2026年2月期第2四半期(中間期)決算短信[日本基準](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:中間期の実績は会社(通期)予想に対して強い上振れ。通期予想(修正後)に対する進捗は、売上高進捗率51.1%、営業利益進捗率98.9%、親会社株主に帰属する当期純利益は通期目標を既に103.0%達成(中間期で上振れ)。(※通期予想は当中間期に修正あり)
- 業績の方向性:増収増益(中間期売上高49,629百万円:前年同期比+25.4%、営業利益4,249百万円:前年同期比+494.3%)
- 注目すべき変化:前年同期は経常損失・中間純損失であったところ、今期は経常利益4,364百万円/中間純利益4,120百万円へ大幅改善(映像関連・演劇・不動産いずれも改善)。特に映像関連事業のヒット作や劇場売店強化、配信/権利収入が寄与。
- 今後の見通し:中間期の利益水準が通期予想に対して非常に前倒しで到達しており、通期予想(売上97,000百万円、営業利益4,300百万円、当期純利益4,000百万円)は保守的に見える。会社は当中間期に通期予想を修正済(詳細は別途公表資料参照)。
- 投資家への示唆:中間期の高い営業CF(11,693百万円)と現金・投資有価証券の増加により財務基盤は強化。ただし中間期はヒット作や一時的な引当金戻入(事業撤退引当金戻入等)など一時要因の影響もあり、今後の映画興行・演劇ラインナップの成果で通期着地が左右される点に注目。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:松竹 株式会社
- 主要事業分野:映像関連事業(映画配給、映画館運営、版権・配信、放送等)、演劇事業(歌舞伎・一般演劇の劇場運営・ツアー等)、不動産事業(賃貸収入等)、その他(商品販売・ゲーム等)
- 代表者名:代表取締役社長 高橋 敏弘
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月15日
- 対象会計期間:2026年2月期 第2四半期(中間期)。期間:2025年3月1日~2025年8月31日(連結、 日本基準)
- 決算補足説明資料:作成あり
- 決算説明会:開催なし
- セグメント:
- 映像関連事業:劇場運営、映画配給、映像版権許諾、有料放送等
- 演劇事業:歌舞伎・一般演劇(劇場公演、巡業、配信等)
- 不動産事業:賃貸事業(歌舞伎座タワー等)
- その他:プログラム制作・販売、キャラクター商品、配信コンテンツ、新規事業・ゲーム等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):13,937,857株(2026年2月期中間期)
- 期末自己株式数:193,505株
- 期中平均株式数(中間期):13,742,605株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年10月15日(実施済)
- 決算説明会:無
- 株主総会等:–(本資料に記載なし)
- その他IRイベント:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社が公表している通期予想(修正後)との比較)
- 売上高:実績49,629百万円/通期予想97,000百万円 → 進捗率 51.1%
- 営業利益:実績4,249百万円/通期予想4,300百万円 → 進捗率 98.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績4,120百万円/通期予想4,000百万円 → 達成率 103.0%(中間期で通期目標を上回る)
- サプライズの要因:
- コア要因:映像関連(劇場興行、ライブビューイング、配信・権利売上)、演劇(創業130周年記念公演等)の好調により売上・セグメント利益が増加。
- 一時要因:事業撤退損失引当金戻入益658百万円(BS松竹東急株式譲渡に伴う戻入)等の特別利益が寄与。その他、投資有価証券の評価差額増加(OCI)による包括利益の増加。
- 期比較で前年は持分法による投資損失(3,890百万円)計上があったが、今期は発生せず営業外費用が減少。
- 通期への影響:
- 中間期で営業利益・純利益がほぼ通期目標に到達/上回っており、会社の通期業績予想は達成可能性が高いとみられる。ただし映画・演劇のヒット作依存度が高く、下期の作品ラインナップと一時要因の有無により最終着地が変動するリスクあり。
財務指標
- 財務諸表の要点(中間期末 2025年8月31日)
- 総資産:226,428百万円(前期末208,900百万円、+17,528百万円)
- 純資産:103,232百万円(前期末93,152百万円、+10,079百万円)
- 負債合計:123,196百万円(前期末115,747百万円、+7,448百万円)
- 自己資本比率:45.6%(安定水準)
- 現金及び預金:22,611百万円(期首14,912百万円)
- 収益性(中間期)
- 売上高:49,629百万円(前年同期39,587百万円、+25.4%/+10,042百万円)
- 営業利益:4,249百万円(前年同期715百万円、+494.3%)
- 営業利益率:8.56%(4,249/49,629)
- 経常利益:4,364百万円(前年同期△3,148百万円 → 黒字転換)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:4,120百万円(前年同期△681百万円 → 黒字転換)
- 1株当たり中間純利益(EPS):299.81円(前年同期△49.63円)
- 収益性指標(目安との比較)
- ROE(概算、当期純利益/平均自己資本):約4.2%(目安:8%以上で良好 → 現状は低め)
- ROA(概算、当期純利益/総資産):約1.82%(目安:5%以上で良好 → 現状は低め)
- 営業利益率:8.6%(業種特性に依存)
- 進捗率分析(中間期→通期)
- 売上高進捗率:51.1%(通常ペース。ただし映像興行は季節・作品依存)
- 営業利益進捗率:98.9%(非常に高い進捗)
- 純利益進捗率:103.0%(中間で通期目標超過)
- キャッシュフロー(中間期)
- 営業CF:11,693百万円(前年同期154百万円 → 大幅改善)
- 投資CF:△3,068百万円(投資有価証券取得、固定資産取得等)
- 財務CF:△926百万円(借入返済等)
- フリーCF(営業CF + 投資CF):約8,625百万円(プラス)
