2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に変更はなく、上期実績は概ね会社予想どおりだが、特別損失(訴訟損失)の計上により当期純利益は想定より下振れ(下落)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高 +3.6%、営業利益 +19.1%)だが、特別損失の計上で親会社株主に帰属する中間純利益は△21.3%と減少。
- 注目すべき変化:訴訟損失(特別損失)を776,113千円計上した点が最大の影響要因。営業面ではコスト改善と販売施策により営業利益率が改善。
- 今後の見通し:通期業績予想に修正はなし。ただし、石綿関連の訴訟および今後の判決による追加費用リスクは継続。通期純利益達成の可否は追加特別損失の有無に依存。
- 投資家への示唆:営業基盤は堅調(増収・営業増益)で自己資本比率も高水準(68.0%)だが、石綿関連訴訟の帰結が業績(特に純利益)に与えるインパクトが大きいため、訴訟関連の進捗を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ノザワ
- 主要事業分野:建築材料関連事業(押出成形セメント板「アスロック」等の製造販売、スレート関連、耐火被覆等)
- 代表者名:代表取締役社長 野澤 俊也
- 上場:東(コード番号 5237)
- URL:https://www.nozawa-kobe.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期) 2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明会:無し(補足資料は作成)
- セグメント:
- 単一セグメント「建築材料関連事業」:押出成形セメント製品(アスロック、住宅用高遮音床材、住宅用軽量外壁材等)、スレート関連、耐火被覆等、その他
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):12,075,000株
- 期中平均株式数(中間期):11,723,811株
- 自己株式数(期末):347,369株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
- 株主総会、IRイベント等:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(上期・累計、単位:百万円)
- 売上高:実績 11,572(+3.6%)/通期予想 22,500 → 達成率 51.4%
- 営業利益:実績 1,116(+19.1%)/通期予想 2,070 → 達成率 53.9%
- 経常利益:実績 1,213(+18.1%)/通期予想 2,190 → 達成率 55.4%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:実績 454(△21.3%)/通期予想 1,070 → 達成率 42.4%
- サプライズの要因:
- 営業面は製品投入(素地仕上の新仕様、デザインパネルの商談増)やコストダウン(NNPS改善等)により増収増益。
- 純利益が下振れした主因は訴訟損失の計上(特別損失 776,113千円)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正していないが、追加の訴訟損失や判決の内容次第で純利益見通しが影響を受けるリスクあり。
財務指標(中間期末ベース)
- 財務諸表要点(千円表記は資料どおり)
- 売上高(中間累計):11,572,334千円(+3.6%)
- 営業利益:1,116,839千円(+19.1%)
- 経常利益:1,213,438千円(+18.1%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:454,395千円(△21.3%)
- 総資産:30,986,401千円(前期末比 +7,460千円)
- 純資産:21,070,997千円(前期末比 +4,405千円)
- 自己資本比率:68.0%(安定水準、目安:40%以上が安定)
- 1株当たり中間純利益(EPS):38.76円(前年同期 50.05円)
- 収益性指標
- 売上高:11,572 百万円(+3.6% → +397 百万円)
- 営業利益:1,116 百万円(+19.1%)/営業利益率=1,116 / 11,572 = 約9.65%(業種により差異ありが、一般的には良好)
- 経常利益:1,213 百万円(+18.1%)
- 純利益:454 百万円(△21.3%)
- EPS(中間):38.76円(前年同期比 △22.6%)
- ROE(簡易計算):454,395 / 21,070,997 = 約2.16%(目安:8%以上で良好 → 低水準)
- ROA(簡易計算):454,395 / 30,986,401 = 約1.47%(目安:5%以上で良好 → 低水準)
- 営業利益率:約9.7%(業種平均との比較を要確認だが一定の余地あり)
- 進捗率分析(通期予想に対する上期進捗)
- 売上高進捗率:51.4%(通常は上期50%前後が目安)
- 営業利益進捗率:53.9%
- 純利益進捗率:42.4%(特別損失計上で低下)
- コメント:売上・営業利益は順調だが、純利益は一時要因で進捗が悪化
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:549 百万円(前年同期 7 百万円の増加 → 営業活動で資金増加)
- 投資CF:△572 百万円(主に有形固定資産取得 471 百万円)
- 財務CF:△475 百万円(配当支払 468 百万円等)
- フリーCF(営業−投資):約△22 百万円(小幅マイナス)
- 営業CF / 純利益比率:549 / 454 = 約1.21(目安1.0以上で健全 → 良好)
- 現金及び現金同等物残高:6,257 百万円(期首比 △497 百万円)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細は非掲載だが、上期の比率は概ね通期計画と整合的。季節要因は建築材料業で期ズレや需給の影響あり。
