企業の一言説明

株式会社トライアイズは、建設コンサルタント、不動産投資、ファッションブランド事業を多角的に展開する複合企業です。近年は国内不動産投資事業を成長の柱とし、ファッション事業は構造転換を進めています。

投資判断のための3つのキーポイント

  • 高い財務健全性: 自己資本比率91.0%、流動比率25.49倍と極めて高く、潤沢な現預金を保有しており、安定した財務基盤が最大の強みです。
  • 事業構造転換による成長期待と利益の質への注意: 不動産投資事業の販売好調により売上は大きく伸長していますが、特別利益や為替差益など一時的な要因が純利益を押し上げており、本業である営業利益の継続的な改善が今後の課題です。
  • バリュエーションの割安感と潜在リスク: PER13.11倍、PBR0.75倍と業界平均と比較して割安感がありますが、本業の収益性が不安定である点や、不動産事業の景気変動リスクには注意が必要です。

企業スコア早見表

項目 スコア 判定
成長性 A 売上高大幅増
収益性 D 営業利益率低水準
財務健全性 S 極めて強力
バリュエーション S 業界平均より割安

注目指標サマリー

指標 業界平均比
株価 497.0円
PER 13.11倍 業界平均15.0倍より低め
PBR 0.75倍 業界平均1.2倍より低め
配当利回り 0.00%
ROE 3.79%

1. 企業概要

株式会社トライアイズ(証券コード: 4840)は、建設コンサルタント事業、不動産投資事業、ファッションブランド事業を主な柱とする複合企業です。建設コンサルタント事業ではダム長寿命化や維持管理などの水関連プロジェクトを中心に、技術的専門性を活かした計画・調査・管理業務を提供しています。不動産投資事業は国内不動産の買取・販売および賃貸が主力で、近年は同事業への経営資源シフトを進めています。ファッションブランド事業は、主力子会社の売却により、今後はライセンス中心の収益モデルへと構造転換を図っています。3つの事業がそれぞれ異なる収益源を持つことで、特定の市場変動リスクを分散するポートフォリオを構築しています。

2. 業界ポジション

トライアイズの事業は建設コンサルタント、不動産投資、ファッションブランドと多岐にわたり、特定の業界内での市場シェアやポジションを定量的に把握することは困難です。一般的な複合企業としての特性を持ち、各事業分野で専門的なサービスを提供しています。建設コンサルは専門技術を要する参入障壁があり、不動産投資は資金力と市場洞察が強みとなります。しかし、各事業セグメントでの具体的な競合優位性はデータからは読み取れません。
足元のバリュエーションでは、PER(会社予想)13.11倍は業界平均15.0倍を下回っており、PBR(実績)0.75倍も業界平均1.2倍を下回っていることから、市場からは割安に評価されている可能性があります。これは、複合事業であることによる評価の難しさや、後述する本業の収益安定性への懸念が影響している可能性も考えられます。

3. 経営戦略

トライアイズは事業ポートフォリオの再編を進めており、国内不動産投資事業を今後の成長の柱と位置付けています。具体的には、従来の海外不動産投資から国内不動産市場へと経営資源をシフトさせ、買取・販売を強化しています。ファッションブランド事業については、主力子会社である濱野皮革工藝株式会社を2025年10月1日付で売却し、今後はライセンス供与を中心とする収益モデルへの転換を図っています。これにより、同事業の採算性改善を目指す方針です。建設コンサルタント事業では、ダム長寿命化や維持管理など継続性の高い案件に注力し、受注基盤の強化と生産性向上を図っています。
直近の重要なイベントとしては、2025年12月29日付での東証スタンダード市場への上場市場区分変更が挙げられ、これにより市場での認知度や流動性向上への期待が持てます。また、2022年12月29日には配当実施(Ex-Dividend Date)がありましたが、近年は無配傾向にあります。

【財務品質スコア】Piotroski F-Score

項目 スコア 投資家向け解釈
総合スコア 1/9 (C) やや懸念。主に収益性の低さが影響しており、本業の収益改善が課題です。

投資家向け解釈: Piotroski F-Scoreは、0〜9点で企業の財務品質を評価する指標です。7点以上は財務優良、5-6点は普通、4点以下は要注意とされます。株式会社トライアイズのスコアは1/9と低水準であり、主に収益性の項目で低い評価となっています。具体的には、ROA、営業利益率、ROEが健全な水準に達していないことが影響しています。一方で、財務健全性の中でも特に流動性に関する指標は非常に優れているため、F-Scoreだけで財務の全てを判断するべきではありません。

