2025年度 第2四半期(中間期)決算説明会資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 上期は建設・自動車向けの受注/着工遅延や円高影響で低迷したが、下期は土木・建築関連や装置の期ずれ解消で回復を見込み、中期経営計画(第16次)に沿った投資・M&Aを継続する。配当・自己株取得など株主還元も実行中。
  • 業績ハイライト: 2025年度上期の連結売上高は26,374百万円(前年同期比▲9.1%)、営業利益512百万円(前年同期比▲40.1%)、親会社株主に帰属する中間純利益462百万円(前年同期比▲24.8%)。
  • 戦略の方向性: 「逆T字モデル」に基づく既存事業と新規(M&A含む)のシナジー創出、ROIC浸透、グローバル拠点強化、設備投資・研究開発への積極投資(設備投資計56億円計画)を継続。
  • 注目材料: M&Aによる成長ドライバー(MDIの組み入れ、ドーケンの連結開始)、自己株式取得(約9億円実施中)、中間配当11億円(33円/株)実施、通期予想(売上580億円、営業利益16億円)を据え置き。
  • 一言評価: 上期は景気・外部要因で目標未達だったが、下期回復見込みと中期計画遂行で“回復期待が示された決算説明”。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 高周波熱煉株式会社(NETUREN/ネツレン)
    • 主要事業分野: 誘導加熱(IH)技術を中核とした金属製品の製造・受託加工・装置販売(高強度ばね鋼線ITW®、PC鋼棒、旋回輪、熱処理受託加工、誘導加熱装置等)
    • 代表者名: 代表取締役社長執行役員 大宮 克己
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年11月26日
  • 説明者:
    • 大宮 克己(代表取締役社長執行役員)ほか(資料に基づく発言概要)
    • 上期の業績要因説明(建設業・自動車業界の需給低迷、工事遅延、為替影響等)
    • コスト転嫁や原価低減の取り組み、中期計画の進捗(M&A、設備投資、ROIC浸透)
    • キャピタルアロケーション(配当、自己株取得、M&A、設備投資)
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2025年度上期(第2四半期・中間期)
    • 配当支払開始予定日: 中間配当実施済(11億円、33円/株)。期末は予定11億円。
  • セグメント:
    • 製品事業部(PC鋼棒関連、高強度ばね鋼線ITW®、中空ラックバー、旋回輪 等) — 金属製品の製造・販売
    • IH事業部(熱処理受託加工、誘導加熱装置・電源 等) — 熱処理受託、装置販売・サービス
    • その他(賃貸事業ほか / ドーケンを連結開始)

業績サマリー

  • 主要指標(2025年度上期:単位=百万円、前年同期比は必ず%表記)
    • 売上高: 26,374 百万円(前年同期比 ▲9.1%)
    • 営業利益: 512 百万円(前年同期比 ▲40.1%)、営業利益率 ≒ 1.9%(単純計算: 512/26,374)
    • 経常利益: 880 百万円(前年同期比 ▲23.8%)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益: 462 百万円(前年同期比 ▲24.8%)
  • 予想との比較:
    • 会社予想に対する達成率: 通期予想(売上580億円、営業利益16億円)は据え置き。上期実績は当初想定より下振れ(上期のみで見ると通期進捗は低い)。具体の「会社予想に対する達成率(上期ベース)」は資料上明示なし。
    • サプライズの有無: 一時的な特別損益(ドーケン株式取得関連費用133百万円等)を計上。業績は下振れだが通期見通しは据え置き(下期回復見込み)。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗率(売上・営業利益・純利益): 明示なし(上期の売上は通期予想580億に対し約45%程度)。(計算例: 上期売上263.74億 / 580億 ≒ 45.5%)
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中期(第16次)目標(2026年度:売上700億、営業利益46億等)に対する進捗は上期は未達・投資期だがM&A等進行中で推移。
    • 過去同時期との進捗率比較: 前年上期比で売上▲9.1%、営業利益▲40.1%と低下。
  • セグメント別状況(2025年度上期、単位=百万円、前年同期比%)
    • 製品事業部
    • 売上高: 16,822 百万円(前年同期比 ▲9.6%)
    • 営業利益: 78 百万円(前年同期比 ▲47.0%)
    • 概要: 土木・建築業界向けや国内ITW含む部品販売が減少、旋回輪は堅調。
    • IH事業部
    • 売上高: 8,983 百万円(前年同期比 ▲13.0%)
    • 営業利益: 504 百万円(前年同期比 ▲25.3%)
    • 概要: 熱処理受託加工は一部海外で増加するも国内の受注低迷、装置販売の期ずれが発生。
    • その他
    • 売上高: 568 百万円(前年同期比 +698.9%)※ドーケンの連結効果
    • 営業利益: ▲73 百万円(前年同期比 ▲363.0%)※ドーケン株式取得関連費用133百万円を計上
    • 合計営業利益: 512 百万円(前年同期比 ▲40.1%)

