2026年4月期 第2四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 第2四半期までの好調な進捗を受け、通期業績予想を上方修正。配当予想も70円→75円へ増額(中間35円、期末40円)。配当性向目安を30%以上と明示し、株主還元を強調。
  • 業績ハイライト: 2026年4月期Q2売上高10,558百万円(前年同期比 +6.6%)、営業利益4,069百万円(同 +0.7%)、四半期純利益2,838百万円(同 +1.3%)。上期累計では売上26,327百万円(累計YoY +51.8%)、営業利益11,073百万円(累計YoY +63.8%)。
  • 戦略の方向性: VTuberのデビュー/育成(VTA)、ユニット展開、コマース強化(オフィシャルストア、リアル店舗、大型IPコラボ等)、新スタジオ拡張による配信・制作能力強化。中期(~FY27/4)で売上60,000百万円・営業利益24,000百万円を目標。
  • 注目材料:
    • 通期業績予想修正(売上 52,000–54,000百万円、営業利益 21,000–22,000百万円)。
    • 配当増額(75円)と配当性向30%目安の公表。
    • タカラトミーとのTCG共同施策(発売決定、2027年新春予定、続報は2026年春)、ぬいストアの常設化。
    • 2Q末の未発送残(受注残)35.9億円(うち3Q発送34.9億円)→Q3への売上移動の影響。
  • 一言評価: 売上・利益とも上振れており、収益性とキャッシュ創出力が確認できた決算(ポジティブ材料多いが季節性・商品生産スケジュール依存のボラティリティあり)。

基本情報

  • 企業概要: 企業名 ANYCOLOR, Inc./主要事業分野 VTuberプロダクション(「にじさんじ」など)を中心に、ライブストリーミング、コマース(グッズ等)、イベント、プロモーションを展開/代表者名: –(資料に記載なし)
  • 説明者: 発表者(役職): –(資料に明示なし)/発言概要: 第2四半期の実績説明、通期業績予想の上方修正、事業投資・株主還元方針の説明
  • セグメント: 各事業セグメント名と概要
    • ライブストリーミング: YouTube中心の配信収益(メンバーシップ、広告、Super Chat等)
    • コマース: オフィシャルストア・グッズ・CD・ぬいぐるみ等の販売
    • イベント: ライブ・フェス・視聴チケット販売
    • プロモーション: 企業案件・タイアップ・協賛
    • その他: 小規模・非定常収益(国別事業等)

業績サマリー

  • 主要指標(Q2単体)
    • 売上高: 10,558百万円(前年同期 9,906百万円、+6.6%) → 良(増収)
    • 営業利益: 4,069百万円(前年同期 4,043百万円、+0.7%) → ほぼ横ばい
    • 営業利益率: 38.5%(前年同期 40.8%) → -2.3pt(減少、ただし高水準)
    • 経常利益: 4,083百万円(前年同期 4,045百万円、+0.9%)
    • 四半期純利益: 2,838百万円(前年同期 2,802百万円、+1.3%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS): Q2単体の値は資料非表示(通期予想レンジを記載:238.41–249.70円)
  • 予想との比較
    • Q2は会社が示した見通し(10,050–11,300百万円)内で着地 → 達成(下限寄り着地の要因あり)
    • 通期は2025年9月公表値から上方修正(売上 +2,000百万円レンジ、営業利益 +500百万円レンジ)
    • サプライズ: 上方修正と配当増額(+5円)が発表され、ポジティブなサプライズ要素
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗(上期累計): 売上 26,327百万円(通期想定52,000–54,000に対し約48–50%)、営業利益累計11,073百万円(通期21,000–22,000に対し約50%) → 良好な進捗
    • 中期経営計画に対する達成率: FY27目標(売上60,000百万円)に向け上期は順調だが四半期偏在の影響あり
    • 過去同時期との比較: 上期累計YoY売上+51.8%、営業利益+63.8%で大幅改善
  • セグメント別状況(Q2 vs 前年Q2)
    • ライブストリーミング: 1,360百万円(前年 1,222百万円、+11.3%) — YT再生回数増(205.4M時間、YoY+14%)
    • コマース: 6,533百万円(前年 6,652百万円、-1.8%) — ストア施策や大型商品で売上は大きいが製造/販売スケジュールの移動で期ズレあり
    • イベント: 511百万円(前年 242百万円、+111%) — WORLD TOUR等で好反響、利益率高め(累計で約41%)
    • プロモーション: 2,149百万円(前年 1,782百万円、+20.6%) — 案件数・単価とも堅調(案件数292件、YoY+8.6%、平均単価647万円、YoY+11.1%)
    • その他: 5百万円(前年 8百万円)

