2026年3月期第2四半期(中間期)決算説明会

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 海外事業(特にMILEI社のホエイ市況高止まり)を背景に上期は計画超過。国内は数量減が続くが成長領域へ資源集中、生産体制再編を加速(紙パックライン半減目標に対し26/3期末で約5割を集約決定)。
  • 業績ハイライト: 26/3期2Qは売上高2,933億円(前年比+0.9%:良)、営業利益208億円(前年比+18.9%:良、営業利益率7.1%)。
  • 戦略の方向性: 成長領域(ヨーグルト、アイス、菌体、海外育児用ミルク等)へ資源集中。国内は生産体制再編と効率化、海外は乳素材を中心に拡大。
  • 注目材料: 通期業績見通しを修正(売上高5,800→5,700億円、営業利益320→330億円):海外上方、国内下方。旧本社跡地の区分所有権取得(投資総額464億円、本社移転予定:2029年秋)。
  • 一言評価: 海外のコモディティ好転で短期的には業績支援される一方、国内の数量減・コスト期ズレや大規模構造改革が収益に影を落とす「明暗入り混じる決算」。

基本情報

  • 説明者: 発表者(役職):–、発言概要:スライドの要旨(上期実績、通期見通し修正、今後の施策・生産体制再編等)。
  • 報告期間: 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)。報告書提出予定日:–。配当支払開始予定日:–(中間配当は資料上45円予定)。
  • セグメント: 分類は「成長分野」「基幹分野(中核・乳業基盤・転換)」「育成・その他分野」「海外事業」。各分野は下記のカテゴリーで構成(例:成長=ヨーグルト・アイス・菌体、基幹=ビバレッジ・チーズ・牛乳等、育成=健康食品等、海外=MILEI等乳素材・育児用ミルク)。

業績サマリー

  • 主要指標(26/3期 第2四半期・上期実績)
    • 売上高:2,933億円(前年比+0.9%)(良:微増)
    • 営業利益:208億円(前年比+18.9%)(良:増益) 営業利益率:7.1%(前年6.0%)
    • 経常利益:219億円(前年比+27.3%)(良)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:146億円(前年比+50.8%)(良)※特別利益(退職給付制度終了益 約22億円)等の影響あり
    • 1株当たり利益(EPS):–(不明)
  • 予想との比較
    • 2Qにおける営業利益は上期計画を上回り(計画差 +28億円)、主因は海外子会社の増益(MILEI等)。
    • サプライズ:上期での海外好調(ホエイ価格高止まり)と特別利益等により純利益の押し上げがあり。国内は数量減で実質計画未達(修繕費等の期ズレを除くと実質未達との説明)。
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗率(単純割合):売上 2,933/5,700 = 約51.4%(進捗:やや良)、営業利益 208/330 = 約63.0%(進捗:良)、当期純利益 146/190 = 約76.8%(進捗:良、ただし特別項目影響あり)。
    • 中期経営計画(2025-28)や年度目標に対する達成率:成長領域は順調な拡大を目指すが、国内数量減等で計画通りとは言えない(進捗は分野により差)。
    • 過去同時期との進捗比較:前年同期比では利益面で改善(営業利益 +18.9%)。
  • セグメント別状況(2Q 実績 vs 前年)
    • 成長分野:売上 655億円(+2.6%)、営業利益 87億円(営業率13.3%、営業利益前年差 -9億円)— アイスは増収だが原料コスト・償却で減益
    • 基幹分野(中核・乳業基盤・転換):売上 1,800億円(-0.9%)、営業利益 107億円(+30億円)— MILEI社等の寄与が大きい
    • 育成・その他:売上 479億円(+5.8%)、営業利益 14億円(+10億円)
    • 海外事業(内訳):売上 394億円(+12.6%)、営業利益 68億円(+49億円、利益率高い)
    • 主要カテゴリー(2Q):ヨーグルト 287億円(-1%)、アイス 302億円(+5%)、MILEI(ドイツ)売上256億円(+22%)