- 財務安全性
- 自己資本比率:68.0%(安定水準、目安:40%以上)
- 流動比率:流動資産 15,032,655 / 流動負債 5,728,564 = 約262%(良好)
- 負債合計比率:負債合計 9,915,404 / 総資産 30,986,401 = 約32.0%
- 効率性
- 総資産回転率(売上/総資産):11,572 / 30,986 = 約0.37回(業種差あり)
- 売上高営業利益率は改善傾向(約9.7%)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:訴訟損失 776,113千円(石綿含有建材に関する損害賠償に伴う損失および引当金繰入を含む)、固定資産除却損 23,432千円等、合計 799,546千円
- 特別利益:投資有価証券売却益 5,457千円 等(小額)
- 一時的要因の影響:特別損失を除く営業ベースでは増益だが、特別損失の影響で中間純利益が大幅に減少。実質的な業績評価では特別損失除きの業績把握が有用。
- 継続性の判断:訴訟関連費用は今後の判決次第で追加発生の可能性があるため「一時的」と断定できないリスクあり。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0円(なし)
- 期末配当(予想):40.00円
- 年間配当(予想):40.00円(前期実績 40.00円と同額)
- 配当利回り:–(株価に依存、資料記載なし)
- 配当性向(通期予想ベース):配当(40円)/EPS(91.27円)=約43.8%
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:期末配当継続、自己株式取得は継続的実施なし(期中少額あり)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当中間期の有形固定資産取得による支出:471,379千円(約471 百万円)
- 減価償却費:405,709千円(約406 百万円)
- 研究開発:
- R&D費の明示はなし(資料に記載なし → –)
- 製品開発の記載:新製品(ナチュラーレシリーズに「シェルイン オイスター」)等、商品開発は継続
受注・在庫状況
- 受注状況(工事受注)
- 受注高(当中間期合計):1,887,522千円(前中間期 2,273,984千円、△386,461千円)
- 受注残高:3,257,830千円(前中間期 2,601,653千円、+656,176千円)
- コメント:受注高は減少したが受注残高は増加(バックログは積み上がっている)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:416,533千円(前期末 460,743千円、減少)
- 在庫回転や品質に関する詳細は記載なし
セグメント別情報
- セグメントは単一(建築材料関連事業)
- 売上内訳(当中間期、千円)
- 押出成形セメント製品関連:9,092,160千円(前年同期比 +345,550千円)
- アスロック:5,243,376千円(前年同期比 △103,064千円)
- 住宅用高遮音床材:981,682千円(△67,931千円)
- 住宅用軽量外壁材:2,867,101千円(+516,546千円)
- スレート関連:445,518千円(+6,324千円)
- 耐火被覆等:574,837千円(+8,171千円)
- その他合計:1,440,454千円(+35,829千円)
- セグメント戦略:主力製品のデザイン・仕様拡充、新商品投入、差別化による商談増加とコスト削減施策を強化
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(「全社三大戦略プラスONE」:収益拡大、飛躍成長、体質強化、ESG経営)の施策を実行中(商品投入、NNPSによる原価低減、検査自動化、人材投資等)
- KPI達成状況:営業利益・売上は計画に沿った進捗だが、訴訟リスクが中期業績に影響する可能性あり
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は技能工不足や建築着工面積の低迷で建設需給は厳しい。一方でデザイン性や差別化商品の需要を取り込む施策を展開。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026年3月期):売上高 22,500 百万円(+2.5%)、営業利益 2,070 百万円(+23.2%)、経常利益 2,190 百万円(+19.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,070 百万円(△7.5%)
- 直近発表からの修正:無し
- 予想前提:資料に記載の詳細前提は補足資料参照(為替等の特記事項はなし)
- 予想の信頼性:会社は現時点で修正しない方針。過去の修正傾向は記載なし → 信頼性は訴訟リスク次第。
- リスク要因:
- 石綿含有建材に関する訴訟の判決・追加費用(最重要リスク)
- 建築着工の低迷や技能工不足による需要減退
- 原材料・エネルギー価格、物流費の変動等
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間連結財務諸表は監査(レビュー)対象外
- 偶発債務:石綿健康被害に関する将来補償の可能性あり。訴訟損失引当金は311,000千円計上中だが、判決次第で追加費用の可能性あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5237 |
| 企業名 | ノザワ |
| URL | http://www.nozawa-kobe.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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