当社決算説明会スクリプトの公開について

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 中期計画(MISSION2025)最終年度だが、当初想定のM&A想定が不成立になったため、M&Aを除くオーガニック成長ベースに計画を修正。下期での既存顧客回復と生成AI/AIエージェント事業の拡大で目標着地を図ると表明(謝意と反省の言及あり)。
  • 業績ハイライト: 上期売上高は前年同期比111%の14億1,500万円(良)。営業利益は前年対比52%の4,200万円(=前年比 -48%、悪)で人件費増とM&A関連費用が主因。
  • 戦略の方向性: 生成AI/AIエージェント領域へのシフトを強化(インフラ〜基盤モデル〜アプリ〜運用/ガバナンスまでカバー)。プロダクト(Quid/KAIZODE等)とAIエージェントを成長の2本目の柱と位置付け、コンサルは既存顧客深耕とAIエージェント連携を推進。
  • 注目材料: ① M&A候補で重大な会計不備が発覚し買収見送り(関連費用を上期計上)→中計からM&A分を除外、② AIエージェント事業の上方修正(通期2.2億円)、③ プロダクト事業の通期上方修正(4.1億円)、④ Knowledge Storage等のデータ基盤・プロダクト機能強化。
  • 一言評価: 生成AI領域での商機は掴みつつあるが、既存コンサル案件の収束やM&A問題で中計着地に不透明感あり。

基本情報

  • 企業概要: TDSE 株式会社(コード:7046 東証グロース)/主要事業:コンサルティング事業(データ分析・AI導入支援)、プロダクト事業(Quid、KAIZODE 等のソーシャルメディア分析・生成AIプロダクト)、AIエージェント事業(Dify、Cognigy 等を用いたエージェント構築・運用支援)/代表者:東垣 直樹(代表取締役社長)
  • 説明会情報: 開催日時 2025年11月7日(金)15:30~16:45(説明45分、質疑25分)/形式:オフライン(会場)/参加対象:投資家等(一般)
  • 説明者: 代表取締役社長 東垣 直樹(全体説明・中計着地)、取締役 池野 成一(プロダクト管掌、プロダクト説明)、取締役 結束 晃平(コンサル管掌、コンサル事業説明)
  • セグメント:
    • コンサルティング事業:データ分析・機械学習・予測AI等の導入支援、顧客関係構築・提案
    • プロダクト事業:Quid(ソーシャルリスニング等)、KAIZODE(レビュー等を含む分析)、ソーシャルメディア事業
    • AIエージェント事業:Dify/Cognigy等の導入・構築、基盤構築・運用、ガバナンス機能等

業績サマリー

  • 主要指標(上期実績):
    • 営業収益(売上高): 14億1,500万円、前年同期比 +11%(111%)(良)
    • 営業利益: 4,200万円、前年対比 52%(=前年比 -48%)、営業利益率 約3.0%(※上期) (悪)
  • 予想との比較:
    • 会社予想に対する達成率(事業別の計画と進捗から)
    • 全社(修正後通期目標30億円に対して)上期進捗率:約47%(14.15/30.0)(中立〜良:通期半分近くを上期で稼いでいる)
    • 営業利益(通期目標2億円に対して)進捗率 約21%(4.2/20)(やや懸念)
    • サプライズ: M&A候補の会計不備発覚による買収見送りと関連費用計上(予想外のコスト発生)
  • 進捗状況:
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率:中計最終年度だがM&A見送りで計画をオーガニック成長ベースに修正(売上30億、営業利益2億)。現状は修正後目標への進捗は中間地点付近。
    • 過去同時期との進捗率比較:前年同時期比売上+11%、四半期ベースはQ1→Q2で10%以上成長。
  • セグメント別状況(上期実績・進捗・前年比較)
    • コンサルティング事業: 売上 約10.9億円、前年同期比 101%(+1%)(進捗率:当初通期計画26.1億に対し42%)→通期目標を23.7億円に下方修正(悪:主要未達要因)
    • 既存顧客売上:対前年比99%(ほぼ横ばい:課題)
    • 新規獲得:前年対比170%(良、改善)
    • プロダクト事業: 上期売上 約2億円、前年同期比 129%(良)、通期目標4.0億→修正後4.1億(進捗率51%:概ね計画通り)
    • 既存顧客クロスセル:前年対比147%(良)
    • 新規案件数:件数で約4件減、金額ベース前年対比63%(弱めの面あり)
    • AIエージェント事業: 上期実績 1億1,000万円、通期計画1.5億に対し進捗76%(非常に良)、前年関係試算で約+687%(高成長)→通期上方修正2.2億円(良)

