2026年1月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想との比較(上振れ/下振れ)は「有(通期予想の下方修正)」。第3四半期累計で売上高はほぼ予想どおりだが、営業利益・経常利益は大幅下振れ(営業利益は前年同期比▲71.7%)。会社は本日(2025年12月9日)通期業績予想を修正。
- 業績の方向性:増収増益ではなく「増収(事業別に増減あり)・大幅減益(営業・経常とも大きく悪化)」。親会社株主に帰属する四半期純損失を計上。
- 注目すべき変化(前年同期比):海外ソリューションと国内ソリューションは増収(海外+11.2%、国内+4.8%)だが、メディア・コンテンツが事業売却などで売上56.5%減。特別損失(減損150百万円、特別退職金116百万円等)の計上で純損失が拡大。
- 今後の見通し:第4四半期に大幅な改善見込みがなく、通期予想を下方修正。期末配当は据え置き(中間8.00円、期末予想8.00円、年間16.00円)。
- 投資家への示唆:事業の選択と集中(メディア・コンテンツの株式譲渡等)や海外展開で売上基盤は維持・成長しているが、一時的な事業整理費用・減損や第4四半期の受注停滞により収益性回復が遅れている点が最大の注目点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ポールトゥウィンホールディングス株式会社
- 主要事業分野:サービス・ライフサイクルソリューション事業(品質コンサルティング、ゲームデバッグ、ソフトウェアテスト、運用・監視、カスタマーサポート、不正対策 等)
- 代表者名:代表取締役社長 橘 鉄平
- 備考:グループで「Side」ブランドに統一する等の施策。メディア・コンテンツ事業からの撤退・株式譲渡実施。
- 報告概要:
- 提出日:2025年12月9日
- 対象会計期間:2026年1月期 第3四半期累計(2025年2月1日〜2025年10月31日)
- 決算説明会:無(補足資料は作成・TDnet開示あり)
- セグメント:
- 単一セグメント「サービス・ライフサイクルソリューション事業」だが、事業内訳として国内ソリューション / 海外ソリューション / メディア・コンテンツの報告あり。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:38,156,000株
- 期末自己株式数:2,795,751株
- 期中平均株式数(四半期累計):35,360,249株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)提出済
- IRイベント:決算説明会は無し、補足資料はTDnetで開示
- その他:通期業績予想の修正を同日公表
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(第3四半期累計、百万円)
- 売上高:36,998(前年同期比 △0.7%)
- 通期予想(修正後)48,529に対する進捗率:36,998 / 48,529 = 76.2%
- 営業利益:179(178,731千円:前年同期比 △71.7%)
- 通期予想279に対する進捗率:178.7 / 279 = 64.0%
- 親会社株主に帰属する当期純利益(損失):△237(△237,163千円)
- 通期予想△316に対する累計割合(概算):237 / 316 = 75.0%(いずれも損失のため符号注意)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:海外ソリューションでの受注回復・円安効果、新規連結寄与(Ghostpunch 買収寄与)により売上は増加。
- 下振れ要因:営業費用増(国内ソリューションの営業体制作り・プロモーション費用)、事業整理費用、減損(150百万円)、特別退職金(116百万円)等の特別損失計上、及び第4四半期の受注見通し不振により通期予想を下方修正。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正(2025/12/9公表)。第4四半期での大幅改善が見込めないため、通期での営業利益・経常利益削減見込み。進捗率を見ると売上はおおむね累積で7割超と順調だが、収益性面(営業利益率)が悪化しており通期達成は厳しい状況。
財務指標
(以下、単位は百万円(千円報告の切捨て後))
- 財務諸表の要点(貸借対照表、損益計算書の主要数値)
- 売上高(第3Q累計):36,998(前年同期 37,260、△0.7%)
- 営業利益:179(前年同期 631、△71.7%)
- 経常利益:67(前年同期 612、△89.0%)
- 親会社株主に帰属する四半期純損失:△237(前年同期 △230)
- 1株当たり四半期純利益(累計):△6.71円(前年同期 △6.49円)
- 総資産:25,190(前期末 28,441、▲11.4%)
- 純資産:11,193(前期末 12,445、▲10.1%)
- 自己資本比率:44.4%(安定水準。前期 43.7%)
- 収益性(数値・前年同期比)
- 売上高:36,998百万円(前年同期比 △0.7%)
- 営業利益:178.7百万円(前年同期比 △71.7%)
- 営業利益率:178.7 / 36,998 = 約0.48%(低水準。業種平均と比較すると相対的に低い可能性)
- 経常利益:67.2百万円(前年同期比 △89.0%)
- 親会社株主に帰属する純利益:△237.2百万円(前年同期は△229.5百万円)
- EPS:△6.71円(前年同期 △6.49円)
- 収益性指標(目安併記)
- ROE(単純計算、累計損益ベース):約△2.1%(算出:△237 / 自己資本11,187 → 目安:8%以上で良好、現状はマイナス)
- ROA(単純計算):約△0.94%(算出:△237 / 総資産25,190 → 目安:5%以上で良好、現状はマイナス)
- 営業利益率:約0.48%(業種平均と比較で低位)
- 進捗率分析(通期予想=修正後)
- 売上高進捗率:76.2%(第3Q累計/通期予想)
- 営業利益進捗率:64.0%
- 純利益(損失)進捗率(絶対値ベース):約75.0%
- 総評:売上は通期に対して7割超と順調だが、営業利益の進捗が低く収益性改善が必要。
- キャッシュフロー(注記あり)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(表示なし)。ただし貸借対照表の動きから:
- 現金及び預金:6,784百万円(前連結年末 7,013百万円、△227.9百万円)
- 受取手形・売掛金等:8,127.9百万円(△1,230.0百万円)
- 仕掛品:168.7百万円(大幅減、△1,324.4百万円)
