1は4,989百万円)
- 営業利益進捗率:10.7%(通期600百万円に対しQ1は64百万円)
- 純利益進捗率:55.3%(通期400百万円に対しQ1は221百万円) — 一時項目で上振れ
- 過去同期間との比較:売上・営業利益とも前年同期から大幅悪化
- キャッシュフロー:
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料記載)。営業CF・投資CF・財務CFの金額は明示なし → 営業CF等は記載なし(–)。
- 現金及び預金は3,754百万円(前期末3,298百万円、増加456百万円)。
- 四半期推移(QoQ):四半期間の比較データの掲載なし → QoQ変化は記載なし(–)
- 財務安全性:
- 流動資産 9,233百万円 / 流動負債 7,808百万円 = 流動比率 約118%(流動比率目安100%以上で安全域)
- 長期借入金 2,949百万円(前期末2,501百万円、増加)
- 有利子負債(概算=長期+1年内返済分):2,949 + 1,623 = 4,572百万円
- 有利子負債÷純資産(概算負債比):4,572/10,499 ≒ 43.5%
- 自己資本比率:47.4%(安定水準)
- 効率性:
- 減価償却費(Q1):386百万円(前年559百万円、減少)
- セグメント別(当第1四半期)
- 日本成形関連事業:売上 4,794百万円(前年同四半期比+1.1%)、セグメント利益 8百万円(△73.0%)
- 中国成形関連事業:売上 123百万円(△1.9%)、セグメント損失 5百万円(前年△2百万円)
- 不動産関連事業:売上 71百万円(横ばい)、セグメント利益 62百万円(△0.1%)
- セグメント構成の変更:三甲アメリカが連結から持分法適用へ移行した影響で「アメリカ成形関連事業」を報告セグメントから除外
- 財務の解説:
- 総資産はほぼ横ばい。現金増加・売掛金減少。長期借入金が増加している点は投資や資金調達の動きに注意。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 持分変動利益:98百万円(持分比率変動に伴う利益)
- 持分法による投資利益:61百万円(持分法適用会社からの利益認識)
- 特別損失:該当なし(第1四半期)
- 一時的要因の影響:
- 当該一時利益の計上により四半期純利益が押し上げられている。営業利益は実態を反映しており、営業ベースでの回復が確認できるかが重要。
- 継続性の判断:
- 持分変動利益は非定常的。一方、持分法利益は将来的に持分比率や対象会社業績によって変動するため継続性は限定的。さらに、7月10日に三甲アメリカの第三者割当増資が実施され、当社の持分比率がさらに低下(35.21%→28.48%)しており、今後の持分変動損益の影響は追加で発生する可能性あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績):年間合計 5.00円(中間 0.00円、期末 5.00円)
- 2026年3月期(予想):年間合計 5.00円(中間 0.00円、期末 5.00円)→ 修正なし
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向(通期予想ベース):約21.3%(配当5円 / 1株当たり当期純利益23.51円)=約21%(参考)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし
設備投資・研究開発
- 減価償却費:386百万円(前年559百万円、△173百万円)
受注・在庫状況
- 在庫状況:
- 製品 577百万円(前期末515百万円、増加)
- 仕掛品 110百万円(前期132百万円、減少)
- 原材料 768百万円(前期738百万円、増加)
- 在庫回転日数等の記載なし → 在庫の質に関する詳細は不明
セグメント別情報(要点)
- 日本成形関連事業:売上は微増(+1.1%)だが、先行費用(新車種部品受注に伴う先行投資)などでセグメント利益が大幅減少。
- 中国成形関連事業:売上微減、損失継続(少額)。拡販努力中だが寄与は小さい。
- 不動産関連事業:安定的に利益を確保(売上71百万円、利益62百万円)。
- 報告セグメント変更:三甲アメリカの連結範囲外化(持分法移行)により、セグメント構成に変更あり。これが損益計上や比較に影響。
競合状況や市場動向
- 市場動向:自動車業界の生産調整の影響から回復基調。ただし米国の通商政策や物価上昇による消費下振れリスク、金融市場変動に注意、という会社コメントあり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想の修正はなし(2025年5月15日公表の予想を維持)。
- 通期前提:特段の為替・原料等の前提は決算短信に具体数値なし(会社予想の前提詳細は–)。
- 予想の信頼性:
- 第1四半期は営業利益が低迷しているため、通期予想の達成は今後の営業回復(受注・生産効率改善)に依存。
- 当期純利益は一時項目で押し上げられており、継続性は限定的。
- リスク要因:
- 自動車需要の変動、為替変動、原材料価格、持分法適用関連の持分比率変動(三甲アメリカの増資による影響)、金融市場の変動等。
重要な注記
- 会計方針:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更の記載あり(詳細は添付P7参照)。
- 連結範囲の変更:2025年1月に三甲アメリカが第三者割当増資により持分法適用会社へ移行。これにより第1四半期より「アメリカ成形関連事業」を報告セグメントから除外。
- 重要な後発事象:持分法適用会社である三甲アメリカが2025年7月10日に実施した第三者割当増資により、当社持分比率が35.21%→28.48%に低下。持分変動に伴う損益影響は現在算定中。
注意事項:
- 本まとめは開示資料に基づく整理であり、投資助言は行っていません。記載のない項目は「–」としています。数字は決算短信記載(百万円未満切捨て)を使用しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6776 |
| 企業名 | 天昇電気工業 |
| URL | http://www.tensho-plastic.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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