【収益性】

指標 ベンチマーク 評価 投資家向け解釈
営業利益率 (過去12か月) 1.30% 5%以上 低い 本業での稼ぐ力がまだ弱い状態です。
ROE (実績) 3.79% 10%以上 低い 株主資本を効率的に活用できていません。
ROA (過去12か月) 0.47% 5%以上 低い 資産全体を効率的に活用できていません。

投資家向け解釈: 営業利益率は1.30%と低く、本業における収益性が十分とは言えません。P/Lを見ると、営業利益は年度によって赤字を計上する傾向が見られます。ROE(株主資本利益率)3.79%およびROA(総資産利益率)0.47%も、一般的な良好とされる水準(ROE 10%以上、ROA 5%以上)を大きく下回っており、会社の資産や株主資本を効率的に活用して利益を生み出す力が課題となっています。直近の純利益は増加していますが、これは固定資産売却益や為替差益といった一時的な要因に大きく依存しており、持続的な収益力とは異なる点に注意が必要です。

【財務健全性】

指標 ベンチマーク 評価 投資家向け解釈
自己資本比率 (実績) 91.0% 40%以上 極めて高い 負債が少なく、財務基盤が非常に安定しています。
流動比率 (直近四半期) 2,549% (25.49倍) 200%以上 極めて高い 短期的な支払い能力が非常に潤沢であることを示します。

投資家向け解釈: 自己資本比率は91.0%と非常に高く、企業としての財務の安定性は極めて強固です。流動比率も2,549%(25.49倍)と、短期的な支払い能力を示すベンチマーク(200%)を大幅に上回っており、足元の資金繰りには全く問題がありません。直近四半期の現金及び預金も約32.4億円と潤沢であり、有利子負債を大幅に上回るネットキャッシュを保有しています。これは多角的な事業展開におけるリスク耐性を高める要因となります。

【キャッシュフロー】

指標 状況 投資家向け解釈
営業CF 過去から継続的にマイナス 本業での現金創出が課題であり、改善が必要です。
FCF データなし(営業CFはマイナスのため、FCFもマイナスと推測) 投資も含めた自由な資金が不足している状態です。
現預金残高 3,235.8百万円(直近四半期) 非常に潤沢で、当面の資金繰りには問題ありません。

投資家向け解釈: 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていないため、詳細なキャッシュフローの状況は不明です。しかし、会社の注記によると過去から営業キャッシュフローが継続的にマイナスであるとされています。これは、本業での現金創出能力に課題があることを示唆しています。通常、健全な企業は営業活動を通じてプラスのキャッシュフローを生み出し、これを投資や負債返済に充てます。ただし、直近四半期末の現金及び預金は3,235.8百万円と非常に潤沢であり、当面の資金繰りに関する懸念は小さいと会社側は判断しています。

【利益の質】

指標 投資家向け解釈
営業CF/純利益比率 データなし キャッシュフロー情報が不足しており、利益の質の評価が困難です。

投資家向け解釈: 営業キャッシュフローの具体的な数値が公開されていないため、営業キャッシュフローを純利益で割った比率(営業CF/純利益比率)を算出することはできません。この比率は、計上された利益が現金としてどれだけ伴っているかを示す重要な指標です。通常1.0以上が健全とされ、1.0未満の場合は、売掛金や棚卸資産の増加などにより現金化されていない利益が多い場合があるため、注意が必要です。

【四半期進捗】

指標 第3四半期累計進捗率(通期予想比) 評価 投資家向け解釈
売上高 約47.5% やや遅れ 下期での巻き返しが必要です。
営業利益 約1.6% 極めて遅れ 通期予想達成には大幅な改善か一時益が必要です。
経常利益 約50.2% 良好 特別利益や為替差益が寄与しています。
親会社株主に帰属する四半期純利益 約62.8% 良好 特別利益や為替差益が大きく貢献しています。

