2026年6月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想の修正を行っておらず(修正なし)。四半期ベースの会社予想は開示されていないため、決算サプライズは明確な「上振れ/下振れ」の開示はなし。通期予想に対する進捗で判断すると、売上は概ね順調だが営業利益・純利益の進捗は低い(下振れ懸念)。
- 業績の方向性:増収減益に近い(売上高は前年同期比△0.8%とほぼ横ばいだが、セグメント差あり。営業利益は△19.5%の減益)。
- 注目すべき変化:リサーチ・インサイト事業の海外売上が大幅減(前年同期比△20.8%、海外の不振が全体の業績押下げ要因)。一方、デジタルマーケティング事業は売上増(+5.4%)だが採算は圧迫。包括利益は為替差益の影響で大幅増(+539.7%)と変動要因あり。
- 今後の見通し:通期の会社予想(売上320億円、営業利益28億円、当期純利益15.5億円)に変更はなし。ただしQ1の進捗を見ると、営業利益・純利益進捗率が低く、達成可能性は下期の回復が前提。現時点で予想修正は発表されていない。
- 投資家への示唆:監視ポイントは(1)リサーチ・インサイト事業の海外回復、(2)営業利益率の回復(販管費・売上総利益の構造変化)、(3)為替・金利影響(為替差益/損の振れ、支払利息の増加)。会社が通期目標を維持しているため、四半期ごとの進捗動向と四半期説明会の補足コメントを確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社クロス・マーケティンググループ
- 主要事業分野:デジタルマーケティング事業(インフルエンサー支援、プロモーション、SI・DXコンサル、マーケティングHR等)、リサーチ・インサイト事業(オンライン/オフラインのマーケティングデータ収集・分析・インサイト提供、国内・海外調査)
- 代表者名:代表取締役社長兼CEO 五十嵐 幹
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年6月期 第1四半期(2025年7月1日~2025年9月30日、連結)
- 決算説明会の有無:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- デジタルマーケティング事業:ソーシャル&デジタルプロモーション、SI・DXコンサルティング、マーケティングHR等
- リサーチ・インサイト事業:国内/海外のリサーチ、分析、インサイト提供(旧データマーケティング・インサイトを統合)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):19,970,464株
- 期末自己株式数:567,201株
- 期中平均株式数(四半期累計):19,367,107株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表:–(資料に記載なし)
- 株主総会:–(資料に記載なし)
- IRイベント:決算説明会は実施済み(機関投資家向け)。今後の個別IRは別途案内。
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社は通期予想を修正せず。四半期の会社目標は非開示のため、通期予想に対する進捗で評価)
- 売上高:6,708百万円。通期予想32,000百万円に対する進捗率=約20.96%(会社予想との直接比較は不可)/前年同期比△0.8%
- 営業利益:286百万円。通期予想2,800百万円に対する進捗率=約10.21%/前年同期比△19.5%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:122百万円。通期予想1,550百万円に対する進捗率=約7.87%/前年同期比△14.2%
- サプライズの要因:
- 営業利益が進捗で低調なのは、売上総利益の減少と販管費の増加が主因(売上総利益減少:2,523 → 2,471百万円、販管費はやや増加)。また、支払利息の増加(15,966→20,450千円)など営業外費用も負担。前年は為替差損が大きかったが今期は為替差益が出て営業外収益が増加しているため、経常ベースでは差分が小さい。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を維持。Q1の進捗(売上21%・営業利益10%)は売上は概ね季節性を踏まえたペースだが、営業利益・純利益は下振れしており、下期での利益回復が前提。進捗の乖離が継続する場合は将来の予想修正可能性あり。
財務指標
- 財務諸表要点(第1四半期末 2025年9月30日)
- 総資産:16,056.9百万円(前期末16,421.2百万円、△364.3百万円)
- 純資産:8,117.6百万円(前期末7,986.9百万円、+130.7百万円)
