2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 会社の通期予想(修正なし)に対して第3四半期累計は概ね想定内。ただし市場コンセンサスとの比較値は提供資料に無く記載不可(–)。
  • 業績の方向性: 売上高は増収(+8.1%)、営業利益は減益(-13.8%)、経常利益は減益(-13.4%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は増益(+22.2%)。したがって「増収減益」だが純利益は特別益の影響で増加。
  • 注目すべき変化: 買収(株式会社浜信、味の浜藤、株式会社藤兵衛)に伴いセグメントを「食品製造販売事業」と「リテール事業」の2区分に変更。リテール事業で負ののれん(負ののれん発生益)560,423千円を計上(特別利益、暫定算定)。これが純利益増の主因。
  • 今後の見通し: 通期業績予想(売上 40,000百万円、営業利益 3,000百万円、親会社株主帰属当期純利益 2,400百万円)は変更なし。第3Q累計の進捗は売上約71.2%、営業利益約67.8%、純利益約80.8%で、現状では達成可能性はあると考えられるが、原材料価格・人件費上昇等のコスト圧力がリスク。
  • 投資家への示唆: 営業利益は原材料高騰などで圧迫されている一方、M&Aによる事業拡大・一時的な負ののれん計上で純利益が押し上げられている点に注意。業績の実力値(営業利益・セグメント利益)と一時要因(負ののれん等)を分けて評価することが重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社STIフードホールディングス
    • 主要事業分野: 食品製造販売(惣菜・魚惣菜等の中食向け商品)、リテール(百貨店・エキナカ等での店頭販売・ギフト等)※セグメントを2025年4月に変更
    • 代表者名: 代表取締役社長CEO 十見 裕
    • 上場取引所/コード: 東証 / 2932
    • URL: https://www.stifoods-hd.com/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2025年11月13日
    • 対象会計期間: 2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計:連結、 日本基準)
    • 決算説明資料: 無
    • 決算説明会: 無
  • セグメント:
    • 食品製造販売事業: 焼き魚・煮魚、即食カップサラダ等の製造販売。売上伸長だが目標数量未達。第3Q累計売上 26,948,114千円(前年同期比 +2.3%)、セグメント利益 2,403,747千円(+1.0%)。
    • リテール事業: 店頭販売・ギフト等。今回の子会社取得により新設(株式会社浜信ほか)。第3Q累計売上 1,528,422千円(前年該当なし)、セグメント利益 11,329千円。負ののれん発生益(特別利益)を計上(560,423千円、暫定)。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む): 17,778,900株(2025年12月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計): 17,778,303株
    • 備考: 2025年1月1日付で普通株式1株につき3株の株式分割を実施(開示数は分割後想定ベースで算定)。
  • 今後の予定:
    • 決算発表: 当資料が第3四半期決算短信(11/13)。通期予想の修正は直近公表から無し。
    • 株主総会 / IRイベント: 特記なし(–)。

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想」ベース。会社はQ3時点で通期予想修正なし)
    • 売上高: 第3Q累計 28,471,118千円。通期予想 40,000,000千円に対する進捗率 71.2%(達成見込み:概ね順調)。
    • 営業利益: 第3Q累計 2,033,667千円。通期予想 3,000,000千円に対する進捗率 67.8%(減益傾向で通期計画達成には下期での回復が必要)。
    • 純利益(親会社株主帰属): 第3Q累計 1,938,920千円。通期予想 2,400,000千円に対する進捗率 80.8%(高進捗、ただし負ののれん等一時要因の寄与あり)。
  • サプライズの要因:
    • 営業利益減少の主因: さば・さけ・たこ等水産原材料価格の高騰、及び人件費・水道光熱費の上昇で売上総利益率が低下。販売費及び一般管理費も増加(販管費 5,798,049千円)。
    • 純利益増加の主因: 負ののれん発生益(特別利益)560,423千円を計上(M&Aに伴う一時利益、暫定算定)。これにより税引前利益が押し上げられ、四半期純利益は前年同期比増。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想の修正なし。営業利益ベースでは下期にて原材料コスト吸収または販売改善が必要。特別益は一時的であるため、営業力回復が継続的な利益改善の鍵。

