2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期予想の修正無し)に対する修正は無し。中間実績は概ね想定内だが、セグメント別では「X線残留応力測定装置関連」が大幅に上振れして業績を牽引。為替差損の縮小や特別損失不在も下押し要因となり、通期見通しに対する利益の進捗はやや遅め。
- 業績の方向性:増収増益(中間期:売上高+7.2%、営業利益+60.8%、経常利益+87.7%、親会社株主に帰属する中間純利益+179.4%)。
- 注目すべき変化:X線残留応力測定装置関連が売上・利益ともに大幅増(売上+55.8%、セグメント利益+96.0%)で全体を牽引。一方、ヘルスケア装置関連は売上29.4%減、黒字→ほぼ損益トントン(△0.13百万円)へ悪化。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上2,650百万円、営業利益350百万円、当期純利益270百万円)を据え置き。中間時点の進捗は売上約39.3%、営業利益約25.5%と利益の進捗が遅めのため、下期の巻き返しが必要。
- 投資家への示唆:主力のX線装置事業が強く、受注・販売とも改善が見られる反面、ヘルスケア分野の受注・売上の不安定さが短期業績のボラティリティ要因。通期達成の可否は下期のヘルスケア受注回復とX線装置の納品進捗に依存。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:パルステック工業株式会社
- 主要事業分野:X線残留応力測定装置、ヘルスケア装置、光応用・特殊機器装置等の開発・製造・販売および受託生産・受託開発
- 代表者名:代表取締役社長 青野 嘉幸
- 報告概要
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日)
- 決算説明資料:無
- 決算説明会:無
- セグメント
- X線残留応力測定装置関連:装置販売中心。中核成長事業。
- ヘルスケア装置関連:受託生産・受託開発含む。中間期は受託開発の一部中止・先送りで不振。
- 光応用・特殊機器装置関連:光応用・特殊装置、半導体向け受託生産を開始。
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):1,393,459株
- 期中平均株式数(中間期):1,368,150株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- IRイベント:該当期は決算説明会なし。その他イベントは資料に記載なし。
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較、達成率は通期予想に対する中間実績の進捗率)
- 売上高:中間実績1,041百万円。通期予想2,650百万円に対する進捗率39.3%(季節性があるため通常ペースか要確認)。会社は通期予想に修正無し。
- 営業利益:中間実績89.4百万円。通期予想350百万円に対する進捗率25.5%(やや遅い)。
- 純利益:中間実績70.9百万円。通期予想270百万円に対する進捗率26.3%。
- サプライズの要因
- 上振れ要因:X線残留応力測定装置の販売好調で売上・営業利益を押し上げた点、為替差損の大幅縮小(前期12,319千円→当期1,081千円)や特別損失(固定資産除却損14,027千円)が前期に計上されており今期は不在であった点。営業CFの大幅改善(▲157.2百万円→+282.6百万円)もポジティブ材料。
- 下振れ要因:ヘルスケア装置関連の受託開発案件一部中止・開始先送りによる売上減(同セグメント売上▲29.4%)および受注の弱さ。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。中間の利益進捗が低いため、下期でX線装置の納品集中やヘルスケアの受注回復がない場合は通期達成が難しくなるリスクがある。一方で特別損失不在や営業CF好転は達成を支援する要因。
財務指標(要点)
- 損益(中間累計、百万円)
- 売上高:1,041(+7.2%、前年比)
- 売上総利益:408(前期348)、売上総利益率39.2%(前期35.8%)→ 粗利率改善
- 営業利益:89(+60.8%)、営業利益率8.59%(業種平均は企業により差あり)
- 経常利益:100(+87.7%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:70(+179.4%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):51.83円(前年18.55円)
- 財政状態(中間期末、百万円)
- 総資産:4,751(前期末5,029、▲277)
- 純資産:3,788(前期末3,863、▲74)
- 自己資本比率:79.7%(安定水準。目安40%以上で安定)
- 1株当たり純資産:2,769.35円
- 収益性指標(中間期実績ベース)
- ROE(中間期:純利益÷期中自己資本):70.912 / 3,788.836 = 1.87%(目安:8%以上が良好、現状は低い)。年率換算で約3.7%相当。
- ROA:70.912 / 4,751.931 = 1.49%(目安:5%以上で良好、現状は低い)。
- 営業利益率:8.59%(業界・同業他社との比較が必要)。
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:39.3%(やや前倒し/季節性確認必要)
- 営業利益進捗率:25.5%(低め)
- 純利益進捗率:26.3%(低め)
- 過去同期間(前年中間)の進捗比:前年は売上進捗データの比較は不可だが、利益は大幅改善
- キャッシュフロー(中間累計、百万円)
- 営業CF:+282.6(前年は▲157.2)→ 大幅改善(主因:売上債権の減少)
- 投資CF:▲144.0(前年▲247.0)→ 有形固定資産取得による支出(約159.8百万円)
- 財務CF:▲152.3(前年▲153.7)→ 主に配当金支払(149.6百万円)
- フリーCF(営業CF−投資CF):+138.6百万円(プラス)
- 現金及び現金同等物期末残高:1,870.2百万円(期首1,884.0百万円、△13.85百万円)
- 営業CF/当期純利益比率:282.6 / 70.9 ≒ 3.99(1.0以上で良好)
- 四半期推移(QoQ)
- QoQ詳細は開示表に四半期毎の内訳が無いため省略。中間期間ベースで季節性の影響は想定される(製造業・装置販売は期内納品集中がある)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:79.7%(安定水準)
