2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が通期業績予想を修正(営業利益:4,000→4,700百万円、親会社株主に帰属する当期純利益:2,500→3,000百万円)。中間実績は通期予想に対する進捗で営業利益進捗率約60.6%、中間純利益進捗率60.0%と利益面では順調(会社予想に対する下振れは無し/通期上方修正有)。
- 業績の方向性:前年同期比で減収減益(売上高28,307百万円:△21.6%、営業利益2,847百万円:△36.4%、親会社株主帰属中間純利益1,801百万円:△20.0%)。
- 注目すべき変化:セグメントで明暗。宮地エンジニアリングは売上ほぼ横ばい(20,228百万円、△2.8%)かつ営業増益(営業利益2,114百万円、+14.1%)に対し、エム・エム ブリッジは受注は回復したものの売上大幅減(8,082百万円、△47.1%)・営業利益大幅減(742百万円、△71.7%)。前年にあった大型集中工事の有無が寄与。
- 今後の見通し:通期売上はほぼ前回予想どおり(58,000百万円)を維持。利益は設計変更などにより前回予想を上回る見込みのため通期予想修正(上方)。第2四半期決算説明会(2025/11/28)で中期計画の追加説明予定。
- 投資家への示唆:中間は季節・案件構成により減収だが、通期では既存受注と設計変更収入で利益回復を見込む。キャッシュは短期借入金返済・配当で減少している点は留意。中期(2022–2026)計画に基づく大型案件(大阪湾岸線西伸部、名神湾岸連絡橋等)が実行されれば業績押上げの余地あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:宮地エンジニアリンググループ株式会社(証券コード 3431)
- 主要事業分野:橋梁・鋼構造物の設計・製作・施工(宮地エンジニアリング、エム・エム ブリッジ等を中核とするグループ事業)
- 代表者名:代表取締役社長 池浦 正裕
- URL:https://www.miyaji-eng.com/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明会:機関投資家・アナリスト向け開催予定(2025年11月28日)
- セグメント:
- 宮地エンジニアリング:橋梁等の設計・施工(グループ中核)
- エム・エム ブリッジ:橋梁の製作・施工など(大規模更新・保全、新設案件を担当)
- その他:純粋持株会社等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):27,677,816株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):26,519,012株
- (時価総額):–(開示無し)
- 今後の予定:
- 決算説明会:2025年11月28日(資料は同日掲載予定)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- 配当支払開始予定日:2025年12月2日
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社通期予想との比較、達成率は中間実績/通期会社予想)
- 売上高:28,307百万円 → 通期予想58,000百万円に対する進捗率 48.8%
- 営業利益:2,847百万円 → 通期予想4,700百万円に対する進捗率 60.6%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,801百万円 → 通期予想3,000百万円に対する進捗率 60.0%
- サプライズの要因:
- 減収の主因は、前年同期にエム・エム ブリッジで計上された大型の集中工事が今期は無いこと(案件の季節・集中性)。一方、利益面は設計変更等により増益(宮地エンジニアリング側での設計変更収入等)となったため、会社は通期利益を上方修正。
- キャッシュ面では短期借入金返済(39億円)、配当支払い(合計約14.48億円)および非支配株主配当で現金が大幅減少。
- 通期への影響:
- 会社は通期業績予想(売上58,000百万円)を据え置きつつ利益を上方修正(営業利益4,000→4,700百万円、経常利益4,100→4,800百万円、当期純利益2,500→3,000百万円)。中間の進捗率は利益面で順調であり、会社予想達成の可能性は高いと見込む(ただし大型新規受注の見通し・公共投資動向がリスク)。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 資産合計:80,606百万円(前期末90,597百万円、△9,991百万円)
- 負債合計:31,708百万円(前期末42,024百万円、△10,316百万円)
- 純資産合計:48,898百万円(前期末48,573百万円、+324百万円)
- 収益性(中間実績:2025/4–9)
- 売上高:28,307百万円(前年同期36,100百万円、△21.6%/△7,793百万円)
- 営業利益:2,847百万円(前年同期4,474百万円、△36.4%/△1,627百万円)
- 営業利益率:10.06%(2,847/28,307。目安:業種によるが10%程度は堅調)
- 経常利益:2,996百万円(前年同期4,626百万円、△35.2%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,801百万円(前年同期2,252百万円、△20.0%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):67.94円(前年中間83.47円、△18.6%)
- 収益性指標(参考、自己資本は添付数値を使用)
- 自己資本(参考):41,648百万円(開示参照)
- ROE(中間単純)=1,801 / 41,648 = 4.32%(中間期ベース)
- 年間換算ROE(単純年率化)≈8.65%((1,801×2)/41,648)→ 目安で8%超は良好
- ROA(年率化)≈4.47%((1,801×2)/80,606)→ 目安5%にやや届かず
- 営業利益率:10.06%(同業平均は業務内容で変動)
- 進捗率分析(中間→通期)
- 売上高進捗率:48.8%(やや季節配分に依存、ほぼ想定ペース)
- 営業利益進捗率:60.6%(利益は上方修正を反映し順調)
- 純利益進捗率:60.0%
- 過去同期間との比較:前年は売上が集中していたため進捗差が大きい(前年中間の売上高36,100百万円)。
- キャッシュフロー
- 営業CF:△3,484百万円(前年同期△7,276百万円。改善だがマイナス)
- 投資CF:△1,131百万円(前年同期△1,698百万円)。主に有形固定資産取得1,038百万円
- 財務CF:△6,160百万円(前年同期△879百万円)。主に短期借入金返済3,900百万円、配当支払1,448百万円、非支配株主配当792百万円