業績の背景分析

  • 業績概要: 売上は過去最高を更新。プロダクトとAIエージェントが成長牽引。だが組織強化(採用・人件費増)とM&A費用で営業利益は大幅悪化。
  • 増減要因:
    • 増収の主要因: プロダクト事業(Quid/KAIZODE等)とAIエージェントの需要増、Q1→Q2での10%超成長。
    • 減益の主要因: 組織強化による人件費増、採用コスト、M&A関連の中止費用をQ2に計上(計画外費用)。
  • 競争環境: 生成AI/AIエージェント分野はプレイヤー増加(競争激化)。従来型の分析ニーズが伸び悩み、顧客関心がAIエージェントに急速シフト。
  • リスク要因: M&Aの不確実性(デューデリでの不備)、競合増加による案件獲得難化、顧客の内製化・事業環境悪化での案件停止、ハルシネーション等ガバナンス課題、マクロ(関税等で顧客事業停止の事例あり)。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 中計はオーガニック成長+M&Aで非連続成長を目指したが、今回M&Aを除外してオーガニック中心に修正。生成AI/AIエージェントを中核事業に据える(インフラ〜モデル〜アプリ〜運用/Governance)。
  • 進行中の施策:
    • 営業体制強化(営業人員大幅増員、プリセールス専任組織)、マーケティング体制強化(外部専門人材、マネージャ増員)、ユーザー会等で既存顧客接点強化。
    • 技術人材育成(Databricks資格取得促進、生成AIエンジニア採用継続)、データテクノロジーラボでRAG/マルチモーダルLLM/ファインチューニング等研究。
  • セグメント別施策:
    • コンサル:AIエージェントと連携した提案強化、既存顧客の提案力向上、Databricks連携強化、アライアンス(三菱総研等)推進。
    • プロダクト:Quid Monitorに「Quid Predict(ベータ、予測機能)」導入、Ask Quidの日本語精度改善、KAIZODEでGoogleマップ等レビュー収集対応、Quid→KAIZODE API連携。
    • AIエージェント:Dify/Cognigyを軸に基盤構築+エージェントアプリ構築、企業内セキュア環境構築支援、ガバナンス機能の研究開発。
  • 新たな取り組み: Knowledge Storage(データ整備基盤)を構築中、GA関連でのガバナンス技術開発、M&A選定基準・体制の見直し(再挑戦は継続)。

将来予測と見通し

  • 業績予想(修正後、通期 2026年3月期):
    • 売上高:30億円(修正後)
    • 営業利益:2億円(修正後)
    • 予想の前提条件:M&Aを含まないオーガニック成長、生成AI市場の高成長継続、下期で既存顧客回復とプロダクト/AIエージェントのさらなる拡大
    • 経営陣の自信度:生成AI/AIエージェントの伸びには強い手応えを示すが、コンサル既存顧客の伸び悩み・M&A不成立については反省と慎重姿勢。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無:有(M&Aを除く修正)
    • 主な修正内容:
    • コンサルティング事業:当初26.1~27億→修正後23.7億(下方:主因は既存顧客の収束)
    • プロダクト事業:当初4.0~4.5億→修正後4.1億(上方微修正)
    • AIエージェント事業:当初1.5~2.0億→修正後2.2億(上方)
    • 全社売上:当初33~37億(M&A込み)→修正後30億(M&A除外)
    • 修正の主要ドライバー:コンサルの既存顧客伸び悩み(下方)、AIエージェント・プロダクトの堅調(上方)、M&A不成立による除外
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中計最終年度におけるKPIの一部未達(特にコンサル売上)。技術人員目標は141名→実数133名(採用調整)、リーダー人員目標41名は達成(44名)。
    • 売上目標達成可能性:M&Aが入らない前提では30億の実現は下期の既存回復とプロダクト/AIエージェントのさらなる伸長が鍵。既存顧客回復が不十分ならリスク。
  • 予想の信頼性: M&Aの不確定要素による変動が大きく、今回の見送り事例から予想の不確実性は高い(経営は保守的に修正)。
  • マクロ経済の影響: 顧客側の事業環境悪化(例:関税等)でプロジェクト停止の事例あり。為替等の手当は明示なし。

配当と株主還元

  • 配当実績:
  • 特別配当: 無(言及なし)
  • その他株主還元: ストックオプション等は計画していたが今回の計画修正により見送る旨(中計達成見込みの変更に伴い)

