2026年2月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正あり(2025/10/15公表)。中間実績自体は会社側が示した四半期別想定のズレを想定しているため、売上はほぼ想定内だが営業利益・当期利益は赤字転落(市場予想との比較は資料に記載なし)。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比増(増収)だが、営業損失・経常損失・親会社株主に帰属する中間純損失を計上(増収減益→実質は減益・赤字)。
- 注目すべき変化:AI事業の受注減・売上減に伴う利益大幅悪化(AI事業のセグメント利益が前年同期比▲88.2%)。一方、HT事業は売上減ながらセグメント利益が増加。STUDIO55連結化により「AI/MV Marketing事業」を新設、メタバース事業は損失幅縮小。
- 今後の見通し:通期(2026年2月期)予想は修正済み。中間累計で売上進捗は約49.0%と年度想定に近いが、営業利益は中間で▲26.8百万円なので通期で130百万円の営業利益を達成するには下期で約156.8百万円の営業利益が必要(相当な改善が要求される)。売上計上タイミング(受託/ライセンス等)による四半期偏重の可能性を会社が注記。
- 投資家への示唆:中間は収益性が悪化しているため、下期の収益回復シナリオ(AI受注回復、M&A統合効果、Metareal AIの案件計上タイミング)と、借入金・社債の返済スケジュール・キャッシュの持ち方を注視する必要あり(会計方針変更で影響は限定的)。
基本情報
- 企業名:株式会社メタリアル(Metareal)
- URL: https://www.metareal.jp
- 主要事業分野:AI(機械翻訳・受託開発等)、HT(人間翻訳等)、メタバース事業、AI/MV Marketing事業(2025年第4四半期にSTUDIO55を連結子会社化し新設)
- 代表者:代表取締役 五石 順一
- 問合せ先責任者:執行役員 管理本部長 CFO 鎌谷 賢之 TEL 03-6685-9570
- 報告概要:提出日 2025年10月15日、対象会計期間 2026年2月期 第2四半期(中間期:2025年3月1日~2025年8月31日)、決算補足説明資料および決算説明会あり
- セグメント:AI事業、HT事業、メタバース事業、AI/MV Marketing事業(新設)、その他本社費等
- 発行済株式:期末発行済株式数(普通株式) 10,888,060株(自己株式 490株)
- 期中平均株式数(中間期):10,887,570株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:決算説明資料はTDnetで同日開示。株主総会・IRイベント等の記載は本資料に特記なし。
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較については通期予想の修正あり/中間期単体の事前公表数値が資料にないため「達成率」は通期ベースの進捗で表記)
- 売上高:2,204,048千円(前年同期比 +3.7%)。通期予想4,500,000千円に対する進捗率 49.0%(通期の半分近くを上げており年度計画上は概ね順調な進捗)。
- 営業利益:△26,833千円(前年同期は291,507千円の営業利益)。通期予想130,000千円に対する進捗は「マイナス」(中間で赤字のため達成率算定不可)。下期に約156,833千円の営業利益が必要(130,000 − (−26,833) = 156,833千円)。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:△68,985千円(前年同期 198,940千円)。通期予想10,000千円に対する必要回復額は78,985千円(下期で利益確保が必須)。
- サプライズの要因:
- AI事業:受注高・売上高の減少(受注高1,512,355千円、売上1,402,731千円)と先行投資(広告・組織再構築等)でセグメント利益が大幅減。
- 全社費用の増加(販売費及び一般管理費が増加:特に「その他」項目の増大)。
- セグメント再編(STUDIO55の連結に伴うAI/MV Marketing新設)により期比較の構成が変化。
- 通期への影響:通期予想は修正済(2025/10/15)。会社は受注・ライセンシング等の売上計上タイミングのズレが四半期ごとに発生し得ると注記しており、年度ベースでの達成を前提とする一方、現状の中間赤字をカバーするには下期での実績回復(売上回復+コスト管理)が必要。
財務指標(要点)
- 主要損益(当中間期:単位 千円)
- 売上高:2,204,048(+3.7%:前年2,124,642)
- 売上原価:883,325(前年655,882)