投資家向け解釈: 2025年12月期第3四半期までの業績進捗を見ると、売上高は通期予想の約47.5%と、第3四半期時点としてはやや遅れています。特に懸念されるのは営業利益の進捗率が約1.6%と極めて低いことです。これは本業の収益性が依然として課題であることを示唆しています。一方で、経常利益(50.2%)と親会社株主に帰属する四半期純利益(62.8%)の進捗率は良好です。しかし、これは主に固定資産売却益などの特別利益169.25百万円や、海外子会社の有償減資等による為替差益152.64百万円といった一時的な要因に大きく支えられています。したがって、これらの非反復的要因を除いた本業ベースの通期達成には、下期での大幅な収益改善が不可欠であると会社側も認識しています。

【バリュエーション】

指標 業界平均 業界平均比 判定
PER (会社予想) 13.11倍 15.0倍 -12.7% 割安
PBR (実績) 0.75倍 1.2倍 -37.5% 割安

投資家向け解釈: 株式会社トライアイズのPER(株価収益率)は13.11倍と、業界平均15.0倍と比較してやや割安な水準にあります。PERは株価が1株当たり利益の何年分かを示し、業界平均より低い場合は割安と判断されることがあります。PBR(株価純資産倍率)は0.75倍と、業界平均1.2倍を大きく下回っています。PBRが1倍未満であることは、株価が企業の解散価値とされる純資産額を下回っている状態を示し、極めて割安と見なされることが多いです。これらの指標を見る限り、市場からは割安に評価されていると言えます。ただし、これは先に述べた本業の低い収益性や、利益の一時的要因への依存が株価に織り込まれている可能性も考慮する必要があります。目標株価として、業種平均PER基準では485円、業種平均PBR基準では805円とレンジは広いですが、PBR基準では現在の株価から上値余地を示唆しています。

【テクニカル】

指標 基準との位置 投資家向け解釈
株価 497.0円
52週高値 559.0円 89% 高値圏に近い
52週安値 260.0円 79.3%(高値・安値レンジ内位置) 年初来安値から大きく上昇しています。
5日移動平均線 500.40円 株価が下回り0.68% 短期的にやや下落トレンドを示唆します。
25日移動平均線 495.44円 株価が上回り0.31% 短期的な支持線付近に位置しています。
75日移動平均線 489.87円 株価が上回り1.46% 中期的な上昇トレンドを示唆します。
200日移動平均線 404.62円 株価が上回り22.83% 長期的に明確な上昇トレンドが継続しています。

投資家向け解釈: 現在の株価497.0円は、52週高値559.0円に近く、年初来安値260.0円からは大きく上昇した高値圏に位置しています(52週レンジ内79.3%)。直近の株価は5日移動平均線をわずかに下回っており、短期的にはやや弱含みの動きが見られますが、25日、75日、200日移動平均線は全て株価を下回っており、特に200日移動平均線を大きく上回っていることから、中長期的な上昇トレンドは継続していると判断できます。過去1年間のリターンは+73.78%と大幅な上昇を見せており、市場からの注目を集めていることが伺えます。

【市場比較】

期間 株式リターン 日経平均リターン TOPIXリターン 相対パフォーマンス(日経平均比) 相対パフォーマンス(TOPIX比)
1ヶ月 +1.02% +6.10% +6.86% 5.08%ポイント下回る 5.84%ポイント下回る
3ヶ月 +2.47% +12.16% データなし 9.69%ポイント下回る データなし
6ヶ月 +45.32% +35.45% データなし 9.88%ポイント上回る データなし
1年 +73.78% +35.20% +14.73% (S&P500 52-Week Change) 38.58%ポイント上回る 59.05%ポイント上回る (S&P500と比較)

投資家向け解釈: 直近1ヶ月および3ヶ月では日経平均株価やTOPIXのパフォーマンスを下回っていますが、6ヶ月および1年といった中期・長期視点では、日経平均株価を大幅に上回る好パフォーマンスを記録しています。特に1年間のリターンは+73.78%と顕著であり、市場全体と比較して強い動きを見せてきました。これは、企業の事業構造転換への期待や、不動産投資事業の好調な業績が評価された結果と考えられます。

【定量リスク】

指標 投資家向け解釈
ベータ値 (5Y Monthly) 0.31 市場全体の値動きに対して株価変動が小さいことを示します。
年間ボラティリティ 39.48% 株価が年間で大幅に変動する可能性があります。
最大ドローダウン -49.71% 過去には約50%近く株価が下落した時期があり、今後も同程度の下落が起こりうるリスクがあります。
年間平均リターン -16.18% 過去5年間の平均リターンはマイナスで、リスクに見合うリターンが得られていない可能性があります。
シャープレシオ -0.42 リスクに見合うリターンが得られていないことを示します。1.0以上が良好とされます。

