2025年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(未修正)との差異は特に無し。第1四半期の実績は通期予想に対し進捗がやや前倒し(達成率高め)で推移したが、通期予想は据え置き。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+29.6%、営業利益は前年同期の赤字から51.62百万円の黒字へ大幅改善)。
- 注目すべき変化:抗体関連事業での大型商談や子会社AIBioによる独占実施許諾の一時金計上、TGカイコサービスの売上前倒し計上により売上・利益ともに大幅改善(診断試薬サービス・TGカイコの寄与が大)。
- 今後の見通し:第1四半期に纏まった売上が前倒し計上されたことにより通期予想に対する進捗は高め(売上進捗約24.8%だが営業利益進捗約43.0%)。会社は通期予想を据え置き。
- 投資家への示唆:第1四半期は非定常的な前倒し計上(大型海外案件やライセンス一時金)が寄与している点に注意。第2四半期以降の販売タイミングにより通期業績の見え方が変わる可能性がある(前倒し要因の継続性が重要)。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社免疫生物研究所
- 主要事業分野:抗体関連事業(診断試薬、検査サービス、TGカイコサービス等)、化粧品関連事業
- 代表者名:代表取締役社長 清藤 勉
- 上場取引所・コード:東証 4570
- URL:https://www.ibl-japan.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2024年8月8日
- 対象会計期間:2025年3月期 第1四半期連結累計期間(2024年4月1日〜2024年6月30日)
- 決算説明資料:作成なし、決算説明会:開催なし
- セグメント:
- 抗体関連事業:診断試薬サービス、検査サービス、TGカイコサービス等(主力セグメント)
- 化粧品関連事業:国内通信販売中心
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):9,314,590株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(四半期累計):9,313,459株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想の修正:直近公表からの修正無し(2024年5月14日公表の予想を据え置き)
- 株主総会・IRイベント等:–(記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想との比較は会社が訂正無しのため「達成率」は通期予想に対する進捗率で表示)
- 売上高:第1四半期 229,603千円(229.603百万円)、前年同期比 +29.6%。通期予想925百万円に対する進捗率 229.603/925 = 約24.8%(通常のQ1進捗:概ね25%が目安)。
- 営業利益:第1四半期 51,620千円(51.62百万円)、前年同期は△65千円(赤字)から大幅改善。通期予想120百万円に対する進捗率 約43.0%。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:51,354千円(51.35百万円)、前年同期比 +359.9%。通期予想115百万円に対する進捗率 約44.6%。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:海外向けELISA採用(CROの治験採用)、海外への抗体販売の前倒し、TGカイコ(iMatrix-511)の前倒し販売、子会社AIBioによる独占実施許諾の一時金計上。為替差益の計上(4,061千円)も寄与。
- 下振れ要因:検査サービス(LipoSEARCH等)のまとまった計上が無く前年割れ。
- 通期への影響:
- 第1四半期は纏まった販売が前倒しで計上されたため進捗が高いが、会社は通期予想を据え置き。前倒し分が第2四半期以降に計上されない場合は進捗が低下する可能性あり。現時点で業績予想修正は無し。
財務指標
(以下金額は特に断らない限り千円単位で表記)
- 損益の主要数値(第1四半期累計:2024/4/1〜6/30)
- 売上高:229,603千円(前年同期177,189千円、前年同期比 +29.6%/+52,414千円)
- 売上原価:75,012千円(前年 74,643千円)
- 売上総利益:154,591千円(前年 102,546千円)
- 販管費:102,971千円(前年 102,611千円)
- 営業利益:51,620千円(前年 △65千円 → 増収増益)
- 経常利益:56,570千円(前年 13,517千円、前年同期比 +318.5%)
- 四半期純利益:51,354千円(前年 11,165千円、前年同期比 +359.9%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):5.51円(前年 1.19円)
- 収益性指標
- 営業利益率:51,620 / 229,603 = 約22.5%(高い水準。業種平均に依存するが一般に安定業績で10%前後が良好の目安のため良好)
- ROE(年率換算・簡易推定):(四半期純利益 / 期末自己資本)×4 = (51,354 / 1,316,665)×4 ≈ 15.6%(目安:8%以上良好、10%以上優良 → 優良水準)
- ROA(年率換算・簡易推定):(51,354 / 1,686,740)×4 ≈ 12.2%(目安:5%以上良好 → 良好)
- 注:ROE/ROAは四半期純利益の年率換算による簡易推定。季節性や一時項目の影響があるため参考値。
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:229.603 / 925 = 約24.8%(通常のQ1進捗に近い)
- 営業利益進捗率:51.62 / 120 = 約43.0%(通期に対して進捗高め;前倒し計上の影響)
- 純利益進捗率:51.354 / 115 = 約44.6%(通期に対して進捗高め)
- 判定:営業・純利益の進捗が高く、Q1一時要因が強く働いたことを示唆
- キャッシュ・フロー