- 自己資本比率:50.5%(安定水準。前期 48.6%)
- 現金及び預金:7,089.981百万円
- 受取手形・売掛金・契約資産:3,482.485百万円
- 棚卸資産(仕掛品):853.176百万円(前期 584.349百万円、増加)
- 有利子負債(短期+1年内返済予定長期+長期):449.971 + 1,087.054 + 2,402.084 = 3,939.109百万円
- ネットキャッシュ(概算):現金7,089.981 − 有利子負債3,939.109 ≒ 3,150.872百万円(正確な定義は企業開示に依存)
- 収益性(第1四半期累計)
- 売上高:6,708百万円(前年同期比△0.8%、△53百万円)
- 営業利益:286百万円(前年同期比△19.5%、△69百万円)
- 営業利益率:4.27%(286 / 6,708)(目安:業種により異なるが4.3%は中程度〜低め)
- 経常利益:290百万円(前年同期比△1.9%、△6百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:122百万円(前年同期比△14.2%、△20百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):6.29円(前年同期 7.41円、減少)
- 収益性指標(四半期ベース年率換算目安)
- ROE(年率換算=四半期純利益×4 / 自己資本)概算:約6.0%(121.822×4 / 8,114 ≒ 6.0%)(目安:8%以上が良好 → 現状は改善余地あり)
- ROA(年率換算):約3.0%(487.3 / 16,057 ≒ 3.0%)(目安:5%以上が良好 → 現状は低め)
- 営業利益率:4.27%(目安:業種平均との比較が必要だが、利益率改善が課題)
- 進捗率分析(通期予想に対するQ1進捗)
- 売上高進捗率:約20.96%(通期の25%に対しやや低いが許容範囲)
- 営業利益進捗率:約10.21%(通期25%目安に対し大幅に低い)
- 純利益進捗率:約7.87%(通期25%目安に対し大幅に低い)
- 過去同期間(前年Q1)との比較:売上はほぼ横ばい、営業利益・純利益は減少(営業利益率低下)
- キャッシュフロー:
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は未作成(注記あり)。よって営業CF・投資CF・財務CF、フリーCFは資料外。参考情報として減価償却費は70,438千円、のれん償却72,972千円。
- 営業CF/純利益比率:算出不可(CF未開示)。ただし現金残高は7,090百万円と潤沢。
- 四半期推移(QoQ):
- 前年同四半期との比較(YoY)を主に開示:売上△0.8%、営業利益△19.5%。季節性要因は事業特性上存在すると考えられるが、資料内での季節性詳細は限定的。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:50.5%(安定水準。目安40%以上で安定)
- 負債合計:7,939百万円(前期 8,434百万円、減少)
- 流動比率:流動資産12,460 / 流動負債5,230 ≒ 238%(良好)
- 効率性:
- 総資産回転率(四半期ベース年率換算)は資料不足のため厳密算出不可。売上に対する売上総利益は減少傾向で粗利改善が課題。
- セグメント別(主要数値)
- デジタルマーケティング事業:売上3,247百万円(前年同期比+5.4%)、セグメント利益203百万円(同△4.5%)
- リサーチ・インサイト事業:売上3,461百万円(前年同期比△6.0%)、セグメント利益624百万円(同△10.5%)
- セグメント別寄与:リサーチ事業の利益が依然大きいが海外減速で弱含み
- 財務の解説:
- 総資産は前期末比で減少、負債は減少し純資産が増加。現金は7,090百万円と潤沢で、実質的にネットキャッシュのポジション(概算約3,151百万円)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益/特別損失:該当記載なし(当四半期の特別損益は特段の開示なし)。
- 営業外項目の変動:為替差益13,326千円(前年同期は為替差損50,590千円)と振れが大きく、包括利益にも影響(包括利益:156百万円、前年24百万円)。これにより四半期包括利益が大きく変動している点に注意。
- 一時的要因の影響:為替差益は一時的要因と判断される可能性が高く、実質的な営業力評価は営業利益ベースが重要。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年6月期(実績):中間7.00円、期末7.00円、年間計14.00円