- 売上総利益:1,320,722(前年1,468,759)
- 販管費等合計:1,347,556(前年1,177,252)
- 営業利益:△26,833(前年 +291,507)
- 経常利益:△38,600(前年 +282,507)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:△68,985(前年 +198,940)
- 1株当たり中間純利益(EPS):△6.34円(前年 +18.43円)
- 収益性指標(計算値)
- 営業利益率:△1.22%(= △26,833 / 2,204,048)(目安:業界により異なるがプラス数%が望ましい)
- ROE(中間期、単純):約 △3.65%(= △68,985 / 1,888,462)(目安:8%以上で良好)
- ROA(中間期、単純):約 △1.50%(= △68,985 / 4,584,625)(目安:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間累計)
- 売上高進捗率:49.0%(2,204,048 / 4,500,000) — 年間想定のほぼ半分を確保
- 営業利益進捗率:中間で赤字のため進捗算定不能(目標130,000に対し下期で約156,833を稼ぐ必要)
- 純利益進捗率:中間で▲68.985百万と目標10百万に対して大幅不足
- キャッシュフロー(単位 千円)
- 営業CF:332,998(前年639,464)— プラス(営業CFは確保されている)
- 投資CF:△65,885(前年△247,838)— 主に無形固定資産取得63,384等
- 財務CF:△414,064(前年+149,712)— 長期借入金返済(189,356)、短期借入金純減116,163、社債償還97,000等(返済・償還で支出増)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約267,113(332,998 − 65,885)— プラス
- 現金及び現金同等物残高:2,756,881(期首 2,903,833、△146,951)
- 営業CF / 純利益比率:当期純利益がマイナスのため比率は算定不能(注:目安は1.0以上で健全)
- 貸借対照表(単位 千円)
- 総資産:4,584,625(前年 4,919,659)
- 流動資産:3,406,622(主に現金2,756,881)
- 負債合計:2,696,162(前年2,963,364、減少)
- 純資産:1,888,462(前年1,956,295、減少)
- 自己資本比率:41.2%(安定水準の目安40%以上)
- 流動比率(概算):約163%(3,406,622 / 2,091,126)— 短期支払力は確保
- 効率性:売上高の回転・営業利益率とも中間で低下。総資産回転率等の詳細は資料に記載なし(–)。
- セグメント別(当中間期)
- AI事業:売上 1,402,731(▲15.6%)、セグメント利益 53,473(▲88.2%) — 受注高減少、先行投資増加が要因
- HT事業:売上 358,454(▲22.5%)、セグメント利益 60,235(+58.1%) — Xtra清算の影響で売上減だが利益増
- メタバース事業:売上 69,810(前期 669)、セグメント損失 △39,882(損失幅縮小) — STUDIO55の連結影響と投資抑制
- AI/MV Marketing事業:売上 373,051(新設)、セグメント損失 △44,334 — STUDIO55の非VR事業を計上
- 財務の解説(要旨):流動性は現預金中心で確保されているが、社債償還・借入金返済に伴う財務CFはマイナス。中間での営業損失は利益剰余金に影響し純資産減少。連結範囲の変更・会計基準改正の適用(法人税等)を行ったが中間財務諸表への影響は限定的。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当中間期は特別利益計上なし(前期に投資有価証券売却益等63,613千円計上)。
- 特別損失:当中間期で減損損失9,511千円、事務所移転費用2,788千円等を計上。
- 一時的要因の影響:前期に特別利益があった反動で前年比較で利益が悪化して見える側面あり。今回の中間は営業構造の悪化(AI収益低下と販管費増)に起因する持続性の高い要素がある。
- 継続性の判断:減損や一時費用は限定的だが、AI事業の受注回復や新設セグメントの統合効果が不確実なため、短期的な回復の見通しは不確定。
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末配当(予想):0.00円(据え置き、直近の配当予想から修正なし)
- 年間配当予想:0.00円(資料通り)
- 配当利回り:–(株価情報の記載なし)