- 決算短信に四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していないが、貸借対照表上の現金及び預金は734,136千円 → 763,327千円(増加 +29,191千円)。売上債権は190,306千円 → 213,369千円(増加)。有形固定資産取得による投資拡大(取得額増で固定資産合計が+15,161千円)。
- フリーCF:明示的数値無し(計算不可)。営業CF/純利益比率:資料無し(営業CF未提示)。但し現金残高は増加。
- 四半期推移(QoQ):前期末情報のみの比較で、売上・利益は前年同期比ベースで大幅改善。季節性の記載は無しが、Q1に纏まった売上が前倒し計上された点に注意。
- 財務安全性
- 総資産:1,686,740千円(前連結会計年度末 1,618,582千円、+4.2%)
- 純資産:1,316,665千円(前期末 1,265,311千円、+4.1%)
- 自己資本比率:78.1%(前期 78.2%、安定水準。目安:40%以上で安定)
- 有利子負債:短期借入金140,000千円、長期借入金78,279千円(合計218,279千円)。負債比率は低めで財務は健全。
- 効率性:売上高営業利益率が改善(約22.5%)。総資産回転率等の詳細は記載無し(–)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益・損失:当四半期に特別損失なし。過年度に計上した投資有価証券評価損・減損損失は当四半期では計上無し。
- 一時的要因:
- 子会社AIBioによる独占実施許諾契約の一時金計上(2024年6月20日公表)→ 売上に寄与(非継続性の可能性あり)。
- 海外向け大型採用や抗体・BSEキットの前倒し販売→ 一時的に業績を押上げる要因。
- 継続性の判断:ライセンス一時金や前倒し販売は非継続である可能性が高いため、今後の四半期での同様の計上有無が重要。
配当
- 配当実績・予想:
- 2024年3月期:期末配当 0.00円
- 2025年3月期(予想):中間 0.00円、期末 0.00円、年間合計 0.00円
- 直近公表の配当予想から修正無し
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 配当性向:0%(配当なし)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産:前期末135,817千円 → 当期150,979千円(増加 +15,161千円)。主に有形固定資産の取得。
- 減価償却費:当第1四半期 2,273千円(前年同期 1,840千円)
- 研究開発:
- R&D費用の内訳は販管費等に含まれる(販売費及び一般管理費は102,971千円)。詳細なR&D金額や対売上比は明示無し(–)。
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残高の記載無し(–)。
- 在庫状況:
- 商品及び製品:45,458千円 → 43,383千円(若干減少)
- 仕掛品:143,028千円 → 147,515千円(増加)
- 原材料及び貯蔵品:133,427千円 → 132,242千円(ほぼ横ばい)
- 在庫回転日数等は記載無し(–)
セグメント別情報
- セグメント別第1四半期実績(千円)
- 抗体関連事業:売上高 228,299(+29.4%)、営業利益 51,348(+2,202.2%)
- 診断試薬サービス:売上 191,735(+20.0%)、営業利益 74,610(+66.0%)
- 検査サービス:売上 10,183(-10.5%)、営業損失 △4,321(改善が限定)
- TGカイコサービス:売上 26,379(+404.5%)、営業損失 △18,940(損失縮小)
- 化粧品関連事業:売上高 1,304(+58.5%)、営業利益 271(黒字化)
- セグメント戦略・注記:
- 抗体関連は海外採用や大型販売の前倒し、ライセンス一時金で大幅増収増益。診断試薬が主力で利益貢献。
- 検査サービスは一時的に売上減。TGカイコは売上急増だが依然損益はマイナス(改善傾向)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:記載なし(–)
- KPI達成状況:記載無し(–)
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との比較データは記載無し(–)。
- 市場動向:海外CROによる治験採用など海外需要の取り込みが寄与。為替変動が業績に影響(為替差益計上実績あり)。
今後の見通し
- 業績予想(通期、会社予想:2024/4/1〜2025/3/31、単位:百万円)
- 売上高:925(前期比 +13.3%)
- 営業利益:120(前期比 +15.1%)
- 経常利益:120(前期比 △4.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:115(前期比 △38.4%)
- 1株当たり当期純利益(予想):12.3円
- 直近公表からの修正:無し(据え置き)
- 会社予想の前提条件:詳細な為替前提等は別紙(3ページ参照)に記載(当短信では要参照)
- 予想の信頼性:第1四半期で前倒し計上が発生しており、これら一時的な要因が通期業績に継続して影響するかが鍵。会社は慎重に据え置き。
- リスク要因:
- 大口受注のタイミング依存(前倒し計上の反動)
- 為替変動(為替差益が出た一方で逆もあり得る)
- 検査サービス等の需要変動
- 研究開発や規制関連の不確実性
重要な注記
- 会計方針の変更等:無し。ただし表示方法の変更として「売電収入」を販売費等から営業外収益へ区分変更(前期比較数値を組替え)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 添付開示:四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー)無し。
(補足)
- 欠落項目や開示がない項目は「–」と記載しました。
- 数値は決算短信記載のとおり。比率や進捗率は当方で算出した概算値を併記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4570 |
| 企業名 | 免疫生物研究所 |
| URL | http://www.ibl-japan.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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