2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:中間期の会社側の中間予想は開示されておらず(比較不可)。ただし、通期業績予想について「修正あり」との注記あり(2025年11月10日付で別途公表)。市場コンセンサスとの比較は情報なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高21,601百万円、前年同期比+3.8%、営業利益1,137百万円、同+26.6%、親会社株主に帰属する中間純利益574百万円、同+25.1%)。
- 注目すべき変化:テストソリューション事業が前年同期のセグメント損失(△410百万円)からセグメント利益146百万円へ改善。加えて期中に投資有価証券売却益(407.7百万円)の計上があった点が税引前利益やキャッシュフローに影響。
- 今後の見通し:会社は通期予想を修正(別リリース参照)。中間進捗は売上進捗率約47.5%で概ね順調だが、営業利益進捗は約41.3%、当期純利益進捗は約31.9%と利益面は通期達成に向けてやや不均衡(下期寄与に依存)な点に留意。
- 投資家への示唆:主要なポイントは(1)テスト事業の採算改善、(2)投資有価証券売却益の一時影響、(3)自己株式取得(上限2,000百万円)決議で資本政策/株主還元を強化、の3点。業績の持続性を判断するにはセグメント営業利益の持続性と売却益を除いたベースの利益動向を確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:イノテック株式会社
- 主要事業分野:テストソリューション事業(半導体テスター・信頼性評価装置等)、半導体設計関連事業(EDAやLSI受託設計等)、システム・サービス事業(組込み製品、受託開発、ソリューション提供)
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 大塚 信行
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結:2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明会:機関投資家向けに実施(WEBでライブ配信、補足資料あり)
- セグメント(報告セグメント):
- テストソリューション事業:自社テストシステム、STAr Technologies等(メモリーテスター、評価装置等)
- 半導体設計関連事業:EDA関連、三栄ハイテックス(LSI設計受託)、モーデック(シミュレーションモデル等)
- システム・サービス事業:組込みシステム、アイティアクセス、ガイオ・テクノロジー、レグラス等の受託開発・製品販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):13,700,000株
- 期末自己株式数:575,914株
- 中間期中平均株式数(中間期):13,118,122株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- 配当支払開始予定日:2025年12月10日
- 自己株式取得:取締役会決議(取得期間 2025/11/11~2026/4/30、上限1,400,000株、取得総額上限2,000百万円)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 売上高:21,601百万円(会社の中間期予想は開示なし→達成率:–)
- 営業利益:1,137百万円(会社の中間期予想は開示なし→達成率:–)
- 純利益(親会社株主帰属):574百万円(会社の中間期予想は開示なし→達成率:–)
- 通期予想との進捗は下段「進捗率分析」を参照
- サプライズの要因:
- ポジティブ要因:テストソリューション事業の海外向け新製品販売拡大による売上増、STArのコスト削減等でセグメント損益が改善。投資有価証券売却益407.7百万円を特別利益で計上した点が税引前利益・純利益を押し上げた。
- ネガティブ要因:為替差損(営業外費用)が316.5百万円と拡大し経常利益を圧迫。システム・サービス事業の一部会社で受注や外注費の一時増等で利益減少。
- 通期への影響:
- 通期予想は修正あり(詳細は別途リリース)。中間期の売上進捗は約47.5%で概ね半期比率だが、営業利益と純利益の進捗が低め(特に純利益は約31.9%)で、下期の利益寄与や特別項目の有無が通期達成の鍵。
財務指標
(以下、金額は原則「百万円」で表示。前年同期比は必ず%表記。四捨五入で少数は概数)
- 損益(中間累計)
- 売上高:21,601百万円(前年同期比+3.8%、前期:20,808百万円)
- 売上総利益:6,521百万円(前年中間:6,358百万円)
- 営業利益:1,137百万円(前年同期比+26.6%、営業利益率 5.27% → 前年中間は4.32%、改善)
