2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)は今回の決算発表時点で修正なし。第3四半期(累計)実績は通期予想に対して概ね順調(下方修正なし)で、市場コンセンサスは不明のため「会社予想通り」と整理。
- 業績の方向性:増収増益(売上高230,245百万円:前年同期比+6.7%、営業利益33,515百万円:同+12.1%、親会社株主に帰属する四半期純利益24,096百万円:同+21.0%)。
- 注目すべき変化:セグメント再編(従来5セグメント→3フィールド)後、エネルギー・環境が前年の営業損失から営業黒字へ回復(△1,347→2,023百万円)、先端材料・半導体が利益の柱を維持(営業利益32,812百万円)。
- 今後の見通し:通期業績予想は据え置き。通期進捗は売上高進捗約68.7%、営業利益約64.4%、純利益約66.9%と概ね順調(9ヶ月時点)。セグメント別にはエネルギー・環境を上方、バイオ・ヘルスケアを下方修正(通期ベースで小幅)。
- 投資家への示唆:高水準の自己資本比率(65.9%)と低レバレッジで財務は安定。先端半導体分野の需要継続が業績の鍵。バイオ・ヘルスケアは依然営業赤字で、米州の検体検査用試薬販売の回復が注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社堀場製作所
- 主要事業分野:分析計測機器、半導体製造・関連装置、医用検査機器等(セグメントは「エネルギー・環境」「バイオ・ヘルスケア」「先端材料・半導体」へ再編)
- 代表者名:代表取締役社長 足立 正之
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期 累計)
- 決算説明資料の有無:有(説明会開催も実施、資料・音声はHPに掲載予定)
- セグメント:
- エネルギー・環境フィールド:自動車関連(排ガス計測等)、環境測定等
- バイオ・ヘルスケアフィールド:検体検査装置・試薬等
- 先端材料・半導体フィールド:半導体関連装置・ソリューション等
- 発行済株式:
- 発行済株式数(期末、自己株式含む):42,233,252株
- 期中平均株式数(四半期累計):41,976,992株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:今回の発表は11月14日(通期予想は据え置き)
- 決算説明会:開催済(アナリスト・機関投資家向け)
- 株主総会等:–(本短信に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想に対する進捗率」で表示):
- 売上高:230,245百万円(通期予想335,000百万円に対する進捗率 68.7%)
- 営業利益:33,515百万円(通期予想52,000百万円に対する進捗率 64.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:24,096百万円(通期予想36,000百万円に対する進捗率 66.9%)
- サプライズの要因:
- 主にエネルギー・環境(欧州・米州でのハイブリッド車向け需要増)と先端材料・半導体(生成AI等での半導体需要)で売上・利益が上振れ。
- バイオ・ヘルスケアは米州の試薬販売減少で利益が伸び悩み。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。第3四半期実績を踏まえ、セグメント内でエネルギー・環境を売上+1,000百万円、営業利益+500百万円、バイオ・ヘルスケアを売上△1,000百万円、営業利益△500百万円で修正(全社計は据え置き)。現時点では予想達成の可能性は高いと判断(進捗率は概ね通常ペース)。
財務指標
- 財務諸表の要点(単位:百万円)
- 総資産:490,211(前期末481,616、増加8,595)
- 純資産:323,849(前期末314,704、増加9,145)
- 自己資本比率:65.9%(前期末65.2% → 安定水準)
- 収益性(第3四半期累計:2025/1-9)
- 売上高:230,245百万円(前年同期215,879百万円、+6.7%、金額差 +14,366)
- 営業利益:33,515百万円(前年同期29,904百万円、+12.1%、営業利益率 14.6%(前年13.9%))
- 経常利益:34,370百万円(前年同期31,111百万円、+10.5%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:24,096百万円(前年同期19,915百万円、+21.0%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):574.03円(前年同期473.73円、+21.2%)
- 収益性指標(注:9ヶ月実績を年率換算して示す)
- ROE(年率換算ベース) ≒ 10.0%(計算:24,096 / 自己資本323,207 × 12/9 ≒ 9.95% → 目安:約10%(優良水準))
- ROA(年率換算ベース) ≒ 6.5%(計算:24,096 / 総資産490,211 × 12/9 ≒ 6.54% → 目安:良好)
- 営業利益率:14.6%(業種により差異ありだが高水準)
- 進捗率分析(通期予想に対する9ヶ月進捗)
- 売上高進捗率:68.7%(通常ペース)
- 営業利益進捗率:64.4%
- 純利益進捗率:66.9%
- 過去同期間との比較:前年同期比で増収増益、進捗は概ね堅調
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし現金及び預金は153,824百万円(前期末144,272百万円、増加)。フリーCF等の詳細は未開示のため算出不可。
- 四半期推移(QoQ)
