2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無し(予想どおり)。市場予想との比較データは開示なしのため「ほぼ予想通り」と表記。
- 業績の方向性:増収ではなく「減収減益」。第2四半期累計(中間期)で売上高は前年同期比△9.1%、営業利益は△40.1%と大幅減益。
- 注目すべき変化:グループ化した株式会社ドーケンの連結化(取得割合83.3%)に伴うのれん計上(約1,300百万円)と、取得関連費用133百万円を計上。その他セグメント(不動産賃貸+ドーケン)が売上増を牽引する一方、製品事業(特に土木・建築向け)や国内自動車向けが減少。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上58,000百万円、営業利益1,600百万円等)は据え置き。ただし中間期の進捗は売上進捗45.5%、営業利益進捗32.0%と低めで、上期の弱さが下期でどこまで回復するかが達成の鍵。
- 投資家への示唆:第1に建設業界の弱含みが売上に影響している点(景気・着工の影響)。第2にドーケン買収によるグループ構成変化と一時費用・のれんの影響を確認すること。第3に通期予想は据え置きだが、営業利益進捗が低いため下期での回復シナリオの実現可能性を注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ネツレン(高周波熱錬株式会社)
- 主要事業分野:高周波熱処理(熱処理受託加工)、誘導加熱装置の製造販売、鋼線など製品事業(土木・建築、自動車、建設機械向け)、不動産賃貸、子会社にプレキャスト・コンクリート製品の株式会社ドーケン(2025年4月連結化)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 大宮 克己
- URL:https://www.k-neturen.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日〜2025年9月30日)
- 決算説明会:開催予定(機関投資家・アナリスト向け、2025年11月26日)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- 配当支払開始予定日:2025年12月8日
- セグメント:
- 製品事業部関連事業:土木・建築関連、自動車関連(高強度ばね鋼線)、建設機械関連等の製造販売
- IH事業部関連事業:熱処理受託加工、誘導加熱装置関連
- その他:不動産賃貸事業および新規連結の株式会社ドーケン(プレキャスト・コンクリート製品)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):34,495,400株
- 期末自己株式数:985,400株
- 期中平均株式数(中間期):33,989,605株
- 時価総額:–(開示無し)
- 今後の予定:
- 第2四半期決算説明会:2025年11月26日(機関投資家・アナリスト向け)
- その他IRイベント:決算補足説明資料をTDnetおよび会社HPで開示
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想(未修正)」に対する進捗で評価)
- 売上高:中間実績26,374百万円。通期予想58,000百万円に対する進捗率45.5%(中間で約45%)。(達成率:45.5%)
- 営業利益:中間実績512百万円。通期予想1,600百万円に対する進捗率32.0%(達成率:32.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績462百万円。通期予想1,300百万円に対する進捗率35.5%(達成率:35.5%)
- サプライズの要因:
- 減収の主因は土木・建築関連の低迷、建設資材高騰や人手不足による工事遅延・着工遅れ。国内自動車向けの生産応援減少も影響。
- 一方で建設機械関連や海外の自動車関連は堅調。
- 取得関連費用133百万円(株式会社ドーケン)を計上したことが営業利益を押し下げ。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正せず据え置き。中間の営業利益進捗が低い(32%)ため、下期での増益見込み(価格転嫁、原価低減効果、受注回復等)が必要。現在の情報では達成可能性は「下期回復前提」であり、下期の受注・受渡の進捗を確認する必要あり。
財務指標
- 貸借対照表(要点)
- 総資産:82,802百万円(前連結年度末83,760百万円、前期比△1.1%)
- 純資産:64,195百万円(前期末66,329百万円、前期比△3.2%)
- 自己資本(参考):57,932百万円(自己資本比率70.0%:安定水準)
- 現金および預金:15,433百万円(前期19,143百万円、△3,710百万円)→ ドーケン取得支出、借入返済、配当支払い等が原因
- のれん:当中間期でのれん計上1,284~1,306百万円(注記では1,306百万円)
- 損益計算書(要点)
- 売上高:26,374百万円(前年同期29,002百万円、△9.1%)
- 売上総利益:4,916百万円(前年同期5,189百万円)
- 販管費:4,404百万円(前年同期4,334百万円)
- 営業利益:512百万円(前年同期854百万円、△40.1%)
- 経常利益:880百万円(前年同期1,154百万円、△23.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:462百万円(前年同期615百万円、△24.8%)
- 一株当たり中間純利益(EPS):13.61円(前年同期17.18円)
- 主要収益性指標
- 営業利益率:1.94%(512/26,374)(前年同期 2.95% → 低下)
- ROE(中間実績ベース、参考):約0.8%(462 / 57,932)(目安:8%以上が良好 → 低い)
- ROA(同):約0.56%(462 / 82,802)(目安:5%以上が良好 → 低い)
- 進捗率分析(通期ベース)
- 売上高進捗率:45.5%(通常は約50%が目安 → やや低い)
- 営業利益進捗率:32.0%(かなり低い)
- 純利益進捗率:35.5%(低い)
- 過去同期間との比較:前年同期は売上高進捗や利益が上振れ(前年同中間期は売上29,002、営業854)。今年度は減収減益で推移。
- キャッシュフロー(注:CF計算書は未提示)
- 営業CF:–(未開示)
- 投資CF:–(未開示、ただしドーケン株式取得による支出で現金減少)
- 財務CF:–(未開示、注記で借入返済・配当支払等があり現金減少に寄与)
- フリーCF:–(未開示)
- 現金及び預金残高の推移:19,143百万円 → 15,433百万円(減少3,710百万円)