業績の背景分析

  • 業績概要:
    • 建設業の低迷、人手不足、建設資材高騰、悪天候による工事遅延・着工遅れが上期の主要要因。
    • 自動車業界は海外ITWは堅調だが国内部品販売・受託加工が減少。
    • 建設機械向け旋回輪は堅調も、受託加工の受注減少および為替(円高)で減収。
  • 増減要因:
    • 増収要因: 一部海外向け受託加工増(IH事業部)、海外ITWの堅調推移。
    • 減収要因: 主要顧客の在庫調整・工事の期ずれ・国内需要低迷、為替の円高影響。
    • 増益要因: 変動費・固定費のコスト低減、生産性向上、減価償却費の減少。
    • 減益要因: 売上減少の影響が大きく販売利益が圧迫、のれん償却や株式取得関連費用(ドーケン、MDI)等の一時コスト。
  • 競争環境:
    • 自動車・工作機械・建設機械分野は顧客在庫や投資判断に左右されやすく、景気循環に敏感。ITW®(高強度ばね鋼線)では国内シェア約47%(資料より)などの強みを持つが、用途拡大が必要。
  • リスク要因:
    • 為替変動(円高が海外業績に悪影響)
    • 建設・自動車関連の需要低迷継続
    • サプライチェーン・資材高騰、悪天候による工事遅延
    • 新規M&Aの統合リスク・一時費用
    • 海外拠点での景気減速(中国など)

戦略と施策

  • 現在の戦略(第16次中期経営計画:Aggressive Challenge One NETUREN 2026)
    • 技術開発(成長ドライバー創生): 逆T字モデル、大学・研究機関との共同研究、CAE×3Dプリンタ等の技術刷新、バッテリー内蔵高周波電源開発。
    • 事業育成: 製品/装置/受託加工の品質・生産性向上、REBORN刈谷等の工場再編、ROIC重視の生産体制。
    • グローバル展開: ITWの他用途展開、中国軸承新工場(2026/7稼働予定)、広州第2工場完成、インドネシア第2工場稼働。
    • 人財育成: ROIC浸透、技術報告会、語学研修、育児目的休暇など。
    • 資本政策: M&A投資(31億円実施:ドーケン、MDI等)、自己株式取得(約9億円)、配当(中間11億、期末11億予定)。
  • 進行中の施策:
    • M&A: MDIの取り込み(排熱回収技術)により省エネソリューション創出、ドーケンの連結開始(一時費用発生)。
    • 工場再編: REBORN刈谷でドライブシャフト専用化、焼入装置導入等(Step2中心に進行)。
    • 製品開発: ネツレンMB工法、焼入設備・コイル高性能化、AI活用の生産・品質管理ライン整備。
  • セグメント別施策:
    • 製品事業部: ITW用途拡大、国内生産最適化(刈谷再編)、ダブルスタークの建築用途展開。
    • IH事業部: 広州第2工場完成で熱処理受託拡大、装置販売の海外販路強化。
    • その他: ドーケン事業の取り込み・シナジー創出。
  • 新たな取り組み:
    • MDIによる熱回収ソリューションの提供、大学等との共同研究の活用による新技術投入、ROICを従業員レベルへ浸透させるマンガツール等の教育施策。