- 直近四半期(2025年3Q単独):売上81,301百万円、営業利益11,622百万円(前年同3Q:73,159売上、11,288営業利益)。QoQ(前Q=2Q=77,066)では増収(+5.5%)・増益(+14.7% vs 2Q営業利益10,137)で季節性もあるが3Qも順調。
- 財務安全性・効率性
- 自己資本比率:65.9%(安定水準)
- 流動資産339,680 / 流動負債99,835 → 流動比率 ≒ 340%(流動性良好)
- 有利子負債(短期借入金10,378 + 長期借入金24,539 + 社債30,000 = 表面上の負債総額)だが手元現金が多く、ネットで見てもレバレッジは低い(借入合計約64,917百万円に対し現金153,824百万円)
- 総資産回転率や売上高営業利益率は高水準を維持
- セグメント別(第3四半期累計)
- エネルギー・環境:売上85,968百万円(+10.0%)、営業利益2,023百万円(前年は営業損失△1,347)
- バイオ・ヘルスケア:売上29,509百万円(+2.4%)、営業損失△1,320百万円(赤字継続)
- 先端材料・半導体:売上114,768百万円(+5.4%)、営業利益32,812百万円(+1.1%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 51百万円(今回)
- 特別損失:合計750百万円(固定資産除却損99、事業構造改善費53、環境対策費597 等)
- 前年同期の減損損失(1,309百万円)が今期は発生しておらず、前年ほどの一時的マイナスは縮小
- 継続性の判断:環境対策費等は特定案件に伴う費用で一時的要因と判断されるが、将来の環境規制対応等で追加費用リスクは注意
配当
- 配当実績と予想(円)
- 中間配当(第2四半期末):80.00円(確定)
- 期末配当(予想):210.00円
- 年間配当(予想):290.00円(直近予想から修正なし)
- 配当性向(会社予想ベース):年間配当290円 / 1株当たり当期純利益857.22円 ≒ 33.8%
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:配当維持・安定を示す(自社株買いの記載は無し)
設備投資・研究開発
- 設備投資(資本的支出)
- 第3四半期累計:12,900百万円(前年9,871)、通期予想20,000百万円
- 減価償却費:第3四半期累計 10,033百万円(前年9,830)、通期予想14,000百万円
- 研究開発費:第3四半期累計 18,343百万円(前年17,101)、通期予想26,000百万円
- 内容:投資は生産・検査設備や海外拠点等を含むと想定(詳細は注記参照)
受注・在庫状況
- 受注関連の具体数値開示なし(受注高/受注残は記載なし)
- 在庫(棚卸資産):商品・製品33,396百万円(ほぼ横ばい)、仕掛品30,915百万円(増加)、原材料等37,759百万円(減少)
- 在庫回転日数等の指標は未開示
セグメント別情報(補足)
- 地域別売上(第3四半期累計)
- 日本:53,245百万円(+0.6%)
- アジア:96,573百万円(+8.1%)← 先端材料・半導体の伸び主導
- 米州:31,130百万円(+3.6%)
- 欧州:49,295百万円(+13.1%)← エネルギー・環境で大幅増
- セグメント戦略:MLMAP2028に基づくフィールド体制へ移行。先端材料・半導体が収益の柱、エネルギー・環境は回復基調、バイオ・ヘルスケアは改善が課題。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「MLMAP2028」に基づく組織・セグメント再編を実施済み。第3四半期の進捗は概ね計画と整合(特に半導体分野)。
- KPI(公開されている場合):売上・営業利益は中期計画の方向に沿って推移しているが、バイオ分野の黒字化が中期目標の鍵。
競合状況や市場動向
- 先端半導体分野では生成AI需要等により旺盛な投資が継続中で追い風。
- 自動車関連はEVシフトの地域差により混在(一部地域でハイブリッド関連需要が残存)。
- バイオ分野は米州での試薬販売の減少が影響。競合他社との定量比較は本資料に記載なし。
今後の見通し
- 業績予想:通期(2025年12月期)通期予想は据え置き(売上335,000百万円、営業利益52,000百万円、当期純利益36,000百万円)。通期前提為替:1US$=145円、1EUR=165円。
- 予想の信頼性:第3四半期進捗は良好で会社は保守的な見通しを維持。過去の予想達成傾向は概ね安定している(ただし外部環境変化の影響あり)。
- 主なリスク要因:為替変動、原材料価格、地域別需要差(特に米州の貿易政策)、バイオ分野の需要回復遅延、環境規制対応コスト等。
重要な注記
- 連結の範囲に関する変更:第2四半期にEtaMax Co., Ltd.(韓国)を連結範囲に含めたが、第3四半期に吸収合併により連結範囲から除外(詳細は注記参照)。
- 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準改正を第1四半期から適用(影響は軽微)。
- キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
- その他:繰延税率の法改正(防衛特別法人税導入)に伴う繰延税金資産負債の税率変更(30.54%→31.43%)は軽微な影響。
(注記)
- 不明な項目は「–」としています。
- 金額は会社公表の百万円未満切捨てで記載。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6856 |
| 企業名 | 堀場製作所 |
| URL | http://www.horiba.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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