2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(直近発表値)からの修正はなし。ただし中間実績は営業利益・純利益で会社予想を大きく下回る(上振れ/下振れ:営業・純利益は下振れ)。市場予想との差分は資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:増収減益。売上高は前年同期比+30.0%だが、営業損失・経常損失・親会社株主帰属中間純損失を計上。
  • 注目すべき変化:ITソリューション事業(シャノンTOBによる連結寄与)で売上・セグメント利益が大幅増。一方でVC評価損やのれん償却・借入関連費用の増加などで全社収益性が悪化。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上高8,300百万円、営業利益390百万円、親会社株主に帰属する当期純利益200百万円)は変更なし。中間実績ベースで見ると利益面は達成に乏しく、下期で相当の利益回復要因が必要。
  • 投資家への示唆:売上成長は確認できるが、のれん償却・借入費用増・VC評価損など一時要因と構造的コストが利益圧迫。通期達成の可否は下期の収益回復(コスト抑制または想定超の収益寄与)に依存。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社イノベーション
    • 主要事業分野:オンラインメディア事業(ITトレンド等)、ITソリューション事業(List Finder、SHANON等)、金融プラットフォーム事業(IFA)、VCファンド事業
    • 代表者名:代表取締役社長 CEO 富田 直人
    • URL:https://www.innovation.co.jp/ir/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月10日(決算短信)
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、個人投資家向け)
  • セグメント(報告セグメント):
    • オンラインメディア事業:主に「ITトレンド」などのメディア運営、資料請求・広告収入等
    • ITソリューション事業:List Finder等のSaaS、シャノン買収によるマーケティングプラットフォーム等
    • 金融プラットフォーム事業:IFA関連サービス等
    • VCファンド事業:投資事業有限責任組合等による投資運用
  • 発行済株式等:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):2,747,700株(2026年3月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):2,653,720株
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
    • 配当支払開始予定日:-
    • その他IR予定:決算説明会開催(既発表)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(中間累計、百万円単位で四捨五入)
    • 売上高:3,369百万円(前年同期比+30.0%)。通期予想8,300百万円に対する進捗率:約40.6%(3,369/8,300)
    • 営業利益:△262百万円(営業損失)。通期予想営業利益390百万円に対して中間で大幅未達(下振れ)
    • 経常利益:△328百万円(経常損失)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:△270百万円(中間純損失)。通期予想200百万円に対し現状は未達・赤字
  • サプライズの要因(下振れ要因)
    • のれん償却(シャノンTOB関連)の継続計上(のれん償却額約71,915千円)による利益圧迫
    • VCファンド保有株式の時価下落による評価損計上(VC事業セグメント損失増)
    • 借入手数料や支払利息、支払手数料等の営業外費用増(支払手数料55,250千円、支払利息15,333千円等)
    • 金融プラットフォーム事業では業務委託部門売却による売上減(売上大幅減少)
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想を修正していないが、中間の赤字を踏まえると下期における利益回復(コスト削減・収益改善・一時費用の非反復等)が不可欠。現状は通期達成に向けリスクが明確。

財務指標(要点)

(単位:百万円=千円は切捨て表示に合わせ百万円で表記)

  • 損益(中間:2025/4–9)
    • 売上高:3,369百万円(前年同期比+30.0%、前中間2,591百万円)
    • 売上総利益:1,695百万円(前年中間1,086百万円)
    • 販管費:1,956百万円(前年中間900百万円)
    • 営業利益(営業損失):△262百万円(前年中間は営業利益185.9百万円)
    • 経常利益(経常損失):△328百万円(前年中間181.1百万円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益(中間純損失):△270百万円(前年中間+23.5百万円)
    • 1株当たり中間純利益:△101.72円(前年中間 8.76円)
  • 収益性指標(中間)
    • 営業利益率:△7.8%(営業利益÷売上高 = △261.8/3,369.8 → △7.8%)
    • 目安:プラスが望ましい(業種差あり)
    • ROE(目安:8%以上で良好):約△8.8%(親会社帰属中間純損失△269.9百万円÷自己資本3,070百万円=△8.8%)※参考自己資本3,070百万円
    • ROA(目安:5%以上で良好):約△3.4%(連結総資産7,968百万円に対する中間純損失△267.3百万円→△3.4%)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:約40.6%(通常半期で50%が目安だが季節性や事業構成に依存)
    • 営業利益進捗率:マイナス(目標390百万円に対し中間で△262百万円 → 大幅未達)
    • 純利益進捗率:マイナス(目標200百万円に対し中間で△270百万円 → 大幅未達)
  • キャッシュフロー(当中間期間)
    • 営業CF:+277.4百万円(前年同期は△33.3百万円)→ キャッシュ創出は改善
    • 投資CF:△103.8百万円(有形固定資産取得78.2百万円、無形110.7百万円等)
    • 財務CF:△327.3百万円(借入・返済、配当支払等)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):+173.6百万円(277.4−103.8)
    • 営業CF/純利益比率:約1.04(営業CF277.4 ÷ 中間純損失267.3(絶対値)=1.04)→ 目安1.0以上で健全(今回は営業CFはプラスで損失を上回る)
    • 現金同等物残高:3,420.9百万円(期首3,576.5百万円→中間末で155.6百万円減少)
  • 貸借対照表(当中間末)
    • 総資産:7,968百万円(前連結会計年度末8,322百万円)
    • 純資産:3,756百万円(前連結会計年度末4,067百万円)
    • 自己資本比率:38.5%(目安:40%以上で安定 → やや低下)
    • 流動負債と固定負債:短期借入金は45.8百万円へ減少、長期借入金は1,847.9百万円に増加(借換に伴う構成変更)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期単位の詳細は原資料の中間連結損益での累計のみ(直近四半期QoQの明示値はなし)
    • 季節性:資料に特段の記載なし(事業ごとに季節変動の可能性あり)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 事業譲渡益 19,996千円(当中間期)
  • 特別損失:
    • 固定資産除却損 3,044千円、固定資産売却損 1,304千円 等(合計4,577千円)
  • 一時的要因の影響:
    • VCファンド保有株式の時価下落等でVC事業の評価損が拡大(当期セグメント損失110,839千円)
    • のれん償却(71,915千円)や顧客関連資産償却(38,000千円)はTOB後の継続的負担(今期以降も一定程度発生)
  • 継続性の判断:
    • のれん償却・顧客関連資産償却は継続的コスト(構造的)
    • VC評価損はマーケット変動依存で一時的要素の面が強い

