2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想の修正は無し(業績予想の修正:無)。市場予想との比較は資料に記載なしのため省略(–)。通期予想に対する中間進捗は売上高43.4%、営業利益33.0%、経常利益42.4%、親会社株主に帰属する中間純利益39.6%。
  • 業績の方向性:減収増益(売上高は前年同期比△12.5%、営業利益は+36.4%、経常利益は+737.9%、親会社株主に帰属する中間純利益は大幅増)。
  • 注目すべき変化:高機能ウレタン事業の事業取得(URETHANE SYSTEMS等11社を連結化)に伴う増収と、樹脂・化成品セグメントでの原料価格下落や定期修理未実施の効果で営業利益が改善。持分法投資損失(前年)が消え、当中間期に持分法による投資利益7,911百万円を計上したことが経常利益押上げに寄与。
  • 今後の見通し:通期予想は据え置き(修正無し)。中間の進捗からは営業利益がやや出遅れ(33.0%)だが、経常利益・純利益は持分法利益等により比較的進捗良好。会社は通期見通しの達成を前提としているが、需要動向・PMI費用・為替・原料市況が今後の鍵。
  • 投資家への示唆:買収によるのれん(暫定のれん39,845百万円)や連結範囲変更で資産・負債構成が変化。短期的には買収による投資CF(約71,532百万円)でフリーCFは大幅マイナスとなっているため、資本コスト・統合コスト・負債水準に留意する必要あり。一方、樹脂・化成品の利幅改善や持分法利益は利益面でのプラス材料。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:UBE株式会社
    • 主要事業分野:機能品、高機能ウレタン、医薬、樹脂・化成品、機械、その他(電力・セメント等)。化学品・機械製造・医薬受託等を展開。
    • 代表者名:代表取締役社長 西田 祐樹
    • その他:2025年4月1日付でウレタン関連の海外企業等を取得し連結子会社化(URETHANE SYSTEMS USA LLC 他10社を含む計11社を新規連結)。
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月7日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日、連結、 日本基準)
    • 決算補足説明資料作成:有
    • 決算説明会:有(アナリスト、機関投資家向け、2025年11月7日開催)
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月2日
  • セグメント(区分変更:2026年3月期より6区分に変更)
    • 機能品:ポリイミド、分離膜、セラミックス、セパレータ等
    • 高機能ウレタン:ウレタンシステムズ事業、高機能コーティング等(取得により連結)
    • 医薬:受託製造等
    • 樹脂・化成品:パフォーマンスポリマー、ナイロンポリマー、カプロラクタム、エラストマー等
    • 機械:成形機、産機等
    • その他:電力等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):106,200,107株(2026年3月期中間期)
    • 期末自己株式数:9,060,001株
    • 期中平均株式数(中間期):97,128,995株
    • 時価総額:–(資料未記載)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出:2025年11月11日
    • 決算説明会:2025年11月7日(実施済・資料掲載予定)
    • 株主総会:通期の定時株主総会は通期決算後(資料記載なしのため日程は –)
    • IRイベント:決算説明会のほか随時(詳細は同社IR参照)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想との比較:当期の発表に通期予想修正は無し)
    • 売上高:実績 212,704百万円(前年同期比△12.5%)。通期予想490,000百万円に対する進捗率 43.4%(50%を下回る)。
    • 営業利益:実績 8,250百万円(前年同期比+36.4%)。通期予想25,000百万円に対する進捗率 33.0%(やや遅れ)。
    • 経常利益:実績 15,912百万円(前年同期比+737.9%)。通期予想37,500百万円に対する進捗率 42.4%。
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:実績 10,886百万円(前年同期 318百万円)。通期予想27,500百万円に対する進捗率 39.6%。
  • サプライズの要因:
    • プラス要因:持分法による投資利益7,911百万円(前年は持分法損失)、為替差益の改善、樹脂・化成品での原料価格下落に伴う利幅改善、アンモニア工場の隔年定修未実施により販売数量増加。
    • マイナス要因:ナイロンポリマー・カプロラクタム等の販売低迷、機械セグメントでの製鋼事業譲渡の影響および産機の大型案件減少、高機能コーティングの海外販売低調、ウレタンシステムズのPMI費用や統合コスト。
    • 買収影響:URETHANE SYSTEMS等の連結化により売上増(高機能ウレタン)やのれん(39,845百万円、暫定)計上、投資による一時的な投資キャッシュアウト(71,532百万円)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。中間の進捗は営業利益面でやや遅れているものの、経常利益・純利益は持分法利益等で補われており、達成可能性は「会社想定の市場前提が変わらない場合」は高いとみられる。ただし、買収統合コスト、顧客在庫調整、為替・原材料価格の変動がリスク要因。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 総資産:865,834百万円(前期末 865,669百万円、増加 165百万円)