業績の背景分析

  • 業績概要: コマースとイベントを中心に需要が強く、Q1の上振れ+Q2の順調進捗で通期上方修正。ライブはメンバーシップ中心に安定成長。
  • 増減要因:
    • 増収要因: コマース(ストア5周年、ユニット商品、コラボ)、イベント(WORLD TOURの成功)、プロモ案件の拡大
    • 減収/期ズレ要因: 一部商品の生産・店舗販売スケジュール調整により計上が第3四半期へずれ込んだ(ROF-MAO等で期ズレ)
    • 増益要因: 直接変動費率の改善(イベント開催方法の工夫等)およびその他販管費の計画内推移。限界利益の増加(資料:限界利益増分+10億、期初対比コマース+25億等)
    • 減益要因: 営業利益率は前年Q2比で低下(-2.3pt)した要因に評価損60Mやライバー報酬の会計処理影響(売上ベース比で約+1.3億円等)
  • 競争環境: VTuber市場は拡大中(関連市場:配信・グッズ・ライブ等の成長)。ANYCOLORは国内最大プロダクションとしてブランド力・IP・グッズ企画力で優位性を保持。
  • リスク要因: 人材確保・流出リスク、人気VTuberへの依存(ただし収益は複数VTuberへ分散)、レピュテーションリスク(炎上・規約違反等)、サプライチェーン(グッズ生産遅延)や季節性による売上変動。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • VTuberデビュー・育成(VTA)を継続し新世代の成長を促進
    • ユニット展開(音楽、MV、ライブ)によるファン基盤拡大
    • コマース強化(オフィシャルストア、リアル店舗「ぬいストア」等)と大型コラボ展開
    • スタジオ投資による制作キャパ増強(2D/3D/レコーディング)
    • 株主還元の強化(配当性向30%目安、自社株買い)
  • 進行中の施策:
    • 新スタジオ稼働で稼働時間増(2D:+30%超、3D:+70%超、レコーディング:+100%超 対旧スタジオ)
    • ぬいストア常設(横浜ビブレ)、ぬいぐるみ系ポータルのプレオープン
    • タカラトミーとのTCGプロジェクト(2027年発売予定、プロモ予算3億等)
    • 大型イベント(WORLD TOUR 2025の各公演)と多数コマース施策(周年、福袋、ユニット商品等)
  • セグメント別施策:
    • ライブ: 3D配信・大型配信企画の強化、YouTube再生回数向上施策
    • コマース: グッズ企画力強化、製造管理の分散化、店舗販売拡大
    • イベント: 大型ツアーやカウントダウンなど視聴チケット販売の強化
    • プロモ: 企業向けセールス体制強化で案件数・単価向上
  • 新たな取り組み: TCG(タカラトミー)、ぬいストア、リアル常設店舗、各種テーマのVTAオーディション(男性アイドル、マスコット等)

将来予測と見通し

  • 業績予想(2026年4月期)
    • 売上高: 52,000–54,000百万円(従来50,000–52,000→上方修正)
    • 営業利益: 21,000–22,000百万円(従来20,500–21,500→上方修正)
    • 当期純利益: 14,570–15,260百万円(上方修正)
    • 前提条件: コマース中心の需要強化、Q3以降の大型施策の実施、直接原価の改善等(為替等マクロ前提は明記なし)
    • 経営陣の自信度: 上方修正と配当方針明示から「強気」に近いスタンス
  • 予想修正:
    • 通期の修正有無: 有(上方修正)
    • 主な理由: Q1の上振れ、Q2の計画通りの進捗、Q3以降の強い需要見込み(コマース・ユニット施策・季節性施策等)
    • 修正規模: 売上 +2,000百万円(前回幅)、営業利益 +500百万円(レンジ)
    • 主要ドライバー: コマース+15億、イベント+5億(前回比較メモ)
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期(FY27/4)目標: 売上60,000百万円、営業利益24,000百万円(FY24→FY27で売上CAGR23%、営業利益CAGR25%)
    • 進捗: 上期の伸びは順調だが四半期偏在があり季節に注意
    • KPI: ANYCOLOR ID数 1,852千(=1.852M)アカウント、所属VTuber数170名(上期時点)
  • 予想の信頼性: 過去の実績は好調(FY25/4 実績売上42,877百万円→上方トレンド継続)。ただし四半期のコマース・商品スケジュール依存度は高く変動要因あり。
  • マクロ経済の影響: 為替・世界的消費動向・物流・素材コストがグッズ供給に影響するリスク。広告市場や音楽市場の変動も収益に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 剰余金配当に関して「安定的かつ継続的に実施」かつ配当性向30%以上を目安
  • 配当実績/予想:
    • FY26/4(修正後)配当予想: 75円(中間35円、期末40円)→ 前回70円から増額(+5円)
    • FY25/4 実績配当: 65円(中間32.5円、期末32.5円)
    • 配当性向: FY26目安 30%以上
  • 特別配当: –(資料に記載なし)
  • その他株主還元: 自社株買い実施(FY25/4で75億円の自社株買い実績)。今後も余剰資金を原資とした機動的な自社株買いを示唆。資料では株主還元総額目安「300億円以上(~FY27/4累計イメージ)」を提示。