将来予測と見通し

  • 業績予想(会社の通期予想/2025年度)
    • 売上高: 580 億円(前年比 +0.8%)
    • 営業利益: 16 億円(前年比 横ばい)
    • 純利益等: –(明示数値なし)
    • 予想の前提条件: 為替(中国元 20.88円、米ドル 148.88円)を想定、上期の期ずれは下期で解消する前提。
    • 経営陣の自信度: 下期回復を見込み当初計画を維持。上期悪化を踏まえつつも通期計画は据え置きで中期計画遂行に自信を示すトーン。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無: 今回は通期予想(売上580億、営業利益16億)は据え置き(修正なし)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 第16次中期経営計画(2026年度目標): 売上700億、営業利益46億、営業利益率6.5%、ROE6.5%以上、ROA/ROIC 5.5%以上。
    • 進捗: M&A・工場投資・研究開発は進行中だが、上期業績は目標達成に向けて課題(市場回復待ち)。
    • その他KPI: ROE/ROA/ROICの改善を明確目標化(ROE目標6.5%)。
  • 予想の信頼性: 当社は上期で通期計画を維持。過去の着地傾向や外部環境次第で変動する点は注記。
  • マクロ経済の影響:
    • 為替(円高が海外利益に負の影響)
    • 各国の需要動向(中国景気、北米・欧州の投資動向)
    • 米国の関税や国別投資先行きの変化(装置投資の先送り要因)

配当と株主還元

  • 配当方針: 中期計画内で株主還元(配当・自己株取得)を実行。配当性向目標は明確数値提示なし。
  • 配当実績:
    • 中間配当: 33円/株(支払額 中間11億円 実施済)
    • 期末配当(予定): 11億円(予定)
    • 年間合計(見込み): 中間11億 + 期末11億 = 22億円(予定)
    • 前年比較: 中間は実施済(前年との比較は資料に明示なし)
  • 特別配当: なし(記載なし)
  • その他株主還元: 自己株式取得 約9億円(5~9月実施、継続中)

製品やサービス

  • 主要製品: 高強度ばね鋼線ITW®(ばね)、PC鋼棒・異形PC鋼棒、高強度せん断補強筋、中空ラックバー、旋回輪(建設機械部品)等
  • 主なサービス: 熱処理受託加工、誘導加熱装置・高周波電源の販売および保守、装置関連の海外展開
  • 協業・提携: 大学・研究機関(計11大学等)との共同研究、多数の学会発表・論文投稿実績
  • 成長ドライバー: ITW®の他用途展開(農業機械、産業用途等)、広州第2工場による熱処理受託拡大、MDIによる排熱回収ソリューション

Q&Aハイライト

  • 経営陣の姿勢: 上期の逆風は認めつつ、中期計画に沿った投資・M&A・コスト対策を粛々と実行する姿勢。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜やや強気(上期の悪化を認めつつ下期回復・中期計画の遂行に自信を示す)
  • 表現の変化: (過去回との比較で)ROIC浸透や逆T字モデルの具体化を強調、M&Aを成長策として前面に出している点が特徴。
  • 重視している話題: 成長ドライバー創生(M&A・研究開発)、工場再編・生産性向上、グローバル拠点整備、ROIC経営。
  • 回避している話題: 上期の業績下振れに伴う詳細な部門別予算見直しの深掘り等は限定的。

投資判断のポイント(情報整理、助言ではない)

  • ポジティブ要因:
    • M&A(MDI、ドーケン)で技術・事業領域の拡充
    • 下期で見込む工事回復や装置期ずれ解消による増収期待
    • 原価低減・生産性改善による利益率改善余地
    • 株主還元(配当・自己株取得)の実行
  • ネガティブ要因:
    • 上期業績の大幅悪化(営業利益▲40.1%)
    • 主要顧客業界(建設・自動車等)の需要低迷・工事遅延リスク
    • 為替(円高)による海外業績悪化
    • 投資(M&A・設備)による短期的なキャッシュ負担と一時費用
  • 不確実性:
    • 中国や北米の景気動向、顧客在庫調整の長さ、為替変動の行方
    • M&A統合の効果発現時期
  • 注目すべきカタリスト:
    • 下期の業績回復の実現(通期計画達成の可否)
    • 広州第2工場の稼働(2026年7月予定)やREBORN刈谷の進捗
    • MDI・ドーケンの統合効果、各種新製品・用途展開の市場導入
    • 為替動向および主要顧客の設備投資動向(米国関税影響等)

重要な注記

  • 会計方針: 特記事項なし(資料末尾に一般的な将来見通しに関する免責文あり)。
  • 特別項目: ドーケンの株式取得関連費用133百万円を計上。MDIの取得関連費用も計上(今期のみ発生)。
  • その他: 資本政策(M&A投資31億、自己株取得9億、設備投資56億等)は中期計画に基づき実行中。将来見通しは不確実性を含む旨の注記あり。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5976
企業名 高周波熱錬
URL http://www.k-neturen.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 金属製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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