企業の一言説明

クックビズは飲食業界に特化した人材サービス(求人情報サイト運営、人材紹介)を展開する企業であり、近年は水産物の加工・販売を行う投資事業も手掛けるニッチ市場特化型の企業です。

投資判断のための3つのキーポイント

  • 飲食業界特化の優位性: 飲食業界に特化した人材サービスは専門性が高く、独自の顧客基盤とノウハウを構築しています。しかし、直近のHR事業は減収減益となっており、回復動向が焦点です。
  • 事業ポートフォリオのリスクと機会: 飲食業界特化の人材サービスに加え、水産物の冷凍加工という異業種投資を行っています。この多角化は成長機会ともなり得ますが、投資事業の業績変動リスク(漁獲量減少など)を抱え、直近は双方の事業が足を引っ張る形となっています。
  • 財務体質と収益性の不安定さ: 過去12ヶ月のROEや営業利益率は大幅なマイナスであり、Piotroski F-Scoreも1点と財務品質に懸念があります。特に、投資事業の減損やHR事業の生産性改善の遅れにより、直近の四半期決算は赤字に転落しており、収益安定性には大きな課題を抱えています。

企業スコア早見表

項目 スコア 判定
成長性 C 伸び悩みの可能性
収益性 D 非常に低い
財務健全性 D 懸念あり
バリュエーション C 適正~やや割高

注目指標サマリー

指標 業界平均比
株価 791.0円
PER 27.57倍 業界平均25.7倍
PBR 2.12倍 業界平均2.5倍
配当利回り 0.00%
ROE -32.45%

1. 企業概要

クックビズは、飲食業界に特化した人材紹介事業を主軸とし、求人情報サイトの運営や有料職業紹介サービスを提供しています。飲食業界経験者に特化した登録・研修に強みを持ち、特定分野での専門性を確立しています。近年は、成長支援・投資事業として水産物の冷凍加工事業も展開しており、多角的な収益モデルを構築しようとしています。技術的な独自性としては、飲食業界に特化した深耕されたデータベースとマッチングノウハウが挙げられます。

2. 業界ポジション

クックビズは、飲食業界という特定のニッチ市場における人材サービスで確固たるポジションを築いています。飲食業界の専門職から一般職までを網羅し、業界内のネットワークを強みとしています。競合他社と比較した場合、総合型人材サービス大手とは異なる専門性で差別化を図っていますが、飲食業界に特化した中小規模の競合も存在します。財務指標を見ると、PER(株価収益率)は27.57倍で業界平均25.7倍よりやや高く、PBR(株価純資産倍率)は2.12倍で業界平均2.5倍よりやや低い水準にあります。収益性が安定しない中でのPER水準は、今後の成長期待が織り込まれている可能性を示唆しています。

3. 経営戦略

クックビズの中期経営計画に関する具体的な言及は提示されていませんが、決算短信からはHR事業における「採用総合パッケージの強化」や「Liteプラン導入による顧客層拡大」、投資事業における「鮮魚・ホタテの販路拡大」や「ECサイトでの一般消費者向け販売促進」といった成長戦略の方向性が読み取れます。これらの施策を通じて、HR事業の生産性向上と投資事業の収益基盤強化を目指していると考えられます。
直近の重要イベントとしては、2025年11月期第1四半期決算(2025年4月14日提出)において、HR事業と投資事業双方の減収減益に伴う営業損失および純損失の計上が発表されています。一方で、通期の業績予想については、2025年11月期(短信発表)と2026年11月期(株探予想)で黒字転換を見込んでいる点が注目されます。

【財務品質スコア】Piotroski F-Score

項目 スコア 判定 投資家向け解釈
総合 1/9 C やや懸念

投資家向け解釈: Piotroski F-Scoreが1点というのは、財務の健全性や収益性に複数の懸念点があることを示しています。9点満点中7点以上が財務優良とされる中で、1点という低いスコアは投資を検討する上で慎重な分析が必要であることを示唆します。具体的には、営業キャッシュフローがマイナスであること、ROA(総資産利益率)やROE(自己資本利益率)、営業利益率がいずれもマイナスであることが減点要因となっています。唯一、流動比率の健全性のみが加点要因として評価されています。