- 現金及び現金同等物残高:22,611百万円(期首14,912百万円、増加)
- 営業CF/純利益比率:約2.84(11,693 / 4,120)→ 1.0以上で健全
- 四半期推移(QoQ):–(本資料は中間累計の開示。四半期別の詳細は別資料参照)
- 財務安全性
- 自己資本比率:45.6%(安定水準)
- 流動比率(概算):流動資産46,953 / 流動負債34,902 ≒ 134.5%(短期支払対応可能)
- 負債比率(概算):負債合計123,196 / 純資産103,232 ≒ 119.4%(やや高め)
- 効率性・セグメント別
- セグメント利益寄与(中間期):映像関連2,576百万円、演劇489百万円、不動産2,851百万円、その他△13百万円。映像関連と不動産の利益貢献が大きい。
- 財務の解説:現金・投資有価証券の増加で流動性は向上。長期借入金は増加(47,152→56,494百万円)しており、借入構成と返済スケジュールは確認が必要。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:事業撤退損失引当金戻入益 658百万円(BS松竹東急株式譲渡に伴う戻入)、投資有価証券売却益 56百万円 等
- 特別損失:投資有価証券評価損 245百万円、固定資産除却損 64百万円、劇場閉鎖損失19百万円 等
- 一時的要因の影響:事業撤退引当金戻入益等が純利益を押し上げている面があるため、特別要因を除いた通常営業ベースの利益動向も注視が必要(ただし営業利益自体も大幅改善)。
- 継続性の判断:配信や劇場運営強化などコア収益は継続性あるが、映画興行のヒット依存性と一時的な引当金戻入は継続性が低い。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当:0.00円(2026年2月期中間)
- 期末配当(予想):30.00円(通期合計30.00円)
- 直近公表の配当予想からの修正:無
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:–(通期目標と最終利益の関係で推計可能だが、資料に明記なし)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いに関する記載なし(自己株式は期末で保有あり:193,505株)
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産取得による支出(中間期):1,045百万円(前年中間期1,724百万円)
- 主な投資内容:映画館新設等(例:MOVIX広島駅開業は既報)、設備更新等(詳細は注記参照)
- 減価償却費:2,418百万円(中間期)
- 研究開発(R&D):特段の金額開示なし(新規事業・コンテンツ開発は実施)
受注・在庫状況(該当性)
- 受注状況:–(資料に記載なし)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・仕掛品等):商品及び製品1,829百万円(前期1,659)、仕掛品8,436百万円(前期8,002)。在庫増は若干。
- 在庫回転日数:–(記載なし)
セグメント別情報
- 映像関連事業(中間期)
- 売上高:27,996百万円(前年同期比+35.4%)
- セグメント利益:2,576百万円(前年同期比+488.1%)
- 主因:劇場運営好調、ヒット作(邦画・洋画・アニメ)、配信・版権売上増、売店部門強化
- 演劇事業
- 売上高:12,901百万円(前年同期比+17.8%)
- セグメント利益:489百万円(前年は△923百万円 → 大幅改善)
- 主因:創業130周年記念公演などの高稼働、配信・生配信実施
- 不動産事業
- 売上高:7,362百万円(前年同期比+6.4%)
- セグメント利益:2,851百万円(前年同期比△6.0%)
- 主因:高稼働維持、賃料改定等。ただし利益は微減
- その他
- 売上高:1,368百万円(前年同期比+32.3%)
- セグメント損失:△13百万円(前年△222百万円→損失縮小)
- 地域別売上:–(資料に記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:–(本資料に中期計画の数値目標は明示されていない)
- KPI達成状況:業績改善は確認されるが、ROE等中長期の収益性指標はまだ目標水準に達していない(ROE概算4.2%)。
競合状況や市場動向
- 競合比較:–(本資料に同業他社比較は記載なし)
- 市場動向:国内映画興行・演劇市場はヒット作に拠る変動性が高く、配信市場や海外権利収入の拡大が収益源となっている旨の説明あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025/3/1~2026/2/28)会社予想(修正後):売上高97,000百万円(+15.5%)、営業利益4,300百万円(+158.3%)、経常利益4,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,000百万円、EPS 291.03円
- 通期予想の修正有無:有(当中間期の業績と見通しを踏まえ修正。詳細は別資料「通期業績予想の修正に関するお知らせ」参照)
- 前提条件:為替等の具体前提は本資料に詳細記載なし(同別添参照)
- 予想の信頼性:中間実績が通期予想を上回る水準にあるため、少なくとも当面の予想は達成可能性が高いが、下期の作品興行成否と一時要因の有無が最終業績に影響。
- リスク要因:映画・演劇の興行不振、配信・権利収入の変動、景気・物価(円安等)によるコスト増、金利上昇・借入負担、投資有価証券の評価損動向等。
重要な注記
- 会計方針:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を期首より適用。中間連結財務諸表への影響はないと記載。
- レビュー:第2四半期(中間期)決算短信は監査法人のレビュー対象外。
- その他重要事項:当中間期に通期業績予想の修正あり(詳細は別途公表資料)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9601 |
| 企業名 | 松竹 |
| URL | http://www.shochiku.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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