製品やサービス

  • 主要製品/サービス: にじさんじ関連グッズ(ぬいぐるみ含む)、音楽CD、Blu-ray、デジタルコンテンツ、視聴チケット、企業プロモーション案件
  • 新製品: タカラトミーと共同のカードゲーム(2027年新春発売予定、続報は2026年春)
  • 提供エリア/顧客層: 国内外(NIJISANJI EN含む)、ANYCOLOR IDを通じた若年層・女性層中心のファン基盤(ANYCOLOR ID属性: 女性71%、年齢20–29歳が57%)
  • 協業・提携: タカラトミー、アニメイトカフェ、花王、ABEMA、三井住友カード、JR東海、SANRIO等多業種との協業実績
  • 成長ドライバー: VTuberユニット展開、グッズ企画力強化、スタジオによるコンテンツ品質向上、TCG等の大型IP施策

Q&Aハイライト

  • 経営陣の姿勢: 資料・発表内容からは「成長投資と株主還元の両立」や「計画上振れの説明」を積極的に行う姿勢
  • 未回答事項: 生産スケジュールの遅延リスクの詳細・TCGの収益インパクト詳細(MG/RYの想定等)は今後の続報待ち

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 強気(上方修正・増配・配当性向開示により業績見通しに対する自信を表明)
  • 表現の変化: 前回(2025年9月公表)と比較して、数値(業績・配当)を上方修正し積極投資と還元のバランスを明示
  • 重視している話題: コマース拡大、VTuberの継続的な輩出(VTA)、スタジオ・制作体制強化、株主還元
  • 回避している話題: 個別VTuberのリスク(詳細な卒業リスク対応や個別契約条件)は概略に留める傾向

投資判断のポイント(助言ではなく判断材料の整理)

  • ポジティブ要因:
    • 売上・利益の上方修正と増配(配当性向目安30%)という明確な還元方針
    • コマース・イベントの回復と大型施策(WORLD TOUR、TCG等)
    • 高い営業利益率と強い営業キャッシュフロー(上期で営業CF累計8,527百万円)
    • 手元現金22,100百万円、無借金(有利子負債0)
  • ネガティブ要因:
    • コマース収益の四半期偏在(生産・販売スケジュールに左右されやすい)
    • 人気VTuberの活動停止等による収益変動リスク(構造的に分散はされているが影響は存在)
    • グッズ供給・製造の外部リスク(生産委託の遅延等)
  • 不確実性:
    • TCGや大コラボの収益効果(MG・ロイヤリティ前提の実績反映時期)
    • 海外展開の伸長や広告市場のマクロ動向
  • 注目すべきカタリスト:
    • 2026年春のTCG続報・発売に関する詳細(収益認識時期、MG規模)
    • Q3のコマース売上計上状況(期ズレの戻り具合)
    • FY26/4期末の決算時の配当確定・自社株買い実行状況
    • 大型イベント(WORLD TOUR 東京/ソウル等)の収益・利益寄与

重要な注記

  • 会計方針: 特段の変更記載なし。ただし評価損60Mの計上が営業利益率に約1pt影響と記載あり。
  • リスク要因: 人材採用/流出、レピュテーション、人気VTuber依存、製造・物流の問題等(資料の「事業リスクと対応策」参照)
  • その他: 本資料は将来見通しを含む。資料内にある数値は発表日時点の前提に基づくもので、将来の状況により変動する可能性あり(ディスクレーマー参照)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5032
企業名 ANYCOLOR
URL https://www.anycolor.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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