2025年11月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想・市場予想との比較情報は開示資料に明示されていないため比較不可(会社予想との比較:–、市場予想:–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高119,377百万円、前期比+3.4%/営業利益11,913百万円、前期比+2.3%)。経常利益・包括利益は過去最高を更新。
  • 注目すべき変化:産業機材事業がM&Aで寄与(カンキョーテクノ、呉羽テックが通期で連結)し、同事業の売上高+14.1%・営業利益+45.8%と大きく伸長。一方、衣料繊維事業は売上高▲4.0%・営業利益▲23.5%で減収減益。
  • 今後の見通し:2026年11月期予想は売上高130,000百万円(+8.9%)、営業利益13,000百万円(+9.1%)、当期純利益9,500百万円(+4.5%)。通期予想の修正は今回の短信で示されておらず、会社は前提・詳細を決算説明資料(P.18)で提示。
  • 投資家への示唆:産業機材分野のM&A効果が顕著で収益基盤を補強している点、衣料繊維の一部分野や海外市況の弱さが利益面でのリスクとなっている点、保有現金が有利子負債を上回るネットキャッシュ状況などを確認しておくことが重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ニッケ(日本毛織株式会社)
    • 主要事業分野:衣料繊維(毛糸・毛織物等の製造販売)、産業機材(不織布・フェルト等の製造販売、産業機械)、人とみらい開発(商業施設開発・運営、不動産賃貸・建設、介護等)、生活流通(寝装品・雑貨・ホビー等の製造販売)
    • 代表者名:代表取締役社長 長岡 豊
    • URL:https://www.nikke.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月15日
    • 対象会計期間:連結 2024年12月1日~2025年11月30日(2025年11月期)
    • 決算補足説明資料:作成有(決算説明会も開催、アナリスト向け)
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年2月20日
    • 定時株主総会開催予定日:2026年2月25日
    • 配当支払開始予定日:2026年2月5日
  • セグメント:
    • 衣料繊維事業:毛糸・毛織物等の製造販売、倉庫管理等
    • 産業機材事業:不織布・フェルト等の繊維資材、産業機械設計製造販売、スポーツ・楽器関連資材等
    • 人とみらい開発事業:商業施設の開発・賃貸・運営、不動産建設・販売、介護・保育・スポーツ施設等
    • 生活流通事業:寝装品・家具・ホビー・日用雑貨等の製造販売
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):74,278,858株(2025年11月期末)
    • 期末自己株式数:7,275,584株
    • 期中平均株式数:68,727,709株
    • 時価総額:–(決算短信内に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会:2026年2月25日
    • 有報提出:2026年2月20日
    • 決算説明会:実施(アナリスト向け、補足資料あり)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績:
    • 会社予想との比較:会社側の当該期(2025年11月期)期初予想の記載は短信に明示されておらず比較不可(達成率:–)。
    • 市場予想との比較:市場コンセンサスは資料に記載なし(–)。
  • サプライズの要因:
    • プラス要因:産業機材事業で昨年グループ入りした呉羽テック・カンキョーテクノの通期寄与、生活流通のコンテナ販売好調および包括利益の改善(有価証券評価差額金増加等)。
    • マイナス要因:衣料繊維(特に糸販売や国内スーツ生地の低調、学校制服素材の流通在庫過多)、一部顧客の設備投資抑制で受注が弱い分野。
  • 通期への影響:
    • 2026年11月期の会社予想(通期)は上方成長を見込む数値を示しており(売上130,000百万円、営業利益13,000百万円)、今回の実績は次期計画のベースとしてM&A効果や一部事業の回復を織り込んでいる。予想修正の有無:今回の短信での修正は無。

財務指標(連結、百万円)

  • 損益要点(2025年11月期)
    • 売上高:119,377(前期115,438、+3.4%)
    • 売上総利益:34,269(前期33,007)
    • 営業利益:11,913(前期11,640、+2.3%)
    • 経常利益:12,967(前期12,098、+7.2%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:9,090(前期8,970、+1.3%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):132.27円(前期130.10円)
    • 営業利益率:10.0%(前期10.1%)
  • 財政状態(期末)
    • 総資産:189,756(前期179,935、+9,820)
    • 純資産:132,152(前期123,730、+8,422)
    • 自己資本比率:69.4%(前期68.2%)(安定水準)
    • 1株当たり純資産:1,964.90円(前期1,780.73円)
  • 収益性指標
    • ROE(自己資本当期純利益率):7.1%(会社記載、目安:8%以上で良好 → やや低い)
    • ROA(概算):約4.8%(9,090 / 189,756、目安:5%以上で良好 → やや低い)
    • 営業利益率:10.0%(業種平均との比較は資料に記載なし)
  • 進捗率分析(該当なし)
    • 当該決算は通期決算のため、四半期進捗率は該当しない(進捗率:–)。
  • キャッシュフロー(連結)
    • 営業CF:+12,140(前期+10,158、増加)
    • 投資CF:△9,255(前期△7,856、支出増。主に固定資産取得、関係会社株式取得等)
    • 財務CF:△5,070(前期△4,213、自己株式取得の増加等)
    • フリーCF(営業CF−投資CF、概算):+2,885(12,140−9,255)
    • 現金及び現金同等物期末残高:31,293(前期33,419、△2,126)
    • 営業CF/純利益比率:約1.34(12,140 / 9,090)→ 1.0以上で健全
    • ネットキャッシュ(簡易):現金31,293 − 有利子負債(短期11,602+長期2,600=14,202)=約17,091(ネットキャッシュ)
  • 四半期推移(QoQ):–(今回の提出は通期決算のため四半期別詳細は省略)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率69.4%(安定水準)
    • 流動負債35,433、流動資産92,689 → 流動比率良好(具体比率は資料参照、流動資産が十分)
  • 効率性:総資産回転率等は資料に明示なし(–)
  • セグメント別(主要)
    • 衣料繊維:売上30,282(▲4.0%)/営業利益2,645(▲23.5%)
    • 産業機材:売上35,177(+14.1%)/営業利益2,875(+45.8%)
    • 人とみらい開発:売上26,679(+0.7%)/営業利益6,772(▲2.9%)
    • 生活流通:売上23,199(+3.0%)/営業利益1,051(+24.1%)
    • セグメント利益合計:13,344 → 連結営業利益11,913に調整(全社費用等差異あり)
  • 財務の解説(要点)
    • 総資産増加は投資有価証券・建物構築物の増加による。負債は繰延税金負債や長期借入金の増加でやや増加したが、純資産の増加で自己資本比率は上昇。営業CFの増加と大幅な設備投資で投資CF支出が拡大しているが、期末現金は依然厚みあり。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:1,173(投資有価証券売却益995、受取補償金177など)
  • 特別損失:877(事業構造改善費用846、減損損失30等)
  • 一時的要因の影響:特別損益の純額はプラス(特別利益が特別損失を上回る)。ただし主な本業の増減と切り分けて評価する必要あり。
  • 継続性の判断:投資有価証券売却益などは非継続的要因の可能性が高い(継続性:低)。