    • 純資産:424,139百万円(前期末 412,013百万円、増加 12,126百万円)
    • 自己資本(参考):406,685百万円
    • 自己資本比率:47.0%(前期末 45.6%、安定水準)
  • 収益性(対前年同期)
    • 売上高:212,704百万円(前年同期 243,039百万円、△12.5% / △30,335百万円)
    • 営業利益:8,250百万円(前年同期 6,049百万円、+36.4% / +2,201百万円)
    • 営業利益率:8,250/212,704 = 3.88%(業種平均は–)
    • 経常利益:15,912百万円(前年同期 1,899百万円、+737.9% / +14,013百万円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:10,886百万円(前年同期 318百万円、大幅増)
    • 中間1株当たり利益(EPS):112.08円(前年同期 3.28円)
  • 収益性指標(目安)
    • ROE(期中ベース):10,886 / 406,685 = 2.68%(半年ベース)
    • ROE(年率換算):約5.35%(年換算、目安 8%以上が良好 → 現状やや低い)
    • ROA(半年ベース):10,886 / 865,834 = 1.26%(年率換算 2.51%、目安 5%以上が良好 → 低め)
    • 営業利益率:3.88%(業種別比較は–)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:43.4%(通期予想 490,000百万円)
    • 営業利益進捗率:33.0%(通期予想 25,000百万円)
    • 経常利益進捗率:42.4%(通期予想 37,500百万円)
    • 純利益進捗率:39.6%(通期予想 27,500百万円)
    • コメント:売上はやや下振れ、営業利益は通期ベースでの回復が必要(下期に期待)。
  • キャッシュフロー
    • 営業CF:31,595百万円(前年同期 6,309百万円、増加)
    • 投資CF:△88,795百万円(前年同期 △33,110百万円、減少 → 主因:子会社取得による支出71,532百万円)
    • 財務CF:△16,072百万円(前年同期 19,197百万円、資金調達減少)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):31,595 − 88,795 = △57,200百万円(マイナス)
    • 営業CF/純利益比率:31,595 / 14,004(税引前中間)=約2.26(参考。営業CFは十分な収益キャッシュ化)
    • 現金同等物残高:44,162百万円(期首 115,442百万円→大幅減少。主因は買収支出)
  • 四半期推移(QoQ):詳細四半期推移は本文に限定的記載。季節性は事業により異なる(化学・機械で受注の変動あり)。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:47.0%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 有利子負債:期末概算の利息付負債合計(短期借入 63,984百万円 + 1年内償還社債 10,000百万円 + 社債90,000百万円 + 長期借入 152,508百万円)=316,492百万円
    • ネットデット(概算):316,492 − 44,162 = 約272,330百万円
    • 流動比率:流動資産 290,762 / 流動負債 175,690 = 約165.5%(流動性は良好)
  • 効率性:総資産回転率等の記載は無し(売上高÷総資産=212,704/865,834=0.246回/年)。
  • セグメント別(売上高・営業利益の要旨)
    • 機能品:売上298億円(△5.9%)、営業利益43億円(△14.3%)
    • 高機能ウレタン:売上170億円(+131.4%、取得効果)、営業利益△6億円(PMI費用等で減益)
    • 医薬:売上105億円(△33.9%)、営業利益△5億円(販売数量減少)
    • 樹脂・化成品:売上1,185億円(△14.0%)、営業利益42億円(増益:原料価格下落等)
    • 機械:売上298億円(△30.8%)、営業利益19億円(△36.6%)
    • その他:売上167億円(△19.3%)、営業利益10億円(前年並み)
    • セグメントごとの詳細は上記の通り(前年同期比較は必須)。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 239百万円 等
  • 特別損失:減損損失 1,471百万円、固定資産処分損 374百万円、関連事業損失 302百万円 等(合計 2,147百万円)
  • 一時的要因の影響:
    • 前年は持分法投資損失(1,412百万円)があったが当期は持分法投資利益7,911百万円を計上(大幅な比較改善)。この影響が経常利益を大幅押上げ。
    • のれんの増加(39,845百万円、暫定)および買収による一時的費用(PMI費用)が発生。
  • 継続性の判断:持分法利益やPMI費用は再現性が不確実。持分法利益は関係会社業績に依存するため継続性は流動的。

