2026年3月期上半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: プロダクト(QUID等)と新設のAIエージェント事業が想定以上に成長し、売上は前年上回る一方、組織強化・採用・M&A関連費用の発生で利益は大きく低下。M&Aはデューデリジェンスで問題が判明し「契約前に見送り/延期」を決定、今後は基準・プロセスを見直す。
  • 業績ハイライト: 通期改定前提の上半期実績は売上高1,415百万円(前年同期比 +11%:良い=成長)、営業利益42百万円(前年同期比 -48%程度/対前年比 52%:悪い=利益減少・利益率低下)。
  • 戦略の方向性: 中計最終年はM&Aを保守化しオーガニック成長へ収斂。コンサル事業の組織強化・営業改革を継続しつつ、プロダクト事業とAIエージェント事業へ資本・人材投下を加速。
  • 注目材料: (1)AIエージェントプラットフォーム「Dify」と国内パートナー契約(国内第1号)/Dify関連売上が上半期で76百万円(AI事業売上の約7割)。(2)QUID製品にLLM機能(AI Summary/Ask Quid)を搭載しプロダクトの差別化強化。(3)M&A候補の契約前見送りとそれに伴う上半期費用の計上。
  • 一言評価: 売上は成長(AI・プロダクト主導)するが、利益は投資・M&A関連で圧迫されており「成長への投資局面、収益性回復は下期以降の実行次第」。

基本情報

  • 企業概要: TDSE株式会社。主要事業分野:コンサルティング事業(DX/データ利活用コンサル)、プロダクト事業(QUID等のSMMツール、TDSE自社製品)、AIエージェント事業(Dify等プラットフォーム導入・実装)。代表者:代表取締役社長 東垣 直樹。
  • 説明者: 代表取締役社長 東垣 直樹 等(スライド主体のため個別の発言者一覧は資料に明記なし)。主な発言概要:上半期振返り、事業別の進捗、M&A見送りの経緯、MISSION2025の修正方針。
  • セグメント:
    • コンサルティング事業:DX/データ分析・モデル構築等の受託コンサル。
    • プロダクト事業:QUID(ソーシャルメディアリスニング)等の販売・SaaS、TDSE自社製品(QAジェネレータ、TDSE Eye等)。
    • AIエージェント事業:Dify等プラットフォーム導入、AIエージェント構築・運用。

業績サマリー

  • 主要指標(上半期、百万円表記)
    • 売上高(合計): 1,415 百万円、前年同期比 +11%(良い=増収)
    • 営業利益: 42 百万円、前年同期比 52%(=前年の約80→42)、営業利益率 約3%(悪い=利益率低下)
    • 経常利益: 46 百万円、前年同期比 59%(悪い=減益)
    • 当期純利益: 31 百万円、前年同期比 59%(悪い=減益)
    • 1株当たり利益(EPS): –(未開示)
  • 予想との比較
    • 会社予想に対する進捗(会社公表の計画進捗率を使用): 売上 44%/営業利益 19%/純利益 21%(各々会社計画に対する進捗。営業利益は計画対比低い=注意)。
    • サプライズ: 売上は想定以上の成長(プロダクト・AIエージェント牽引)。一方、当初計画で想定していたM&Aが「契約前に見送り」となり、その関連で上半期に費用を計上(想定外のコスト負担)。
  • 進捗状況
    • 通期(修正)予想に対する上半期進捗率(会社公表): 売上 44%、営業利益 19%、純利益 21%(短期目標に対し利益面で遅れ)。
    • 中期経営計画(MISSION2025)への達成度: 中計最終年度の修正(M&A延期に伴う修正)により、2025年度目標:売上 30.0億円、営業利益 2.0億円へ収斂。上半期は売上ベースで目標進捗は一定だが利益面は未達。
    • 過去同時期比較: 売上は継続的な増加傾向(上半期で対前年+11%)。営業利益は変動あり(固定費増やM&A関連費で低下)。
  • セグメント別状況(上半期実績・計画進捗)
    • コンサルティング事業
    • 売上高: 1,099 百万円、前年同期比 101%(良好とは言い難く伸び悩み)
    • 計画(当初): 2,610~2,700 百万円 → 遂行率 42%(低め)
    • 構成: 既存顧客売上 1,065 百万円(既存占率 97%、前年同期比 99%)、新規 34 百万円(占率 3%、前年同期比 170%)
    • 特記事項: 主要顧客の一部プロジェクト収束が影響。
    • プロダクト事業(SMM)
    • 売上高: 202 百万円、前年同期比 129%(良い=高成長)
    • 計画(当初): 400 百万円 → 遂行率 51%
    • 特徴: QUID製品のLLM機能追加により差別化、既存継続率 85%,新規案件順調(新規16件、目標15件)。
    • AIエージェント事業
    • 売上高: 114 百万円、前年同期比 +687%(高い成長=良い)
    • 計画(当初): 150~200 百万円 → 遂行率 76%
    • 備考: Dify関連売上 76 百万円(全体の約70%)。新設本部へ業務移管で成長集中。