- フリーCF(営業CF+投資CF):△4,615百万円
- 営業CF/純利益比率:営業CF△3,484 / 親会社株主帰属中間純利益1,801 = △1.93(目安1.0以上で健全。中間ではマイナス)
- 現金同等物残高:5,726百万円(前連結会計年度末16,502百万円、△10,775百万円)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細は非掲載だが、前年に集中した案件の反動で売上・利益の季節変動が顕著。
- 財務安全性
- 自己資本比率:51.7%(安定水準、目安40%以上)
- 流動資産/流動負債(流動比率):55,931 / 26,665 ≒ 2.10(良好)
- 有利子負債(短期3,600 + 長期300 = 3,900百万円)に対する純現金:現金5,726 – 有利子負債3,900 = 約1,826百万円(ネットキャッシュ)
- 効率性
- 総資産回転率(中間期ベース)=売上高28,307 / 総資産80,606 ≒ 0.35(年率換算で約0.70)
- セグメント別(中間実績)
- 宮地エンジニアリング:売上20,228百万円(構成比71.5%)、セグメント利益2,114百万円(前年同程度の売上で増益)
- エム・エム ブリッジ:売上8,082百万円(構成比28.5%)、セグメント利益742百万円(前年の大型集中工事が無かった影響で売上・利益とも大幅減)
- 受注高(中間):合計23,909百万円(前年同期20,022百万円、+19.4%)、受注残高108,098百万円(前中間99,702百万円、+8.4%)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:12百万円(固定資産売却損等、小額)
- 特別利益:該当無し(開示無し)
- 一時的要因の影響:中間の業績悪化は一時的要因より案件構成(前年の大型工事件の有無)によるところが大きい。設計変更等は当期の利益押上げ要因として継続的に発生する可能性は案件による(継続性は案件ベース)。
- 会計方針変更:連結子会社で退職給付の期間帰属方法・数理差異の費用処理方法を統一(遡及適用)、影響は小幅(前期の利益剰余金等に数百百万円の調整)。
配当
- 中間配当:42.50円(実施)
- 期末配当(予想):55.00円
- 年間配当(予想):97.50円(注:2024/10/1に1株→2株の株式分割あり。表示に注意)
- 配当性向(会社予想ベース):年間配当97.50円 / 予想EPS113.13円 ≒ 86.2%(単純計算)。会社は「総還元性向60%を目安、97.50円を下限」と表明しており、配当性向は高水準だが総還元性向の考え方(自社株買い等を含む)に依存。
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:総還元性向60%を目安、自己資本比率55%程度の維持を目標
設備投資・研究開発
- 設備投資(当中間期):有形固定資産取得による支出1,038百万円(投資CF)
- 減価償却費:762百万円(中間)
- 研究開発費:開示無し(–)
- 主な投資内容:有形固定資産取得(詳細は注記無し)
受注・在庫状況
- 受注高:23,909百万円(前年同期20,022百万円、+19.4%)
- 受注残高:108,098百万円(前中間99,702百万円、+8.4%)→ 安定したバックログは通期売上見通しの裏付け
- 在庫(棚卸資産):未詳細開示(棚卸高の内訳は工事契約関連での未成工事支出金は812百万円等)→ 在庫回転日数は開示無し
セグメント別情報
- 宮地エンジニアリング
- 売上高:20,228百万円(△2.8%)
- セグメント利益:2,114百万円(+14.1%)
- 説明:手持ち工事が順調、設計変更等で利益改善
- エム・エム ブリッジ
- 売上高:8,082百万円(△47.1%)
- セグメント利益:742百万円(△71.7%)
- 説明:前年の大型集中工事の反動で売上・利益が減少。受注は回復(受注高9,127百万円)。
- 地域別売上:開示無し(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2022–2026年度):継続実行中。2027年3月期の業績見通しについては、11/28の説明会で開示予定。
- KPI達成状況:自己資本比率目標(55%程度)に向けた姿勢を示しており、自己資本比率は51.7%(安定水準)で近接。
競合状況や市場動向
- 市場動向:公共投資は概ね堅調(補正予算等で下支え)だが、橋梁の新設分野は当社推定で前年度比13%減の見込み。大規模更新・保全は中長期で回復基調と見込むが、既契約工事での追加予算需要により新規契約の先送り・規模縮小が続く可能性。
- 競合との比較:同業他社との詳細比較データは開示無し(–)。高難度案件対応力(大規模更新・特殊構造物等)が競争優位の一要素。
今後の見通し
- 業績予想:
- 2026年3月期(通期)修正後:売上高58,000百万円(前回同額)、営業利益4,700百万円(前回4,000百万円)、経常利益4,800百万円(前回4,100百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益3,000百万円(前回2,500百万円)
- 会社側前提:手持ち工事の進捗、設計変更収入等を反映。為替・原材料等の具体前提は決算短信P.3参照。
- 予想の信頼性:中間での利益進捗は通期予想を上回るペース。過去の予想達成傾向は明示されていないが、会社は保守的な資本政策と配当方針を示している。
- リスク要因:公共投資の変動、大型案件の入札状況、設計変更の発生/入金タイミング、原材料・労務費の上昇、受注環境の先送り・縮小。
重要な注記
- 会計方針の変更:連結子会社における退職給付見込額の期間帰属方法および数理差異の費用処理方法を統一(遡及適用)。前期数値は遡及修正後の数値を使用。
- 第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外。
- 株式分割:2024年10月1日付で1株→2株の分割を実施。EPS・配当の表示に注意(短信内に分割前後の注記あり)。
(不明な項目は“–”としました)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3431 |
| 企業名 | 宮地エンジニアリンググループ |
| URL | http://www.miyaji-eng.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 金属製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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