配当

  • 中間配当:0.00円(支払済:ない)
  • 期末予想:40.00円(通期合計:40.00円、配当予想の修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報なし)
  • 配当性向(会社予想ベース):通期予想EPS75.15円に対する年間配当40円→配当性向約53.2%(高め)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの言及なし(直近修正なし)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動支出)
    • 有形固定資産取得による支出:78,211千円(当中間期)
    • 無形固定資産(開発等)取得による支出:110,736千円
  • 減価償却費:105,930千円(当中間期)
  • 研究開発(R&D費用):明確な内訳・金額の記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注情報:特段の記載なし(–)
  • 在庫(棚卸資産、仕掛品):仕掛品31,672千円(前期38,947千円)、棚卸資産の増減は中間キャッシュフロー注記参照だが詳細指標は限定的(在庫回転日数等は記載なし)

セグメント別情報(主要数値・前年同期比)

(当中間期 = 2025年4月1日~9月30日)

  • オンラインメディア事業
    • 売上高:1,784百万円(前年同期比△5.9%)
    • セグメント利益:583.97百万円(前年同期比△18.4%)
    • 主な要因:来訪者数減(AI普及で検索流入減)も広告効率改善や資料請求は堅調、会員ビジネスシフトで質的改善
  • ITソリューション事業
    • 売上高:1,361百万円(前年同期比+583.3%)
    • セグメント利益:90.64百万円(前年同期比+38.9%)
    • 主な要因:シャノンの連結寄与などで売上大幅増。ただしのれん・無形資産償却が利益を圧迫
  • 金融プラットフォーム事業
    • 売上高:224百万円(前年同期比△54.8%)
    • セグメント損失:△92.25百万円(前年同期△103.16百万円 → 損失幅は縮小)
    • 主な要因:業務委託部門売却で売上減、収益性改善は未達だが構造改革を進行
  • VCファンド事業
    • セグメント損失:△110.84百万円(前年同期△31.64百万円)
    • 主な要因:保有株式の時価下落に伴う評価損
  • 全社調整(配賦していない全社費用):△733.35百万円(当中期、前年は△459.85百万円)→ 全社費用の拡大が営業損失に寄与

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画に関する詳細目標やKPIの進捗は資料に限定記載だが、重点施策として新規事業立ち上げ、開発投資、シャノンTOBによる事業ポートフォリオ最適化、グループ再編を実施中。
  • 進捗評価:売上成長(+30%)は確認だが利益面での逆風が強く、中期計画の利益目標達成には追加施策と時間が必要と推察される(詳細KPIは–)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:生成AI普及で情報検索のチャネル変化(オンラインメディアのトラフィック減少)という構造的要因が言及されている。
  • 競合比較:同業他社との定量比較は資料に記載なし(–)。
  • 競争リスク:媒体トラフィックの外部要因依存、SaaS/買収統合の実行リスク、VC投資の評価変動など。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)予想(変更なし)
    • 売上高:8,300百万円(前年同期比+55.3%)
    • 営業利益:390百万円(前年同期比+10.8%)
    • 経常利益:340百万円(ほぼ横ばい)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:200百万円(前年同期比+196.4%)
    • 1株当たり当期純利益:75.15円
    • 会社による前提条件等:為替等の明記は限定的(詳細前提は開示資料参照)
  • 予想の信頼性:中間での赤字計上を踏まえると、通期予想達成のためには下期での利益大幅回復または一時費用の取り崩し・想定外の収益寄与が必要。過去の予想達成傾向は資料に明示なし(–)。
  • 主なリスク要因:検索トラフィックの変動(AI影響)、買収企業の統合・のれん償却負担、VC投資評価、金利上昇や借入コストの増加、法規制等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 連結範囲の変更:当中間期に重要な変更なし(シャノンの連結は本期に寄与)
  • 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
  • その他:当中間期にグループ再編の一部実施(2025年9月)、残施策は2025年12月に発効予定

注意事項(資料に基づく):記載の数値は会社公表資料に基づくものです。投資判断に関する助言は行っていません。不明な項目は“–”としています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3970
企業名 イノベーション
URL https://www.innovation.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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