業績の背景分析

  • 業績概要: プロダクトとAIエージェントが上半期の売上成長を牽引し、会社全体で対前年で約+11%成長。だが、コンサルの主要案件収束、組織強化による人件費・採用費の増加、M&A関連費用が営業利益を圧迫。
  • 増減要因:
    • 増収要因: QUIDのSMM需要、QUIDへLLM機能追加、AIエージェント需要急伸、Dify導入案件。
    • 減益要因: 固定費増(人件費・採用費・組織強化)、M&A候補に伴う費用(手数料・デューデリジェンス費)計上、主要顧客の一部プロジェクト収束によるコンサル収入の停滞。
  • 競争環境: 生成AI・AIエージェント市場は急拡大かつ競合多数(国内外のプラットフォーム事業者、クラウド事業者等)。TDSEの差別化は「データサイエンティストの技術力」「QUID等先進ツールの取り扱い」「Dify国内パートナー等アライアンス」。
  • リスク要因: M&A候補リスク(今回の見送り事例)、主要顧客依存(コンサル事業での大口比率)、採用/人件費の増加、競合による価格・機能競争、技術の陳腐化(LLM選択肢増)。

戦略と施策

  • 現在の戦略: MISSION2025の最終年度は「オーガニック成長へ収斂」し売上30億円・営業利益2億円を目標に修正。重点はコンサルの組織強化、プロダクトの拡販、AIエージェント事業の早期拡大。
  • 進行中の施策:
    • 営業強化: 営業人員大幅増強、プリセールス専任の組織化、マーケ・イベント強化、メルマガ/ウェビナー増強。
    • アライアンス: 三菱総合研究所、Databricks、NTTデータ、GDEPアドバンス等と連携強化。
    • 人材育成: 生成AIエンジニア・Databricks開発要員を中心に採用強化。上半期技術人員133名(目標141名)、リーダー44名(目標41名超過)。
  • セグメント別施策:
    • コンサル: 既存顧客の深掘り、AIエージェント領域へデータサイエンスノウハウを融合し案件開拓。
    • プロダクト: QUIDのLLM機能強化、代理店網・営業網の拡大、VoCデータを活用した新機能(KAIZODE等)。
    • AIエージェント: Difyを中心にRAG対応、オンプレ(GDEPアドバンス)や企業向けLLM対応モジュールを整備。
  • 新たな取り組み: AIエージェント本部新設・業務移管、Dify国内パートナー契約、TDSE自社製QAジェネレータ等自社プロダクト開発継続。

将来予測と見通し

  • 業績予想(2025年度修正:会社公表)
    • 売上高(通期修正): 3,000 百万円(30.0億円、修正計画)
    • 営業利益(通期修正): 200 百万円(2.0億円)
    • 経常利益: 204 百万円
    • 当期純利益: 137 百万円
    • 予想の前提: M&Aは当面実行せず、オーガニック成長を前提に算出。為替等の前提は資料に記載なし。
    • 経営陣の自信度: 成長領域(生成AI・AIエージェント)への投資は継続する姿勢だが、M&Aの延期等で慎重な姿勢が示されている(中立〜慎重寄り)。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無: 当初(M&A含む)33億円超を目指していたが、M&A延期に伴い30.0億円へ下方修正(オーガニック中心に収斂)。
    • 修正理由: M&Aの延期(契約前デューデリジェンスで会計上の不備等を確認し見送り)、各事業の遂行状況を踏まえた現実的見直し。
    • セグメント別通期修正内訳(2025年度修正計画)
    • コンサル事業: 23.7 億円(下方修正)
    • プロダクト事業: 4.1 億円(上方修正)
    • AIエージェント事業: 2.2 億円(上方修正)
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中計(MISSION2025)最終年度は売上30億・営業利益2億をKGIとする修正。ストックオプション等の経営インセンティブは目標達成にリンク(売上33/35/37億の達成割合で行使)。
    • KPI進捗:プロダクト・AIエージェントは良好、コンサルは未達気味(既存案件収束が要因)。
  • 予想の信頼性: M&A見送りや市場急変の可能性を踏まえ、当社は保守化した数値に修正。過去の達成傾向は事業により差がある(プロダクトは好調、コンサルは案件依存で変動)。
  • マクロ影響: 生成AI市場の急成長(市場調査を基に年CAGR数十%想定)が追い風。逆に競争激化・人材需給・技術選定リスクが業績変動要因。

