2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期予想の修正を行っておらず「予想どおり(修正無)」だが、第3四半期累計で営業損失・四半期純損失となり通期計画達成には第4四半期での大幅な回復が必要。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比ほぼ横ばい(減収)で、収益面は増収減益ではなく「減収減益(営業損失・純損失)」に転換。
- 注目すべき変化:マーケットプレイスの流通総額および売上が前年同期比で低下(96%)した一方、新サービス群(Creema SPRINGS、FANTIST等)が大きく伸長(前年同期比+39%)。広告費高騰や検索順位低下、3Dセキュア導入等の外的要因が流通拡大の抑制要因。
- 今後の見通し:通期予想(売上高2,755百万円、営業利益100百万円)に対する進捗は売上65.0%、営業利益はマイナス進捗。会社は予想据え置きだが、第4四半期で収益改善(大型イベント・年末商戦等)による反転が必須。
- 投資家への示唆:主要KPI(クリエイター数・作品数・アプリDL)は堅調で収益源の多様化も進展しているが、マーケットプレイスの外部逆風と成長投資の継続が短期収益を圧迫。通期目標の信頼性は第4四半期の回復力に依存。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社クリーマ(Creema, Inc.)
- 主要事業分野:クリエイターエンパワーメント事業(ハンドメイドマーケットプレイス「Creema」、ネットショップ「InFRAME」、プラットフォーム・PR支援、イベント事業、クラウドファンディング「Creema SPRINGS」、動画プラットフォーム「FANTIST」等)
- 代表者名:代表取締役社長 丸林 耕太郎
- URL:https://www.creema.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月14日
- 対象会計期間:2026年2月期 第3四半期累計(2025年3月1日~2025年11月30日)
- 決算補足資料・決算説明会:有(機関投資家・アナリスト・個人投資家向け、ライブ配信)
- セグメント:
- 単一セグメント:クリエイターエンパワーメント事業(内訳開示あり:マーケットプレイス/プラットフォーム/イベント/その他)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:6,740,100株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(累計):6,740,057株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算説明会資料の公開:同社ウェブサイトおよび適時開示に掲載予定
- 株主総会 / IRイベント:–(決算短信に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(第3四半期累計)
- 売上高:1,791百万円(前年同期比 △1.0%)。通期予想2,755百万円に対する進捗率 65.0%(妥当・やや高めの進捗)。
- 営業利益:△24百万円(前年同期は29百万円の利益)。通期予想100百万円に対する進捗率(累計)=-24.0%(現時点では大幅未達・赤字)。
- 経常利益:△7.6百万円(前年同期29.9百万円)。通期予想99百万円に対する進捗率=-7.7%。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△21.5百万円(前年同期42.6百万円)。通期予想66百万円に対する進捗率=-32.5%。
- サプライズの要因:
- マーケットプレイスの流通総額・売上が外部要因(Web広告単価上昇、検索エンジンのコアアップデートによるSEOランク低下、3Dセキュア2.0導入による購買行動変化、ドメインなりすまし問題の長期化)で前年を下回った点が主因。
- 一方でプラットフォームサービスは堅調、新サービス群は大幅成長で売上の下支えとなるが、成長投資拡大が費用を押し上げた。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていないが、通期営業利益100百万円を達成するには第4四半期で大幅な黒字転換(概算で+124百万円程度)を実現する必要があるため、季節性(年末商戦やイベント)で回復が見込めるかが鍵。現時点では達成は「可能だが要回復」と言える。
財務指標(主な数値は百万円単位で表示)
- 損益(第3四半期累計:2025/3/1–2025/11/30)
- 売上高:1,791(前年1,809、△1.0%)
- 売上原価:360(前年401、△10.2%)
- 売上総利益:1,431(前年1,408、+1.6%)
- 販管費:1,455(前年1,378、+5.5%)
- 営業利益:△24(前年29)
- 経常利益:△7.6(前年29.98)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△21.5(前年42.6)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):△3.19円(前年6.32円)
- 減価償却費(累計):31.6百万円(前年29.0百万円)
- 収益性指標
- 営業利益率(第3Q累計):△1.34%(1,791に対し△24) ← 業績悪化を示す
- 前年同期間の営業利益率:+1.65%
- ROE(単純計算、累計純利益/期末自己資本):△21.473 / 1,082. (百万円) ≒ △1.98%(目安:8%以上が良好 → 低水準)
- ROA(累計純利益/総資産):△21.473 / 3,619 ≒ △0.59%(目安:5%以上が良好 → 低水準)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:1,791 / 2,755 = 65.0%(通期9.9%増の計画に対し概ね順調だがQ4での収益性回復が必要)