投資家向け解釈: ベータ値が0.31と低いことから、市場全体の動きに対して、トライアイズの株価は比較的変動が小さい傾向にあると評価できます。しかし、年間ボラティリティは39.48%と比較的高い水準であり、株価が年間で上下に大きく変動する可能性があることを示唆しています。仮に100万円投資した場合、年間で±約40万円程度の変動が想定され得ます。過去の最大ドローダウンは-49.71%と大きく、過去には投資額が約半分になるような下落も経験しており、同様の下落が今後発生する可能性も考慮しておく必要があります。また、年間平均リターンがマイナスであり、シャープレシオも負の値であることから、過去においては、この銘柄に投資した際のリスクに見合う十分なリターンが得られていない可能性があります。「シャープレシオ」とは、投資したリスクに対してどれだけリターンが得られたかを示す指標で、1.0以上が良好とされます。

【事業リスク】

  • 不動産市場の変動リスク: 現在、主要な収益源となりつつある不動産投資事業は、不動産市況の変動に大きく影響を受けます。金利上昇、景気後退、地価の下落などにより、保有不動産の価値が毀損したり、販売が停滞したりするリスクがあります。
  • 本業の収益安定性に関するリスク: 建設コンサルタント事業は原価率の高い案件の増加、ファッションブランド事業は構造転換期にあり、本業である営業利益の継続的な創出に課題が見られます。特別利益や為替差益といった一時的な要因に依存した純利益の計上は、将来の収益予測を不確実にします。
  • 複合事業経営に起因するリスク: 複数の異なる事業を運営しているため、各事業分野での専門性の維持や、市場環境の変化への迅速な対応が難しい可能性があります。特に、ファッション事業のライセンスビジネスへの移行や建設コンサル案件の採算性悪化など、事業環境の変化への対応が収益に与える影響は大きいです。

7. 市場センチメント

項目 投資家向け解釈
信用買残 41,200株 将来の売り圧力となる可能性があります。
信用売残 0株 売り方がおらず、買い方の動向が重視されます。
信用倍率 0.00倍 信用売残がないため、信用買いが一方的に買われている状態です。

投資家向け解釈: 信用買残が41,200株ある一方で、信用売残は0株となっており、信用倍率は0.00倍です。これは、買いたい投資家が売りたい投資家よりもはるかに多い状況を示し、買い需要が高いことを示唆する一方、将来的に買い残が解消される際の売り圧力となる可能性があります。

主要株主構成

株主名 保有割合
池田有希子 10.91%
自社(自己株口) 5.95%
チャレンジ2号投資事業組合 3.98%

投資家向け解釈: 主要株主には個人名や投資事業組合が多く見られます。自社(自己株口)が5.95%を保有しており、これは株主価値向上への意識を示す可能性があります。機関投資家の保有割合は0.00%となっており、現在のところ機関投資家からの大規模な投資は確認できません。

8. 株主還元

指標 投資家向け解釈
配当利回り (会社予想) 0.00% 現在は無配当であり、配当によるインカムゲインは期待できません。
1株配当 (会社予想) 配当予想は出されていません。
配当性向 0.00% 利益を配当に回さず、全額を内部留保または再投資に充てている状況です。

投資家向け解釈: 株式会社トライアイズは、2025年12月期の配当を未定としており、過去の実績を見ても2022年12月期以降は無配となっています。現在のところ配当による株主還元は行われておらず、配当利回りも配当性向も0.00%です。これは、事業の構造転換期にあり、利益を再投資に回し、企業の成長を優先する経営方針であると解釈できます。安定した配当を求める投資家には不向きな銘柄と言えます。自社株買いに関する明確な発表は、今回の決算短信や企業情報からは確認できませんでした。

SWOT分析

強み

  • 高い財務健全性: 自己資本比率91.0%、流動比率25.49倍と極めて高く、潤沢な現預金とネットキャッシュ保有により、事業運営上の安定性が非常に高い。
  • 多角的な事業ポートフォリオ: 建設コンサル、不動産投資、ファッションブランドと異なる事業を持つことで、リスク分散と市場機会の獲得が可能な潜在力を持つ。