【収益性】

指標 ベンチマーク 評価 投資家向け解釈
営業利益率 -11.84% 5% 非常に低い 本業で利益が出ていない状況。採算性に大きな課題。
ROE -31.20% 10% 非常に低い 株主が出資したお金を効率的に使って利益を生み出せていない。
ROA -6.34% 5% 非常に低い 会社の全ての資産を活用して利益を出す効率が悪い。

解説: クックビズの収益性は、過去12ヶ月のデータにおいて非常に厳しい状況にあります。営業利益率は本業の採算性を示しますが、マイナスであることは本業で損失を出していることを意味します。ROEとROAも大幅なマイナスであり、企業全体として利益を生み出す力が著しく低下していることを示唆しています。特にROEが-30%台というのは、株主資本を食い潰している状態であり、喫緊の収益改善が求められます。

【財務健全性】

指標 評価 投資家向け解釈
自己資本比率 28.8% 低い 財務基盤が比較的脆弱。借入依存度が高い可能性。
流動比率 2.43倍 健全 短期的な支払い能力は問題なし。
Total Debt/Equity 185.87% 高い 自己資本に対し負債が非常に多く、財務レバレッジが高い。

解説: 自己資本比率28.8%は、企業の財務基盤が必ずしも強固ではないことを示しています。グロース市場上場企業としては成長のための投資で一時的に低下することもありますが、一般的には30%を下回るとやや低いとみなされます。Total Debt/Equity(負債資本倍率)が185.87%と非常に高い水準にあることも、負債依存度が高い現状を浮き彫りにしています。一方で、流動比率が2.43倍(243%)と短期的な負債の返済能力は高く、すぐに資金繰りに窮するような状況ではありません。しかし、営業キャッシュフローが大幅なマイナスであることを考慮すると、今後の資金繰り動向は注視が必要です。

【キャッシュフロー】

指標 評価 投資家向け解釈
営業キャッシュフロー -389百万円 非常に悪い 本業での資金創出ができておらず、資金流出が継続。
フリーキャッシュフロー -421百万円 非常に悪い 本業に加え、投資活動でも資金流出。経営の持続性に関わる。

解説: 過去12ヶ月の営業キャッシュフロー(営業CF)は-389百万円、フリーキャッシュフロー(FCF)は-421百万円と、いずれも大幅なマイナスとなっています。営業CFがマイナスであることは、企業の主要事業活動で現金を稼ぎ出せていないことを意味し、事業活動で資金が流出している状態です。フリーキャッシュフローもマイナスであるため、本業で得た資金で設備投資などの投資活動を賄えておらず、追加の借入や増資などで資金を調達する必要がある状況を示しています。このキャッシュフローの状況は、企業の持続可能性にとって大きな懸念材料です。

【利益の質】

指標 評価 投資家向け解釈
営業CF/純利益比率 -1.23倍 要確認 純利益がマイナス、営業CFもマイナスで、利益の質が低い。

解説: 通常、営業キャッシュフローが純利益を上回る(1.0倍以上)場合、利益の質が高いとされます。しかし、クックビズの場合、純利益も営業キャッシュフローもマイナスの状態です。この状況は、たとえ会計上の利益が計上されたとしても、それが現金として手元に残っていない可能性や、実態として資金が流出していることを示しており、利益の質は非常に低いと言わざるを得ません。

【四半期進捗】

2025年11月期第1四半期(2024年12月1日~2025年2月28日)の売上高は772百万円で通期予想3,500百万円の約22%、営業利益は△84百万円で通期予想175百万円に対して赤字、親会社株主に帰属する四半期純利益は△107百万円で通期予想112百万円に対して赤字と、通期予想(2025年11月期)に対する進捗率は大幅に遅れています。第1四半期で既に赤字に転落しているにもかかわらず、通期予想を据え置いている点には注意が必要です。第2四半期以降で大幅な巻き返しがなければ、通期予想の下方修正リスクがあると考えられます。
なお、提供データには株探の2025年11月期連結予想で「営業益: -374百万円、最終益: -404百万円」と、決算短信の同期間の通期予想と大きく異なる数値がありますが、最新の決算短信において「通期の業績予想に変更なし」とされていますので、決算短信に記載された通期予想値を優先して評価しています。