財務指標

  • 貸借対照表(主要項目、千円)
    • 総資産: 21,232,809(前期末 19,284,753、+1,948,056)
    • 流動資産合計: 9,896,782(前期末 11,064,875、-1,168,093)
    • 現金及び預金: 2,869,119(前期末 4,226,199、-1,357,080)
    • 受取手形及び売掛金: 4,048,590(+244,069)
    • 商品及び製品: 966,507(+107,214)
    • 固定資産合計: 11,336,027(前期末 8,219,877、+3,116,150)※子会社連結に伴う有形固定資産・投資不動産増
    • 負債合計: 11,745,015(前期末 10,899,042、+845,973)
    • 流動負債: 6,745,258(-814,778)
    • 固定負債: 4,999,757(+1,660,751)
    • 長期借入金: 1,722,414(前期末 922,956、+799,458)
    • 純資産合計: 9,487,793(前期末 8,385,710、+1,102,083)
    • 自己資本比率: 44.7%(前期末 43.5%)(自己資本比率44.7%(安定水準))
  • 損益計算書(第3Q累計、千円)
    • 売上高: 28,471,118(前年同期比 +8.1% / +2,125,111)
    • 売上総利益: 7,831,716(+3.3%)
    • 販管費: 5,798,049(+11.3%)
    • 営業利益: 2,033,667(-13.8%)
    • 営業利益率: 7.14%(前年同期 8.96%、悪化)
    • 経常利益: 2,059,218(-13.4%)
    • 特別利益合計: 571,447(前年同期 15,248。内訳に負ののれん 560,423千円等)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1,938,920(+22.2%)
    • 1株当たり四半期純利益(調整後、株式分割考慮): 109.06円(前年同期 89.23円)
  • 収益性指標(単純計算)
    • ROE(単純 = 四半期純利益 ÷ 期末純資産): 約20.4%(1,938,920 / 9,487,793、指標: 10%以上で優良)※累計利益を期末純資産で割った単純計算値
    • ROA(単純 = 四半期純利益 ÷ 総資産): 約9.1%(1,938,920 / 21,232,809、指標: 5%以上で良好)
    • 営業利益率: 7.14%(業種平均との比較は個別に確認が必要)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計)
    • 売上高進捗率: 約71.2%(28,471 / 40,000)
    • 営業利益進捗率: 約67.8%(2,033 / 3,000)
    • 純利益進捗率: 約80.8%(1,939 / 2,400)※一時利益影響あり
    • 過去同期間比較: 売上は増、営業利益は下降(原価・販管費圧迫)
  • キャッシュフロー: 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料に未記載)。ただし貸借対照表上、現金及び預金が1,423百万円減少している点は留意。フリーCFや営業CF比率等は出典なしのため記載不可(–)。
  • 四半期推移(QoQ): QoQ数値の詳細は資料未記載(–)。ただし減価償却費は増加(602,380千円 → 766,345千円)。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率 44.7%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 負債構成: 長期借入金増加(922,956 → 1,722,414千円)。流動比率の詳細は計算可能だが、流動資産 9,896,782 / 流動負債 6,745,258 ≒ 1.47(流動比率 ≒147%、短期的支払能力は概ね問題なし)。
  • 効率性: 減価償却費増加は固定資産増(M&Aによる有形固定資産・投資不動産増)と整合。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 負ののれん発生益(負ののれん): 560,423千円(リテール事業のM&Aに伴う、暫定算定の金額)
    • 受取保険金等: 10,844千円
  • 特別損失:
    • 固定資産売却損等合計: 1,972千円
  • 一時的要因の影響:
    • 負ののれんにより税引前利益・純利益が大きく押し上げられているため、純利益の増加は持続性に乏しい可能性。営業利益ベースが業績の「実力値」。
  • 継続性の判断: 負ののれんは一時的(期中のM&Aに伴う特別利益)であり、継続収益力の向上は営業利益の改善やM&A統合効果の実現が必要。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 第2四半期中間配当(2025年): 20.00円(株式分割後ベース)
    • 期末配当(予想): 20.00円
    • 年間配当予想(2025年): 40.00円(直近公表予想から修正なし)
  • 配当性向: 通期予想純利益(2,400百万円)ベースで配当金総額は(17,778,900株 × 40円 ≒ 711,156,000円)→ 配当性向 約29.6%(概算)(健全)。※株式分割考慮済の配当金額で概算
  • 株主還元方針: 特別配当なし、自己株式は期末小数(597株)でほぼ無視できる水準。