- 営業利益進捗率:△24 / 100 = △24.0%(赤字のため進捗不能)
- 純利益進捗率:△21.5 / 66 = △32.5%
- 過去同期間との比較:前年は黒字(営業利益29.8、純利益42.6)で進捗良好だったが今期は赤字転落
- キャッシュ・財務(貸借対照表の要点)
- 総資産:3,619百万円(前期末3,367、+252.5百万円)
- 現金及び預金:2,898百万円(前期末2,441、+457.7百万円) — 流動性は十分
- 売掛金:385百万円(前期末611、△225.6百万円)
- 流動資産合計:3,327百万円
- 流動負債:2,290百万円(前期2,076、+214)
- 長短借入金合計(期末):208.6(1年内)+245.8(長期)=454.4百万円(増加傾向)
- 純資産:1,083百万円(前期1,105、△22.3)
- 自己資本比率:29.9%(前期32.8%) — 目安40%以上が安定、現状はやや低め
- 流動比率(概算):3,326.8 / 2,290.4 ≒ 145%(短期支払い能力は確保)
- 負債比率(負債/純資産):2,536.1 / 1,083.1 ≒ 234%
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュフロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし現金預金は大幅増加(+457.7百万円)で現金余力は増加。
- フリーCFの金額は開示なし(–)。
- セグメント別(第3四半期累計)
- マーケットプレイス:1,056.157百万円(前年1,103.074→前年比96%、△4.3%)
- プラットフォーム:514.885百万円(前年497.217→前年比104%、+3.6%)
- イベント:80.701百万円(前年108.698→前年比74%、△25.8%)
- その他(新サービス群):139.747百万円(前年100.396→前年比139%、+39.1%)
- 財務の解説:
- 現金は増加(営業・前受金増等に起因)。負債(前受金・借入金)が増え、自己資本比率は低下。営業損失は主にマーケットプレイスの流通鈍化と成長投資による販管費増。
特別損益・一時的要因
- 特別利益/特別損失:該当記載なし(特別項目の計上なし)。
- 一時的要因:ドメインなりすまし問題の長期化、検索エンジンのコアアップデート、3Dセキュア導入の影響は一時要因とも見做せるが、SEO変動や決済仕様は継続リスクになり得る。
- 実質業績評価:特別損益の剰余はないため開示実績がそのまま実質業績。
配当
- 中間配当:0.00円(2026年2月期中間は0.00)
- 期末配当:未定(2026年2月期の配当予想は未定、直近公表予想から修正なし)
- 年間配当予想:未定
- 配当利回り:–(株価情報なしのため算出不可)
- 配当性向:–(予想純利益に対する数値は未定)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 減価償却費:31.625百万円(第3Q累計)
- 設備投資額:明細の数値開示なし(記載はインフラ基盤整備等、金額は–)
- R&D費用:明示的数値なし(プロダクト開発・機能開発投資は継続中、金額は–)
セグメント別情報(補足)
- 前述の通り単一セグメントだが、事業内訳としてはマーケットプレイスが収益の中心。
- マーケットプレイスの下振れをプラットフォームと新サービス群が部分的に補った構図。
- 地域別売上:開示なし(国内中心、海外中国語圏は事業対象だが金額開示は–)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:今回短信内での進捗説明は限定的(開示なし/具体KPIは部分言及) → 進捗評価は限定的。
- KPI:登録クリエイター数約31万人、登録作品数約2,107万点、アプリ累計DL約1,597万回等は堅調に推移。
競合状況や市場動向
- 外部環境:
- Web広告単価の上昇、検索エンジンコアアップデートによるSEO順位低下、決済の3Dセキュア2.0導入などが短期的に流通と購買行動に影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上高2,755百万円(+9.9%)、営業利益100百万円(△3.0%)、経常利益99百万円(△4.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益66百万円(△35.4%)、1株当たり当期純利益9.88円。
- 会社前提:特記事項に為替等の前提は限定的(明示なし)。
- 予想の信頼性:第3四半期累計は営業損失・純損失であり、通期目標達成にはQ4での大幅な反転(販管費抑制または売上拡大)が必要。過去の予想達成傾向は資料に限定的記載(保守的/楽観的の明示なし)。
- リスク要因:広告単価、検索アルゴリズム、決済仕様・利用者心理、イベント開催状況、競合動向、原価や人件費の増加、長期的なドメインなりすまし問題等。
重要な注記
- 会計方針:重要な変更なし。四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理なし。
- 監査レビュー:当該四半期報告書に対する公認会計士又は監査法人のレビューは無し(注記あり)。
- その他:通期業績予想に変更なし(2025年4月10日発表の予想を据え置き)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4017 |
| 企業名 | クリーマ |
| URL | https://www.creema.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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