【バリュエーション】

指標 業界平均 割安/適正/割高判定 投資家向け解釈
PER(会社予想) 27.57倍 25.7倍 適正~やや割高 株価が利益の約27.6年分。業界平均より若干高め。
PBR(実績) 2.12倍 2.5倍 適正~やや割安 株価が純資産の約2.12倍。業界平均と比較してやや低評価。
目標株価 (業種平均PBR基準) 984円 PBRで評価した場合、現在の株価は潜在的な上昇余地がある。

解説: クックビズのPER(株価収益率)27.57倍は業界平均25.7倍と比較してわずかに高めですが、収益性の不安定さを考慮すると、決して割安水準とは言えません。PBR(株価純資産倍率)2BR 2.12倍は業界平均2.5倍よりも若干低いですが、これはROEの低さや財務健全性への懸念を反映している可能性があります。業種平均PBR基準で算出した目標株価984円は現在の株価791.0円よりも高い水準にありますが、これは純粋にPBRに基づいた計算であり、今後の収益改善が実現した場合の可能性を示唆しているに過ぎません。現在の収益性では、PBRが1倍を超えていること自体が割高に感じられる可能性もあります。

【テクニカル】

指標 評価 投資家向け解釈
52週レンジ内位置 84.8% 年初来高値(834円)に近く、高値圏に位置する。 短期的に上昇基調にあるが、天井圏に注意。
5日移動平均線 796.60円 現在株価(791.0円)は5日移動平均線を下回っている。 短期的な下落トレンドへの転換の可能性。
25日移動平均線 755.00円 現在株価は25日移動平均線を上回っている。 中期的な上昇トレンドは継続中。
75日移動平均線 655.33円 現在株価は75日移動平均線を大きく上回っている。 長期的な上昇トレンドが強い。
200日移動平均線 658.43円 現在株価は200日移動平均線を大きく上回っている。 長期的な上昇トレンドが強い。

解説: 現在の株価791.0円は、52週高値の834.0円に比較的近い84.8%の位置にあり、高値圏で推移しています。株価は5日移動平均線を下回っていますが、25日、75日、200日移動平均線を大きく上回っているため、中期から長期にかけては上昇トレンドが継続しています。特に200日移動平均線からの乖離率が大きいことから、直近の株価上昇ピッチが速かったことが伺えます。短期的には調整局面に入る可能性も考慮しながらも、全体としてはポジティブなテクニカルチャートと言えるでしょう。

【市場比較】日経平均・TOPIXとの相対パフォーマンス

指標 クックビズリターン 市場指数リターン 比較結果
1ヶ月リターン +8.65% 日経+6.10% 日経平均を2.56%ポイント上回る(アウトパフォーム)
3ヶ月リターン +23.98% 日経+12.16% 日経平均を11.82%ポイント上回る(アウトパフォーム)
6ヶ月リターン +19.67% 日経+35.45% 日経平均を15.78%ポイント下回る(アンダーパフォーム)
1年リターン +2.20% 日経+35.20% 日経平均を33.00%ポイント下回る(アンダーパフォーム)
1ヶ月リターン +8.65% TOPIX+6.86% TOPIXを1.79%ポイント上回る(アウトパフォーム)

解説: クックビズの株式は、過去1ヶ月および3ヶ月の短期的な期間では、日経平均株価やTOPIXを上回るパフォーマンスを示しており、好調に推移しています。しかし、6ヶ月および1年といった中長期の期間で見ると、日経平均株価を大きく下回るアンダーパフォームとなっており、市場全体の強い上昇トレンドには乗り切れていない現状が浮き彫りになります。これは、直近の収益性の悪化などが投資家心理に影響を与えている可能性が考えられます。

【定量リスク】

指標 投資家向け解釈
ベータ値 0.20 市場全体の変動に比べて、株価の変動は小さい(市場との連動性が低い)。
年間ボラティリティ 44.27% 株価の変動が大きく、年に±44.27%程度の変動が想定される。
最大ドローダウン -43.50% 過去最悪の下落が43.50%あった。この程度の下落は今後も起こりうる。
年間平均リターン 22.29% 過去のリスクに見合う平均リターンは約22.29%。
シャープレシオ 0.49 リスクを取って得られたリターンは平均を下回る。

