2025年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正は無し。第3四半期累計の実績は概ね会社予想(通期)に沿った進捗(売上高・利益ともに上振れや下振れの特段の開示なし)。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は前年同期比+6.2%、営業利益は前年同期比△8.7%、四半期純利益は△20.7%)。
- 注目すべき変化:主力の設計開発アウトソーシング事業で単価改善により売上拡大した一方、全社的な賃上げ等で人件費が増加し営業利益が減少。過年度の雇用調整助成金申請に関する調査費用等で特別損失(過年度決算訂正関連費用等 65,074千円)を計上。
- 今後の見通し:通期予想に修正なし。第3四半期累計の進捗は売上高73.7%、営業利益87.0%、当期純利益93.4%で、通期達成に向けて概ね順調だが、人件費増加や過年度助成金問題の追加影響(加算金・延滞金の可能性)が留意点。
- 投資家への示唆:売上は堅調(単価改善)が継続する一方、利益面は賃上げ等の費用増と過年度関連の不確実性がネガティブ要因。配当は据え置き予想(年間102円、配当性向(予想)高め)である点を確認。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アビスト
- 主要事業分野:設計開発アウトソーシング事業(主力)、美容・健康商品製造販売事業、不動産賃貸事業
- 代表者名:進 顕(代表取締役社長)
- 上場市場・コード:東証(コード 6087)
- URL:https://www.abist.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2025年9月期 第3四半期累計(2024年10月1日~2025年6月30日、非連結)
- 決算補足説明資料:有
- 決算説明会:有
- セグメント:
- 設計開発アウトソーシング事業:自動車関連等の設計・開発アウトソーシング(請負・派遣中心)
- 美容・健康商品製造販売事業:自社ブランド商品の製造販売(通販等)
- 不動産賃貸事業:賃貸物件の運営・賃貸収入
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):3,980,000株
- 期末自己株式数:781株
- 期中平均株式数(第3四半期累計):3,979,333株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想の修正:現時点で無し(公表済の予想を維持)
- 株主総会・IRイベント等:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(第3四半期累計実績)
- 売上高:7,888百万円(前年同期比+6.2%)→ 通期予想10,700百万円に対する進捗率 73.7%
- 営業利益:695百万円(前年同期比△8.7%)→ 通期予想800百万円に対する進捗率 87.0%
- 純利益:410百万円(前年同期比△20.7%)→ 通期予想440百万円に対する進捗率 93.4%
- サプライズの要因:
- 売上上振れ要因:設計開発アウトソーシングでの単価改善が寄与。
- 利益下振れ要因:全社の待遇改善に伴う人件費増加(賃上げ)および過年度助成金問題に関する特別損失計上(65,074千円)が営業・当期利益を圧迫。
- 通期への影響:
- 進捗率は概ね順調(売上約74%、営業利益約87%、純利益約93%)で通期予想達成可能性は示されているが、過年度助成金に係る今後の労働局対応(加算金・延滞金の可能性)が不確実性要因。
財務指標
- 財務諸表(要点、金額は百万円)
- 資産合計:9,208(前期末9,380、△172百万円)
- 負債合計:2,091(前期末2,521、△430百万円)
- 純資産合計:7,117(前期末6,859、+258百万円)
- 現金及び預金:3,754(前期末4,489、△734百万円)
- 収益性(第3四半期累計)
- 売上高:7,888百万円(前年同期比+6.2%、増加額 458百万円)
- 営業利益:695百万円(前年同期比△8.7%、減少額 66百万円)
- 営業利益率:8.8%(695/7,888、目安:業種平均不明→8.8%はまずまずだが設計開発セグメントの利益率は高い)
- 経常利益:704百万円(前年同期比△7.7%)
- 四半期純利益:410百万円(前年同期比△20.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):103.23円(前年同期130.17円、△26.94円)
- 収益性指標
- ROE(簡易計算、当期四半期純利益/平均純資産):約5.9%(410 / 平均約6,988)→ 目安8%以上を下回る(改善余地あり)
- ROA(簡易計算、当期四半期純利益/平均総資産):約4.4%(410 / 平均約9,294)→ 目安5%以上をやや下回る
- 営業利益率:8.8%(前述)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:73.7%(比較:第3Q時点で約3/4、通期達成に向け順調)
- 営業利益進捗率:87.0%(営業利益は進捗良)
- 純利益進捗率:93.4%(純利益は高めの進捗)
- 過去同期間比:前年同期比では売上は増、利益は減(単価改善と人件費増の相反)
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計については作成していない(注記あり)→ 営業CF/投資CF/財務CFは非開示(–)
- 現金及び預金残高:3,754百万円(前期末4,488百万円→減少約734百万円)
- フリーCF:–(キャッシュフロー計算書未作成のため算出不可)
- 営業CF/純利益比率:–(非開示)
- 四半期推移(QoQ 等)
- 四半期ごとの詳細は本資料の累計開示のみ(個別四半期のQoQ数値は明示なし)。季節性について特記事項なし。
- 財務安全性
- 自己資本比率:77.3%(前期73.1%、安定水準。目安:40%以上で安定)
- 流動比率(流動資産÷流動負債):約439%(5,648 / 1,286)→ 非常に高い(流動性は良好)
- 負債比率:負債合計2,091に対し純資産7,117→負債/純資産比は約29.4%(低め)
- 効率性
- セグメント別(第3四半期累計:金額は百万円)
- 設計開発アウトソーシング事業:売上 7,807(前年同期比+6.9%)、セグメント利益 1,338(同△1.6%)、セグメント利益率 17.1%