業績の背景分析

  • 業績概要: 上期は海外(MILEI等)が好調で計画超過。国内は食品価格高騰や数量減少で厳しいが、価格改定やコスト抑制策で影響を緩和。修繕費等が下期にずれ込み、上期の数値は見かけ上の超過がある。
  • 増減要因:
    • 増収要因:MILEI社のホエイ市況高止まりによる販売単価上昇、海外育児用ミルクや菌体の拡大、アイスの増産。
    • 減収要因:国内BtoCの多くのカテゴリーで数量減(ヨーグルト、ビバレッジ、チーズ、牛乳等)。
    • 増益要因:海外子会社の増益、販売単価改定の実行、物流費抑制(独自子会社貢献)。
    • 減益要因:原材料・エネルギーコスト上昇、製造固定費(神戸新棟稼働による償却増)、原料乳の乳価改定。修繕費等の期ズレ(約10億円、下期へ)。
    • 一時項目:退職給付制度終了益 約22億円(特別利益)、富山工場生産中止に伴う減損約10億円(特別損失)。
  • 競争環境: 国内のヨーグルト市場等は競合が激化し価格差縮小。アイス市場は需要拡大でシェア獲得余地あり。海外は現地市場の成長(育児用ミルク等)と原料市況により差が出やすい。
  • リスク要因: ホエイ・乳原料市況の変動(MILEIの業績に直接影響)、ユーロ/円為替、国内消費減速、需給変化による在庫・生産調整、構造改革に伴うコスト・減損。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 中期経営計画2025-28に沿って「成長領域へ資源集中」「国内事業の効率化」「海外事業成長の加速」「生産体制の再編(紙パックライン半減:29/3期目標)」。
  • 進行中の施策:
    • 生産体制再編:紙パックライン数半減計画に対し、26/3期末で約5割の集約決定。富山・秋田などの生産中止を発表。
    • 価格改定:ビバレッジ(3月)、ヨーグルト等(4月)以降、段階的に実施。
    • 設備投資:ヨーグルト「パルテノ」製造能力約50%増(利根工場、投資約12億円)。神戸工場新製造棟・アイスライン稼働により供給増強。
  • セグメント別施策:
    • ヨーグルト:容器サイズ変更による利便性向上、プロモーション強化、新製品(森永ラクトフェリン200)で差別化。
    • アイス:神戸工場新ラインで供給能力拡大、新商品Variche展開(西日本から拡大)。
    • 海外(菌体・育児用ミルク):中国・パキスタンなどで拡販、BtoBチャネル強化(LAC-Living+等)。
    • MILEI:品質改善と乳糖/ホエイ製品の安定供給で中期的な貢献を目指す。
  • 新たな取り組み: 旧森永プラザ跡地の区分所有権一部取得(投資総額464億円)、本社移転計画(2029年秋)。自社使用外部分の活用は今後検討。

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期修正値)
    • 売上高:5,700億円(当初5,800→修正5,700億円、対前年差 -100億円、対当初計画差 -100億円)
    • 営業利益:330億円(当初320→修正330億円、対前年差 +33億円、当初計画差 +10億円)
    • 経常利益:339億円(対前年+40億円)
    • 当期純利益:190億円(計画修正なし)※特別損失見込みあり(富山工場減損等)
    • 経営陣の自信度:海外(MILEI等)には比較的強気、国内は慎重(販売計画引き下げ・費用戻しの時期を慎重に見積もる)。
  • 予想修正
    • 通期予想の修正有無:あり(売上高・営業利益を修正)。売上高 5,800→5,700億円、営業利益 320→330億円(海外増額、国内引下げ)。
    • 修正理由:海外はMILEI社等の好況で上方、国内は販売数量想定引き下げと修繕費期ズレ(約10億円)で下方。
    • 修正の主要ドライバー:海外子会社(MILEI)寄与増、国内販売数量減・コスト期ズレ。
  • 中長期計画とKPI進捗
    • 中期経営計画2025-28:成長領域へ資源集中、ROICを新KPIとして導入。配当性向目標40%(今回の配当予想は中期目標に沿う)。
    • 売上・利益目標:中期目標の詳細数値は資料参照だが、現状は海外の寄与で通期営業利益は当初計画付近に修正。
  • 予想の信頼性: 当期は原料市況等の外部要因に左右されやすく、過去(25/3期)の海外減損(△201億円)等もあり、短期変動リスクは大きい。
  • マクロ経済の影響: ホエイ・乳製品市況、ユーロ/円為替、国内消費動向、エネルギー価格が主要影響要因。