解説: クックビズのベータ値は0.20と非常に低く、市場全体の動きに株価が連動しにくい特性を持っています。これは、市場全体が大きく変動する局面でも比較的安定した値動きをする可能性を示しますが、その一方で、好地合いにおいても市場に追随しにくい面もあります。
しかし、年間ボラティリティは44.27%と高水準であり、株価の変動幅は大きい銘柄であると言えます。例えば、仮に100万円投資した場合、年間で±44万円程度の変動が想定される可能性があるため、投資にはある程度のリスク許容度が必要となります。
過去の最大ドローダウンは-43.50%と大きく、同様の下落が今後も起こりうることを認識しておくべきです。シャープレシオは0.49と1.0を下回っており、リスクを取って得られるリターンが十分ではないと評価できます。

【事業リスク】

  • 事業ポートフォリオの変動性: HR事業と投資事業という異なる特性を持つ事業を展開しており、それぞれの市場環境(飲食業界の求人動向、漁獲量の変動など)に業績が左右されやすい構造です。特に直近は、漁獲量減少が投資事業の赤字化に影響を与えています。
  • 収益構造の脆弱性: 人件費や販管費が高水準で推移する一方で、売上高の成長が鈍化または減少する局面では、利益が圧迫されやすい体質です。特に、HR事業の生産性改善の遅れは収益回復の重荷となっています。
  • 市場競争と景気変動: 飲食業界の人材サービスは競争が激しく、他社との差別化や顧客獲得が常に課題です。また、全体の景気変動や飲食業界の動向が求人需要に直接影響を与えるため、外部環境の変化に業績が左右されやすいリスクがあります。

7. 市場センチメント

指標 投資家向け解釈
信用買残 30,300株 将来の売り圧力となる可能性を秘めた、買い方が多い状態。
信用売残 0株 株価下落を予想する売り方がいない状態。
信用倍率 0.00倍 信用売残がないため、倍率は算出されない。

解説: 信用買残が30,300株ある一方で、信用売残は0株となっており、信用倍率も計算されていません。これは、売り方がほとんどいない状況で買い方が多いことを示しており、潜在的な売り圧力が存在する可能性があります。株価が上昇した場合、これらの信用買いが利益確定のために売却されることで、株価の上昇が抑制される可能性があります。

主要株主構成

株主名 保有割合
藪ノ賢次 37.49%
SBI証券 9.41%
藪ノ郁子 7.51%
日本カストディ銀行(信託口) 7.19%

解説: 筆頭株主は代表取締役である藪ノ賢次氏が37.49%を保有しており、創業者の影響力が強い企業であることがわかります。SBI証券などの機関投資家も一定の保有割合を占めていますが、個人株主の割合も高いと推察されます。安定株主が多いことは経営の安定性につながる一方、市場に流通する株式(浮動株)が少ないため、出来高が少ない日には株価が変動しやすい可能性も考慮すべきです。インサイダー保有比率が65.89%と高いことも、この点を裏付けています。

8. 株主還元

指標 投資家向け解釈
配当利回り 0.00% 現在、配当は実施していない。将来の成長投資を優先する方針。
配当性向 0.00% 利益が発生しても全額を事業に再投資する判断。
自社株買い データなし 現状は自社株買いによる株主還元は確認できない。

解説: クックビズは現在、配当を実施しておらず、配当利回りも配当性向も0.00%となっています。これは、現状の収益性や財務状況を鑑み、株主への直接的な還元よりも、事業への再投資による成長を優先する方針であると考えられます。グロース市場上場企業としては、成長投資を優先するケースは一般的ですが、収益が安定しない状況では、将来の配当も不透明であると見るべきでしょう。

SWOT分析

強み

  • 飲食業界特化による専門性と顧客基盤:飲食業界の人材ニーズを深く理解し、効率的なマッチングを実現するノウハウとデータベースを保有。
  • 事業多角化の可能性:人材事業に加え、水産物加工販売の投資事業を展開し、収益の柱を増やす潜在的な機会を持つ。

弱み

  • 収益性と財務体質の不安定さ:過去12ヶ月のROE・営業利益率は大幅マイナス、自己資本比率も低く、財務健全性に懸念がある。
  • キャッシュフローの悪化:営業CF、フリーCFともに大幅なマイナスであり、事業活動で資金を創出できていない。

機会

  • 飲食業界の人手不足と求人需要の高まり:慢性的な人手不足を抱える飲食業界において、人材サービスへの需要は今後も堅調に推移する見込み。
  • 新規事業の拡大とシナジー効果:飲食業界への投資事業を通じた新たな販路開拓や、本業とのシナジー創出の可能性。