設備投資・研究開発

  • 減価償却費: 第3Q累計で766,345千円(前年同期 602,380千円、増加)
  • 設備投資(CAPEX): 明示的な当期投資額の記載なし。ただし固定資産・投資不動産が増加(有形固定資産合計 7,651,549→9,766,966千円、投資不動産 0→852,179千円)しており、主に子会社の連結による増加。具体的な設備投資金額は資料上明記なし(–)。
  • 研究開発費: 明示的なR&D費の記載なし(–)。

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況: 記載なし(–)。
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品(棚卸資産): 966,507千円(前年同期 859,293千円、+12.5%)
    • 原材料及び貯蔵品: 1,827,908千円(前年同期 1,893,435千円、-3.5%)
    • 在庫回転日数等は記載なし(–)。

セグメント別情報

  • 食品製造販売事業:
    • 売上高: 26,948,114千円(前年同期比 +2.3%)
    • セグメント利益: 2,403,747千円(+1.0%)
    • 概要: 再加熱容易な焼き魚・煮魚、カップサラダ等が伸長するも目標数量未達。基本商品の規格見直し・開発強化を実施中。
  • リテール事業:
    • 売上高: 1,528,422千円(当期から連結、前年比較不可)
    • セグメント利益: 11,329千円
    • 概要: 百貨店・エキナカ等での販売、ギフトが堅調。M&Aにより原材料共同購買等のシナジー追求中。負ののれん560,423千円を計上(特別利益、セグメント利益には含まれず)。
  • セグメント戦略: 食品製造での基幹商品の磨き上げ、リテールでの販路拡大・共同購買等のシナジー追求。
  • 地域別売上: 記載なし(–)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画: 明示的数値計画の記載なし(–)。M&Aで事業ポートフォリオ拡大を進めている点が中長期戦略の一環と読み取れる。
  • KPI達成状況: 明記なし(–)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向: 国内は消費者の節約志向や低価格志向が継続、円安に伴う原材料価格高止まり・人件費水道光熱費の上昇が見込まれる。食品業界では商品企画の多様化とコスト管理が課題。
  • 競合比較: 同業他社との定量比較は資料に無く記載不可(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(2025年12月期): 売上 40,000百万円(+12.4%)、営業利益 3,000百万円(+3.4%)、経常利益 3,000百万円(+2.8%)、親会社株主帰属当期純利益 2,400百万円(+42.4%)、1株当たり当期純利益 135.00円。直近公表予想からの修正は無し。
    • 会社想定リスク要因として、為替や原材料価格等を挙げているが具体前提レート等の記載はなし(–)。
  • 予想の信頼性: 第3Q累計の進捗は総じて良好だが、営業利益はコスト面により前年比低下しているため下期での改善が達成の鍵。負ののれんは一時的要因であり通期純利益を底上げするが持続的収益力は営業利益で判断すべき。
  • リスク要因:
    • 原材料(特に水産物)価格上昇
    • 人件費・水道光熱費等のコスト増
    • 買収企業の統合リスク(M&A実行後のシナジー実現)
    • 消費者の節約志向による需要減退

重要な注記

  • 会計方針: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」の改正を期首から適用(四半期連結財務諸表への影響はなし)。
  • 連結の範囲変更: 当中間連結会計期間より株式会社浜信、味の浜藤、株式会社藤兵衛の3社を新規連結。これに伴う資産・負債増、負ののれん計上あり(負ののれんは暫定算定)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書: 当第3四半期累計に係るキャッシュ・フロー計算書は作成していないため、CFの詳細分析は不可(–)。
  • 監査: 四半期連結財務諸表について任意の期中レビューを受けており、監査法人は期中レビューで特記すべき事項は認められなかったと表明。

(注)資料に記載のない項目や比較対象が不明な項目は「–」で記載しています。上記は提出資料に基づく要約であり、投資助言を行うものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2932
企業名 STIフードホールディングス
URL https://www.shintokyo.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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