- 美容・健康商品製造販売事業:売上 37(同+0.5%)、セグメント利益 2(前年は損失6百万円→黒字転換)、セグメント利益率 2.2%
- 不動産賃貸事業:売上 45(同△1.2%)、セグメント利益 14(同△28.8%)、セグメント利益率 31.4%
- セグメント調整(全社費用等):△658(調整額、百万円)
- 財務の解説:
- 売上は主に設計開発分野の単価改善で増加。営業利益は待遇改善(賃上げ)による人件費増と、過年度関連の特別損失で減少。自己資本はその他有価証券評価差額金の増加等で増加し、自己資本比率は上昇。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 固定資産売却益 18,000千円(当第3四半期累計)
- 特別損失:
- 過年度決算訂正関連費用等 65,074千円(雇用調整助成金申請に関する調査費用等、保険金受取10,000千円を相殺後の計上)
- 固定資産除却損 450千円
- 一時的要因の影響:
- 過年度助成金に関する調査・訂正費用が当期の特別損失として大きく影響。加えて、将来の労働局の判断により加算金や延滞金が発生する可能性があり、今後の業績に影響する可能性がある(影響額は現時点で合理的見積り困難)。
- 継続性の判断:
- 過年度関連費用は一時的要因だが、最終的な行政対応次第で継続的・追加的費用のリスクあり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(既払)
- 期末配当(予想):102.00円
- 年間配当予想:102.00円(直近の配当予想から修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報が本資料に無し)
- 配当性向(通期予想ベース):約92.3%(配当102円 ÷ 予想EPS110.57円)→ 高水準(留意)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(特記事項無し)
設備投資・研究開発
- 設備投資:明細記載なし(設備投資額:–)
- 減価償却費:91,754千円(第3四半期累計、前年102,333千円)
- 研究開発費:明細記載なし(R&D費用:–)
- 備考:無形固定資産が増加(無形120→164百万円程度の増加)が見られるが、詳細は注記参照。
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況:受注高・受注残高の開示なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:2,834千円(前期43千円→増加だが金額は小さい)
- 在庫回転日数:記載なし(–)
- 在庫の質:仕掛品・製品・原材料いずれも少額で、在庫リスクは限定的に見える。
セグメント別情報
- セグメント別状況(第3四半期累計、百万円)
- 設計開発アウトソーシング:売上 7,807、セグメント利益 1,338(利益率 17.1%)。売上増(単価改善)が主因だが賃上げで利益は微減。
- 美容・健康商品:売上 37、セグメント利益 2(前年はセグメント損失)。発送費・手数料削減で収益改善。
- 不動産賃貸:売上 45、セグメント利益 14(利益率高いが前年比減少)。入退去関連費用等が影響。
- 地域別売上:記載なし(国内/海外比等:–)
- セグメント戦略:設計開発事業で付加価値向上(単価改善)を進め、会社として「デジタルソリューション企業」化を目指し新規事業推進。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本文では「デジタルソリューション企業」化や新規事業推進を掲げているが、定量的な中期KPIの記載は本資料に無し(–)。
- KPI達成状況:セグメント別利益率向上が見られる一方で、人的コスト増が利益を圧迫している点は中期計画上のコスト管理課題として留意。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との比較データは本資料に記載なし(–)。
- 市場動向:自動車業界の脱炭素化・技術イノベーションに伴う研究開発投資の継続が見込まれ、設計開発アウトソーシングの需要は下流生産停止の影響を受けにくいが、関税政策や海外景気の減速リスクは注意事項。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2025年9月期):売上高 10,700百万円(前年同期比+7.0%)、営業利益 800百万円(△11.5%)、経常利益 800百万円(△11.7%)、当期純利益 440百万円(△28.0%)、1株当たり当期純利益 110.57円。現時点で修正無し。
- 会社が提示する前提条件・留意点:為替等の前提は添付資料参照(本決算短信本文に詳細は誘導)。
- 予想の信頼性:第3四半期時点の進捗は概ね良好。ただし、過年度助成金の行政対応による追加費用の不確実性があり、修正の可能性は残る。
- リスク要因:
- 労働局等の判断による雇用調整助成金関連の追徴・加算金・延滞金
- 賃上げ等による人件費増
- 海外景気・関税政策の動向(自動車関連需要への波及)
- 新規事業の投資回収リスク
重要な注記
- 会計方針変更:無し
- 四半期キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間に係る四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 偶発債務・重要事案:
- 2020–2022年に受給した雇用調整助成金について返納が発生する可能性があり、労働局の判断により加算金・延滞金が生じる可能性があるが、影響金額は合理的に見積れない(注記)。
- 監査:四半期財務諸表に対する期中レビュー実施(監査法人:アーク有限責任監査法人、期中レビューによる限定的な手続でのレビュー結果に問題なし)。
(注)本まとめは開示資料に基づく要約であり、投資助言・売買の推奨を意図するものではありません。不明な項目は「–」と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6087 |
| 企業名 | アビスト |
| URL | http://www.abist.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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