脅威

  • 競合激化と価格競争:飲食業界向け人材サービス市場は競争が激しく、今後も競合他社の参入や価格競争のリスクがある。
  • 投資事業の外部環境リスク:水産物の漁獲量減少や市場価格の変動など、投資事業の業績を左右する不確定要素が多い。

この銘柄が向いている投資家

  • リスクを許容し、長期的な経営戦略に賭ける投資家: 短期的な業績不振や財務リスクを理解し、飲食業界特化のニッチ戦略や事業再生・多角化の成功に期待する投資家。
  • グロース市場の成長株を探索する投資家: 現在は苦境にあるものの、市場の回復や経営戦略の奏功によって大幅な業績回復と株価上昇を期待する投資家。

この銘柄を検討する際の注意点

  • 業績回復の蓋然性の評価: 直近の四半期決算が大幅な赤字である一方で、通期での黒字化予想が出されています。この業績回復の根拠、特にHR事業の生産性改善と投資事業の安定化が計画通りに進むか、その動向を慎重に見極める必要があります。
  • 財務健全性の継続的な監視: 自己資本比率の低さや営業キャッシュフローのマイナス状況は、今後の資金調達や経営の安定性に影響を与える可能性があります。定期的な財務状況の確認が不可欠です。

今後ウォッチすべき指標

  • 四半期ごとの営業利益と純利益の動向: 特にHR事業と投資事業それぞれのセグメント別利益の改善状況。
    • 目標値: 2025年11月期第2四半期以降、営業利益が黒字化し、通期予想(短信記載の売上高3,500百万円、営業利益175百万円、純利益112百万円)に対する進捗率が回復すること。
  • 営業キャッシュフローのプラス転換: 本業での資金創出能力が回復しているか。
    • 目標値: 営業キャッシュフローが継続的にプラスに転換すること。
  • 自己資本比率の改善: 財務基盤の強化状況。
    • 目標値: 自己資本比率が30%台後半から40%以上へ改善すること。

成長性: C (伸び悩みの可能性)

根拠: 2024年11月期までは売上高は増加傾向にありましたが、直近の2025年11月期第1四半期決算では前年同期比で売上高が14.0%減少しました。また、株探の2025年11月期連結予想では売上高が2,860百万円と前期から減収見込みとなっています(短信の2025年11月期通期予想は増収)。2026年11月期連結予想では増収を見込むものの、利益面が大きく変動しており、安定した成長が見込めないため「C」と評価しました。

収益性: D (非常に低い)

根拠: 過去12ヶ月のROEは-31.20%、営業利益率は-11.84%と、指標が軒並み大幅なマイナスとなっています。これは、ベンチマーク(ROE10%以上、営業利益率10%以上でS評価)を大きく下回り、利益を全く生み出せていない状況であり、収益性は極めて低いと判断し「D」と評価しました。

財務健全性: D (懸念あり)

根拠: 自己資本比率は28.8%と低水準であり、D評価の基準(20%未満)に近い水準です。Piotroski F-Scoreも1点と非常に低く、財務の質に大きな懸念があります。Total Debt/Equityも185.87%と負債比率が高い点も考慮し、流動比率は高いものの、総合的に財務健全性は低いと判断し「D」と評価しました。

バリュエーション: C (適正~やや割高)

根拠: PER(会社予想)は27.57倍で、業界平均25.7倍と比較してやや高い水準にあります。PBR(実績)は2.12倍で業界平均2.5倍よりやや低いですが、現状の収益性(ROEが大幅マイナス)を考慮すると、割安とは言えません。今後の収益回復が確実でない状況でのPER水準は、適正からやや割高と判断し「C」と評価しました。


企業情報

銘柄コード 6558
企業名 クックビズ
URL https://corp.cookbiz.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 791円
EPS(1株利益) 28.69円
年間配当 0.00円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 0.0% 31.4倍 900円 2.6%
標準 0.0% 27.3倍 783円 -0.2%
悲観 1.0% 23.2倍 699円 -2.4%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 791円

目標年率 理論株価 判定
15% 389円 △ 103%割高
10% 486円 △ 63%割高
5% 613円 △ 29%割高

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.16)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。

By ジニー

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