- 配当性向:–(当期は赤字のため算定不能)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出):当中間期 無形固定資産取得による支出 63,384千円、貸付等 14,978千円支出。前年は有形取得等大きかったが当期は小幅。
- 減価償却費:計上128,018千円、のれん償却15,912千円含む。
- 研究開発費:当中間期 67,717千円(前年 95,450千円) — 対売上比は資料に記載なし(概算で約3.1%)。
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注高(AI事業):1,512,355千円(前年同期比▲6.9%)。受注の減少がAI売上への影響要因。
- 在庫(棚卸資産):48,139千円(前年期末 73,519千円、減少) — 在庫減少は在庫効率改善の可能性。
セグメント別情報(要点)
- AI事業:受注・売上の減少と先行投資で利益大幅悪化。主力商品T-4OOや製薬AI(ラクヤクAI)を第一注力分野に位置付け、開発投資・営業強化を継続。
- HT事業:売上は減少(Xtra清算影響)が利益は増加。収益性改善策が奏功している可能性。
- メタバース事業:STUDIO55のVR事業を連結に取り込み売上化。短期は投資抑制で損失縮小、長期投資を10±5年視点で継続。デジタルツイン自動生成等で産業向け受託開発に注力。
- AI/MV Marketing事業:STUDIO55の非VR事業を取り込み新規計上。M&Aを通じて顧客基盤と技術を融合する戦略で、主に製薬・建築・メディア・金融の4領域をターゲットに成長を目指す。
- 地域別売上:資料に詳細記載なし(–)。為替影響の記載なし(–)。
中長期計画との整合性
- 中期的戦略(会社記載の4点)
- 経営陣の刷新とメタリアル=ロゼッタの経営統合(創業者の現場復帰等)による組織再構築
- 「翻訳AI」から「垂直統合型AIエージェント」への事業拡張(受託/共同開発/SaaS等)
- メタバース事業でのデジタルツイン自動生成AIを中心とした受託ソリューション提供(STUDIO55とのシナジー)
- 専門分野強化のためのM&A戦略(AI/MV Marketing事業を中心)
- KPI進捗:個別KPIの数値は未提示(–)。中期目標達成にはAI事業の受注回復とM&A統合効果が鍵。
競合状況や市場動向
- 競合比較:本資料に同業他社との直接比較データは無し(–)。
- 市場動向:生成AI・デジタルツイン等は成長分野であり、同社は技術投資とM&Aで対応中。売上計上のタイミングによる四半期波動が大きい点がリスク。
今後の見通し
- 業績予想:通期(2026年2月期)予想は修正あり(2025/10/15)。主要数値:売上 4,500百万円(+10.2%)、営業利益 130百万円(+10.8%)、経常利益 100百万円(△11.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益 10百万円(△96.7%)、EPS 0.92円。
- 会社予想の前提:Metareal AI関連売上は受託/成果/ライセンシング等多様な計上形態があり、検収時期やライセンシング条件で四半期の計上タイミングが大きく異なるため年度で平準化している旨の注記。
- 予想の信頼性:中間での赤字転落を受け、下期での収益改善(AIの受注回復・大型案件の検収・M&A統合効果)が前提となる。会社は通期で均していると説明しているが、実行が鍵。
- リスク要因:受注・検収タイミングの変動、生成AI市場での競争、主要案件の遅延、為替や原材料は該当少(IT/ソフト系)。財務面では大型借入金・社債の償還スケジュールとそれに伴う資金繰り。
重要な注記
- 連結範囲の変更:STUDIO55を連結子会社化(メタバース/AI/MV Marketingのセグメント影響)、Xtra株式会社は連結除外。これにより前年同期との比較には構成差分がある。
- 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等関連)を期首から適用。資料では当該変更による中間財務諸表への影響はないと明示。
- その他:第2四半期(中間期)決算短信は監査法人のレビュー対象外。
(不明項目は “–” で記載しました。上記は提出資料に基づく要約であり、投資助言を行うものではありません。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6182 |
| 企業名 | メタリアル |
| URL | https://www.metareal.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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