- 経常利益:752百万円(前年同期比+0.2%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:574百万円(前年同期比+25.1%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):43.79円(前年同期 34.12円、+約28.4%)
- 収益性指標(中間期ベース)
- ROE(中間期)= 親会社帰属中間純利益 / 自己資本(参考値25,017百万円) = 574 / 25,017 = 約2.3%(半期ベース)。年換算すると約4.6%。参考目安:8%以上で良好。
- ROA(中間期)= 親会社帰属中間純利益 / 総資産(49,075百万円) = 574 / 49,075 = 約1.17%(半期)。年換算約2.34%。目安:5%以上で良好。
- 営業利益率:5.27%(業種によるが半導体関連は案件によって幅あり。過去同期から改善)
- 進捗率分析(通期会社予想に対する中間累計比)
- 通期売上予想:45,500百万円 → 中間進捗率 21,601 / 45,500 = 47.5%(半期で約50%が目安 → 概ね順調)
- 通期営業利益予想:2,750百万円 → 進捗率 1,137 / 2,750 = 41.3%(やや進捗低め)
- 通期親会社株主帰属当期純利益予想:1,800百万円 → 進捗率 574 / 1,800 = 31.9%(低め。特別項目の有無や下期利益に依存)
- 過去同期間との比較:売上は横ばい〜増加、営業利益は改善(利幅向上)が明確
- キャッシュフロー(中間累計、千円ベースを百万円換算)
- 営業CF:1,200,409千円 ≒ 1,200.4百万円(前年同期 172.7百万円 → 大幅改善)※主因は前受金の増加や営業用資金の動き
- 投資CF:△196,722千円 ≒ △196.7百万円(前年同期 △2,017.4百万円)※投資有価証券売却収入522.9百万円含む
- 財務CF:△423,480千円 ≒ △423.5百万円(前年同期 △2,120.8百万円)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約1,397.1百万円(1,200.4 − (−196.7) = 1,397.1百万円)
- 現金及び現金同等物残高(中間末):6,891百万円(期首 6,340百万円 → 増加)
- 営業CF/純利益比率(目安1.0以上):営業CF 1,200.4 / 親会社帰属中間純利益 574 ≒ 2.09(健全)
- 四半期推移(QoQの詳細は記載なしだが中間累計ベース)
- 中間期末の売上・利益は前年同期比増。季節性は製品受注・納入により会社ごと異なる。
- 財務安全性
- 総資産:49,075百万円(前期末 47,008百万円、+2,066百万円)
- 純資産:25,669百万円(前期末 26,132百万円、△463百万円)
- 自己資本比率:51.0%(前期末 54.1%、3.1ポイント低下。参考:51.0%(安定水準))
- 流動資産:32,178百万円、流動負債:21,076百万円 → 流動比率 ≒ 153%(流動性は良好)
- 負債合計:23,406百万円、負債/純資産比(D/E):23,406 / 25,669 ≒ 0.91(概ね健全)
- 効率性
- 売上債権(受取手形・売掛金・契約資産):12,434百万円(前期末 11,142百万円、+11.6%)
- 棚卸資産(商品・製品等合計):6,316百万円(前期末 6,053百万円、+4.4%)
- 在庫回転日数等は記載なし(–)
- セグメント別(中間累計)
- テストソリューション:売上 7,629百万円(+8.2%)、セグメント利益 146百万円(前年同期は△410百万円→大幅改善)
- 半導体設計関連:売上 6,740百万円(+1.8%)、セグメント利益 314百万円(+9.4%)
- システム・サービス:売上 7,231百万円(+1.4%)、セグメント利益 879百万円(△17.4%)
- セグメント利益調整(全社費用等):△203百万円
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 407,652千円(約407.7百万円、期中に計上)
- 特別損失:該当大項目の記載なし(–)
- 一時的要因の影響:投資有価証券売却益は税引前利益を押し上げ、投資CFにも売却収入(522.9百万円)として反映。これを除いた実質的な営業収益力を見る必要あり。
- 継続性の判断:売却益は一時的要因で継続性は低いと判断される(通常は再発生を期待しない前提)。
配当
- 中間配当:35円(実績)
- 期末配当(予想):35円(会社予想、修正なし)
- 年間配当予想:70円(前期実績 70円、修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が無いため算出不可)