- 営業CF/純利益比率:–(CF未作成のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ等)
- 四半期毎の詳細QoQは公表資料の累計のみで記載なし。季節性の影響は記載なし。
- 財務安全性
- 自己資本比率:44.4%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 有利子負債(注:開示項目から概算)
- 短期借入金:7,600百万円
- 長期借入金:0(期末)
- 現金:6,784百万円
- 純有利子負債(概算)=7,600 − 6,784 = 約816百万円(約816百万円のネット負債。流動性への大きな懸念は限定的)
- 流動比率:流動資産16,781 / 流動負債13,536 = 約124%(流動比率はおおむね適正)
- 効率性
- のれん償却等の影響で無形資産が減少(のれん1,732百万円、償却のれん249百万円/累計第3Q)等、減損や事業再編の影響あり。
- セグメント別(事業別):
- 国内ソリューション:売上 19,343百万円(前年同期比 +4.8%) — Nintendo Switch 2関連等で工数単価上昇。
- 海外ソリューション:売上 15,560百万円(前年同期比 +11.2%) — 音声収録増、買収寄与、円安効果。
- メディア・コンテンツ:売上 2,095百万円(前年同期比 △56.5%) — 事業売却に伴う減少。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:関係会社株式売却益135百万円(株式譲渡益)
- 特別損失:合計約288.8百万円(内訳:減損損失150百万円、特別退職金116.1百万円、固定資産除却損22.7百万円等)
- 一時的要因の影響:特別損失の計上が税前損益を押し下げ、結果として当期純損失を拡大。関係会社株式売却益で一部相殺されているが、純損失の主因は特別損失と税負担。
- 継続性の判断:減損・特別退職金は一時的色が強く、将来的に継続的に発生する可能性は低いが、事業整理費用や体制構築費用は今期に集中している点を注視。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年1月期:中間8.00円、期末8.00円、年間16.00円(実績)
- 2026年1月期:中間8.00円(支払済)、期末予想8.00円、年間予想16.00円(据え置き、修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報の記載なし)
- 配当性向:–(純損失のため算出不可/予想ベースの配当性向は記載なし)
- 株主還元方針:配当は維持。自社株買い等の言及なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(明示なし)
- 減価償却費:712,614千円(第3Q累計、のれん償却含むは別記)
- のれん償却額:249,466千円(第3Q累計)
- 研究開発費:–(明示なし)
- 備考:設備投資・R&Dの詳細は補足資料参照または次回開示を確認。
受注・在庫状況(該当分)
- 受注状況:受注高・受注残は具体金額の開示なし(–)。
- 在庫(棚卸資産):仕掛品が大幅に減少(前期末1,493百万円 → 168.7百万円)、在庫回転等の数値は記載なし。
セグメント別情報(詳細)
- 各セグメントの売上高(第3Q累計)
- 国内ソリューション:19,343百万円(前期比 +4.8%)
- 海外ソリューション:15,560百万円(前期比 +11.2%)
- メディア・コンテンツ:2,095百万円(前期比 △56.5%)
- 収益貢献:国内・海外が売上を牽引する一方、メディア・コンテンツは事業売却で寄与縮小。
- 地域別:海外売上の増加は円安効果と買収寄与が要因。為替影響の具体額は記載なし。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内に中期計画の数値目標記載なし(–)。ただしブランド統一(Side)や事業再編は中長期で営業・マーケティング効率向上を狙う施策と明示。
- KPI達成状況:–(明確なKPIの数値開示なし)
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との直接比較数値は開示なし。だが、営業利益率低下は同業平均と比較して懸念点となる可能性。
- 市場動向:ゲーム関連(国内・海外)市場は堅調な部分あり。自動車など外部リスクや個人消費の下振れリスクを注記。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(修正後)業績予想(2025/2/1〜2026/1/31):売上 48,529百万円(前期比 △7.1%)、営業利益 279百万円(△64.5%)、経常利益 149百万円(△80.2%)、親会社株主に帰属する当期純損失 △316百万円、1株当たり当期純利益 △8.95円
- 予想修正の有無:有(本日発表)。第4四半期の回復が見込めないため下方修正。
- 前提条件:為替・主要コスト等の前提は補足資料参照(本短信に詳細記載の旨)。
- 予想の信頼性:会社は現時点の情報に基づく合理的な前提としているが、達成を保証するものではない旨を注記。
- リスク要因:
- 受注停滞(国内/海外)による売上減
- 為替変動(円安は売上にプラス、円高は逆)
- 原価上昇、人員コスト、追加の事業整理費用や減損リスク
- 金融市場の変動やマクロ景気後退による需要減
重要な注記
- 会計方針:法人税等に関する会計基準(2022年改正)を期首から適用。会計方針の変更による四半期財務諸表への影響は無しと記載。
- 連結範囲の変更:連結除外9社(株式会社HIKEほか8社)等、連結範囲に重要な変更あり(事業売却MBO等)。
- 四半期CF計算書:本第3四半期累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。
- その他重要事項:決算補足説明資料がTDnetで同日開示。
注記・留意事項
- 本要約は開示資料に基づく事実整理であり、投資勧誘や個別株の推奨を行うものではありません。
- 数値は原資料の表示に従い百万円単位で表記しています。記載のない項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3657 |
| 企業名 | ポールトゥウィンホールディングス |
| URL | https://www.phd.inc/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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