製品やサービス

  • 主要製品/サービス:
    • QUID Monitor(ソーシャルメディアリスニング): 多言語対応、SNSベンダーとオフィシャル契約。LLM機能(AI Summary / Ask Quid)を追加し差別化。
    • Dify(AIエージェントプラットフォーム): 国内第1号パートナー。RAG標準搭載、複数LLM接続、外部ツール連携。
    • TDSE自社プロダクト: TDSE QAジェネレータ(生成AIでQA自動生成)、TDSE Eye(画像AI異常検知)、KAIZODE(レビュー分析向けエージェント)。
  • 協業・提携: Dify(国内パートナー)、Cognigy(対話型AIの代理店)、Databricks、三菱総研、NTTデータ、GDEPアドバンス等。
  • 成長ドライバー: 生成AI需要の急拡大、QUIDのLLM機能、AIエージェント導入支援(Dify導入実績)とそれに伴うSaaS/ライセンス収入の拡大。

Q&Aハイライト

  • 経営陣の姿勢: M&A中止の経緯を開示し、基準見直し・プロセス強化を明言。成長投資は継続しつつリスク管理を強化する姿勢。
  • 未回答事項: 配当方針の詳細、具体的な下期の案件獲得見込み数・主要顧客別の詳細寄与などは明示なし → 要フォロー。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 全体としてはやや強気(成長分野への投資・組織強化)と慎重(M&A見送り、計画修正)が混在。市場機会は重視しつつリスク管理を優先する姿勢。
  • 表現の変化: 前回(当初計画)より慎重な文言が増加(M&Aの延期・計画修正の説明)。
  • 重視している話題: 生成AI/AIエージェント事業の拡大、プロダクトの機能強化(LLM統合)、人材増強と組織改編。
  • 回避している話題: 詳細な下期見込みの内訳(案件別・顧客別の精密見通し)や配当方針の明示。

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因:
    • プロダクト(QUID)の市場適合性とLLM統合による差別化。
    • AIエージェント事業(Dify等)の立ち上がりが早期に売上化(上半期で高成長)。
    • 技術人材の増強(技術人員133名、リーダー44名)と豊富な技術ライブラリ(scorobox)。
  • ネガティブ要因:
    • 上半期は利益面で大幅悪化(固定費増+M&A関連費用)。
    • コンサル事業の主要顧客プロジェクト収束による不確実性。
    • M&A見送りに伴う期待収益の減少/外部成長の先送り。
  • 不確実性:
    • 下期での営業獲得の成否、採用・育成の進捗、競合環境の激化やLLMプラットフォーム選定の影響。
  • 注目すべきカタリスト:
    • 大口案件獲得やプロダクトの大口導入発表。
    • 下期の営業成果(コンサル回復・AI案件量)。
    • 将来のM&A再開とその実行(ターゲットの見直しと基準改善の結果)。
    • DifyやQUIDの大型契約/ライセンス拡大。

重要な注記

  • 会計方針: 特段の会計方針変更の記載なし。ただしM&A候補に係るデューデリジェンス費用等を上半期費用として計上。
  • リスク要因(資料記載): 市場環境変化、採用・育成・競争、M&Aリスク、見通しの前提不確実性。
  • その他: 資料は11月1日時点の状況説明を基に作成。資料内の「当初計画」は2025年5月14日開示の数値を基準としている点に留意。

(注)不明・未開示の項目は「–」としています。投資助言は行っておらず、資料の事実情報を整理して提供しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7046
企業名 TDSE
URL https://www.tdse.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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