- 株主還元方針:自己株式取得(上限2,000百万円)を決議。配当は現状維持(年間70円)で、自己株回収により資本効率改善を図る方針と読み取れる。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動における支出)
- 有形固定資産取得による支出:293,908千円(約293.9百万円、前年中間 263.2百万円)
- 無形固定資産取得による支出:279,622千円(約279.6百万円、前年中間 301.1百万円)
- 合計(中間期の主要投資):約573.5百万円
- 減価償却費(中間累計):624,710千円(約624.7百万円)
- 研究開発:
- 開示項目としてのR&D費用明細は不明(–)。(R&Dは販売費及び一般管理費等に含まれている可能性あり)
受注・在庫状況(該当事項)
- 受注状況:受注高・受注残高の明細は決算短信に記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:6,316百万円(前期末 6,053百万円、前年同期比+4.4%)
- 仕掛品:1,461百万円(前期末 1,243百万円、+17.6%)
- 原材料:1,871百万円(前期末 2,060百万円、△9.1%)
- 在庫回転日数の記載なし(–)
セグメント別情報(要点)
- テストソリューション事業:自社テスターは国内メモリー需要低迷だが海外新製品が大幅伸長。STArは納期遅延で減収も販管費削減で赤字縮小。セグメント損益大幅改善。
- 半導体設計関連事業:EDA等は長期契約や新規顧客開拓が順調。三栄ハイテックスは国内需要回復で上振れ。モーデックは自動車・半導体向けが弱含む。
- システム・サービス事業:組込み製品(防衛・社会インフラ向け)は増収。個別子会社で代理店事業や車載関連の停滞・外注費増加により一部減益。レグラスは画像処理・AIカメラで増収増益。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:短信内での中期計画進捗の詳細記載なし(–)。セグメント別の収益改善(テスト事業の立て直し等)は中期計画上の戦略に整合する可能性あり(要中期計画確認)。
- KPI達成状況:明示的なKPIは提示なし(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内は個人消費・設備投資は底堅いが、米中貿易摩擦や物価上昇など不透明要因あり。半導体分野では市場の需要変動が事業業績に影響。
- 競合比較:同業他社との定量比較データは短信に記載なし(–)。ただし、テスト装置・EDA関連は技術力が重要であり、自社のエンジニアリング力・製品ラインが競争力の源泉となっている旨の記載あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想(修正後、会社公表値):売上高 45,500百万円(通期+8.4%)、営業利益 2,750百万円(+45.7%)、経常利益 2,400百万円(+36.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 1,800百万円(+50.0%)、1株当たり当期純利益 137.15円
- 会社は当日付で「業績予想の修正に関するお知らせ」を公表(詳細は別途確認が必要)
- 前提条件(為替等)の明示は決算短信本文の該当ページ参照(別添に詳細あり)
- 予想の信頼性:中間期の進捗は売上は約47.5%で順調だが、営業利益・当期純利益の進捗は低め。投資有価証券売却益など一時項目が計上されているため、ベースの営業収益力の動向確認が重要。
- リスク要因:為替変動(為替差損が営業外費用で拡大)、半導体市場の需要変動、国際的な貿易摩擦、主要顧客の需要変化、海外子会社の事情(連結範囲の変更事例あり)。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:台灣三榮高科技股份有限公司は清算結了により当中間期から連結範囲から除外(影響は注記参照)。連結範囲に新規追加法人あり(詳細は注記P.9参照)。
- 監査:第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外。
- 重要な後発事象:自己株式取得(上限2,000百万円、取得期間 2025/11/11~2026/4/30)を決議。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9880 |
| 企業名 | イノテック |
| URL | http://www.innotech.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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