製品やサービス

  • 製品:
    • Quid Monitor:上期に「Quid Predict(予測機能)」をベータ提供開始(ソーシャルデータから「少し先の未来」を予測する自動レポート)
    • Ask Quid:日本語精度向上(継続的チューニング)
    • TDSE KAIZODE:データソース拡充(例:Googleマップの店舗レビュー収集)、QuidデータのAPI連携による統合分析、Chat形式のインターフェース強化
    • Knowledge Storage:データ整備基盤(製品化前だがKAIZODEで活用)
  • サービス: AIエージェントの企業向け導入(基盤構築+エージェント開発)、セキュア環境構築、ガバナンス機能の研究開発
  • 協業・提携: 三菱総合研究所、Databricks(資格取得・共同提案)、NTTデータ、GDEPアドバンス(ハード提供等)、Dify、Cognigy(国内ライセンス保持)、NiCE(Cognigyの買収に関連して)
  • 成長ドライバー: 生成AI市場の高成長(2030年までCAGR50%以上見込みと会社試算)、AIエージェント関連の引合い急増、プロダクトの機能拡充(予測/マルチソース分析)

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答:
    • 「会社が流れを捉え切れていないのでは?」→ 経営は技術寄り組織から露出・マーケティング強化、アライアンスでのスケールを図ると回答。
    • 浦川取締役退任の理由と機能:役員ポジションは外れたが機能は継続・幹部が代行している旨。
    • 東海鋼管との水環境AI(CorroSensing)の関係:TDSEが制作を担当、今後ライセンスフィーを受けるモデルで共同開発継続。
    • 既存顧客の収束と営業強化の進捗:営業は新規獲得に注力しており既存は技術リーダーが対応してきたが、生成AIシフトで営業と技術の協調が必要。既存回復はAIエージェントを軸にクロスセルで進める方針。
    • 下期で営業利益率を3%→9.9%に改善する根拠:社員稼働率向上と外注削減、売上増によるレバレッジ。売上が伸びない場合は改善不可と明言。
  • 経営陣の姿勢: 誠実に反省を示しつつ、AIエージェント・プロダクトでの成長に手応え。M&A失敗については慎重かつ再挑戦の意向。
  • 未回答事項: 細かなFY純利益・EPSや配当情報、具体的なM&A次候補の有無やスケジュールは未提示。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 全体として「中立〜前向き」。生成AI・プロダクト領域には強い自信、コンサル既存の伸び悩み・M&Aの不成立については反省・慎重な姿勢。
  • 表現の変化: 以前より外向け露出やマーケティング強化を明確に打ち出し、プロダクト/ストック化への移行を強調する方向にシフト。
  • 重視している話題: 生成AI/AIエージェント事業の拡大、プロダクト機能強化、技術人材育成(Databricks等資格)とガバナンス研究。
  • 回避している話題: M&A候補の詳細や将来の買収スケジュール、配当政策の明確化(言及なし)。

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因:
    • 売上は過去最高・上期で+11%(14.15億)と堅調
    • AIエージェント事業が高成長(上期進捗76%、通期2.2億へ上方修正)
    • プロダクト事業の機能強化(予測機能、データソース拡充)で商談増加
    • 技術人材のリーダー育成達成/Databricks資格取得進展
  • ネガティブ要因:
    • 営業利益が大幅減(前年比 -48%)/組織強化とM&A費用が主因
    • コンサル既存顧客の伸び悩みによりセグメント目標を下方修正(26.1→23.7億)
    • M&Aでのデューデリ不備発覚(リスク管理・選定プロセスへの不安)
    • 競争激化(生成AIエージェント領域)と顧客の内製化リスク
  • 不確実性:
    • 下期での既存顧客回復の成否、M&A再開の可否・規模、生成AI市場での競争優位維持
  • 注目すべきカタリスト:
    • 下期の既存顧客案件回復状況(ユーザー会等施策の成果)
    • AIエージェントの大型受注・基盤構築案件受注の公表
    • M&Aの再開/新規買収の発表(財務的インパクト大)
    • Knowledge Storage等のプロダクト化・商用化の進捗

重要な注記

  • 会計方針: 特段の会計方針変更の言及なし。ただしM&A候補のデューデリで「会計の重大な不備」が判明し買収中止。
  • リスク要因: M&A失敗に伴う費用、競合増・市場変化による案件流れの変化、顧客側の事業環境悪化によるプロジェクト停止。
  • その他: 決算説明スクリプト(全文書き起こし)をIRページで公開済/資料リンク https://www.tdse.jp/ir/

注記:

  • 不明な項目は「–」で表記しています。
  • 数値の良/悪の目安は、売上増は「良」、営業利益悪化は「悪」として記載しています。
  • 本資料は決算説明会スクリプトの内容に基づく整理であり、投資助言ではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7046
企業名 TDSE
URL https://www.tdse.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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