- 営業CF/純利益比率:–(未開示)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期別詳細は開示資料参照(提示資料は中間累計のみ)。季節性については建設関連の着工動向に影響される可能性があり、下期への繰り延べが発生する旨の記載あり。
- 財務安全性
- 自己資本比率:70.0%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 負債合計:18,607百万円(前期末17,431百万円、6.7%増)
- 負債/自己資本比率:約32.1%(低位)
- 流動比率(簡易計算):流動資産40,283 / 流動負債12,362 = 約326%(良好)
- 効率性
- 総資産回転率(中間実績ベース):売上26,374 / 総資産82,802 = 0.318回(年間換算で約0.64回)→ 業種比は不明
- セグメント別(中間累計)
- 製品事業部関連事業:売上16,822百万円(前年同期比△9.6%)、営業利益78百万円(前年同期比△47.0%)
- IH事業部関連事業:売上8,983百万円(前年同期比△13.0%)、営業利益504百万円(前年同期比△25.3%)
- その他(不動産賃貸+ドーケン):売上568百万円(前年同期比+698.9%、ドーケン連結の影響)、営業損失73百万円(前年は営業利益27百万円)
- 財務の解説
- ドーケンの連結化により無形資産(のれん)と非支配株主持分が増加。買収対価・関連費用により現金が減少し、短期負債は増加、長期借入は減少。自己資本比率は70.0%と高水準を維持。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当中間期は合計6百万円(固定資産売却益等、小額)
- 特別損失:当中間期は合計25百万円(固定資産除却損等)
- 一時的要因:株式会社ドーケン取得に伴う株式取得関連費用133百万円を営業費用(販管費)に計上(中間業績に影響)。のれん計上(約1,300百万円)は継続的な償却・減損リスクの確認が必要。
- 継続性の判断:取得関連費用は一時的。のれんは継続的に損益に影響を与える可能性あり(減損リスクは今後の業績動向次第)。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期(実績):中間配当 25.00円、期末 26.00円、年間 51.00円
- 2026年3月期(中間実績):中間配当 33.00円(増配)
- 2026年3月期(予想):期末配当 34.00円、年間配当 67.00円(前回発表から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報の提示なしのため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースは(配当総額 / 当期純利益予想)で算出可能だが当資料では明示無し。配当方針の変更は無し。自己株式取得の実施有り(自己株式数増加)。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(中間決算短信に明細開示無し)
- 減価償却費:–(開示無し)
- R&D費用:–(開示無し)
- 備考:のれん・買収関連以外の投資は明示されていないため詳細は補足資料参照。
受注・在庫状況(該当情報がある場合)
- 受注状況:–(開示無し)
- 在庫状況:
- 商品・製品 1,541 → 1,251百万円(減少)
- 仕掛品 1,967 → 2,975百万円(増加:+1,008百万円)
- 原材料 3,623 → 3,546百万円(小幅減)
- 在庫回転日数等の指標は未開示
セグメント別情報(要点再掲)
- 製品事業部:売上16,822百万円(△9.6%)、営業利益78百万円(△47.0%)— 土木・建築関連と国内自動車向けの減少が主因
- IH事業部:売上8,983百万円(△13.0%)、営業利益504百万円(△25.3%)— 一部顧客の駆け込み増産効果は限定的
- その他:売上568百万円(+698.9%、ドーケン連結寄与)、営業損失73百万円(前年は27百万円の営業利益、取得費用等の影響)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「Aggressive Challenge One NETUREN 2026」(2024年4月〜2027年3月)を推進中。4つの基本戦略(成長ドライバー創生/成長エンジン育成/グローバル展開/人財育成)を掲げる。
- 進捗:ドーケン買収はグローバルマーケット拡大および事業ポートフォリオ拡充の一環。短期的には買収費用やのれん計上で中間利益を押し下げたが、中長期では建設業界のプレキャスト化需要取り込みを狙う。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は建設業界の人手不足や資材高等により着工・工期の停滞、国際的には関税・地政学リスク等の不確実性が継続(会社コメント)。
- 競合比較:同業他社との相対的な位置付けは開示資料に記載無し。業績面では建設関連の需要変動が同社業績に影響を与えやすい構造。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期予想、未修正):売上58,000百万円(+0.8%)、営業利益1,600百万円(△1.1%)、経常利益2,100百万円(△9.5%)、当期純利益1,300百万円(△28.4%)、EPS37.91円
- 会社予想の前提条件や詳細は添付資料(3ページ)参照
- 予想の信頼性:中間進捗(特に営業利益32%)はやや懸念。過去の予想達成傾向は本短信に詳細記載なし(過去実績の照合が必要)。
- 主なリスク要因:建設業界の需要回復遅延、為替変動、原材料価格上昇、地政学リスク、取得したのれんの減損リスクなど。
重要な注記
- 連結の範囲の重要な変更:株式会社ドーケンを2025年4月から連結子会社化(取得割合83.3%)。のれん増加額は当中間期で約1,306百万円と記載。
- 中間連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用あり(税効果会計の取扱い等)。
- 第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5976 |
| 企業名 | 高周波熱錬 |
| URL | http://www.k-neturen.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 金属製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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