配当

  • 中間配当:55円(実績、前期中間も55円)
  • 期末配当(予想):55円(据え置き)
  • 年間配当予想:110円(前期実績も110円、修正無し)
  • 配当利回り:–(株価不明のため算出不可)
  • 配当性向(会社予想ベース):年間配当110円 / 予想EPS 283.15円 = 約38.9%
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いに関する記載は無い(現時点:無)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出の主要内訳)
    • 有形及び無形固定資産の取得による支出:24,679百万円(当中間期)
    • 連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出:71,532百万円(当中間期、買収に伴う)
  • 減価償却費:12,283百万円(当中間期)
  • 研究開発費:資料に明示的数値無し(–)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注状況:受注高/受注残等の明示記載なし(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:66,279百万円(前期 57,697百万円、増加)
    • 仕掛品:31,827百万円(前期 26,136百万円、増加)
    • 原材料及び貯蔵品:38,383百万円(ほぼ横ばい)
    • 棚卸資産の増減は営業CF項目で注記(当期は棚卸資産増加の影響△3,478百万円)。

セグメント別情報(補足)

  • 概要:上記参照。高機能ウレタンは買収効果で売上拡大するもPMI費用で営業利益はマイナス。樹脂・化成品は売上は減少しつつも原料下落等で営業利益改善。医薬・機械・機能品は総じて需要の弱さが影響。
  • 地域別売上:資料に詳細なし(–)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に中期計画の詳細記載なし(–)。ただし戦略として高機能ウレタン強化(買収による拡充)を明示。
  • KPI達成状況:該当KPIの記載なし(–)

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に記載無し(–)。
  • 市場動向:自動車向け、電子部品向けの需要変動や素材市況(ブタジエン等)、電動車関連の成長鈍化が各セグメントに影響。為替・原燃料価格が業績変動要因。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(修正無し):売上高 490,000百万円(前期比+0.7%)、営業利益 25,000百万円(+38.5%)、経常利益 37,500百万円(+67.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益 27,500百万円(EPS 283.15円)
    • セグメント別通期見通し:表中に示し(機能品 690億円、樹脂・化成品 2,570億円 等)。会社は最近の市場環境を踏まえ見直しを行ったが全体見通しは変更無し。
    • 会社想定の前提条件(為替等):資料に明示的数値無し(–)
  • 予想の信頼性:当期の持分法利益や買収による影響で利益変動が大きく、過去の予想達成傾向の記載は無し(–)。会社は保守的/中立の姿勢で修正無しと判断。
  • リスク要因:顧客の在庫調整、需要低迷(自動車・電子機器)、原燃料価格・為替変動、買収統合リスク(PMI費用・のれんの取扱い)、関連会社の業績変動(持分法影響)。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の重要な変更:有(URETHANE SYSTEMS USA LLC 他10社を取得し連結子会社化)
  • 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理:有(税金費用の見積実効税率等の注記あり)
  • 監査:第2四半期決算短信は監査(レビュー)の対象外
  • その他:のれんの増加は暫定(取得原価の配分が未完了のため暫定値で表示)

(備考)

  • 不明な項目は「–」と記載しています。
  • 本要約は提出資料の記載に基づく整理であり、投資助言ではありません。詳細は原資料および決算説明会資料を併せてご確認ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4208
企業名 UBE
URL https://www.ube.co.jp/ube/jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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