- 2026年6月期(予想):中間7.50円、期末7.50円、年間計15.00円(直近公表の配当予想に修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:通期予想で当期純利益1,550百万円、年間配当合計(1株当たり)15.00円を基に計算可能だが株価不明のため配当利回りは算出不可。配当性向(予想)=(総配当額/当期純利益)=(15.00円×発行済株式数調整後)/1,550百万円(詳細は企業提供の総配当額確認が必要)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの開示はなし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:当四半期の設備投資額の明細・合計記載なし(–)。
- 減価償却費:70,438千円(前年同四半期 111,601千円、減少)
- のれんの償却:72,972千円(前年 64,319千円、増加)
- 研究開発費(R&D):開示なし(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:開示なし(–)
- 在庫状況:棚卸資産(仕掛品)853.176百万円(前年同期比:増加、前期末584.349百万円)。在庫回転日数の開示はなし。
セグメント別情報(詳細)
- デジタルマーケティング事業
- 売上高:3,247.417百万円(前年同期比+5.4%)
- セグメント利益:202.616百万円(前年同期比△4.5%)
- 内訳:ソーシャル&デジタルプロモーションはIP・インフルエンサーが伸長も3PL減収で横ばい、SI・DXコンサルは既存開発の減収が影響、マーケティングHRは+35.3%で好調
- リサーチ・インサイト事業
- 売上高:3,460.771百万円(前年同期比△6.0%)
- セグメント利益:623.589百万円(前年同期比△10.5%)
- 内訳:国内売上は+1.6%(2,480百万円)で堅調、海外売上は△20.8%(981百万円)と地域別に差が大きい(英国、インド、インドネシアが苦戦)
中長期計画との整合性
- 中期経営方針「Unite & Generate」に基づくグループシナジー推進の継続を表明。通期計画(増収増益)は継続して目標としているが、Q1の営業利益進捗の弱さは中期計画の利益改善施策の進捗確認が必要。
- KPI達成状況:会社は通期目標を維持。セグメント別の改善(特に海外リサーチ回復とデジタル事業の採算改善)がKPI達成の鍵。
競合状況や市場動向
- 市場動向:DX投資拡大でデジタルマーケティング/マーケティングリサーチ市場は堅調。ただし海外経済や顧客業績の変動、物価高の影響など不確実性あり。
- 競合との比較:同業他社との定量比較は資料になし(–)。営業利益率・ROEの水準は同業平均との比較で評価する必要あり(現状ROE約6.0%で8%を下回る)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026年6月期):売上高 32,000百万円(+10.7%)、営業利益 2,800百万円(+11.0%)、経常利益 2,700百万円(+12.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,550百万円(+14.3%)。直近公表予想からの修正は無し。
- 会社予想の前提条件:開示文に詳細な前提(為替・原油等)は限定的。会社は「現時点で入手可能な情報に基づく一定の前提」を使用と記載。
- 予想の信頼性:Q1の営業利益進捗が低く、通期達成は下期回復(採算改善、海外回復)に依存。過去の予想達成傾向についての言及は資料に無し(–)。
- リスク要因:為替変動、海外市場の回復遅延、顧客企業の広告/調査予算の変動、金利上昇(支払利息増)等。
重要な注記
- 会計方針の変更:当四半期における会計方針の変更はなし。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理は適用あり(税金費用の見積り等)。
- セグメント区分の変更:当連結会計年度より報告セグメントを「デジタルマーケティング事業」「リサーチ・インサイト事業」の2区分へ変更(過去は3区分)。比較数値は変更後の区分で作成済み。
- キャッシュ・フロー計算書:当四半期の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3675 |
| 企業名 | クロス・マーケティンググループ |
| URL | https://www.cm-group.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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