配当

  • 配当実績(2025年11月期):年間47.00円(中間17.00円/期末30.00円)
    • 配当総額:3,183百万円
    • 配当性向(連結):35.5%
    • 純資産配当率(連結):2.5%
  • 2026年11月期(予想):年間50.00円(中間18.00円/期末32.00円)、配当性向予想:35.3%
  • 特別配当:なし
  • 自社株買い等:当期に自己株式の取得支出3,165百万円(財務CFの主因の一つ)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 固定資産の取得による支出:7,010百万円(キャッシュフロー計上)
    • 有形固定資産及び無形固定資産の増加額(セグメント合計):8,703百万円(前期5,777百万円)
    • 減価償却費:4,205百万円
  • 研究開発:
    • R&D費用の明示的数値は決算短信に記載なし(R&D費:–)
    • 研究開発関連の組織(研究開発センター等)は存在し、研究開発人員・テーマは別資料参照の可能性あり。

受注・在庫状況(該当する業種)

  • 受注状況:受注高・受注残高の開示は短信に明示なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:18,955百万円(前期19,010、ほぼ横ばい)
    • 原材料及び貯蔵品:5,046百万円(前期3,825、増加)
    • 在庫回転日数等は開示なし(–)

セグメント別情報(主なポイント)

  • 衣料繊維:売上・利益とも減少。学校制服素材の在庫過多や糸販売の不調、国内一般衣料の弱さが要因。海外は欧米向けは好調だが中国市況が弱い。
  • 産業機材:M&Aの通期寄与(呉羽テック、カンキョーテクノ)により増収増益。自動車関連不織布や環境関連資材が寄与。
  • 人とみらい開発:売上ほぼ横ばい、営業利益はやや減少(開発関連の先行経費等)。商業施設運営で来場促進等により顧客単価改善。
  • 生活流通:コンテナ(トランクルーム)販売や一部業務用品が好調で増収増益。寝装のECは低調。
  • 地域別:海外売上高比率は10%未満(海外依存度低め)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「RN130ビジョン(2017–2026)」の最終フェーズ(RN130第3次中期経営計画 2024–2026)が進行中。今回のM&Aや事業ポートフォリオの改善は計画の一環と説明。進捗感:産業機材での成長寄与が確認される一方、衣料繊維の構造改善課題あり。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との具体比較データは短信に記載なし(–)。
  • 市場動向:衣料関連で一部国内需要の弱さ、海外(中国)市況の低迷を指摘。産業機材分野では顧客設備投資抑制が一部で見られるが、高利益率案件やM&Aで補填。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年11月期、会社予想)
    • 売上高:130,000百万円(+8.9%)
    • 営業利益:13,000百万円(+9.1%)
    • 経常利益:13,400百万円(+3.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:9,500百万円(+4.5%)
    • 1株当たり当期純利益:141.78円
    • 配当予想:年間50.00円(中間18/期末32)
  • 予想の信頼性:過去の予想達成傾向等に関する定量的評価は短信内に限定情報(過去の達成実績の記載はなし)。会社は業績予想の前提条件等を決算説明資料にて提示(P.18参照)。
  • リスク要因(主なもの、短信ベース)
    • 為替・海外市況の変動(特に中国など)
    • 原材料・人件費の高騰(建設関連でのコスト上昇を指摘)
    • 顧客の設備投資抑制(産業機材の受注に影響)
    • 一時的な有価証券売却益等に依存した利益の波動

重要な注記

  • 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準改正等を期首から適用(連結財務諸表への影響は軽微またはなしと記載)。
  • 連結範囲の変更:期中に連結除外2社(うち三和氈子香港有限公司等)など連結範囲の変更あり。呉羽テック、カンキョーテクノ等はグループ寄与(既報)。
  • 監査:決算短信は公認会計士又は監査法人の監査対象外と明記。
  • その他:経営・組織、人事の大幅な改定(取締役・執行役員・グループ人事等)および事業本部の組織改編(施行日2026年2月25日予定)。

(注)記載の数値・比率は決算短信(連結)記載の数値を基に記載。資料に無い項目は“–”としています。本資料は情報整理を目的とした要約であり、投資助言や売買推奨を行うものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3201
企業名 日本毛織
URL http://www.nikke.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 繊維製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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