配当と株主還元

  • 配当方針: 中期経営計画の配当性向目標40%に沿った方針を継続。
  • 配当実績/予想:
    • 一株当たり年間配当金:93円(26/3期予想、うち中間45円)。(前年:90円⇒増配+3円)
    • 配当性向:予想で40.0%(目標達成レベル)。(注:数値は会社予想ベース)
  • 特別配当: なし(資料上特別配当の記載なし)。
  • その他株主還元: 自社株買い等の記載は資料上なし(–)。

製品やサービス

  • 主要製品:
    • ヨーグルト:ビヒダス、パルテノ等。パルテノは製造能力増強(利根工場)で供給体制改善。新容器・新製品(森永ラクトフェリン200)投入。
    • アイス:神戸工場新ラインで供給拡大。新商品Varicheを西日本で展開。
    • 育児用ミルク・菌体:海外(パキスタン、中国向け)で拡大中。BtoB向け商品「LAC-Living+」等。
  • サービス/提供エリア: 国内全チャネル(小売・市乳・業務用)および海外(ドイツMILEI、パキスタン、ベトナム、米国子会社等)。
  • 協業・提携: 特記はないが海外子会社(MILEI等)との供給連携が業績に寄与。
  • 成長ドライバー: MILEI等乳素材(ホエイ・乳糖)市況、ヨーグルト機能性製品、アイス供給増、海外育児用ミルク・菌体の拡大。

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答:–(Q&A記載なしのため省略)。
  • 経営陣の姿勢:海外成長には積極的投資・自信を示す一方、国内の販売改善は段階的と慎重な姿勢。
  • 未回答事項:具体的な発表スケジュール(生産拠点の詳細ライン別コスト影響)、本社移転後の資産活用方針(自社使用外の活用方針は検討継続)などは今後の公表待ち。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 海外事業には「やや強気」、国内事業は「慎重/中立」。全体としてリスクを織り込んだ現実的な表現。
  • 表現の変化: 前回説明会と比較して海外寄与を強調しつつ、国内の数量減やコスト期ズレを明確化し慎重な表現が目立つ。
  • 重視している話題: 海外(MILEI等)の業績、成長分野への資源配分、生産体制再編(紙パックライン集約)。
  • 回避している話題: 詳細な製造コスト内訳、為替前提の数値、具体的な人員削減や詳細の構造改革費用。

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因:
    • 海外(MILEI等)での高収益性/価格追い風(ホエイ高止まり)。
    • 成長領域(ヨーグルト、アイス、菌体、育児用ミルク)への投資と供給増。
    • 生産体制再編による中長期の効率化(紙パックライン集約)。
    • 配当性向目標(40%)に沿った安定配当想定(年間93円予想)。
  • ネガティブ要因:
    • 国内の数量減と競争激化(ヨーグルト等での価格競争)。
    • 原料・エネルギーコスト上昇と償却費増(新ライン稼働等)。
    • 乳原料や為替など外部環境に業績が左右されやすい構造。
    • 構造改革・設備投資(本社関連投資464億円等)による将来のキャッシュ負担。
  • 不確実性: ホエイ市況の継続性、ユーロ/円為替動向、国内消費回復のタイミング、修繕費等の期ズレ影響の解消時期。
  • 注目すべきカタリスト:
    • MILEI社向けホエイ市況の動向と同社の四半期業績。
    • 通期決算(下期含む)と通期進捗、国内販売数量の回復有無。
    • 生産体制再編の具体的効果(コスト削減、稼働率改善)の公表。
    • 新製品・設備稼働(パルテノ増産、神戸アイスライン)と販売成果。

重要な注記

  • 会計方針: 特段の会計方針変更の記載なし。ただしROICを新指標として導入。
  • リスク要因: 資料内で乳原料市況変動、為替、スポット取引の短期的影響を注記。
  • その他: 富山工場生産中止に伴う減損損失(約10億円)見込み、25/3期における海外子会社の大幅減損(△201億円)の実績あり。旧森永プラザ跡地の区分所有権取得(投資総額464億円、竣工予定2029/3・2033年度中)。

(注記)

  • 不明な項目は "–" と記載しました。
  • 数値は会社公表資料(2025年11月11日・発表スライド)に基づきます。
  • 金額は資料表記(億円、円)を踏襲。良い/悪いの目安は増減の方向性を示したものであり、投資助言ではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2264
企業名 森永乳業
URL http://www.morinagamilk.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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