弱み

  • 本業の収益性・安定性の課題: 営業利益率が低く、営業損益が継続的に発生する傾向があり、本業における継続的なキャッシュ創出能力に課題がある。
  • 利益の質への懸念: 純利益が固定資産売却益や為替差益など、一時的な要因に大きく依存しており、将来の利益予測の不確実性が高い。

機会

  • 国内不動産市場の活性化と投資機会: 経営資源をシフトした国内不動産投資事業は、市場の動向次第で大きな収益機会を提供し、売上高拡大の強力なドライバーとなる可能性がある。
  • 事業構造転換による利益体質改善: ファッション事業のライセンス中心化や建設コンサルにおける生産性向上により、将来的な利益構造の改善と安定化が期待される。

脅威

  • 不動産市場の変動: 金利上昇や景気後退などにより国内不動産市場が冷え込むと、主力である不動産投資事業の収益に悪影響が及ぶリスクがある。
  • 為替レートや一時的要因による業績変動: 為替差益や固定資産売却益といった非反復的な収益変動要因が大きく、安定的な企業価値評価を難しくする可能性がある。

この銘柄が向いている投資家

  • 高い財務安全性を重視する投資家: 極めて高い自己資本比率と潤沢な流動性を持ち、倒産リスクが低い企業を好む投資家。
  • 事業再編による成長期待に投資する投資家: 不動産事業への注力やファッション事業の構造転換が成功し、将来的な企業価値向上を期待できると考える投資家。

この銘柄を検討する際の注意点

  • 本業の収益安定性の確認: 足元の純利益は一時的要因に支えられているため、本業である営業利益の継続的な改善が確認できるか慎重に判断する必要があります。
  • 配当による還元がない点: 現在は無配であり、財務が健全であるにも関わらず利益を株主に還元する方針ではないため、インカムゲインを重視する投資家には不向きです。

今後ウォッチすべき指標

  • 営業利益の進捗率と絶対額: 通期営業利益目標166百万円に対する進捗(現在約1.6%)が下期でどこまで改善するか。継続的な営業利益の創出が重要です。
  • 不動産投資事業の売上高と利益: 不動産市場の動向と連動する同事業の売上および収益性の推移。特に販売用不動産の回転率と利益率に注目します。

10. 企業スコア(詳細)

  • 成長性: A (売上高大幅増)
    • 直近の前年比四半期売上高成長率は594.70%と非常に高く、通期売上高予想も前年比+199.9%と大幅な増加を見込んでいます。これは、主に不動産投資事業の販売好調による貢献が大きく、売上高の絶対的な成長は顕著です。ただし、営業利益の進捗が極めて低い点には注意が必要です。
  • 収益性: D (営業利益率低水準)
    • 過去12ヶ月の営業利益率は1.30%、ROE(実績)は3.79%と、いずれも一般的なベンチマーク(営業利益率5%以上、ROE10%以上)を大きく下回っています。Piotroski F-Scoreの収益性項目でも0/3点であり、本業での収益創出力には課題があります。
  • 財務健全性: S (極めて強力)
    • 自己資本比率91.0%、流動比率25.49倍と非常に高い水準にあり、直近四半期の現金及び預金も潤沢です。Piotroski F-Scoreは1/9点と低いですが、これは収益性の低さに起因するものであり、財務構造自体の安定性は非常に堅固であると評価できます。
  • バリュエーション: S (業界平均より割安)
    • PER(会社予想)13.11倍は業界平均15.0倍を下回り、PBR(実績)0.75倍も業界平均1.2倍を大きく下回っています。これらの指標から、市場からは比較的割安に評価されていると判断できます。

企業情報

銘柄コード 4840
企業名 トライアイズ
URL http://www.triis.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 497円
EPS(1株利益) 37.92円
年間配当 0.00円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 0.0% 15.1倍 572円 2.8%
標準 0.0% 13.1倍 497円 0.0%
悲観 1.0% 11.1倍 444円 -2.2%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 497円

目標年率 理論株価 判定
15% 247円 △ 101%割高
10% 309円 △ 61%割高
5% 390円 △ 28%割高

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

関連情報

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.16)」によって自動生成されました。

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企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。

By ジニー

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。