- 総負債:963.1百万円、負債/純資産比率:約25.4%(低い、健全)
- 流動比率(流動資産3,334.2 / 流動負債528.3) ≒ 631%(非常に高い流動性)
- 効率性
- 総資産回転率(中間期ベース、年換算必要):売上1,041 / 総資産4,751 ≒ 0.22回(年換算約0.44回)。業種特性で評価必要。
- セグメント別(中間累計、百万円)
- X線残留応力測定装置関連:売上379.4(+55.8%)、セグメント利益136.3(+96.0%)
- ヘルスケア装置関連:売上264.5(▲29.4%)、セグメント損益△0.13(前年は37.0の利益)
- 光応用・特殊機器装置関連:売上397.1(+12.4%)、セグメント利益99.7(ほぼ横ばい、▲0.7%)
- 財務の解説
- 売上は増加、粗利率改善で営業利益は大幅増加。営業CFが大幅プラスに回復しており、財務基盤は強い。ヘルスケア分野の受注・売上低迷がリスク。配当支払い(期中で約149.6百万円)により財務CFはマイナス。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当無し
- 特別損失:当中間期は該当無し。前中間期は固定資産除却損14.027百万円あり(当期は発生せず)
- 一時的要因の影響:前年中間期との比較で特別損失不在が当期利益改善を下支え。為替差損の縮小も経常利益増に寄与。
- 継続性の判断:特別損失は非継続性。為替影響は継続リスクあり(円安などで再発の可能性)。
配当
- 配当実績と予想
- 2025年3月期:中間0.00円、期末110.00円(内訳:普通配当80円 + 特別配当30円)
- 2026年3月期:中間0.00円(実績)、期末予想80.00円、年間予想80.00円(修正無し)
- 配当性向:通期予想ベースでの配当性向は資料に明記なし(当期予想当期純利益270百万円、年間配当総額は期末のみのため算出困難)
- 配当利回り:–(株価情報なしのため計算不可)
- 株主還元方針:特別配当は前期に実施(30円)。今回の予想は通常配当のみ。自社株買いの記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資
- 当中間期の有形固定資産取得による支出:約159.8百万円(投資CF内訳)。主にクリーンルーム等の設備投資(前期末に完了したと記載あり)。
- 減価償却費:中間期で40.242百万円(前年29.316百万円、増加)
- 研究開発
- R&D費用:明確な金額開示なし(販売費及び一般管理費内で吸収)
- 主なテーマ:記載無し(ただし製品開発・受託開発の継続が事業の性格上想定される)
受注・在庫状況
- 受注状況(中間累計、千円)
- 受注高合計:1,018,489千円(前年同期比85.0%)
- 受注残高合計:1,854,324千円(前年同期比90.0%)
- セグメント別受注(前年同期比)
- X線装置:受注513,718千円(105.1%)、受注残416,079千円(128.8%)
- ヘルスケア:受注127,975千円(55.8%)、受注残895,357千円(83.9%)
- 光応用:受注376,795千円(78.4%)、受注残542,887千円(81.0%)
- 在庫(棚卸資産、千円)
- 仕掛品:486,482千円(前期407,103千円、増加)
- 原材料及び貯蔵品:330,261千円(前期366,645千円、減少)
- 在庫の質:仕掛品の増加が見られる(受注・生産対応中の可能性)
セグメント別情報(要点)
- X線残留応力測定装置関連
- 売上:379.4百万円(+55.8%)、セグメント利益136.3百万円(+96.0%)
- 受注・受注残高とも増加。主力事業として収益貢献度高い。
- ヘルスケア装置関連
- 売上:264.5百万円(▲29.4%)、セグメント損失△0.13百万円(前年は37.0百万円の利益)
- 受託開発の中止・開始先送りが影響。受注は低調(受注高55.8%)。
- 光応用・特殊機器装置関連
- 売上:397.1百万円(+12.4%)、セグメント利益99.7百万円(ほぼ横ばい)
- クリーンルーム稼働で半導体向け受注・出荷を開始。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内に中期計画の詳細記載なし。主要KPIの明示もなし(–)。
- KPI達成状況:セグメント別ではX線事業がプラスで、中長期の成長エンジンと合致する可能性。ただしヘルスケアの不安定さは留意点。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との数値比較は資料に記載無し(–)。一般的に装置メーカーは製造ラインの投資動向に左右されるため、半導体投資や自動車・材料検査の市場状況が影響。
- 市場動向:設備投資は旺盛だが、顧客は投資の時期や規模に慎重なため受注は不確実性があるとコメントあり。
今後の見通し
- 業績予想
- 通期予想(修正無し):売上2,650百万円(+6.6%)、営業利益350百万円(+4.1%)、経常利益343百万円(▲3.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益270百万円(▲24.2%)、1株当たり当期純利益197.34円。
- 会社前提条件:資料中「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照(為替等の前提は別紙参照、本文には詳細記載無し)。
- 予想の信頼性:当社は通期見通しを据え置き。過去の予想達成傾向は本資料のみでは判断不能(–)。
- リスク要因:為替変動(為替差損の変動)、受注の先送り・中止、原材料・物流コスト、主要顧客への依存(主要販売先:日立ハイテクへの依存度約22.4%)等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 監査等:第2四半期決算短信は公認会計士・監査法人のレビュー対象外
- その他:中間期における連結範囲の重要な変更無し。特記事項の修正無し。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6894 |
| 企業名 | パルステック工業 |
| URL | http://www.pulstec.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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